米国の代表的株価指数S&P500に連動するCFDへの投資を考えています。特徴やメリット・デメリットはどんなところですか?
おすすめの証券会社についても知りたいです。
この記事ではS&P500CFDを活用した投資の魅力について解説します。
- CFDで投資できるS&P500とは?
- S&P500に投資するメリットとは?
- S&P500CFDの特徴は?
- 米国経済のリスク要因とは?
投資歴20年のかいまるです。CFDの投資歴は5年を超えていて、最初は短期取引中心でしたけど、最近は配当目的の長期投資を行なっています。
S&P500は、米国を代表する企業500社の株価から算出される株価指数です。2021年に入っても長期的な上昇傾向は変わらずで、リーマンショックやコロナショックなどを乗り越えて最高値を更新し続けています。
世界で最も有名な株価指数と言っても過言ではなく、日本人投資家にとってなじみのある株価指数。日々のニュースでもおなじみなので、最初に投資するCFDとしてはおすすしやすいですね。
今回は、そんなCFD S&P500について取り上げます。CFDで投資するのはメリットいっぱいですよ!
CFDってそもそも何?という方は、以下の記事にわかりやすく解説していますので、まずはコチラからどうぞ。
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S&P500、NYダウ、ナスダック、日経平均などの株価指数や米国株にレバレッジをかけて投資できるCFDならGMOクリック証券です。
- 少額資金で5〜20倍の投資が可能
- Apple、Teslaなどの個別株にもレバレッジ
- 金、原油、コーンなどの商品にも投資可能
米国株式市場は長期的に右肩上がり。
なので、S&P500CFDや日経225CFDを長期保有することで少ない資金でも大きなリターンが期待できます。
CFDで投資できるS&P500とは?
NYダウCFDは、米国のCME(Chicago Mercantile Exchange:シカゴ・マーカンタイル取引所)に上場されているS&P500先物に連動するCFDです。
このS&P500先物は、米国の代表的な株価指数S&P500の先物ということで、値動きはほぼ同じです。
S&P500とは、米国のS&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が提供する、米国の代表的な株価指数です。ダウ工業平均株価と並んで世界で最も有名な株価指数の一つですね。
米国のニューヨーク証券取引所(NYSE Arca、NYSE Amex)及びNASDAQ(ナスダック)に上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を元に算出されています。
S&P500には小型株は含まれていないものの、時価総額は米国市場全体の約80%をカバーしているので、米国株式市場全体を表す株価指数といって良いですね。
ちなみに米国を代表するグローバル企業30社で構成されている株価指数がダウ工業平均株価(NYダウ)、ハイテク銘柄で構成されている株価指数がナスダック100指数です。
それぞれの特徴をまとめていますので、ぜひご覧ください。
構成銘柄上位は大型の有名企業ばかり
ちなみにS&P500構成銘柄の上位10社は以下のとおり(2021年12月23日現在)。日本でも聞いたことのある企業ばかりですね。
S&P500は時価総額加重平均をとっていて、アップルやマイクロソフト、アマゾンなどの時価総額の大きい企業の株価が指数に反映され易くなるんですね。
ここが構成銘柄の株価を単純に平均するダウ工業平均株価との大きな違いとなります。
CFDも人気のS&P500の特徴は?
続いてS&P500に連動するCFDのメリットを見ていきます。たんてきに言うと、
- 算出方法は時価総額荷重平均
- 指数は長期的に右肩上がり
- 利回りはなんと年率10%
- 分散効果が得られる
- 銘柄を選ぶ手間がいらない
と言うこと。クイックに見ていきます。
メリット①:時価総額加重平均で算出
S&P500は、現在の時価総額合計額を基準時の時価総額合計額で割って算出されます。
ちょっと難しいかもですが、
S&P500指数 = 現在の時価総額合計額 ÷ (基準時の時価総額合計額 × 10)※
※基準は1941〜43年の平均を10とする
となります。ようするに1941〜43年を基準として現在の時価総額合計額が何倍になったのかがわかる指標ということです。
2021年3月26日現在でS&P500が3974です。なので1941〜43年の基準値10に対して397倍に成長しているということをになります。
時価総額加重平均は、時価総額の大きい大型株の動きに影響されやすくなります。
なので多くの銘柄が値下がりした場合でも、AppleやAmazon、Microsoftのような巨大ハイテク株が上がると指数が高くなる場合があります。
メリット②:長期的に上昇傾向
S&P500が、なぜ投資家から絶大な人気を誇っているのか?
それは過去のパフォーマンスを見ると理由は明らかですね。以下が過去30年間のS&P500のチャートです。
特にリーマンショック後の2009年あたりからの上昇が凄まじいですね。米国株式市場はアップルやマイクロソフトなどのハイテク株が市場を牽引し、年率換算で14%を超えるぐらいの急上昇となっています。
2020年に入ってから新型コロナウイルス拡大に伴う経済活動の停滞で株価が大暴落した、いわゆる”コロナショック”によりS&P500も大幅に下落しましたが、株価は回復傾向です。
ちなみに日本の株価指数である日経平均株価は、1989年末に記録した史上最高値3万8915円をいまだに超えることができていないんですよね。
さすが、世界一の経済大国アメリカ。株価も長期的に右肩上がりで、今後のパフォーマンスも期待できます。
長期的に右肩上がりの株価指数CFDは長期投資でガッツリ儲けることが可能!詳しくは以下の記事まで!
メリット③:過去のリターンは年率10%
過去の実績を見るとS&P500の過去リターン(利回り)は年率10%を超えています。以下は、1993年1月に米国で初めて販売されたS&P500ETF SPYのリターンです。
株式の期待リターンは7%と言われているので、インフレ率を考慮したとしても10%というのはかなり高い利回りといえます。
米国市場の株価指数CFDにレバレッジをかけて長期保有することで、大きなリターンを期待できます。
自分もNYダウCFDを長期保有中で十分なリターンを得られていますね。
メリット④:分散効果を得られる
銘柄を分散することは投資の鉄則ですね。
投資の格言に「卵を一つのかごに入れるな」というものがあります。卵を一つのかごに入れておくと、かごを落としてしまったときに全ての卵が割れてしまうことから、リスク分散の大切さを説いた言葉です。
投資資金の全てを一つの銘柄に集中して投資している場合、もしも投資先の企業が倒産でもしたら資金の大半を失ってしまうことになりかねません。
一方、S&P500は米国の優良企業500社の株価を元に計算。仮にその中の一社が倒産や上場廃止という事態になったとしても価値がなくなるようなことはありません。
株価指数に投資するということは、銘柄を分散しリスクを軽減していることになるということです。
メリット⑤:銘柄を選ぶ手間がいらない
米国の株式市場には4,000社を超える企業の株が上場されています。その中から取引する銘柄を選ぶって結構大変なんですよね。
S&P500は、取引所に上場している米国の大企業500社から算出されているので、個別の銘柄を選ぶという作業を省くことができるのです。
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S&P500CFDの特徴とは?
S&P500CFDの特徴をまとめたのが以下の表です。
S&P500CFD | |
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期限(限月) | なし |
手数料 | なし |
取引単位 | 価格の1倍 |
レバレッジ | 10倍 |
必要証拠金 | 約45,000円 |
スプレッド | あり |
S&P500CFDは、国内シェア80%以上のGMOクリック証券の「米国30」のデータを活用しました。S&P500CFD=「米国S500」です。
主要な項目を解説していきます。
比較①:S&P500CFDの手数料は無料
S&P500CFDは、取引手数料無料で取引することができます。
また、GMOクリック証券であれば口座の開設費用や管理費用も無料。なので、取引に必要なコストを抑えて取引ができます。
比較②:S&P500CFDは比較的少額から取引できる
日本の証券会社で購入することができる米国の株価指数ダウの先物はミニでも最低取引額は約1300万円…。
取引額が大きいので、たった10ドル動いただけでも日本円で約1万円の変動することになります。
一方、S&P500CFDなら約4.5万円から取引できるんです。価格の10倍が取引単位のため、先物よりも小さな金額の取引をしたい場合に有効なんです。
10倍のレバレッジがあることで、小さな元手で大きな利益を狙うことも可能になります。
比較③:CFDも先物もほぼ同じレバレッジ
NYダウ先物は9倍程度のレバレッジに対し、S&P500CFDは10倍。レバレッジに関して言うと先物とほぼ同じです。
ただし、CFDは最低取引額が低いということもあり、先物よりレバレッジが低くても少ない金額で投資が可能です。最低証拠金で約45,000円から取引が可能となっています。
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なおS&P500以外の株価指数にもCFDで投資することが可能です。特徴について以下の記事にまとめていますのでぜひご覧ください。
S&P500CFDへの投資はありか?
CFDはレバレッジをかけて投資をするところに大きな特徴があるので、通常の株式投資よりも大きな収益を期待できることは確かですので、S&P500CFDの活用で効率的に資金を活用できます。
S&P500は長期的に右肩上がりということもあり、低いレバレッジで長期保有するといった使い方もできるでしょう。
一方で、CFDも収益を期待した”投資”である以上は、絶対に儲かるなんてことはなくて、損失が出るリスクはあるんですよね。
なので、CFDに限らず投資全般にいえることですが、リスクを取りすぎないことが大事ということです。
なお、株価指数CFDが長期運用に向いていることについては、以下の記事にまとめていますので、関心のある方はぜひご覧になってください。
「S&P500CFDのメリット」まとめ
今回は、S&P500に連動するCFDの特徴やメリット、先物との比較などについて述べてきました。
やはりS&P500を始めるのであれば、限月がなく少額から取引ができるCFDの方がメリットがあるといえそうです。
以下に主要なCFD業者についてまとめましたので参考にしてみてください。圧倒的におすすめは取り扱い商品数が多く、最大手のGMOクリック証券のCFDです。
総合点 | |
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コスト | CFD取引にかかる手数料は無料!スプレッドも最安で余計なコストがかかりません。 |
商品数 | 取扱銘柄138種類と圧倒的。アマゾンやアップルなどの優良米国株にもレバレッジをかけて投資できます。 |
取引ツール | スマホアプリで簡単に取引が可能です。 |
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スプレッドも業界最狭で、もちろん取引手数料はかかりません。
取り扱っている銘柄数も138種類あるので、初心者だけでなく中級者や上級者でも十分すぎるぐらいですね。
以下の写真を見てもわかるとおり、スマホアプリも直感的でわかりやすいので、初めてでも十分に使いこなせます。
CFDの会社をどこにするか、迷うなら、まずはGMOクリック証券を選んでおけば問題ありません。
総合点 | |
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コスト | 取引手数料は無料。スプレッドも業界最狭水準! |
商品数 | 10銘柄。日経、ダウ、原油など人気銘柄が取引可能。 |
取引ツール | MT4を使って自動売買可能。 |
総合点 | |
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コスト | 取引手数料は無料。スプレッドも業界最狭水準! |
商品数 | シンプルに7銘柄。日経、ダウ、原油など人気銘柄が取引可能。 |
取引ツール | スマホで簡単に取引できます。 |
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