ネット証券をどこにすれば良いか迷っています。初心者なので総合証券の方が良いですかね?
初心者が選ぶ際のポイントやおすすめのネット証券についても知りたいです。
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
将来を考えて株や投資信託で資産形成しようと思っても、初心者の方が最初にぶつかる壁はどこの証券会社にするかということですよね。
証券会社はたくさんあるので、どこに口座開設して良いのかまず迷います。
証券会社にも2種類あって電話や対面で取引をする総合証券やスマホやパソコンで取引するネット証券に別れているんですね。
最近では証券会社間の競争が激しく、手数料を引き下げるだけではなく、取引ツールや分析ツールの改良、海外株の取扱い拡大、系列銀行との連携など、サービスが向上しています。
そこで、投資初心者の方に向けて、総合証券よりネット証券が良い理由やネット証券を選ぶ際のポイントおすすめのネット証券について、わかりやすく解説します。
目次
初心者はネット証券が良い理由とは?
証券会社には、店舗で対面や電話で取引する会社(総合証券)と、店舗を持たないオンライン専業のインターネット証券(ネット証券)があります。
どちらが良いか一長一短ありますが、やはりパソコンやスマホを使い慣れている初心者にとっては、圧倒的にネット証券の方がおすすめできます。
理由①:手数料が対面型より圧倒的に安い
店舗や担当者を抱えていない分、ネット証券の方が総合証券より圧倒的に手数料が安いのが大きな特徴です。
対面型の総合証券大手とネット証券最大手のSBI証券とを比較すると、一回あたりの取引手数料に大きな差があることは一目瞭然です。
証券会社 | 〜5万円 | 〜10万円 | 〜20万円 | 〜50万円 | |
---|---|---|---|---|---|
総合証券 | 野村證券 | 2,860円 | 1.430% | ||
大和証券 | 最低2,750円(約定代金の1.265%) | ||||
ネット証券 | SBI証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 |
もちろん対面型の総合証券の方が、担当者がついて窓口や電話で話しながら注文を出してくれたり、アドバイスをしてくれたりします。
サポートが充実している反面、当然の事ながら、手数料は高くなりますね。ここまで料金が高くなると…取引するのを躊躇してしまいます。
取引に慣れていない初心者は、試しにということで、いろんな銘柄の取引をしてしまいがち。
経験を積む上で回数を重ねるのは重要であるものの、初心者の方は必然的に取引回数が多くなることを考えると手数料が安いことが必須といえるでしょう。
ちなみにネット証券最大手のSBI証券の口座数は570万。投資初心者から上級者まで幅広いユーザーが利用しています。
理由②:手軽に取引ができる
ネット証券は、対面や電話ではなくオンラインで全ての取引を行うことになります。なのでスマホ1台あればほぼ全ての取引が可能。
総合証券の対面式や電話での取引の方が安心かもですが、手軽に注文できるかというと…ちょっと身構えてしまいますよね。
まずは少ない金額で始めてみる人がほとんどだと思いますので、自分の空いている時間を活用してスマホやパソコン、タブレットで手軽に取引できることはネット証券の大きな魅力です。
理由③:情報アクセスがしやすい
オンライン専業というネット証券の特徴もあり、取引に必要な情報のほとんどはネット証券のHPで入手することが可能です。
さらに口座を開設している人限定で、四季報などの有料情報や株の分析ツール、オンラインセミナーなど無料で利用できるネット証券が多いですね。
※米国株取引手数料0円の証券会社という選択
米国株の取引手数料は日本株に比べて実は割高…。できるだけコストをかけずに取引したいならDMM株が良いかも。DMM株は米国株そして米国ETFの取引手数料0円なので、お得に取引するのもありですね。
初心者がネット証券選びで重視すべきポイントとは?
初心者がネット証券を選ぶ際に重視すべき点は、
- 少額から取引できる
- 投資信託の数が充実している
- 海外株が取引できる
ということです。
正直なところ日本株の売買手数料についてはネット証券どうしの競争が激しく、十分に引き下げられていて大差ないレベルです。
短期間で頻繁な売買を行わないのであれば、それほど気にする必要はないと言えるでしょう。
ポイント①:少額から取引できる
初心者の方は日本株を1株単位の少額から取引ができるネット証券の方が安心ですね。
日本株は単元株制で100株単位での取引。例えばトヨタや三菱商事などの優良銘柄は株価にもよりますが、それぞれ65万円、25万円程度の資金がなければ取引できません。
初心者の方は、資金が少ない方も多いですし、取引金額が大きくなれば当然のことならが損失も大きくなります。
1株からの少額であれば数百円から数千円で取引することができるため、失敗しても損失は限定されますし、少ない資金でいろんな銘柄を購入することができます。
ポイント②:投資信託の数が充実している
長期の資産形成を考えたときには、投資信託でじっくりと積立投資を行うという方法が手軽で良いですね。
他方、投資信託には手数料の高いものやパフォーマンスがよくないものも含まれるため、取り扱い数が少ないと、商品を選ぶ際に良い商品がないということも。
やはり少なくとも1000種類以上は欲しいところです。
ポイント③:日本株だけじゃなく海外株の取引ができる
初心者のうちから是非とも挑戦してもらいたいのが海外株、特に米国株です。
Apple、アマゾン、グーグル、コカ・コーラ、ウォルト・ディズニーなど日本企業に比べて圧倒的に規模が大きく収益を上げている企業が米国には多いです。
日本市場よりも米国市場の方が、過去のリターンが圧倒的に高いことはよく知られた事実です。
なので海外株の取引ができた方が、将来的なリターンも高くなることが期待できます。
初心者におすすめのネット証券は?2社に厳選!
以上のポイントを踏まえおすすめのネット証券を紹介します!一覧表にまとめると以下の表のとおりとなります。
日本株 | 投資信託数 | 1株投資 | 海外株 | |
---|---|---|---|---|
SBI証券 | ◯ | 約2600本 | S株 | ◯ |
楽天証券 | ◯ | 約2600本 | − | ◯ |
マネックス証券 | ◯ | 約1100本 | ワン株 | ○ |
auカブコム証券 | ◯ | 約1200本 | プチ株 | - |
松井証券 | ◯ | 約1200本 | − | - |
全ての項目を満足しているのはSBI証券とマネックス証券です。初心者はこの2社からネット証券を選べば間違いないですね。
それぞれ特徴を見ていきましょう。
初心者におすすめ①:SBI証券
投資初心者におすすめのネット証券No1は文句なしにSBI証券ですね。
ネット証券業界最大手のSBI証券。口座数は720万口座を超えていて、初心者から上級者まで個人投資家の多くが活用していますね。
自分もSBI証券に口座を開設してから6年になります。当時からネット証券会社の最大手で株式の取引手数料が最安だったのが口座開設の理由。
日本株や米国株に加えて、アジア株や債券、投資信託、IPOやPTS(私設取引所取引)、純金積立、単元未満株など、他のネット証券でできることはほぼ全てSBI証券でできます。
株式だけでなく、他の商品の手数料も全て最安レベルです。さらに「SBI証券でTポイント投資」にまとめましたがTポイントで投資信託を購入することができます。
実際に活用してみて扱っている商品やサービスの種類が豊富で、しかも手数料も他に比べて安く、評判どおり総合力が最も高い証券会社だと感じています。
業界No1の実績もあり、初心者から上級者まで幅広くおすすめできる証券会社です。
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初心者におすすめ②:マネックス証券
ネット証券の草分け的存在のマネックス証券。口座数はネット証券3番目の規模をほこる総合ネット証券会社です。
マネックス証券の最大の特徴は米国株取引です。2019年のみんなの株式ネット証券ランキング「米国株部門」で堂々の第1位。
米国株・ETFの取り扱い銘柄数は3600超えとネット証券業界で最大規模。他にも特定口座対応、時間外取引への対応、リアルタイム株価情報の無料提供などサービスが充実しています。
さらにマネックス証券でNISA口座を開設すれば、米国株の買付手数料がなんと実質無料になります。外国株の個別銘柄が無料になるのはマネックス証券だけですね。
さらに「マネックスの銘柄スカウターの評判は?」にも書きましたが、個別銘柄を詳細に分析できる「銘柄スカウター」を無料で提供しているのもポイントが高いです。
特に銘柄スカウターを無料で利用できるだけでも、マネックス証券に口座を開設する価値があります。
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まとめ:初心者におすすめのネット証券とは?
今回は初心者はネット証券が良い理由は?ということで、ネット証券のメリット、選ぶ際のポイント、厳選3社についてみてきました。
手数料が安く、スマホやパソコンで手軽に取引ができるのがネット証券の大きな特徴。
ネット証券間の競争が激しいこともあり、各社それぞれ特色を打ち出していて、魅力的な運用サービスとなっています。
ちなみに自分は用途によって証券会社を使い分けていて、
- 日本株・長期保有:SBI証券(メイン口座)
- 銘 柄 分 析:マネックス証券
- 短期の米国株取引:DMM株
- 少額投資:LINE証券、PayPay証券
といった感じにしています。口座開設や維持管理費が無料なので複数持っていても何ら問題ないです。
むしろ多くの個人投資家の方は、複数の口座を持っていますね。
なので証券口座を既にも持っている方も、用途にあわせて新しいネット証券を利用してみるのも良いと思います。
なお、投資初心者でネット証券をどうしても迷ってしまう方は、多くの商品を取り扱っていて、手数料も業界最安水準のSBI証券の方がオススメです。
業界No1であり、安心感がありますね。
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