今回の記事では、株価指数CFDのイギリス100(FTSE100)を活用した投資の魅力について見ていきます。
必要証拠金が少なく、配当金のように定期的に価格調整額を受け取れるので積立投資していくのもありですね。
- CFDで投資できるイギリス100とは?
- イギリス100に投資するメリットとは?
- 英国経済のリスク要因とは?
かいまるです。CFDの投資歴は5年を超えます。最初は短期取引中心でしたけど、最近は配当目的の長期投資を行なっています。
CFDのイギリス100は、英国の株価指数であるFTSE100と連動する商品ですね。多くの日本人にとってはイギリスの指数はあまりなじみのない指数かもですね。
しかし、英国経済は意外と堅調で、米国のNYダウと同様に長期的には右肩上がりで伸びている指数なんです。
なのでFTSE100に連動するCFDのイギリス100に投資するのは確実にうまみがあるはず…。
今回は、そんなイギリス100について取り上げます。CFDで投資するのはメリットいっぱいですよ!
CFDってそもそも何?という方は、以下の記事にわかりやすく解説していますので、まずはコチラからどうぞ。
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CFDで投資できるイギリス100とは?
このFTSE100指数はイギリスのロンドン証券取引所に上場されている、時価総額が大きい100社を対象。1983年12月31日の株価を基準値(1,000ポイント)として計算されたものなんだね。
ここでは、イギリス100が連動する株価指数
・FTSE100構成銘柄の上位10社
・FTSE100の長期チャート
・FTSE100のリターン(S&P500と比較)
についてクイックに見ていきます。
FTSE100構成銘柄の上位10社
FTSE100構成銘柄の上位10社は以下のとおり(2021年5月現在)。
上位10社は、日本でもメジャーな企業で構成されていますね。
1位のユニリーバは、世界的に業務を展開している一般消費財メーカー。食品・洗剤・トイレタリーなどの家庭用品を製造・販売する多国籍企業です。
また、英国には北海油田がありますから、BPやロイヤル・ダッチ・シェルといった石油メジャーの構成比率の上位に入っているのが特徴といえます。
その他、HSBCやブリティッシュアメリカンタバコ、そしてコロナワクチンで話題のアストラゼネカなど、日本でもなじみのある企業が入っています。
FTSE100のチャート
次にチャートを見ていきましょう。
過去5年のFTSE100のチャートです。S&P500と単純に比較しています。
赤:FTSE100 青:S&P500
S&P500と比べるとパフォーマンスは劣りますが、
- コロナショック後順調に株価が上昇している
- 比較的値動きが落ち着いている
ことが見て取れます。
株価の上昇率は物足りない印象かもですが、FTSE100の配当金利回りは4%近いんですね。
なので、配当金をチャートに組み込めばかなりパフォーマンスが良くなります。
ちなみに、CFDの場合、これにレバレッジをかけることができるので、少ない資金で効率的な投資を行うことができるんだね。
FTSE100のリターンとS&P500の比較
次にFTSE100のリターンを見ていきましょう。
過去10年の年率リターンが5%程度と、ちょっと物足りないかな…
2008年頃のリーマンショック後、米国市場だけではなく英国のFTSE100指数も順調に上昇してはいるんですけどね。
米国S&P500は、過去10年間で年率10%程度。リーマン後の株価は、米国が圧倒的なパフォーマンスを示して、ある意味一人勝ちの様相なので、これはしょうがないですね。
FTSE100もそれなりのリターンは出ているので、地域の分散を図る観点からは、十分に投資する対象になりえます。
イギリス100(FTSE100)の配当利回りは?
以下のグラフは2019年段階の過去30年間のFTSE100の配当利回りの変化をあらわしたものです。
3%~4%の間で推移していますが、最近では4%を超える利回りを示しているのがわかりますね
S&P500や日経平均が2%弱ですからね。先進国の株価指数としては非常に魅力的な配当利回りと言えます。
GMOクリック証券のイギリス100のメリット
これまで紹介してきたイギリスの株価指数FTSE100に連動するCFDイギリス100ですが、GMOクリック証券の株価指数CFDで投資することが可能です。
このイギリス100に投資するメリットは、
・必要証拠金が少なくてすむ
・価格調整額で収益をだすことができる
・価格調整額にレバレッジ
ということです。以下、詳細に見ていきます。
メリット①:必要証拠金が少なくてすむ
イギリス100の場合、FTSE100の株価にもよりますが最低必要証拠金額は約11,000円で、約10倍の金額を運用することができます。
実はNYダウや日経225の最低必要証拠金が3万円から4万円程度であることを考えれば、投資しやすいんですね。
なので利益が出てきたら買い増しを行なったり、積立投資を行うといった使い方もしやすいんです。
もちろん必要証拠金ギリギリだとすぐにロスカットされてしまうので、多少余裕を持って証拠金を預ける必要があります。
メリット②:価格調整額で収益をだすことができる
GMOクリック証券では株価指数CFDを保有していると、定期的に価格調整額が付与されます。
株式投資の配当金は異なるものですが、保有しているCFDを決済した時に現金化することができます。
以下がイギリス100の1枚あたりの価格調整額の履歴(2018年〜)です。買いでCFDを保有をしていると配当金のように定期的に収入をGetできます。
このように、配当金のように収入が得られるのがイギリス100の最大のメリットです。
「値上がり益+価格調整額」で利益をあげることができるということです。
価格調整額とは、CFDの原資産である先物の限月を期近から期先に乗り換える時に、その差額を調整するために発生するものです。
3月限月の先物を原資とするCFDを保持していた場合、3月の期限が終了すると、次の6月限月の先物に自動的に乗り換えることになります。その際の価格差が”価格調整額”となります。
メリット③:配当利回りにレバレッジ
直近の過去4回(1年分)の価格調整額をまとめると
- 価 格 調 整 額 :2,945円(1年分)
となります。
イギリス100の必要最低証拠金は11000円程度。CFDの特徴はレバレッジをかけることができることでしたよね。
なので証拠金を3万円程度預ければ(レバレッジ3倍程度)
- 証拠金:3万円
- 価格調整額:2,945円(1年分)
となります。なんと年間の配当利回りは何と10%。十分すぎますね。
長期保有としてイギリス100への投資が優れていると考えているのは、このためです。
価格調整額は、政策金利が上昇すると下落する傾向があるので、将来的には価格調整額が下落する場合があります。
ただ、現状は政策金利がコロナ対応もあって、上昇する情勢ではないためしばらくの間は、現状の水準が維持されるものと考えます。
イギリス100への投資のリスク要因
イギリス経済のリスク要因としては、新型コロナ拡大の影響もあり欧州全体の経済状況が悪いことが挙げられます。
国際通貨基金(IMF)が公表している2019年世界成長率予想では欧州はもともと1.6%でしたが、
- EU離脱で英国経済が低迷
- 自動車分野の不振が続くドイツ
- コロナ拡大で経済活動が制限
など欧州全体の経済状況は悪いですね。
FTSE100指数自体はコロナショック後に上昇傾向ですが、米国の株価指数であるS&P500に比べて株価の回復が遅いです。
イギリス100への投資はありか?
イギリス100への投資は、十分にありですね。理由としては
・新しい経済圏への投資(地域の分散)
・英国の経済基盤が強固
ということですね。クイックに見ていきましょう。
理由1:新しい経済圏への投資となる(地域の分散)
ブレグジット交渉の成否次第ですが、英国がEUから離脱した場合、新しい経済圏ができることになります。
EUは、毎年のように「イタリア経済危機」「ギリシャショック」などの問題が風物詩のごとく噴出。そのたびに欧州の株価は大幅に下落します。
これらの問題が生じるのは、域内で経済格差があることや、統一紙幣ユーロを導入していることから各国が機動的な金融政策をとることができないことも一因です。
英国は、EUから離脱することによって、毎年のように発生するこれらの危機から直接的な影響を受けなくなりますし、EUとは独立した機動的な経済政策を打つことが可能となります。
なので、英国への投資を行うことは米国、EU、日本以外の新たな経済圏に投資でき、分散が図れることになります。
理由2:英国経済の基盤が強固であること
英国経済は、
・北海油田を保有し石油産業は順調
・Citiと呼ばれる金融セクターが経済を支えている
ので、長期的に見れば着実な成長が見込めると考えます。
英国企業を見ても、BPやロイヤル・ダッチ・シェルといった石油メジャー、HSBCのような金融機関などグローバルに活動している大企業が多いです。
なので経済基盤は非常に強固であるといえますね。
「イギリス100への投資」まとめ
今回は、英国の株価指数FTSE100に連動するイギリス100の特徴やメリット、英国経済のリスク要因などについて述べてきました。
これまで見てきたように
- 英FTSE100が高配当で着実に伸びている
- EU離脱により新たな経済圏ができる
- リスク要因はあるものの英国の経済基盤は強固である
ことから、英国への投資は十分におススメできると考えています。
GMOクリック証券のCFDイギリス100の場合、NYダウや日経225よりも少ない証拠金で取引ができるので積立もしやすいです。
イギリスの株価指数FTSE100に連動するCFDに投資するなら、最大手のGMOクリック証券のイギリス100一択です。
総合点 | |
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取り扱っている銘柄数も138種類あるので、初心者だけでなく中級者や上級者でも十分すぎるぐらいですね。
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なのでスマホで撮影してアップロードすることをおすすめします。
以上で完了です。全然難しくないし、すぐに終わります。