ロボアドバイザーとは、どんな仕組みのサービスなんですか?最近利用者が増えているみたいですが…。
ロボアドバイザーの使い方についても知りたいです。
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
AIがユーザーに合った運用プランの提案を行い、自動での資産運用を行ってくれると話題のロボアドバイザー。
最大手のWealthNavi(ウェルスナビ)の預かり資産が6500億円(2022年3月25日現在)を突破するなど、人気が高まっています。
投資経験があまりない方や投資に時間が取れない方など、ロボアドバイザーのような便利な運用サービスがあっても利用に踏み出せない方もいるかと思います。
そこで、今回はこのロボアドバイザーと仕組みと使い方について初心者の方でもわかりやすく解説していきます。
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AIで相場を先読みして大胆な銘柄入れ替えで好成績をたたき出している”ROBOPRO”。
他の従来型ロボアドとは機能が完全に一線を画しています。その特徴をまとめると、
- 高度な金融理論を用いた進化型ロボアドバイザー
- 短期の相場の動きを予測した運用を実施
- 従来型ロボアドバイザーより高パフォーマンス
というもの。リリースから約1年経過後の成績は+20.18%とTOPIXを圧倒。
好成績の秘密は、ROBOPROのAIが高度な金融モデルを用いて相場の状況を分析して運用を行っているところ。
そんな進化型ロボアドを活用しておまかせ運用するのも良いかもです。
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目次
ロボアドバイザーの仕組みとは?
資産運用の新しい形として人気が高まっているロボアドバイザー。
「ロボアド」とも略称されるAIを活用した資産運用サービスのことです。株式、債券、不動産などへの投資や助言を自動で行なってくれるんですね。
なので「資産運用したいけど、勉強や情報収集の時間が取れない」「投資に時間をかけたくない」という人には適したサービスです。
そんなロボアドの仕組みといっても難しいことはありません。サービスの仕組みは、
- AIが自動運用又は運用アドバイス
- 種類は投資一任型とアドバイス型
- 手数料は投資一任型で年率1%程度
ということです。 クイックに見ていきます。
仕組み①:AIが自動運用又は運用アドバイス
ロボアドバイザーとは、AIがインターネット上でユーザーにあった資産構成の診断やアドバイスを行ったり、そのプランに沿って自動で資産運用を行うサービスのことです。
金融機関などに投資を一任したりと専門家からアドバイスを受けなくても、ユーザーのリスク許容度などに応じて、AIであるロボアドバイザーが高度な投資理論に基づいてアドバイスや運用を行ってくれるんですね。
AIのアドバイスは人の感情が入らず最新のアルゴリズムに基づいているもの。
なので、運用に用いられる資産構成(ポートフォリオ)は投資理論に基づいたものになっているもの人気の秘密です。
このポートフォリオの構成や決め方(アルゴリズム)はロボアドバイザーによって違いあります。
代表例としてウェルスナビの仕組みを以下の記事に解説しています。
https://leverage-investment.com/wealthnavi-portfolio/
仕組み②:種類は投資一任型とアドバイス型
ロボアドバイザーのサービスは、各証券会社によって異なりますが、大まかにはタイプが2つあって
・投資一任型:資産購入から運用まで全ておまかせ
・アドバイス型:資産購入の助言と行う
に分けられますね。
おそらく一般的なロボアドバイザーのイメージは運用までを全自動で行ってくれる「投資一任型」ということだと思います。
実際にロボアドバイザーを選ぶ際には自分がどのタイプを選んだ方が良いか事前に検討すべきですね。以下の記事に違いをわかりやすく解説していますのでぜひご覧ください。
仕組み③:手数料は投資一任型で1%程度
ロボアドバイザーはETFなどの購入、積立やリバランスなど全部自動で運用してくれるということもあり、投資一任型の場合運用手数料がかかります。
以下の表が主な商品とのコストを比較したものです。
手数料などのコスト | |
---|---|
ロボアドバイザー | 運用手数料 1%程度+ETFなどの信託手数料 0.1%程度 |
株 | 売買手数料 |
ETF | 売買手数料+信託手数料 0.1% |
投資信託 | 購入手数料+信託報酬 0.3%〜1% |
株、ETFを直接保有した方が、コストが低くおさえられることは間違いありません。
しかし株やETFなどの場合は、銘柄を自分で考えて投資したり、相場の状況に応じて売却をしたり、定期的にリバランスをしたりと行った作業を全て自分で行わなければならないんですね。
ロボアドバイザーは、その作業を全て自動で行ってくれるということを考えると1%の運用手数料はむしろ割安といえるかもしれません。
プロが運用を行うという点では投資信託も同じですが、商品によって手数料が大きく異なります。ロボアドバイザーと投資信託との違いについては以下の記事にまとめています。
ロボアドバイザーの使い方とは?
投資一任型のロボアドバイザーの使い方は簡単で、口座開設をしてお金を振り込めばあとはロボアドバイザーが自動で運用を行ってくれます。
運用方針が事前に決まっているものもありますが、たいていの場合、運用を開始する前に簡単な質問にいくつか答えることで、ロボアドバイザーがポートフォリオ(資産の構成)を決定します。
ユーザーに最適な商品を選んでくれるんですね。
あとはロボアドバイザーが、株式、債券、金などの資産買い付け、積立、リバランスなどの運用を自動的に行います。
初心者の方や忙しくて投資に時間をかけることができない人にとってみると、ロボアドバイザーが便利です。
なお、ロボアドバイザーを使用するにあたり失敗しないコツを以下の記事にまとめています。ぜひご覧ください。
ロボアドバイザーはどんな人におすすめ?
ロボアドバイザーは運用の手間をはぶいた非常に便利なサービスですが、全ての人におすすめできるというわけではありません。
利用をおすすめしない人とおすすめできる人をまとめました。
利用をおすすめしない人
ロボアドバイザーをおすすめしない人をたんてきにまとめると、
- 投資や資産運用の知識や経験が豊富にある
- 長期ではなく短期的な利益を得たい
- 自分でいろんな商品に投資を行いたい
という人ですね。
こういう人は、ロボアドバイザーの利用しないで自分で運用を行った方が良いと言えるでしょう。
ロボアドバイザーは、商品の選択や運用に関する手間がかからない分、運用手数料が1%かかってしまうため、株やETFを直接保有する方がコストを抑えることができます。
またFXや仮想通貨によるレバレッジを効かせたトレードのように、短期的に大きな利益を目指したい方には向かないといえます。
また、FXや仮想通貨のようにレバレッジを効かせて短期で利益をあげるようなことはできないですね。
ロボアドバイザーは、株式、債券、金などの金融資産に分散投資を行うことで、事前に決めた運用プランに沿って長期運用を行うものだからです。
利用をおすすめできる人
ロボアドバイザーは、口座にお金をいれるだけで事前に決めたプランに沿って、AIが高度な金融理論に基づいて運用を行ってくれるもの。
なので、
- 忙しくて時間がない、投資に時間をかけたくない
- 何を投資すればいいかわからない
- リスクを抑えた運用をしたい
- 子供の教育や老後に向けて、コツコツお金を貯めていきたい
という方には特におすすめできると言えるでしょう。
特に投資初心者の方は、子供の教育や老後を考えて資産運用を始めたいのだけど、何から初めて良いかわからない方もいらっしゃるかと。
銀行にお金を預金しても、利息なんてほとんどつかないですからね。それなら、まずはロボアドバイザーでリスクを抑えた資産運用を行って、徐々に株式やETFなどを自分で直接投資していくといった使い方もできると思います。
長期的により高いリターンを目指したいとき、より安全な運用を行いたいときなど、自分のリスク許容度に応じて運用プランを設定できます。
資産運用は早く始めれば始めるほど、大きなリターンを期待できるので、まずは始めてみることが大事ですね。
・ロボアドバイザーはおすすめしない?
・ロボアドバイザーの種類とは?
・ロボアドバイザーと投資信託の違いとは?
・ロボアドバイザーの始め方とは?
・ロボアドバイザーで失敗しない4つのポイント
おすすめのロボアドバイザーを紹介!
それでは、最後におすすめの投資一任型ロボアドバイザーをみていきます。「本当に自信を持っておすすめできるもの」を選びました。
サービスの内容も簡単にまとめているので参考にしてください。
おすすめ度 | |
---|---|
使いやすさ | |
投資先 | 海外ETF |
手数料 | 年率0.9〜1%(3千万円を超える部分:0.5%) |
運用利回り | 約6%(過去25年データから) |
最低投資額 | 10万円(自動積立:月1万円〜) |
ポイント | 業界No1 |
ランキングNo1は文句なしにWealthNavi(ウェルスナビ)ですね。
預かり資産6500億円を達成(2022年3月25日時点)している人気ナンバーワンのロボアドバイザーによる資産運用サービスです。
この数字だけでも信頼感や人気の高さがわかりますが、実際に日本のメガバンクである三井住友銀行やみずほ銀行、三菱UFJ銀行といったグループが出資しているのも安心ですね。
使い方もシンプルで、最初に6つの質問に選択形式で回答するだけで、AIが運用プランを作成してロボアドバイザーが自動運用してくれます。
お金を振り込めば、自動で投資、ポートフォリオのリバランス、積立なども自動で行ってくれるので、ユーザーによる作業が必要になるとかはないですね。
さらに長期運用者に対する割引制度や、自動で税金を最適化してくれて手元に残るお金を増やしてくれるシステムも備わっています。
やはり業界No1の実績もあり、まずロボアドバイザーをためしてみたいという人にはおすすめです。ぜひ口座を開設してみてください。
入金した後は、何もせずに運用してくれるので投資のハードルが下がる点が好評です。他にもコロナショックによる株価が下落したものの、株式市場の回復でプラス幅が広がってきてる人も多いようです。
一時的な下落に動揺せずに長期運用することで、しっかりとした成果が期待できる。投資初心者にも安心のサービスとなっています。
無料で口座開設!
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おすすめ②:THEO+docomo(テオプラスドコモ)
おすすめ度 | |
---|---|
使いやすさ | |
投資先 | 海外ETF |
手数料 | 年率0.65〜1%(3千万円を超える部分:0.5%) |
運用利回り | 7.48%(過去実績から) |
最低投資額 | 1万円(自動積立:月1万円〜) |
ポイント | dポイントの割増付与やドコモ口座との連携など、NTTドコモユーザーにメリットが多い。 |
THEO+docomoは、最大約30銘柄もの世界のETFを組み合わせて、年齢や金融資産額に応じた231の運用ポートフォリオを構築し、1万円の少額から国際分散投資を行うことが可能です。
搭載されたAIのロボアドバイザーが、世界中の膨大な自然言語情報や市場データを収集・分析し、その情報をもとに銘柄や資産クラスが一定期間後に大幅に下落するかを判断。大きな下落リスクのある銘柄の比率を下げ、保守的なポートフォリオへと変更してくれます。
これまで機関投資家しか利用できなかったハイクラスな資産運用を個人でも利用できるようにしたサービスです。
業界最低水準の手数料を採用していて、預かり総額や積立の実施などの状況により通常1%の手数料が、最大で0.65%まで引き下げられます。
THEO+docomoは、運営会社の株式会社お金のデザインと携帯通信の最大手NTTドコモが協業するもの。dカードによるおつり積立機能やドコモ口座と連携が可能となるなど、既に8.5万人が運用中で、満足度は約90%となっています。
特にドコモユーザーに対しては、運用額に応じてdポイントが通常より多くもらえるなど、メリットいっぱいのサービスですね。
資産運用に関心があったけど難しそうでよくわからない、あるいは忙しくてなかなか始められないという人は、ぜひためしてもらいたいです。
やはり運用を継続することでプラスの利益になっている方が多くいるようです。
さらに、NTTドコモユーザの方が、dポイントが多くもらえるなどメリットが多いというような口コミも。dポイントは、いろんなところで使えますから、ぜひ活用したいところです。
▼ドコモユーザーdポイント割増▼
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おすすめ③:ROBOPRO(ロボ・プロ)
おすすめ度 | |
---|---|
使いやすさ | |
投資先 | 海外ETF |
手数料 | 1%(3千万円を超える部分:0.5%) |
運用利回り | 約8.5%(過去5年データから) |
最低投資額 | 10万円(自動積立:なし) |
ポイント | 金融のプロが用いるモデルを用いて短期的な相場の値動きを予測。 |
”ROBOPRO”は2020年1月にFOLIOとAlpacaJapan社が開発した、本格的な資産運用にAIを活用した新しいタイプの”進化版”ロボアドバイザーです。
ロボアドバイザーは、ユーザーの年齢や年収などの特性に応じて、海外ETFなどの金融資産によりポートフォリオを自動で構築、自動運用を行ってくれるサービスです。
ROBOPROの最大の特徴は金融機関のみに提供されていたAI技術を初めて個人向けに解禁したこと。
「ブラック・リッターマンモデル」と呼ばれる高度な金融理論を用いて各資産の将来のリターンを予測。その予測の際にAIを活用しています。これまでのロボアドバイザーとは異なるポートフォリオ構築を行っているんですね。
なのでROBOPROは、知識や経験、時間がない個人でも金融機関が用いるプロレベルの資産運用がお任せで実現できるサービスといえます。
ちなみにFOLIO社は、LINEと提携してワンコイン投資なども運営している会社なので、金融関係では実績のある会社です。
短期的なリターンを追求したい方や相場の状況に応じて積極的な運用を行ってほしい方に、ぜひ活用いただきたいロボアドバイザーです。
2020年1月にはじまったばかりのサービスということもあり、今後に期待しているユーザーの方が多いですね。
これまでにない進化型のロボアドバイザーなので、人気が高まっています。
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