マネックス証券が2022年3月22日から国内株式の現物取引手数料を、大幅に引き下げます。
- マネックス証券の魅力とは?
- 手数料引き下げで主要ネット証券最安水準へ
- マネックス証券は本当にお得なの?
投資歴20年のかいまるです。マネックス証券をメイン口座のひとつとして利用してきて10年になります。
マネックス証券といえば、銘柄スカウターなどの投資情報、マネックストレーダーを始めとした取引ツール、買付手数料無料の単元未満株取引サービス「ワン株」など、質の高いサービスで投資家からの満足度の高い証券会社です。
他方、唯一の欠点と言って良いのが現物株の取引手数料です。他の主要ネット証券に比べて圧倒的に高かったんですよね。
これまでの質の高いサービスはそのままに、手数料が大幅引き下げられます。
今回は、そんなマネックス証券の手数料引き下げの内容や、他の証券会社との比較ついてわかりやすく説明するとともに、マネックス証券での資産運用は本当にお得なのかに迫ります。
ぜひ最後までご覧ください。
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目次
マネックス証券の魅力とは?
マネックス証券というと何と言ってもネット証券の草分け的存在ということ。
マネックス証券は1999年に、現会長の松本大氏とソニーの共同出資により設立されたネット証券です。SBI証券、楽天証券とならんで口座開設数が多いです。
その後、2005年に日興ビーンズ証券、2010年にオリックス証券との合併を経て、現在の体制になりました。マネックスグループは東証一部上場企業。
最近だと仮想通貨事業のコインチェックを買収したことが話題になりましたね。
ネット証券の草分けマネックス証券。結論からいうと、こんな人に特におすすめです。
・いろんな金融商品に投資してみたい
→日本株、米国株、投資信託など投資商品豊富
・優待目的で日本株に投資したい
→株主優待検索が使いやすい
・銘柄分析もしっかり行いたい
→分析ツール「銘柄スカウター」が秀逸
・米国株への投資に興味がある
→手数料、為替手数料が業界最安値
なお、マネックス証券のメリットや10年活用した感想については以下の記事にまとめています。
手数料引き下げでネット証券最低水準へ
今回の思い切った引き下げにより最低手数料は55円。約定金額が大きくなるほど大幅な引下げとなっています(2022年3月22日約定分から)。
となります。
取引手数料を比較
今回の見直しで主要ネット証券で単元未満株の手数料を比較すると、
となります。
マネックス証券はサービスの質は高いのですが、現物株取引の手数料が他のネット証券に比べて高いことがデメリットだったんですよね。
今回の引き下げで、他の証券会社と比べても手数料面でまったく見劣りしなくなりました。
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取引手数料以外もマネックス証券はお得なの?
ワン株以外にも、マネックス証券ではお得に日本株、投資信託、米国株を取引することができます。
メリットをたんてきににまとめると、
- ワン株買付手数料が無料!
- 投資信託が100円から投資可能
- 一般信用売りで株主優待Getできる
- 米国株もお得に取引
ということ。詳細に見ていきます。
メリット①:ワン株の買付手数料が無料
マネックス証券のワン株(単元未満株)は、多くの資金を必要とする単元株(通常は100株単位)の取引に対し、最低1株から取引できるようにしたサービス。
例えば、トヨタ自動車(7203)は、100株を購入すると約20万円。多くの資金が必要となるところ、ワン株では2000円程度から買付が可能。
銘柄によっては1株500円未満の銘柄もあり、ワンコインで日本株を始めることができるんですね。
ちなみに、売却時の手数料は「約定金額の0.5%(税込:0.55%)(最低手数料48円(税込:52円))」となっています。
メリット②:投資信託が100円から投資可能
マネックス証券では、100円から投資信託が購入可能です。しかも全ての投資信託の購入時申し込み手数料が無料(ノーロード)!
資産形成に適した運用コストの低い投資信託を中心に1,100本以上の投資信託を取り扱っており、そのほとんどを100円から購入することができます。
そして、投資信託を持っているだけでマネックスポイントがたまるんですね。
このマネックスポイントを利用して、手数料やTポイント、仮想通貨との交換することが可能です。
メリット③:一般信用売りでお得に株主優待Getできる
マネックス証券は2019年の3月に一般信用売りの取扱いを開始しています。これで逆日歩リスクを気にすることなく、つなぎ売りで株主優待を取得できるようになります。
つなぎ売りは同じ株価で、買いポジション(現物)と売りポジション(一般信用売り)を同時に保有する、通称”クロス取引”と呼ばれるもの。
この”クロス”したままの状態で保有銘柄の権利付き日を経過することで、株主優待を株価変動リスクなしでGetすることができます。
利用できる銘柄は300銘柄以上!徐々にその数が増えています。株主優待目的で株式投資する人には欠かせないサービスですね。
メリット④:米国株もお得に取引
マネックス証券といえば米国株取引の手数料革命を行った証券会社です。
米国株取引を、日本株と変わらない感覚で取引できるよう最初に取り組んだのがマネックス証券なんですね。
そのマネックス証券で米国株取引をするメリットは、
- 取引手数料は業界最安値
- 取引できる米国株銘柄数が多い
- 米国ETF13銘柄の買付手数料を無料化
- 買付の為替手数料を無期限で無料化
ということです。とにかく米国株取引といったらマネックス証券にしておけば間違いないですね。
特に、為替手数料の買付が無料というのは、自分が知っている限りではマネックス証券だけです。
詳細は以下の記事にまとめていますので、関心のある方はぜひご覧ください。
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手数料引き下げの反応は?
今回の買付手数料引き下げの反応について、SNSから集めて見ました。かなり反応が良いですね。
マネックス証券が国内現物の手数料を下げ、SBIや楽天証券と同水準にするとのこと。今回は同水準との事ですが、クレカ積立の還元率は一番高く設定し、米国株に関しても円から米ドルに交換する為替手数料0円でツールも1番使えるし、マネックス証券が結構魅力的に見えますね。https://t.co/lCSoDPuIho
— ハル☀️@米国株・米国ETF投資🇺🇸 (@haru_tachibana8) March 9, 2022
マネックス証券は現物手数料無料。いきなり電話かかってきて、
無料になると伝えられる
期限なく永久に無料
顧客確保に力を入れている(諸経費0円:過去の取引履歴より) pic.twitter.com/1kQbDm0A5r
— おお (@not_zerosumgame) March 9, 2022
うおー、ツールのマネックス。しかし手数料は少しお高めだった。これで手数料も並んだのか。使わない手はない! https://t.co/AMOmgAAcSc
— ますたけ (@master_k1805) March 10, 2022
マネックス、手数料下がるみたいですね。
個人的にマネックスの銘柄スカウターという機能が使いやすいので、おすすめです。https://t.co/6lxKaYKyOy— インデックスくん@長期投資会社員 (@invesgafaman) March 10, 2022
無料化を機会に、他の証券会社の単元未満株サービスからの乗り換えを検討している方が多いですね。
やはり買付手数料無料化のインパクトは大きいようです。
「マネックス証券:手数料引き下げ」まとめ
今回はマネックス証券の現物株買付手数料引き下げへということで、引き下げの内容、他のネット証券との比較、SNSでの反応などを取り上げました。
引き下げのポイントをまとめると、
- 最低手数料は55円〜
- 主要ネット証券で最安値水準
- ワン株の買付手数料も無料
ということです。
マネックス証券は、無料で利用できる「銘柄スカウター」などの投資情報、「マネックストレーダー」を始めとした取引ツールなど、サービスの質が高いことで定評がありました。
ワン株の買付手数料は無料、そして今回の買付手数料引き下げにより総合的にマネックス証券が頭ひとつ抜けたと言って良いですね
マネックス証券はこれから投資をはじめる方にはおすすめの証券会社です。
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なお、自分はマネックス証券に口座を開設して10年経過していますが、その経験からわかった実際の感想やメリットについて、率直に以下の記事にまとめています。
ぜひご覧ください。