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マネックスの銘柄スカウターの評判は?米国株も分析可能で本当に無料?

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マネックス証券の銘柄スカウターの評判と特徴について知りたいです。銘柄分析を簡単にできるツールが欲しいんですよね。

米国株の分析にも使えるようになったと聞きましたが、実際に使ってみてどんな感じですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容
  • 銘柄スカウターのメリットとは?ここが秀逸!
  • 銘柄スカウターは米国株や中国株の分析も可能
  • 銘柄スカウターの評判・口コミは?

投資歴20年のかいまるです。自分もマネックス証券の銘柄スカウターを活用して投資銘柄を分析しています。

個別銘柄の業績などについて知りたい時、何か便利なツールがないか知りたい方が多いかと思います。会社四季報や日経新聞のサイトあたりが手軽に使えて参考にしている方も多いと思いますが、10年以上の長期にわたるデータはわからないんですよね。

企業のサイトで直接調べるという手もありますが、データのまとめ方は企業ごとに異なるし、そもそも決算資料は正直難しい。

そんな時におすすめできるのがマネックス証券の「銘柄スカウター」です。主な機能をまとめると、

銘柄スカウターの主な機能
  • 過去10年間の売上高や利益を通期並びに四半期毎にグラフ化
  • キャッシュフロー等の財務指標も過去10年分グラフ化
  • PER・PBR・配当利回りといった指標の過去推移を可視化
  • 業績ニュースや適時開示を一覧表示
  • 複数銘柄を一覧で比較可能

というもの。日本株だけでなく、米国株や中国株にも利用することができます。

自分も銘柄スカウターをよく利用していますが、機能が本当に充実しています。しかもデータは1日2回更新(18時頃と23時頃)されるので、例えば決算発表の結果なども当日には反映されてとても便利です。

2007年以降の長期的な業績を一目で閲覧できるほか、事業別(セグメントごと)の業績や投資指標の推移なども確認できるので、中長期投資家の方におすすめできる分析ツールです。

銘柄スカウターは多くの機能があり、とても全て紹介しきれないので、この記事で自分が特に秀逸で、メリットがあると感じているものや評判に絞って解説していきます。

なお、この銘柄スカウターは、マネックス証券に口座開設するだけで完全無料で利用できます。

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目次

銘柄スカウターのメリットとは?ここが秀逸!

多くの機能がある銘柄スカウターだけれども

  1. 業績や財務指標を過去10年以上をグラフ化
  2. PERやPBRなどの株価指標の推移もグラフ化
  3. 事業セグメントごとに業績表示
  4. スマホアプリでも使える

の3点です。詳細に解説していきます。

メリット①:業績や財務指標を過去10年以上をグラフ化

銘柄スカウターは、2007年にさかのぼって売上高、利益、利益率などの業績やキャッシュフローなどの財務指標を確認することができるんです。

何がすごいかというと、四季報や日経新聞などのサイトでは過去5年分しか見れないので、10年以上の業績を手軽にチェックできる銘柄スカウターのは貴重なんですよね。

自分がこの機能で特に重宝しているのが、リーマンショックのあった2008年前後の業績をみることができるので、買いを検討している銘柄が景気変動の影響を受けやすいかどうかを判断できること。

例えば、以下のグラフは銘柄スカウターでオリックスの業績を2007年にまでさかのぼって出力したものですが、リーマンショックのあった2008年度(グラフは2009/03)と翌年の2009年度(グラフは2010/03)の経常利益、営業利益、純利益が大幅に下落しているのがわかります。

オリックスの業績推移

一方、以下のKDDIの業績推移を見ると、リーマンショックのあった2008年ごろの売上高や利益にほとんど影響を受けていないことがわかります。

KDDIの業績推移

なのでこの業績推移から、オリックスは景気悪化や金融ショックの影響を受けやすい銘柄、逆にKDDIは影響を受けづらい銘柄であることがわかります。

自分は、景気が悪化しても業績への影響が出ないディフェンシブ銘柄を中心に長期保有しているので、景気の影響を受けづらいKDDIを積極的に買い増しています。オリックスは優待目的で100株保有しているだけですね。

あくまでも自分の活用方法の一例ですが、こんな感じで使うことができます。

加えて、この業績推移ですが、以下の表のようにまとめられているので、売上高や営業利益の伸びがどの程度だったのか、など実際の数値でも確認することもできるんですね。

メリット②:PER、PBRなどの株価指標の推移もグラフ化

株価が割安か割高かを判断するのに活用できるPERやPBRなどの株価指標。銘柄スカウターはこれら株価指標の推移まで確認できます。

実は、PERやPBRなどの株価指標は数値だけ見ても全く意味がないんですよね。業種によっても水準が異なるし、過去の推移とかを確認しないと株価指標が高いのか低いのかなんて判断できないんです。

例えば、ディズニーランドを運営するオリエンタルランドのPERの推移を見ると、過去のPER推移は50を超えていて、PERが高い水準といえます。

オリエンタルランドのPER推移

一方KDDIにおける過去3年のPER平均は11.9倍程度。オリエンタルランドと比べるとかなりPERは低い水準ですが、過去の推移を見ると今のPERは高いということもあり、株価は割安とはいえないですね。

KDDIのPER推移

新型コロナ拡大前は、ディズニーランドは年々入場者数が増えていて、オリエンタルランドの業績の成長率は極めて高いことからPERは高い水準でした。

一方、KDDIのような通信事業はもはや成熟化していることもあり高い成長は見込めないこともありPERの水準は低いです。PERの差は事業の成長にも依存しているんですね。

教科書的にはPERは12〜15倍ぐらいが適性水準と言われてますが、業種や事業の成長率などによっても全然違ってくるということです。

このようにPERやPBRなどの株価指標の推移をチェックできるのは、おそらく無料ツールの中では銘柄スカウターぐらいかと思います。

メリット③:事業セグメントごとに業績表示できる

銘柄スカウターは、事業セグメントごとの業績が綺麗にまとまっていて、正直言って無料で利用できるレベルではないです。

もちろん企業HPにいって決算短信などの資料をダウンロードすればセグメントごとの業績をチェックすることができるんですけど、資料が見づらかったりして結構大変なんですね。

それが銘柄スカウターなら簡単に確認することができるんです。

具体的に日本たばこ産業(JT)の事業セグメント業績を銘柄スカウターで表示したのが以下の図。これを見ると内需中心の 思われがちな日本たばこ産業ですが売り上げの6割以上を海外事業が占めていることが一目でわかります。

JTのセグメント別業績

さらにセグメント別の業績推移も確認することができて、業績が悪化していると言われているJTですが、海外事業は国内事業に比べて堅調に推移していることが伺えます。

JTのセグメント別業績推移

なので、このJTのセグメント別推移を見ると”海外事業が堅調なのでまだ売らなくても大丈夫”とか、逆に”国内事業が伸びていないのは加熱式たばこの売り上げが伸びてない、やはり売った方が良いか”みたいに考えることができるというわけです。

メリット④:スマホアプリでも銘柄スカウターが使える

スマホ用に表示が最適化されているので非常に見やすくなっています。

画面が小さいので、PCで見た方が良いのは確かですが、電車に乗っている時など、ちょっとした空き時間などにも使いやすいと思います。

銘柄スカウターの他の主要機能は?

マネックス証券の銘柄スカウターは、高機能な銘柄分析ツールなので様々な機能があります。これまで紹介したもの以外の主要機能をいくつかあげると、

  1. 複数銘柄を表形式で一覧比較
  2. 企業の「業績予想修正」を確認
  3. 過去の配当実績や配当性向を確認

というもの。クイックに見ていきます。

その他機能①:複数銘柄を表形式で一覧比較

実際に個別銘柄への投資を検討するにあたり、同じ業種の銘柄と業績や指標を比較したいですよね。

銘柄スカウターでは、最大6銘柄選択し、株価指標やアナリスト評価など様々な項目を表形式で一覧比較することが可能です。

銘柄を比較することで、業界内で株価が割安な銘柄やアナリストの評価が高い銘柄など自分の好みに応じて銘柄を選ぶことができます。

その他機能②:企業の「業績予想修正」を確認

業績予想が上方修正されれば、株価が上昇する可能性が高くなります。また、逆に下方修正されれば株価が下落しやすくなりますね。

銘柄スカウターでは、企業が過去に行った「業績予想修正」を確認できます。企業は原則として期初に「その期の業績予想」を発表します。

保守的な予想を出して期中に上方修正を行うことが多い企業もあれば、強気な業績予想を発表して結果的に下方修正することが多い企業もあります。企業の業績予想のクセを見抜き、投資する際の参考にすることができます。

その他機能③:過去の配当実績や配当性向の確認

配当金目的で株式投資をする方も多いのではないでしょうか?自分もその一人です。

銘柄スカウターでは、各銘柄の過去の1株当たりの配当実績や配当性向など配当に関連した情報も充実。過去の配当性向も確認できるのがポイントで、あまりにも高くなりすぎると減配の可能性が高くなります。

高配当銘柄インカムゲインを重視したいという方には本当に役に立つ機能ですね。

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銘柄スカウターは米国株や中国株も分析可能!

2020年2月から日本株だけではなく、米国株や中国株の銘柄情報も銘柄スカウターでチェックすることができるようになりました。「証券総合取引口座」の開設に加えて「外国株取引口座」の開設をすることで利用することが可能。

業績や財務指標、PERなどの株価指標の推移など、基本的には日本株と同じ情報を見ることができます。

アップルの業績推移

米国の個別銘柄の情報取集は、これまで英語のサイトやアプリを利用してチェックしていました。なので、この機能は本当にありがたいですね。

自分はアップルやマイクロソフト、コカ・コーラなどの米国個別銘柄にも投資していて、今後も新型コロナ拡大による業績影響が軽微なハイテク銘柄を中心に買い増しを行なっていく予定。銘柄の選定には、銘柄スカウターを用いて検討を行なっています。

銘柄スカウターの評判・口コミは?

マネックス証券の銘柄スカウターは無料にもかかわらず高機能なツールなので、SNS上などでも評判が良いです。

銘柄スカウターに関する評判や口コミをSNS上から集めてみました。

やはり2020年2月から米国株でも銘柄スカウターで分析できるようになったことが評判になっていますね。他の証券会社に比べて、個別株の情報収集ツールとして大きな差別化が図られているといえます。

「マネックス証券の銘柄スカウター」まとめ

今回はマネックス証券の銘柄スカウターの機能とメリット、評判・口コミを中心に見てきました。銘柄スカウターのポイントをまとめると、

銘柄スカウターのポイント
  • リーマンショック前にさかのぼって業績や指標をチェックできる
  • PER・PBR・配当利回りといった指標の過去推移も可視化
  • 日本株だけじゃなく米国や中国の個別株もチェックできる

ということ。

正直言って、これだけの機能を無料で利用できるのは驚きだし、他の主要証券会社と明らかに差別化できていると思います。自分も、とあるサイトの有料情報を活用していたこともありますが、それと比較しても銘柄スカウターの機能の方が使いやすいです。

この銘柄スカウター。マネックス証券に口座を開設していれば無料で活用できるので、投資銘柄の検討に活用いただければ良いと思います。

ちなみに自分は優待銘柄と米国株はマネックス証券、Idecoは楽天証券、1株からの単元未満株投資はSBIネオモバイル証券といったように用途に分けて複数口座を開設しています。自分だけじゃなく、他の方も用途に合わせて複数の口座を開設していますね。

最近では銘柄スカウターで米国株の分析もできるようになったこともあり、投資銘柄の検討のためにマネックス証券のサイトにログインして分析をする機会も多いです。

主要ネット証券会社でも、特徴やサービスは違っているんですよね。口座開設や維持は無料ということもあり、自分にとってメリットのあるサービスを活用していけば良いのだと思います。

まだマネックス証券の口座を持っていない方は、この銘柄スカウターを無料で活用する目的だけでも口座開設する価値があります。

この機会にマネックス証券の口座開設をしてみてはいかがでしょうか?

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