米国レバレッジ型ETF

レバレッジ3倍の米国ETFおすすめ20選一覧とは?(2022最新)

米国のレバレッジ3倍ETFに投資しようと考えていますが、どのような商品があるんですか?

レバレッジ商品なのでリスクが高いと思うけど、特徴やおすすめの活用法を知りたいです。

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • レバレッジ3倍のETFの特徴とは?
  • レバレッジ3倍のETFにはどのような種類があるの(20選)?
  • レバレッジ3倍のETFのおすすめの活用法は

投資歴20年のかいまるです。米国株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。現在は売却ましたがレバレッジETFであるSPXLやCUREの運用もしていました。

日本の個人投資家にも人気のレバレッジ型のブルベアETF。日経平均に連動したものだけではなく、米国ETFの中にもレバレッジ型のETFがあります。

このレバレッジ3倍のETFは、S&P500や米国長期国債などに連動するものなど様々なものがあるんですね。長期的に右肩上がりで値上がりしているものもあるので、商品によっては長期保有でも大きな利益が狙えます。

今回はこのレバレッジ3倍の米国ETFにはどのようなものがあるのか、一覧の形でまとめていきます。

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レバレッジ3倍の米国ETFとは?

ETFは、株や債券などの指数や金や原油などの商品にいたるまで、世界中のあらゆる資産に投資することができる金融商品です。

レバレッジ型のETFとは、株の信用取引のように、レバレッジをかけて株価や債券の値動きの3倍の値動きをするように設計された商品なんですね。

特徴を簡単にまとめると、

レバレッジETFの特徴
  • インデックスに対して1日の値動き2〜3倍
  • 基本は値上がり益(キャピタル)狙い
  • ブル型は右肩上がりの相場でリターンは3倍以上にも
  • ベア型は右肩下がりの相場でリターンは3倍以上にも
  • レンジ相場だとリターンが徐々に減少する
  • 経費率が通常のETFに比べて高め

ということです。ポイントは”1日の値動きに対し3倍のレバレッジがかかる”ということです。

レバレッジETFは、短期取引により価格の値幅を狙うというのが一般的。通常のETFに比べるとハイリスクな商品であることは間違いないですが、短期間で大きな利益が狙えるのがメリットです。

さらに、S&P500などの指数は右肩上がりで株価が上がっていますので、これに連動するETFの場合、長期保有するのもおもしろいと思います。

もちろん、値動きが大きいということは損失も大きくなるので注意が必要です。

以下では主要ネット証券で購入可能なレバレッジ型米国ETF20選を紹介していきますね。

レバレッジ3倍のS&P500 ETF

レバレッジ3倍の米国ETFで最も一般的なのは、以下の表に示したS&P500の3倍に連動するETFです。

銘柄名
SPXL 米国S&P500 ブル3倍 ETF
SPXS 米国S&P500 ベア3倍 ETF

上記のとおり。詳しくはSPXLに関する記事にまとめていますが、SPXLやSPXSは米国ETFの取引額ランキングでも上位に入っており、米国株を取引きしている者にとっては非常にメジャーで、人気のあるETFとなっています。

この、ブル型とベア型というのは、

  • ブル型:指数の値動きと同じ方向に3倍
  • ベア型:指数の値動きと逆の方向に3倍

という意味です。S&P500が上がると思えばブル型のSPXL、下がると思えばベア型のSPXSを購入するということになります。

ブル・ベアとは

相場の強気・弱気を示す言葉です。ブル(Bull)は強気のことで、雄牛が角を下から上へ突き上げる仕草から相場が上昇していることを表し、ベア(Bear)は弱気のことで、熊が前足を振り下ろす仕草、あるいは背中を丸めている姿から相場が下落していることを表す言葉として使われています。(SMBC日興証券HPより)

なお、経費率は1.02%となっておりますので、通常のETFよりも高いかもしれませんが、レバレッジ商品であることを考えれば、妥当なところだと思います。

レバレッジ3倍のS&P500ETFの値動き

具体的に値動きについては、以下のSPXLのチャートを見ていただくのが一番わかりやすいと思います。

SPXLは2008年9月に運用が開始された商品ですが、リーマンショックから米国株は絶好調ということもあり約10年で10倍以上に値上がりしています。

比較のために、S&P500のチャートも載せていますが、値動きがなだらかに見えてしまいます。

赤:SPXL 緑:S&P500

一方、2020年2月のコロナショックの際、SPXLの株価は1ヶ月で70%以上も急落。22年に入って、世界的な株価調整局面ということもあり株価も急落しています。

レバレッジがかかっている分、短期的には大きく値動きするETFであることがチャートを見るとわかると思います。

レバレッジ3倍の債券ETFとは?

レバレッジ3倍の債券ETFで最も一般的なのは、以下の表に示した20年超米国債の3倍に連動するETFです。

ティッカー 銘柄名
TMF 20年超米国債 ブル3倍 ETF
TMV 20年超米国債 ベア3倍 ETF

上記のとおり。詳しくはTMFに関する記事にまとめていますが、TMFやTMVも、米国ETFの取引額ランキングでも上位に入っている、人気のあるETFとなっています。

なお、経費率はSPXLと同様で1.02%となっています。これも、レバレッジ商品ということを考えれば、妥当なところです。

レバレッジ3倍の債券ETFの値動き

これも、値動きについては、以下のTMFのチャートを見ていただくのが一番わかりやすいと思います。

TMFは2009年に運用が開始された商品ですが、節目節目で激しく値動きしています。あわせて通常の20年国債ETF TLTも載せましたが、非常になだらかな動きですよね。

なので、TMFは通常の債券に期待されるような値動きの安定+分配金を狙ったETFではなく、短期的あるいは長期的な値上がり幅を取りにいくETFといえます。

青:TMF 緑:TLT(20年国債ETF)

一方、TMFの値動きは20年国債ETFの値動きと綺麗に連動していることもあり、株と債券で資産形成している方にとっては、国債ETFの代わりにTMFを活用することで資金効率を高めることができると思います。

なお、これまでに紹介したSPXLとTMFに1株から取引手数料無料で取引できる証券会社DMM株です。特徴をまとめていますので、ぜひご覧ください。

参考記事⏬
DMM株の評判と口コミとは?

レバレッジ3倍のセクターETFとは?

レバレッジ3倍のセクターETFで人気が高いのは、情報技術とヘルスケアセクターのレバレッジETFです。

ティッカー 銘柄名
TECL テクノロジー ブル3倍 ETF
CURE ヘルスケア ブル3倍 ETF
SOXL 半導体 ブル3倍 ETF

上記のとおり。

詳しくはTECLに関する記事CUREに関する記事SOXLに関する記事にまとめていますが、情報技術やヘルスケアセクターはS&P500よりもパフォーマンスが高くなっているので高いリターンが期待できます。

特に情報技術セクターばAppleやMicrosoft、Visa、Intelなど米国の株価上昇を牽引してきた銘柄が含まれていることもあり、TECLの株価はリーマンショック後10年間で70倍にまで上昇しています。

ちなみに、自分はヘルスケアセクターのCUREに投資していました。ヘルスケアは、不景気にも売り上げの落ちないディフェンシブセクターであり、長期的なリターンもS&P500よりも優れているからですね。

なお、米国のセクターETFやハイテクETFに関しては以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧になってください。

その他のレバレッジ3倍の米国ETFとは?

S&P500や債券指数以外のレバレッジ3倍に連動するETFには主要なものだけで以下のものがあります(一部2倍のものも)。

これらは全てマネックス証券で購入が可能なんですね。経費率は、商品によって細かく違いがありますが、概ね1%程度です。

好みや相場観によって、どのタイプのレバレッジETFを購入するか検討してみると良いと思います。

リートETF

ティッカー 銘柄名
DRN 米国リート ブル3倍 ETF
DRV 米国リート ベア3倍 ETF

 

個別セクターの株式ETF

ティッカー 銘柄名
FAS 米国金融株 ブル3倍 ETF
FAZ 米国金融株 ベア3倍 ETF
TNA 米国小型株 ブル3倍 ETF
TZA 米国小型株 ベア3倍 ETF
LABU 米国バイオ株 ブル3倍 ETF
LAND 米国バイオ株 ベア3倍 ETF
NUGT 米国金鉱株 ブル2倍ETF
DUST 米国金鉱株 ベア2倍ETF

 

新興国株ETF

ティッカー 銘柄名
INDL インド株 ブル2倍 ETF
EDC 新興国株 ブル3倍 ETF
EDZ 新興国株 ベア3倍 ETF
RUSL ロシア株 ブル2倍ETF

 

 

レバレッジ3倍のETFのおすすめ活用法とは?

活用法①:SPXLやTMFを長期保有

一般的にはレバレッジ型ETFは、大きな値幅を取りに行けるため短期売買に向いていると言われますが、自分としては長期投資に向いている商品と考えています。

SPXLやTMFについては、米国株のインデックスであるS&P500や米国長期国債にレバレッジをかけたものであり、これらインデックスは個別株と違って長期的な値上がりを高い確率で期待できるからです。

特にS&P500は、30年~50年の長期にわたって年率10%のパフォーマンスを示し、右肩上がりを続けているわけですから、SPXLの年間手数料1%を考慮しても、十分な収益を期待できると考えています。

上記に示したSPXLのチャートを見ていただいても、長期保有の収益の高さは直感的に理解いただけると思います。

もちろん、レバレッジ商品ですからリスクが高いことは確かであり、大きな含み益を抱えることは十分にあり得ますが、それでも短期取引で売買を繰り返すよりは、長期に保有することで高いリターンを期待できると考えます。

なお、人気のレバレッジETF SPXLとTMFに1000円から取引できる証券会社PayPay証券です。特徴をまとめていますので、ぜひご覧ください。

参考記事⏬
PayPay証券の評判と口コミとは?

活用法②:レバレッジ3倍のETFをNISAで保有

今回の記事で紹介したSPXLなどのレバレッジ3倍のETFは、NISA口座で保有することができます。

NISAでSPXLを購入するメリットの記事で述べたとおり、レバレッジ型ETFは大きな値上がり益が期待できるため、その利益が非課税となるNISAの活用は、十分におススメできます。

なので、今回取り上げた米国ETFはマネックス証券で取引可能です。以下の記事にマネックス証券の特徴・メリットをまとめていますので、NISA口座の活用も検討してはいかがかと。

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レバレッジ3倍の米国ETFで理解すべきこととは?

レバレッジ型ETFは、指数の3倍の収益を目指すものですが、あくまでも3日の値動きについて3倍の値動きを目指すもので、綺麗に3倍になるものではありません。

例えば、以下の表はSPXL、SPXS及びS&P500の2021年9月現在の年率リターンを示したものです。

1年 3年 5年 10年
SPXL 95.4% 42.1% 39.6% 39.0%
SPXS -56.8% ‐56.9% ‐49.3% ‐46.2%
S&P500 30.0% 15.9% 16.9% 16.6%

見ていただくと分かるとおりS&P500の3倍のリターンになっていないですよね。

一般的には長期保有するほと乖離していくことになりますので、単純に3倍になるものではないんですね。

日本取引所グループHPに、レバレッジ型ETFの特徴について解説がありましたので、引用します。 ざっくり言うと、

・投資期間が長くなればなるほど、指標と乖離する。

・レンジ相場になると指標に比べてパフォーマンスが悪くなる。

ということです。

レバレッジ型指標は、相場の下落局面においては原指標よりも大きく下落していきますが、2営業日以上離れた日と比較した場合は、想定した変動率とは異なる下落率となってしまう点、そして、投資期間が長期になればなるほど、原指標の変動率とレバレッジ型指標の変動率の乖離が大きくなる可能性が高まる点に留意が必要となります。

相場の方向感が定まらず、原指標が上昇や下落を相互に繰り返した場合、レバレッジ型指標は複利効果によって、原指標と比較してパフォーマンスが逓減して行くという特性がありますので留意が必要です。

 出典:日本取引所グループHP 

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CFDという選択もありえる

ETFの場合、レバレッジは3倍程度ですが、より大きなレバレッジを取りたければ、株価指数に連動するCFDという選択もありえます。

株価指数に連動するCFDは長期投資向きという記事で書いているとおり、GMOクリック証券のCFDは10倍程度のレバレッジが可能で、商品によっては配当金のような調整金もしっかりでます。

もちろん、高いレバレッジのハイリスク商品であることは間違いないので、初心者にはおススメできませんが、ご関心があれば十分に検討に値すると思います。

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  • Apple、Teslaなどの個別株にもレバレッジ
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米国株式市場は長期的に右肩上がり。

なので、S&P500CFDやナスダックCFDを長期保有することで少ない資金でも大きなリターンが期待できます。

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「レバレッジ3倍の米国ETF」まとめ

今回は、レバレッジ3倍のETFということでSPXL、TMF、TECLなどの米国ETFの特徴とメリットなどについて述べてきました。

レバレッジ商品という特性上、手数料が高い、ハイリスクである、長期保有で指数と乖離するという欠点は当然ありますが、これらの特性を理解して取引を行えば、十分に大きなリターンが期待できると考えます。

特に、S&P500などの株価指数や情報技術セクターは、長期的な右肩上がりを期待できるので、レバレッジ型ETFの長期保有するというのも、十分検討に値します。

最後に米国ETFや米国株に賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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