三菱UFJリース(8593)の株価の推移(チャート)や今後について知りたいです。配当金の推移や株主優待はどんな感じですか?
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
・三菱UFJリース(8593)の株価の状況は?
・三菱UFJリースの株価の推移(チャート)は?
・三菱UFJリースの配当と株主優待は?
・三菱UFJリースの株は買い時?
投資歴20年のかいまるです。日本株を中心に1,000万円以上の資産を運用しています。
三菱UFJリースの株価の今後に関して以下のツイートをしました。
ブログ新規更新!
三菱UFJリースの銘柄分析です。業績・配当ともに
・3.5%超えの高配当
・20期連続増配中
・3期連続で最高益更新濃厚
となっている、超優良銘柄です!
10万円以下で100株購入可能。リーマンショック時も増配していて、長期保有に是非とも欲しい銘柄ですね。https://t.co/nvRrUJxaFS— かいまる (@leverage_toushi) January 26, 2020
三菱UFJリースの銘柄分析です。業績・配当ともに
・3.5%超えの高配当
・20期連続増配中
・3期連続で最高益更新濃厚
となっている、超優良銘柄です!
10万円以下で100株購入可能。リーマンショック時も増配していて、長期保有に是非とも欲しい銘柄ですね。
上記を深掘りします。
三菱UFJリースは、航空機、工作機械、情報機器、医療機器など、幅広く展開する業界3位のリース会社ですね。三菱UFJフィナンシャル・グループの一角を占める企業です。
2007年4月にダイヤモンドリース株式会社とUFJセントラルリース株式会社が合併して発足しました。
株式としては10万円以下で購入できることと、配当利回り3.5%超えで20期連続で増配していることもあり、個人投資家からはかなり人気のある銘柄の一つです。
今回は、そんな三菱UFJリースについて銘柄分析です。
目次
三菱UFJリース(8593)の株価の状況は?
では早速ですがの株価データ(2019年1月24日現在)を見て行きましょう。
- 株 価: 702円
- P E R : 8.9倍(予想)
- P B R : 0.82倍(実績)
- R O E : 9.30%(予想)
- 配当利回り: 3.56%
株価の指標に関しては、パッと見た感じ”悪くないな”というのが率直な感想。特に配当利回りは3.56%というのは日本株の中では結構な高配当で、他のリース企業と比べても高い水準です。
PERのは13~15倍ぐらいですから8.9倍というのはかなり割安な水準ですね。
ただ同業他者のPERと比較してみると、
- 芙蓉総合リース:8.1倍
- みずほリース:9.3倍
- 東京センチュリー:11.2倍
となっていて、三菱UFJリースのPERは他の競合するリース企業と比較すると、PERは同じぐらいの水準ですね。必ずしも割安とは言えないです。
リース事業は売り上げが底堅いものの、大きなイノベーションが見込めない成熟した業種。海外展開も難しいこともあり成長期待は低いですよね。利益に対して株価が低く推移しているということでしょう。
三菱UFJリースの株価の推移(チャート)は?
続いてチャートを確認していきましょう。
リース業界最大手の一つ三菱UFJリース。これまでの株価推移はどうなっているのでしょうか?
ここでは過去10年の長期チャートと短期チャートを見ていきます。
三菱UFJリースの長期チャート
以下は過去10年のチャートです。
10年の長期で見ると株価はしっかりと伸びていますね。
2012年ごろのアベノミクス相場の時に株価は大きく上昇していますが、2015年のチャイナショックや2018年末のアップルショックの際には大きく下げてます。
リース業界は景気敏感銘柄と言われていますから、経済の動向に株価も敏感に反応しています。
三菱UFJリースの1年チャート
以下が直近1年間のチャートです。
2020年3月期の好調な上期決算を受けて、夏頃から株価が大きく株価は上昇していますね。
・2019年8月 :558円
・2019年12月:726円
となっていて4ヶ月程度で30%程度と、結構な上げ幅になっています。チャーチ的には、2018年に付けた過去最高値圏である760円あたりをブレイクできるかどうかですね。
三菱UFJリースの配当実績と株主優待は?
続いて配当実績と株主優待を見ていきますね。
配当金の推移
以下が三菱UFJリースの配当金の実績です。
基本的に配当金は綺麗な右肩上がりになっていますね。
三菱UFJリースは配当利回り3.5%超えの高配当企業でありながら、20期連続で増配を続けています。配当性向も過去5年で30%程度と余力十分で、まったく無理のない範囲と言えます。
3期連続で過去最高益更新で、リーマンショックの際も増配していることを考えると配当を通じた株主還元に積極的な会社と言えそうで、減配される可能性は低いと考えます。
株主優待は?
20期連続増配の三菱UFJリース。株主優待はどうなっているのでしょうか?
やはり自社サービスや商品の優待が改悪されるリスクが少なくて良いですよね。
関連記事:
吉野家(9861)の株主優待はいつ届くの?【優待券を使える店舗のまとめ】
イオンの株主優待で映画料金1,000円に割引!安く映画を見る方法
残念ながら三菱UFJリースは、株主優待を行なっていません。20期連続で増配していることもあり、配当金を中心に株主還元を行なっていくということでしょう。
オリックスのカタログギフトや芙蓉総合リースの図書券のような株主優待を期待したのですが…。残念です。
三菱UFJリースの業績は?
続いて三菱UFJリースの業績を見ていきます。以下が過去5年の売上高、営業利益、純利益の推移(単位:10億円)。
2017年に若干落ち込んだものの、売上高は横ばい、営業利益・純利益は増益傾向となっていますね。特に純利益は2018年、2019年と2期連続で過去最高益を更新するなど好調な内容となっています。
三菱UFJリースの説明資料を読むと、不動産関連事業が好調だったこと、米国の減税の恩恵でプラス81億円の増益効果があったことが要因となっています。
三菱UFJリースでは、2020年も最高益更新を見込んでいます。上半期決算を見ると、営業利益が+39.1%、純利益が+16.9%と大幅に伸びています。
この上半期決算を見ると3期連続の過去最高益更新というのは、ほぼ確実な状況ですね。業績は絶好調と言って良いと思います。
三菱UFJリースの株は買い時?
3期連続で過去最高益更新が濃厚な三菱UFJリース。株は買い時でしょうか?
リース銘柄は、景気が悪化した際に株価が低迷しやすいという特徴がありますが、自分は見三菱UFJリース株の購入を検討しても良いと考えます。
理由を端的に言えば、
・高配当利回りで20期連続増配
・業績好調で今期も過去最高益更新が濃厚
・10万円以下で100株購入できる
ということですね。
やはり3.5%の高配当利回りと増配傾向であるということは、長期投資の観点からは安心材料と言えます。リーマンショック時にも増配していることもあり、よほどのことがない限り減配はないですね。
キャッシュフローがマイナスになっていると不安視する声もありますが、資金を貸し付けるリース業ではよくあること。利益剰余金や自己資本比率が増えていることもあり、特に問題ないかと。
また10万円以下で100株購入できることもあり、株初心者にとってみても配当期待の長期保有銘柄として魅力的といえます。
「三菱UFJリースの株価」まとめ
今回は三菱UFJリースの銘柄分析ということで、株価の推移、配当実績や株主優待、今後の株は買いかなどについて述べてきました。
3期連続で過去最高益更新が濃厚の三菱UFJリース。配当利回りも3.5%を超えていて20期連続増配。長期保有の観点からも非常に魅力的な銘柄と言えます。
また、100株10万円以下で購入可能ということで、資金の少ない個人投資家にも投資しやすい銘柄ですね。業績も好調ということもあり長期保有前提で購入を検討しても良いと考えます。
それでは。
関連記事です。この記事をご覧になった方は、以下の記事も読まれています。
リース業界最大手オリックスの銘柄分析です。金融事業を中心に業務の多角化を進めていて、業績も堅調。また株主優待のカタログギフトも大人気ですね。ただ、株価は…。今後の見通しも含め分析です。
好業績、高配当銘柄の代表格である商社株の特徴をまとめました。景気敏感株で配当が安定しないという印象でしたが、安定配当を志向している会社が多く長期投資に向いているといえますね。
こちらも、業績が安定していて高配当の銘柄の代表格である銀行株の特徴をまとめました。マイナス金利の影響で経営環境は厳しいものがありますが、株価の見通しはどのようなものでしょうか?
おすすめ記事です。
Tポイントによる投資を売りにしたSBIネオモバイル証券。ネオモバなら上昇中の三菱UFJリースも1株単位で投資可能。自分も投資しました。資金が少なくても購入できるんです!詳細は以下の記事にまとめてます。
https://leverage-investment.com/sbineomobile-profitable/
毎日が忙しくて資産運用にかける時間がない。日本市場だけじゃなく世界に投資したい。株だけじゃなくいろんな資産に投資したい。そんな人にはウェルスナビでほったらかし投資が最適です!詳細は以下の記事へ。
https://leverage-investment.com/wealthnavi-profitable/
ソーシャルレンディングは”定期預金感覚”で投資できるため、株やFXのような値動きはなく「暴落」や「急落」といったこともありません。しかも期待利回りは3.5%〜7.5%!詳細は以下の記事へ。
ソーシャルレンディングの中でも特に注目されているのがFunds。株のように値動きがないので相場の動きが気になりません。
銀行預金にほとんど利息がつかない中、投資先として有力な選択肢。投資するファンドにもよりますがの年率1.5〜3%程度のリターンが期待できます!
なので、こんな方に特にオススメです。
- 日々の相場の動きを気にしないで投資したい
- 銀行の預金金利は低すぎて使えないと感じている
- 定期預金感覚で高い利回りを得たい
詳しくは以下をクリック!