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(2023最新)銀行株の今後の見通しは?おすすめ3銘柄も分析!

銀行株への投資を考えてますが、将来性が心配です。株価は短期的に上昇しているようですが…長期保有に向くのでしょうか?

特にメガバンク株の今後の見通しやおすすめの銘柄についても知りたいです。2023年は買いですかね?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • 銀行の最近の動向とは?
  • 銀行株、特にメガバンクの特徴は?銀行株は買いか?
  • 銀行株の今後の見通し(2023年)は?
  • 銀行株のおすすめ銘柄3選!

投資歴20年のかいまるです。高配当で人気の三井住友フィナンシャルグループの株も含めて1500万円以上を運用しています。

今回は、高い配当利回りで投資先として人気の銀行株、特にメガバンクについて取り上げます。

自分の投資スタイルは、業績が安定していて高配当の銘柄を長期保有して配当金を再投資するもの。銀行株は配当利回りが高い銘柄が多いこともあり、その目的に適した銘柄なんですよね。

ただ、銀行はマイナス金利導入され企業や個人への貸し出し金利が大幅に低下。預金金利との差分で利ざやを稼ぐといった従来のビジネスモデルでは収益を上げづらくなっています。

一方、日本銀行が2022年12月に突如発表した長期金利の事実上の利上げで銀行株の株価は短期的に急騰しています。

今回は、そんな銀行株の今後の見通しやおすすめ銘柄は何なのか分析です。

ぜひ最後までご覧ください。

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銀行株は将来性ある?最近の動向とは?

様々な動きがある銀行業界ですが、最近の大きな動向としては、

  1. 日銀が事実上の利上げへ
  2. マイナス金利の影響で収益力が低下
  3. 地方銀行では再編が加速
  4. 新生銀行がSBI傘下へ

ということかと考えます。クイックに見ていきます。

動向①:日銀が事実上の利上げへ

銀行業界において、2022年最大のビックサプライズがコレですね。

日本銀行は、12月に開いた金融政策決定会合で、大規模金融緩和の修正する方針を決めて、0.25%程度としてきた長期金利の変動許容幅を0.5%に拡大することを決めました。

各国の金利が上昇していることもあり、長期金利は変動幅の上限近くで推移していることもあり、事実上0.25%の利上げとなります。

ただし、金融緩和政策自体は維持するので、マイナス金利政策は維持されます。

日本でもインフレが進んでいることもあり、2023年4月の日銀総裁交代で金融政策がどうなるのか要注目です。

動向②:マイナス金利の影響で収益力が低下

銀行業界の収益力が低下した原因は、間違いなく日銀によるマイナス金利政策の導入ですね。

2016年に日銀が導入したマイナス金利政策の影響は大きく、メガバンク、地方銀行ともに利ざやが縮小しています

銀行の収益の柱の一つは、預金金利と貸し出し金利の差になりますので、この影響は非常に大きく、利ざやの低下は銀行業界全体の収益力の低下をまねいたということです。

新型コロナ拡大による経済悪化や失業対策として、世界各国の中央銀行は金融緩和に動いていることもあり、日銀も更なる対応が求められているところです。

米国では金融緩和縮小の動きも報道されていますが、日本のマイナス金利からの脱却はまだまだ先の話になりそうです。

動向③:地方銀行では再編が加速

もう一つのトレンドは、人口減で経営環境が悪化している地方銀行の再編の加速でしょう

2016年4月に横浜銀行と東日本銀行(東京都)が統合し、コンコルディア・FGを発足。地銀最大の金融グループが誕生しました。

16年10月には、足利HDと常陽銀行が統合し、めぶきFGが発足。

他にも、

・2018年4月:第三銀行と三重銀行が持株会社「三十三FG」を設立

・同年5月:東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京が合併し「きらぼし銀行」

・同年10月:第四銀行と北越銀行が統合し「第四北越FG」

・19年4月:近畿大阪銀行と関西アーバン銀行の合併により「関西みらい銀行」

ということ。

最近では、SBI銀行が第4のメガバンクを作るとして島根銀行や福島銀行との提携を進めています。

参考記事:SBIHD社長、地銀と「第4のメガバンク」構想(日経新聞)

菅総理大臣も地方銀行の数が多すぎると発言していることもあり、政府が主導する形で再編が進むことも予想されます。

特に人口が減少や高齢化を進んで地方経済は疲弊していることから、メガバンク以上に経営状態は厳しいということですね。

動向④:新生銀行がSBI傘下に

ネット金融最大手のSBIホールディングス(HD)が新生銀行に株式の公開買い付けが成立し、新生銀行はSBI傘下入りすることになりました。

反発する新生銀行が買収防衛策の導入を打ち出ししていましたが、最終的に防衛策を取り下げ。報道によると新生銀行の上場を廃止して、新生銀行が政府から買い受けていた公的資金返済を検討するとのこと。

地方銀行の再編を仕掛けていたSBIが新生銀行を傘下に入れたことから、今後金融業界の経営統合や再編が一層進むことが予想されています。

銀行株(特にメガバンク)の特徴とは?

メガバンクなどの銀行株の特徴を端的に言えば、

  1. 銀行株は高配当・低PER
  2. 株価は景気や経済の動向に影響されやすい

ということですかね。詳細に見ていきます。

特徴①:銀行株(メガバンク)は高配当・低PER

銀行株、特にメガバンクの特徴といった時に真っ先に思いつくのが高配当・低PERということですね。

実際のメガバンクのデータを簡単にまとめたのが以下の表です。

※2022年12月30日現在

こうして見るとメガバンクの配当は3.5〜4.5%超え高配当利回りですね。株価が長期的に低迷していることも要因の一つでしょうが、魅力的な水準であることは間違いありません。

他方、メガバンクの配当は高い一方、地方銀行は収益が悪化していることもあり2%台が中心となっています。

また、株式の平均PERは13〜15倍ぐらいですから8倍前後のメガバンクは割安。典型的な高配当バリュー株です。

ただ、銀行は金利収入や手数料収入などが中心で大きなイノベーションや成長が見込めない成熟した業種。株価が加熱しずらいといえます。

なお、銀行株は高配当割安株の代表セクターですが、通信株や商社株も同様に高い配当利回りと割安感で人気のセクターです。

特徴をまとめていますのでぜひご覧ください。

特徴②:株価は景気や経済の動向に影響されやすい

これは金融業である以上は、世界経済や景気の動向に敏感になるのはある意味でしょうがないですね。

最近で大きく株価に影響が出たのが、

・2015年のチャイナショック

・2018年以降の米中貿易戦争、世界経済減速懸念

・2020年の新型コロナ拡大

・2022年の日銀金利上げで株価急騰

ですね。

以下の三菱UFJの株価チャート(22年12月末現在)を見ると世界経済の減速懸念が強買った2015年と2018年、そして2020年に大きく株価を下げているのがわかります。

逆に2013〜2015年のアベノミクス相場の際には、株価が2倍に膨れ上がるなど大きく上昇しているのがわかります。良くも悪くも景気動向に非常に敏感ということですね。

2021年以降、長期金利の上昇や景気回復期待もありメガバンクの株価は短期的に上昇傾向。そして22年に日銀が事実上の利上げもあり短期的に株価は上昇傾向です。

この流れが今後も続くのか注目ですね。

このように株は短期的に大きく下落するのでリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。そういう方は1株からの少額投資はどうでしょうか?

少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

単元未満株への投資はデメリットだらけ?S株・ワン株の活用法を解説!単元未満株への少額投資なら気軽に株式投資を始められそうですが、どんな時に活用すれば良いですかね? ワン株やS株とも呼ばれているよう...

続いて、銀行株の今後の見通しを見ていきましょう。

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参考記事⏬
株アプリ「トウシカ」の評判と口コミは?

銀行株の今後の見通し(2023年)は?

2023年の見通しは、

  1. 金利上昇で収益改善の期待大
  2. メガバンクに限ると高配当は続く

ということかと考えます。クイックに見ていきます。

見通し①:金利上昇で収益改善の期待大

2023年は日銀総裁が交代することもあり、現在の大規模金融緩和が大きく修正される可能性が高いです。

現に日本銀行は、22年12月に開いた金融政策決定会合で、大規模金融緩和の修正する方針を決め、0.25%程度としてきた長期金利の変動許容幅を0.5%に拡大することを決めました。

各国の金利が上昇していることもあり、長期金利は変動幅の上限近くで推移していることもあり、事実上0.25%の利上げとなります。

2016年1月に日銀が導入したマイナス金利政策の影響は大きくメガバンク、地方銀行ともに利ざやが縮小しているんですね。

銀行は預かった貯金額の大半を国債で運用しているため、マイナス金利の導入で国債の金利が大幅に下がったため運用成績が悪化し、収益が上がらない状況が続いています。

一方、以下が10年国債の金利チャート(5年)ですが、−0.2%〜+0.4%となっていて0%近辺から動いていないものの、20年以降金利が上昇傾向であることがわかります。

銀行株の株価は日銀の長期金利と相関性が高い、要するに金利が上昇すると収益が改善するので、金利が上昇傾向なら株価の上昇が期待できると言えるでしょう。

見通し②:メガバンクに限ると高配当は続く

他方、メガバンクに限れば厳しい経営環境が続く中、国際展開やトレーディング業務などでも手堅く収益をあげており、高配当は続くものと考えます。

というのも三菱UFJや三井住友は、配当性向を引き上げることや増配を目指す累進配当を表明するなど株主還元の強化に取り組んでいるんですよね。

なので長期投資の観点からは、2023年もメガバンクは投資先として魅力的であるといえるでしょう。

なお日本株の中にも減配せずに増配する”累進配当”を目指す方針の企業があります。それらの企業の中から高配当銘柄をまとめました。

ぜひご覧ください。

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銀行株のおすすめ銘柄3選(2023年版)!

これまで銀行と銀行株の特徴を見てきましたが、2023年のおすすめの銀行株3選をあげるとすれば、

  1. 三菱UFJフィンナンシャル・グループ
  2. 三井住友フィナンシャルグループ
  3. みずほフィナンシャルグループ

となります。

人口減やIT化の遅れもあり地方銀行の経営環境は厳しい。やはり銀行株に投資するのであればメガバンクですね。

どれも定番の銘柄ですが、特徴をクイックに見ていきます。

おすすめ①:三菱UFJフィナンシャルグループ

やはりメガバンク首位の三菱UFJは、以下のツイートのとおり外せないですね。

ポイントは何といっても、マイナス金利の導入後、収益環境が厳しいにもかかわらず配当金が増配傾向にあること。

現在の配当性向は30%台ですが2023年までに40%に引き上げることを宣言しています。日本株全体で見ても、最も魅力の高い銘柄の一つですね。

長期保有前提で、是非とも購入すべき銘柄です。

三菱UFJの株価が安い理由とは?配当4%超えで今後は買い時?三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)への投資に興味があります。過去10年の株価推移と特徴について知りたいです。 株価が安...

おすすめ②:三井住友フィナンシャル・グループ

海外事業に力を入れている三井住友銀行。以下のツイートのとおり配当に魅力のある銘柄です。

減配なく増配する「累進配当」を宣言しており、かつ現在30%台の配当性向も40%を目指すこととしています。長期的にも欲しい銘柄ですね。

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おすすめ③:みずほフィナンシャルグループ

最後はメガバンクの一角を占めるみずほ銀行も外せない。以下のツイートのとおり。

みずほ銀行は、旧第一勧業銀行や旧富士銀行などの再編に伴うシステム統合がうまくいっていなくて、これらの統合に伴う作業や経費が経営の足を引っ張っていたんですよね。

長年の懸案だったシステムの更新も完了し、その費用も2018年度に一括で計上したものの、2021年2月末から4回にわたってシステム障害が発生。

このシステム障害の影響で、他のメガバンクに比べて株価も冴えない状況が続いています。今後の業績はこのシステム障害の状況次第の面もありますね。

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番外編:ゆうちょ銀行

あまりおすすめはできないものの、ランク外ということで取り上げました。以下のツイートのとおり。

公募価格の1400円を大きく下回る状態が続くゆうちょ銀行ですが、郵便局ブランドの人気は根強いものがあります。実は、貯金残高は三菱UFJを上回る規模なんです。

予想配当利回りが4%台の後半となっており、長期保有前提ならありかもですね。

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「銀行株の今後の見通し(2023年)」まとめ

今回は、銀行株は今後の見通しということで、特徴や動向、おすすめ3選を見ていきました。

銀行株、特にメガバンクの最大の魅力は、高配当・低PERということでしょう。高いイノベーションが見込めない業種ですから、株主還元に利益が向かいやすい傾向があります。

もちろん、金融株ということもあり景気動向に株価は敏感ですが、三菱UFJや三井住友のように配当性向の引き上げや累進配当を宣言したりと安定的な配当を期待できるのも安心材料です。

世界的な金利上昇は続いていて、日本銀行のマイナス金利などの大規模金融緩和政策が今後どうなるのか2023年は注目大ですね。銀行の厳しい経営は続きますが、銀行株、特にメガバンクは十分に長期保有すべき銘柄といえます。

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