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CFDと先物との違いは?どっちがおすすめ?初心者向け徹底解説!

レバレッジをかけた取引に興味があるのですが、CFDと先物取引との違いが知りたいです。

CFDと先物、どっちで取引するのがおすすめですか?

かいまる
かいまる
投資歴20年のかいまるです。CFDと先物の違いについてわかりやすく開設していきます。

金、原油、大豆、外国の株価指数…などなど。いろんな商品に気軽に投資ができて人気のCFD。

レバレッジをかけることができて、売りからも入れるところに大きな特徴があります。しかし、

CFD初心者
CFD初心者
CFDも先物もレバレッジ可能。どっちが良いのかわからない…。

と悩む方も多いですね。

例えば、先物で最も馴染みがあるのは「日経225先物」で、楽天証券やマネックス証券などの主要ネット証券でも取引することが可能です。

一方、CFDでも日経平均株価に連絡する「日経225」があり、レバレッジ取引ができるという点で、似たような商品に見えます。

そこで、今回は「CFDと先物との違いは?」ということで、両者の違いを初心者でもわかりやすく解説しています。

ぜひ、最後までご覧ください。

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かいまる
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CFDと先物の違い:そもそもCFDってなに?

かいまる
かいまる
CFDは「差金決済取引」のことだね。

CFD初心者
CFD初心者
さきんけっさい…取引…?

CFDは”Contract for Difference”の略で、まさに差金決済を意味します。

CFDの仕組みはFXとまったく同じ。

理解するポイントは、

  1. 差金決済取引
  2. 証拠金取引

ということ。

『差金決済取引』とは、「差額だけをやり取りする」取引のこと。

売買した時に利益が出たら利益分のみ受取、損失が出たら損失分のみを支払う形で取引を行います。

『証拠金取引』は聞き慣れないかもだけど、『レバレッジ●倍で~』というのを聞いたら、それが証拠金取引だと考えていいね。

証拠金を預けることで、取引したい金額を全額用意することなく取引ができるもの。

なのでCFDは、FXと同様に株価指数や原油、金などにレバレッジを効かせ、手持ち資金よりも大きな金額で取引可能ということだね。

・資金を証拠金として証券会社に預ける

・証拠金を担保にレバレッジを効かせて取引

CFDの概要について詳細には、以下の記事で解説しています。ぜひご覧ください。

CFD(差金決済)取引とは?初心者向けにわかりやすく解説!株式やFXなどの投資をしている方や興味を持っている型の中には、”CFD取引”という言葉を聞いたことがあるかもです。 CFDは”差金...

CFDと先物の違い:先物取引とは?

先物というと、日経225などの先物に馴染みがありますが、マネックス証券などの主要なネット証券で取引することができます。

先物取引とは「将来の定められた期日に受け渡しを行う約束をして、その価格を今決めてしまう」という取引です。

この「将来の取引価格を今決めてしまう」というのがポイント。原油や金、とうもろこしや小麦などの会社が、将来の価格変動リスクを避ける(=リスクヘッジ)手段として活用される取引なんですね。

ただし個人投資家にとってみると、このようなリスクヘッジとかはあんまり関係なくて、先物価格の変動を狙ったトレードに活用されるのが一般的です。

なお、先物の期日を特別精算日(SQ:Special Quotation)と呼びます。このSQまでに必ず決済しなければなりません。

先物取引の大きな特徴は、

先物取引の特徴
  1. 買いだけじゃなく売りからも入れる
  2. レバレッジをかけることができる
  3. SQ(期日)がある

といったところ。

CFD初心者
CFD初心者
売りからも入れて、レバレッジ取引ができるところはCFDと同じなんですね。

CFDと先物の違いとは?

CFDと先物の違いをザックリとまとめると、

  1. CFDには決済期限がない
  2. CFDのレバレッジは固定
  3. CFDのほうが最低必要資金が少ない
  4. CFDは取引手数料がかからない

ということ。クイックに見ていきましょう。

違い①:CFDには決済期限がない

CFDと先物との最大の違いは、先物には決済期限(SQ)があるということですね。すなわち先物は期日がくると自動的に決済されてしまうんです。

CFD 先物
決済期限 無し 有り

なので、先物の場合は含み損を抱えていた場合や利益が乗り始めた場合など、決済したくないタイミングであったとしても、期日がくると決済されてしまうので、持ち越すことができません。

かいまる
かいまる
CFDは決済期限がないので、無期限で保有するすることができます

違い②:CFDのレバレッジは固定

レバレッジに関していうと先物の方が有利。ただし、先物のレバレッジは固定されていなくて、価格変動などの激しさ(=ボラティリティ)などで日々変動するんですよね。

投資商品 レバレッジ
CFD 株価指数 10倍
商品(原油、金など) 20倍
バライティ 10倍
個別株 5倍
先物 株価指数 30倍程度
商品(原油、金など) 3〜25倍程度

以下は、商品先物を扱うコムテックスの必要証拠金額とレバレッジをまとめたもの。銘柄によってレバレッジが大きく異なっているんですね。

先物の方がレバレッジが高いので資金効率が良いのは確かですが、CFDとそれほど大きな違いがあるレベルでは有りません。

むしろレバレッジが固定されているCFDの方が、使い勝手が良いといえます。

なお株価指数CFDや商品CFDの特徴については、以下の記事にまとめていますので、関心のある方はぜひご覧ください。

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違い③:最低必要資金が少ない

最低必要資金はCFDの方が少ないので、少額から取引を始めることができますね。

商品により違いが有りますが、例えば日経225の場合を比較すると、

日経225CFD 日経先物ミニ 日経先物ラージ
必要証拠金 約19,000円 約122,400円 約1,224,000円

となっていて圧倒的にCFDの方が最低必要証拠金が少なくなります。

違い④:CFDは取引手数料がかからない

CFDは取引手数料がかからないですが、売買価格差であるスプレッドが有ります。

日経225を例にとると

日経225CFD 日経先物ミニ 日経先物ラージ
取引手数料 なし 1枚37円 1枚220円
スプレッド 1〜2円 なし なし

となっています。

かいまる
かいまる
先物取引は”プロの取引”。初心者はCFDのほうが必要資金も少なく扱いやすいですね。

「CFDと先物の違いは?どっち?」まとめ

今回はCFDと先物の違いは?ということで、CFDと先物取引の特徴、主な違いについて見てきました。

両者とも、レバレッジが使える、売りが可能という点で共通事項が多いものの、取引期限、レバレッジ固定、最低必要資金などに違いが有ります。

結論をいうと、少ない資金から取引が可能な点や、使い勝手の良さ、取引期限がないことなどを考えると「CFDの方がおすすめ」だと思います。

もちろん先物取引も、レバレッジを大きく取れるとか流動性が高いといったようなメリットはありますが、証拠金の金額も大きく、取引期限もあり、どちらかというとプロの投資家やトレードに慣れた玄人向けの取引と言えます。

なので、まずは少ない証拠金で手軽に取引できるCFDで、少額から取引を始めて、慣れてきたら取引金額を大きくしていくのが良いですね。

なお、自分もCFDを活用して長期投資をしています。運用実績や株価指数CFDを長期運用して大丈夫かについて記事でまとめています。

ぜひコチラもご覧いただければと思います。

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最後に、主要なCFD業者についてまとめましたので参考にしてみてください。

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この記事では、日経225を例にとって先物との違いを見てきましたが、商品の金(ゴールド)や銀(シルバー)についても特徴や先物との違いを以下の記事にまとめています。

ぜひコチラもご覧ください。