「株のことを勉強したら儲かるの?」
「勉強せずにS&P500に投資しておけと聞くし、勉強して成果が出ないなら、時間をかけない方がいいのかな?」
こんな疑問を持つ方向けの記事です。
- 投資の勉強は意味がないといわれる理由
- 投資を続けていくには最低限の勉強は必要
- 投資の勉強を意味のあるものにするためには
個人的には、安全に資産運用をしていくためにも、最低限の知識は身に着けておいた方がいいと思います。
本記事では「株の勉強は意味がない」といわれる理由を掘り下げ、解決策を解説します。ぜひ最後までご覧ください。
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目次
意味ないといわれる理由とその対策とは?
「勉強が意味ない」といわれる理由は以下の3つです。
- 勉強した内容が実践に活かせなかった
- 短期トレードで勝てなかった
- 勉強が直接利益につながらなかった
インデックスファンドを買っておけば解決する
「インデックス買っておけば安心だから勉強はいらない」
よく聞く言葉ですね。
確かに、全世界、米国に連動する指数であるVTやVTIは長期で見れば右肩上がりですから、何もしなくても持っているだけで値上がりが期待できるでしょう。
インデックス投資であれば、
- 売り買いのタイミングを計る必要がなく
- 銘柄選定も不要
- 企業の業績を見なくてもOK
ですから、勉強がなくても大丈夫と言われています。
ですが個人的にはインデックス投資でも最低限の勉強をしておいた方がいいと思っています。
なぜなら、インデックス投資の正しい運用を理解できていないと、次のような失敗をしてしまう可能性があるからです。
- インデックス運用に飽きていろんな投資法に手を出してしまう
- 暴落で出た含み損が怖くて、売ってしまった
インデックス投資は、長期で続けることが重要です。
リスクを管理しなければ続きませんし、投資の方針を決めていなければインデックス投資を辞めて違う運用に頻繁に切り替えてし舞うかもしれません。そうすると当然利益も少なくなってしまいます。
投資のコアとしてインデックスを置く場合は、長期で続けるためにも、自分に合ったリスクの取り方や、投資戦略などを勉強していく必要があります。
結論:インデックス投資でも、続けられるよう最低限の勉強が必要
勉強した内容が実践に活かせなかった
「ファンダメンタル分析やテクニカル分析を勉強してみたけど結果が出なかった」
これもよくある意見ですね。
株式の分析方法は2種類あります。
- ファンダメメンタル分析
- テクニカル分析
それぞれのケースを見ていきます。
ファンダメンタル分析が生かせないケース
ファンダメンタル分析は企業の株価と本来の価値のギャップを見極める分析のことです。株が割安か割高かの判断に活かせるため、特に中長期投資で重要視されている分析法です。す。
しかし買い時を誤ってしまうと、いくら企業分析ができていても高値掴みになってしまい失敗してしまう可能性もあるのです。これが勉強しても意味がないといわれる理由ですね。
しかし、ファンダメンタル分析を行わないと企業価値が判断できず、株式を選ぶ根拠も乏しくなってしまいます。分析をしても買い時を誤ると失敗、分析しないとそもそも企業を選べない、ではどうすればいいのか。
解決策としては、市場全体の動きをチェックすることがあげられます。
企業分析だけでなく、
- 世の中の動き
- 経済指標
- 為替の動き
等もあわせてみていきましょう。
市場の動きを掴むことで、より精度高く企業評価ができるでしょう。
テクニカル分析が活かせないケース
テクニカル分析は、チャート状に指標を置いて、トレンドやパターンを把握し、今後どのような動きになるかを予想する分析方法です。
しかし実際の相場は過去の相場と全く一緒ではないため、予想したパターンから大きく外れてしまうこともあります。この背景を知らずにいると、テクニカル分析は意味がないと感じてしまうのです。
しかし、全く必要ないかといわれるとそうでもありません。多くの投資家がテクニカル指標をベースに売買をしているのも事実です。
そのため、テクニカル指標は過度に信用せず、1つの指標として用いるのがいいでしょう。
結論:
ファンダメンタルは企業分析だけでなく、経済動向も確認
テクニカル分析は過度に信用せず1つの指標として使う
短期トレードで勝てなかった
投資の勉強が意味ないといわれる理由の1つとして「短期トレードの勉強をしたけど勝てなかった」というものがあります。
しかし短期トレードはインデックス投資と違い「ゼロサムゲーム」ですので、勝てる確率がそもそも低いです。
くわえて相場はランダムウォークなので、どれだけ勉強をしても完璧に値動きを予想することは難しいのです。
短期トレードの場合は、「勉強したからすぐに利益が上がる」とは思わずに投資をすることが重要です。
上記でもお話しした通り、短期トレードに用いられるテクニカル分析は利確・損切の1つの指標です。そのため過度に信用するのは禁物です。
結論:勉強が直接利益につながるわけではない
どうやって勉強をすればいいのか?

どのような勉強法がいいのかを解説します。おすすめの勉強方法は以下の3つです。
- インデックス投資は本を読む
- 四季報で企業の業績を確認
- シミュレーションアプリを利用する
インデックス投資は本を読む
インデックス投資は
- 長期保有が重要であること
- 長期で保有するためにはリスク管理と投資方針が欠かせないこと
を説明しました。これを詳しく説明してくれているのが初心者向けの投資本です。
- お金は寝かせて増やしなさい
- 敗者のゲーム
- ウォール街のランダムウォーカー
ウォール街のランダムウォーカーはインデックスファンドの運用だけでなく、テクニカル分析やファンダメンタル分析について述べている部分も多いので勉強になると思います。
他にも株の勉強におすすめの本をまとめていますので、ぜひご覧になってください。

四季報で企業の業績を確認
四季報には全上場企業の株価や業績などがまとめられています。
各年度の業績を確認することで企業の成長力を見ることができるので、ファンダメンタル分析にはおすすめです。
シミュレーションアプリを利用する
シミュレーションアプリを利用するのも1つの手です。
実際のチャートを用いて売り買いできるので、より実践に近い形で、テクニカル分析で勉強したことを試せます。
- 実際のデータで取引シュミレーションができる「トウシカ」
- リアルタイムデータをもとに取引できる「株たす」
などのシミュレーションアプリがあります。
特にトウシカは無料でシミュレーションできるるのでぜひ利用してみて下さい。

まとめ:勉強の本質は損をしないこと
最後までご覧いただきありがとうございました。
株の勉強をすれば確実に利益が増えるわけではありません。
ですが最低限勉強しておくことによって、過度なリスクをとった投資を防げるので、結果的に損失を出さないことにつながるのではないかなと思っています。
資産運用は早く始めるほど有利
「おすすめの資産運用は何?」の記事にもまとめましたが、忙しい会社員が早く資産運用を始めるメリット、それは「時間」を利用できること何ですね。
自分が働いてお金を稼がなくても、時間をかけて「お金に働いてもらう」ことによって資産が加速度的に増えていくんです。
下の図は毎月の積立額5万円を年利6.5%で期間30何で運用した場合のシミュレーションです。
積立総額は5万円×12ヶ月×30年=1800万円。

図を見て分かるとおり複利運用で資産が約3倍にまで膨れ上がっています。
短期間でこれだけの資産を構築するのは非常に難しいですが、時間をかけてコツコツと資産運用を行えば大きく増やすことができるということです。
現在はつみたてNISAなど、税制優遇を受けながらコツコツと資産運用を行える制度もあるので、積極的に利用したいところですね。
参考記事⏬
一般NISAとつみたてNISA どっちにする?(姉妹サイト)
自分は会社で働きながら、お金が稼いでくれる状態になるんですね。
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