最近話題のソーシャルレンディグのクラウドバンク。利回りが高いこともあって怪しいとかリスクが高いという人もいるけど、実際のところどうなんですか?
投資歴20年のかいまるです。クラウドバンクへの投資を含めて、今では運用資産は1500万円を超えています。
参考記事⏬
クラウドバンクの運用状況をブログで公開!
特にソーシャルレンディングに馴染みのない方の中には、そう思う人もいると思います。
結論から言うと、自分もクラウドバンクを活用して投資を行っていますが、順調に資産が増えていて怪しいと感じたことはないですね。
そもそも、クラウドバンクは元金に損失がでた案件はないということもあり、人気になっています。募集されるファンドの中には、応募開始からわずか数日で予定資金に到達して、募集終了になるものも。
ただ、利回りが通常の預金よりも高いファンドに投資するのだから当然ながらリスクもあるんです。
そこで今回は「クラウドバンクは怪しいの?リスクが高いの?」ということで、本当にクラウドバンクは怪しいのか、リスクにはどんなものがあるかについて、わかりやすく解説します!!
クラウドバンクの特徴って何?っていう人は、まずは以下の記事を読んでいただければと。

目次
クラウドバンクは怪しいの?

結論から言うと、すでにクラウドバンクを活用して投資を行って資産も順調に増えているけど怪しいと感じたことはないですね。
参考記事 >> クラウドバンクをやってみた!投資すべきおすすめファンドはどれ?
そもそも、クラウドバンクはサービス開始(2013年12月)以降、
・ファンドへの応募金額が700億円超
・運用(融資)による元本回収率100%を維持
・全ファンドの平均実績利回り6.80%
なんです。着実に利用者の資産を増やしてきたっていうことですね。
2022年1月時点でファンドへの応募金額を1,648億円超を集めています。元本回収率100%を実現できているのは、運用先毎に融資額を上回る評価額の担保等を全件に設定しているから。
なので万が一融資先から回収できない場合でも、担保等による回収可能性が高く見込める仕組みとなっています。
クラウドバンクのリスクとは?
そもそもクラウドバンクは、以下の図のように個人から資金を集めて「融資」するソーシャルレンディングと呼ばれる資産運用サービス。

このソーシャルレンディングの主なリスクには、以下の2つに集約されます。
- デフォルト(貸し倒れ)リスク
- 流動性(途中解約できない)リスク
初心者にとってソーシャルレンディングの敷居が高いのは、このリスクが見えづらいということなんですよね。
これらのリスクをクイックに解説します。
リスク①:デフォルト(貸し倒れ)リスク
大前提としてソーシャルレンディングは元本が保証されていないということ。銀行預金とは異なるんですね。
Fundsを運営しているクラウドポートによると、2018年1月25日時点における実績では、貸し倒れ率が1.47%となっています。
企業の事業に融資するということですから、何らかの理由で借り手が返済不可能に陥った場合、”デフォルト”となります。
デフォルトがおきると、投資したお金の一部または全額が返済されないため損失を被ることとなります。
なお、満期までに償還を行うことができず資金が戻ってくる期日が後ろ倒しになることもあるんだよね。
ちなみにクラウドバンクは2022年1月時点でファンドへの応募金額を1,600億円超を集めていますが元本回収率100%。デフォルトとなったファンドはありません。
リスク②:流動性リスク(途中解約できない)
ソーシャルレンディングは、基本的に一度投資を行うと満期を迎えるまで資金を引き出すことはできません。
これは資金を借りている企業の返済遅延が起こった際も同様。原則、途中解約できないんですね。
売りたい時に時価で売ることができる株式やいつでも引き出せる銀行預金とは違うということです。
クラウドバンクのリスクを下げるには?
これまでソーシャルレンディングのリスクやクラウドバンクは怪しくないなどを解説してきましたが、投資である以上はリスクがあるのは当然。損失がでる可能性もあります。
平均年率6.80%のリターンを得るためには、当然ながらリスクをとる必要があるということ。
主な対策としては、
- 複数のファンドに分散投資する
- リターンが高い案件はリスクも高いと考える
- まずは少額から始めてみる
ということ。詳細に見ていきます。
対策①:複数のファンドに分散投資する
まずは投資の基本中の基本である分散投資を行うことが大事。これは、クラウドバンクにも当てはまります。
一つのファンドに50万円を投資して、その会社でほぼ全ての案件の返済遅延が起きてしまうと、最悪の場合には50万円全てを失うリスクもあるってことだね。
ラッキーバンクの場合、大規模な返済遅延が発生して、実際に担保を売却して投資家に返済できたお金は全体の3割のみ。
なので、1社に集中投資するのではなく、複数のソーシャルレンディング会社に投資することでリスク分散を図ることが重要ってことですね。
対策②:利回りが高いファンドはリスクが高い
利回りの高さは、すなわちデフォルトのリスクが高いということ。借りる側としても返済金利が高ければ、それだけ返済のハードルが高くなるということですよね。
事業で思ったように利益が出ず、当初決められた金利を返済できなければ、担保などを処分して返済することになります。
一概には言えないですが、比較的利回りの低い案件は担保がしっかり設定されていたり、返済を保証する保証会社が間に入っているケースが多いです。
対策③:まずは少額から始める
そうは言っても、最初のうちはどのファンドが良いのか判断することは難しいです。なので複数のファンドに分散しつつ、少額から投資を始めてみるのがオススメです。
クラウドバンクは1万円から投資できるし、申し込みや投資するのに手数料はかかりません。金銭的な負担はゼロ。
まずは経験してみることが大事ですね。
なお、自分はクラウドバンクで実際に資産運用していて、実績を公開しています。実際の運用はどんな感じか、イメージがつかみ易くなると思いますので是非ご覧ください。

「クラウドバンクは怪しい?」まとめ
今回はクラウドバンクは怪しい?ということで、リスクやクラウドバンクはデフォルト事例がないこと、リスクを下げる方法などについて述べてきました。
期待利回りが高いので怪しいと思う人もいるかもだけど、クラウドバンクは
・ファンドへの応募金額が1,600億円超
・運用(融資)による元本回収率100%を維持
・全ファンドの平均実績利回り約6.80%
ということ。自分もクラウドバンクで投資していますが、怪しいと感じたことは今の所ないですね。
ただ、大前提としてクラウドバンクは投資。担保があったとしてもデフォルトのリスクは当然あって、元本に損失がでる可能性はあります。
なので投資の基本であるファンドの分散を行うことはもちろん、利回りが高い案件は、どうしてリターンが高いかを考えて投資すべきですね。

総合評価 | |
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安心度 | |
ファンドの種類 | |
期待利回り | 5.0〜7.0%中心 |
自分もクラウドバンクは主力のソーシャルレンディングとして活用してますが、ホームページが本当に洗練されていて、資産状況や収益状況が本当に見やすいですね。

募集画面も迷うことなく使うことができますね。ファンドの多くは「期間の短いファンド」という印象です。
ただ、以下の募集中の案件を見てもわかるとおり、期間が短くても利回りは6%以上です。

自分は、クラウドバンクで実際に資産運用していて実績を公開しています。
実際の運用はどんな感じか、イメージがつかみ易くなると思いますので是非ご覧ください。

他のソーシャルレンディングと比較しても募集されている投資案件が多いので、すぐに投資を開始することができます。
クラウドバンクに関心を持たれた方は、以下の記事も読まれています。特徴や評判をまとめていますので是非ご覧ください。

クラウドバンクを使って投資をやってみました。以下の記事をご覧になると、実際に使ってみた感じがわかると思います。
