米国ETF

債券ETF BNDXとは?米国以外の債券にまるっと投資!

当サイトには広告を含む場合があります。

債券ETF BNDXの株価や特徴について知りたいです。おすすめですかね?

他にも高利回りの債券ETFなどがありますが、これらに比べてBNDXに投資するメリットは何でしょうか?配当実績についても知りたいです。

今回はこういった疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容
  • BNDX:株価の基本データと特徴は?
  • BNDXのBNDXの地域比率と投資適格度別比率は?
  • BNDXのチャートとリターンは?コロナからも完全回復!
  • BNDXの配当実績と増配率は?

バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF BNDXについて特徴や株価の推移などを分析していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

自分は、米国株や米国ETFを中心に1500万円以上の資産を運用しています。これらの経験を踏まえて記事を書きました。

DMM株なら米国株取引手数料が0円!

DMM株では、米国株を手数料完全無料で取引することができます。

【DMM 株】口座開設

米国株の取引手数料は、日本株に比べて実は割高…。

しかも大手ネット証券で横並びなんです。

少しでもコストを下げて米国株を取引したい…、そんな方はDMM株が良いかもです。

DMM株は、他の証券会社に先駆けて米国株そして米国ETFの取引手数料が完全無料

取引手数料0円でお得に米国株を取引をしてはいかがでしょうか?

口座開設・維持費無料!
DMM株
公式HPはコチラ
5分で申し込み完了!

>> DMM株の評判と口コミを見る

目次

BNDXの株価と特徴とは?

債権ETFは、各社からいろんな商品がありますが、このBNDXはバンガード社が販売しているもので、主に米国以外の先進国が発行する投資適格債で構成されています。

米ドルの為替ヘッジがかかっていることが大きな特徴ですね。詳細ははぶきますが、米ドルと他の先進国との金利差が大きくなると分配金が高くなります。

このBNDX、基本データは以下のとおりです(2023年10月現在)。

銘柄数 6600
株価(52週) 47.30 〜 49.52ドル
分配金利回り 2.07%
経費率 0.07%
設定日 2013年5月21日
運用会社 Vanguard

経費率は0.07%となっていて、ライバルETFのステートストリート社が出しているBWXが0.35%と比較するとかなり割安です。

分配金利回りも4%を超えていて、しかも米国以外の先進国を中心とした債券にマルっと投資できることを考えると0.07%という経費率はかなり安かと思います。

ちなみに構成される債券の残存年数は以下のとおりとなっています(23年1月31日現在)。

平均して9.8年となっていて、中長期の債券を中心に構成されています。

なお、安定した値動きとインカムが魅力の債券ETFですが、おすすめはどれかまとめていますので、ぜひご覧ください。

(2024最新)米国債券ETFのおすすめランキング!債券投資のメリットは?米国の債券ETFに投資するメリットを知りたいです。そもそも債券ETFの特徴とはどのようなものですか? おすすめの債券ETFも知りた...

BNDXの地域比率と投資適格度別比率は?

地域別の比率

米国以外の先進国を中心とした債券にマルっと投資できるBNDXの地域別構成比を見ていきましょう。

発展途上国は5.8%に抑えられており、欧米が約3分の2を占める先進国主体の構成といえます。米国以外の地域にバランスよく投資されていると言って良いでしょう。

投資対象国を見ると、日本が全体の17%を占めていて最大の投資先となっています。ここら辺は日本の投資家にとって好き嫌いが別れるところですね。

BNDXの信用格付け別比率

続いて構成される債券の信用格付けを見ていきましょう。

BNDXはBBB以上の投資適格債で構成されるETFですが、信用格付けAA以上の高格付け債券が約50%を占めていることがわかります。

一部、BBB未満の債券も含まれますが、企業業績の悪化等で一部の債券の信用格付けが低下したことが要因と思われます。

ちなみにBBB未満の債券を”ジャンク債”と呼びますが、デフォルトのリスクが高い一方、高い利回りが魅力です。そんなジャンク債にマルっと投資できるETFがHYGとJNKです。

BNDXの株価の推移(パフォーマンス実績)

直近10年のトータルリターンの推移を示したのが以下のチャートとなります。

比較のために米国の全債券ETF BNDと20年超え米国債ETF TLTのチャートも掲載しています。

赤:BNDX  青:BND 緑:TLT

BNDXの10年間パフォーマンスは非常に安定しており、値動きはそれほど大きくないですね。人気の債券ETF BNDと遜色ない安定感ですね。

コロナショック時のBNDXのパフォーマンスは?

コロナショックのあった2020年の影響とその後の値動きを見るために、直近2年のチャートをもう少し詳細に見ていきましょう。

赤:BNDX  青:BND 緑:TLT

やはり債券ETFということもありコロナショックの際に、一時的に価格が下落しましたがすぐに回復しています。

安定感はBNDと同レベルといったところでしょう。

なお、BNDとTLTの特徴については以下の記事にまとめています。米国の債券に連動するETFの魅力に迫っていますのでぜひご覧ください。

債券ETF BNDとは?配当・利回りは?金利上昇で急落…長期保有はあり?株式は値動きが激しいので、BNDへの投資を考えています。高いリターンを得たいけど、損はしたくないんですよね。 配当(分配金)の実績...
米国債券ETF TLTとは?大幅下落…買うべきか?国債活用法も解説!株式は値動きが激しいので、米国の債券ETF TLTへ投資することを考えているのだけど…。構成銘柄、株価の推移や特徴を知りたいです。 ...

BNDXのこれまでの配当実績は?

BNDXの過去の配当実績を見てみます。

コロナショックのあった2020年は大きく分配金が減少していいますね。

BNDXの配当金は、米国以外の先進国が長期的な低金利に喘いでいるなか、FRBの利上げの影響から、米ドルとその他の先進国通貨の金利差が拡大してきていることも追い風になって安定的に増加していました。

いわゆる米ドルヘッジの効果出ていたのでしょう。

しかし、2020年以降に米国も実質的にゼロ金利政策をとっており、BNDXの主要な投資先の欧州・日本ともに更なる金融緩和を進めている状況もあり分配金が減少しています。

世界的に金利が低下している状況で、日本や欧州を中心にマイナス金利の国も増えています。BNDXの分配金が低下する傾向もしばらくは続くと考えます。

「債券ETF BNDXとは?」まとめ

今回は、債券ETF BNDXの特徴、株価の推移、分配金実績などについて見てきました。

このBNDXは米国以外の先進国の債券を中心に構成されているETFとなりますが、価格の安定感は抜群で人気の米国全債券ETFのBNDと遜色ありません。

しかし、コロナショック以降、米国の政策金利も実質的にゼロ金利となり、日本や欧州を中心にマイナス金利を採用するなど金利が低下している中、分配金利回りは1%以下となっています。

債券ETFの魅力は安定した分配金ということを考えると、ちょっと投資する気にはなれないですね。

先進国を中心に金利が下がっている状況では、しばらく分配金の低下傾向は続きそうです。

最後に米国株やETFに賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

DMM株なら米国株取引手数料が0円!【PR】

DMM株では、米国株を手数料完全無料で取引することができます。

【DMM 株】口座開設

米国株の取引手数料は、日本株に比べてかなり割高…。

しかも大手ネット証券で横並びなんです。

少しでもコストを下げて米国株を取引したい…、日本株だけじゃなく米国株取引も始めたい…そんな方はDMM株が良いかもです。

DMM株は、他の証券会社に先駆けて米国株そして米国ETFの取引手数料が完全無料

取引手数料0円でお得に米国株を取引をしてはいかがでしょうか?

口座開設・維持費無料!
DMM株
公式HPはコチラ
5分で申し込み完了!

>> DMM株の評判と口コミを見る

関連記事・おすすめ記事

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

この記事を読まれた方は、以下に紹介する記事もご覧になっています。皆さんに少しでも役に立つよう、米国株の個別銘柄に関連するトピックについて解説しています。ぜひご覧ください。

米国の債券にまるっと投資できるおすすめの債券ETFをまとめました。安定志向の強い方には適した商品です。ぜひご覧ください。

(2024最新)米国債券ETFのおすすめランキング!債券投資のメリットは?米国の債券ETFに投資するメリットを知りたいです。そもそも債券ETFの特徴とはどのようなものですか? おすすめの債券ETFも知りた...

 

米国のハイテク銘柄にまるっと投資できるETFについてまとめました。GAFAMやVisa、NVIDIA、Netflixなど今後の成長に期待できる銘柄などで構成されるETF。ぜひご覧ください。

米国ハイテクETFでおすすめは?人気ETFを徹底比較(2024最新)米国株のハイテクETFの中でおすすめのものを知りたいです。色々なハイテクETFがありますが、それぞれの特徴はどんな感じですか? コ...

 

減配や業績悪化などの個別株リスクを回避したい場合は、高配当の米国株ETFに投資するという方法もあります。詳しくは以下の記事にまとめています。

米国の高配当ETFランキング厳選5銘柄とは?(2024最新)米国の高配当ETFへの投資はどうですかね?メリットや、おすすめの高配当ETFランキングについても知りたいです。 このような疑問を持...

 

米国ETFの中で自分がおすすめするETFをまとめました。株価指数に連動するETFは、鉄板商品ですが長期的に見て大きなリターンが期待できます。

新NISAにおすすめの米国ETFは?人気定番ETFを徹底比較!(2024最新)米国ETFの中でおすすめのものを知りたいです。 2024年に新NISAが始まりますけど、リターンや分配金利回りなどを比較すると、ど...

 

米国ETFの中でおすすめのセクターETFについてまとめました。S&P500に比べてパフォーマンスの良いセクターもあるんですね。必見です。

米国セクターETFのおすすめとは?3セクターを厳選(2024最新)米国のセクターETFの中でおすすめのものを知りたいです。セクター別に色々なETFが出ていますが、どのETFのパフォーマンスが良いのでしょ...

 

米国株を取引する際のおすすめ証券会社を比較してみました。横並びだった米国の売買手数料にも変化が出てきています。おすすめの証券会社はどこなのか解説しています。

米国株のおすすめ証券会社はどこ?手数料を徹底比較!(2023最新)最近、米国株の手数料の引き下げが行われているみたいだけど、これらを比較して見て、どこがオススメですか? できるだけ手数料の安いとこ...