今回の記事では、GMOクリック証券で株価指数CFDを取引する際に発生する”価格調整額”について、わかりやすく解説していきます。
GMOクリック証券の場合、株価指数CFDを買いで購入すると配当金のように定期的に価格調整額を受け取れることができるんですね。
- GMOクリック証券の価格調整額の仕組みとは?
- 価格調整額はいくら発生するの?
- 価格調整額の利回りはどれくらい?
かいまるです。CFDの投資歴は5年を超えます。最初は短期取引中心でしたけど、最近は配当目的の長期投資を行なっています。
株価指数CFDを買いで保有していると、定期的に支払われる”価格調整額”。仕組みは若干難しいですが、最低限知っておくべきポイントは意外と簡単です。
この仕組みをザックリと理解すればレバレッジを活用して価格調整額狙いの投資もできるようになります。
今回は、そんな価格調整額についてポイントを取り上げます。
メリットいっぱいですので、ぜひ最後までご覧ください。
CFDってそもそも何?という方は、以下の記事にわかりやすく解説していますので、まずはコチラからどうぞ。
CFD取引ならGMOクリック証券!
S&P500、NYダウ、ナスダック、日経平均などの株価指数や米国株にレバレッジをかけて投資できるCFDならGMOクリック証券です。
- 少額資金で5〜20倍の投資が可能
- Apple、Teslaなどの個別株にもレバレッジ
- 金、原油、コーンなどの商品にも投資可能
米国株式市場は長期的に右肩上がり。
なので、S&P500CFDや日経225CFDを長期保有することで少ない資金でも大きなリターンが期待できます。
GMOクリック証券の価格調整額の仕組みとは?
GMOクリック証券のCFDでは、
- 日経225、S&P500、NYダウなどの株価指数CFD
- コーン、原油などの商品CFD
の原資産が先物となっていて、価格調整額が発生します。これらのCFDは、先物価格を使用して作られているんですね。
自分はNYダウ、S&P500、FTSE100の株価指数CFDを長期保有しているので、定期的にこの価格調整額を受け取ることがでるんですね。
先物には保有期限がある
ここで理解しなきゃいけないのは、CFDが参照としている先物には”限月”と呼ばれる期限があること。
この限月というのは、
先物取引というのは、決められた期日(受け渡し日、精算日)に、決められた品物を、現時点で決定した価格で売買することを約束する取引です。つまり、決められた期日以降は取引をすることができなくなります。この決められた期日がある月を限月といい、3月に期日があるなら3限月、6月に期日があるなら6限月といいます。
※GMOクリック証券のHPより抜粋
というもの。ちょっとわかりづらいけど、先物は商品取引のためのものなので、商品をやり取りするために通常は3〜6ヶ月程度の期限が切られているってことですね。
期近から期先に変更する時に価格調整額が発生
CFDでは、参照としている先物価格の期日が近づくと
- 期近:期限が近い限月、から
- 期先:期近よりも後の限月
への変更が行われます。対象となる先物商品を乗り換えてしまうので”ロールオーバー”とも呼ばれます。
例えば、NYダウCFDの価格を決める際、シカゴの先物取引所の3月限月の先物を参照にしていた場合、3月末に近づくと、6月限月の先物に参照先を変えるということです。
GMOクリック証券の価格調整額はいくら発生するの?
じゃあ具体的にGMOクリック証券の価格調整額はどの程度発生するか見てみましょう。
まず、代表的な株価指数CFDである日経225とNYダウについてみていきましょう。
GMOの価格調整額①:日経225の場合
日経平均株価の先物に連動する日経225の場合の価格調整額の履歴(2018年〜)は以下のとおりです。
日経225CFDを買いで保有していると、プラスの収益が出ていますね。
各年の価格調整額の総額をまとめると
- 2018年:4,750円
- 2019年:5,020円
- 2020年:5,300円
となります。
株式を保有していれば定期的に配当金を受け取ることができますが、株価指数CFDでも価格調整額として収益を受け取ることができるということです。
なお日経平均株価に連動するCFDに投資するメリットについては、以下の記事にまとめています。
GMOの価格調整額②:NYダウの場合
それでは米国のNYダウ先物に連動するCFDの場合の価格調整額はどの程度なのか見ていきましょう。
米国株の場合は2018〜2019年にかけて株価指数CFDを買いで保有していた場合の価格調整額はマイナスになっています。
各年の価格調整額の総額をまとめると
- 2018年:-881円
- 2019年:-345円
- 2020年:5,471円
となります。実は価格調整額は政策金利の影響を受けやすくなっていて、米国では2018年、2019年と政策金利が上昇していたんですね。
2020年にコロナショックがあって政策金利が実質”ゼロ”となって以降、価格調整額はプラスに転換しています。
なので、株価指数CFDを買いで保有した場合、価格調整額は金利が低いとプラスの収益になる性質があるといえるでしょう。
なおNYダウをCFDで投資するメリットについては、以下の記事にまとめています。好調な米国株にレバレッジをかけて投資できます。
価格調整額の利回りはどれくらい?
それでは価格調整額が高いイギリスの株価指数CFDを例にして利回りがどれくらいか計算してみましょう。
以下が株価指数CFDイギリス100の1枚あたりの価格調整額の履歴(2018年〜)です。買いでCFDを保有をしていると配当金のように定期的に収入をGetできます。
直近の過去4回(1年分)の価格調整額をまとめると
- 価 格 調 整 額 :2,945円(1年分)
となります。
イギリス100の必要最低証拠金は11000円程度。CFDの特徴はレバレッジをかけることができることでしたよね。
なので証拠金を3万円程度預ければ(レバレッジ3倍程度)
- 証拠金:3万円
- 価格調整額:2,945円(1年分)
となります。なんと年間の配当利回りは何と10%。十分すぎますね。
長期保有として株価指数CFDイギリス100への投資が優れていると考えているのは、このためです。
価格調整額は、政策金利が上昇すると下落する傾向があるので、将来的には価格調整額が下落する場合があります。
ただ、現状は政策金利がコロナ対応もあって、上昇する情勢ではないためしばらくの間は、現状の水準が維持されるものと考えます。
利回りが高いのがイギリスの株価指数CFDの魅力。そんなイギリス100の特徴について以下の記事にまとめました。ぜひご覧ください。
「GMOクリック証券の価格調整額とは?」まとめ
今回は、GMOクリック証券の価格調整額の仕組みやいくらぐらい支払われるか、利回りはどれくらいかなどについて述べてきました。
価格調整額のポイントをザックリとまとめると、
- 価格調整額はCFDの原資産である先物の価格差
- 株価指数CFDを買いで保有すると定期的に受け取れる
- イギリス100の場合レバレッジ3倍程度で利回り10%も
ということ。
金利が低いうちは株価指数CFDを”買い”で保有すればプラスの収益を上げることができるんです。
レバレッジをうまく利用すれば値上がり益だけじゃなく、価格調整額でも大きな収益を期待することができます。
GMOクリック証券の株価指数CFDであれば、購入手数料無料・少額からスタートできるので、ぜひためしてみてはいかがでしょうか?
総合点 | |
---|---|
コスト | CFD取引にかかる手数料は無料!スプレッドも最安で余計なコストがかかりません。 |
商品数 | 取扱銘柄138種類と圧倒的。アマゾンやアップルなどの優良米国株にもレバレッジをかけて投資できます。 |
取引ツール | スマホアプリで簡単に取引が可能です。 |
国内No1のCFD会社で、シェアはなんと80%超え!
スプレッドも業界最狭で、もちろん取引手数料はかかりません。
取り扱っている銘柄数も138種類あるので、初心者だけでなく中級者や上級者でも十分すぎるぐらいですね。
以下の写真を見てもわかるとおり、スマホアプリも直感的でわかりやすいので、初めてでも十分に使いこなせます。
CFDの会社をどこにするか、迷うなら、まずはGMOクリック証券を選んでおけば問題ありません。
GMOクリック証券の口座開設手順は?
ステップ1:口座開設申し込み
まずはGMOクリック証券の公式サイトで”口座開設(無料)はこちらから”をクリックします。
ステップ2:必要事項の記入
次に以下のような申込フォームが出てくるので、必要事項を記入。各種規約とかの確認・同意も求められます。
一点だけ。特定口座を開設するか聞かれますので、こだわりがなければ特定口座・源泉徴収ありで開設しておけば良いです。
将来的に株式取引を行う際に、源泉徴収されるので便利です。
ステップ3:本人確認書類の提出
口座開設には運転免許証やマイナンバーの提出が必要になります。本人確認書類の写真をアップロードすると、口座開設が早く完了しますね。
なのでスマホで撮影してアップロードすることをおすすめします。
以上で完了です。全然難しくないし、すぐに終わります。
※無料で口座開設,5分で申込み完了!
即行動が大事です!!