米国ETF

米国ETF VDEとは?構成銘柄•配当•見通しは?資源価格高騰で期待大!

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米国のエネルギーセクターのETF VDEの株価推移や構成銘柄、今後の見通しについて知りたいです。

他にも高配当ETFやS&P500に連動するETFもありますが、これらに比べてVDEに投資するメリットは何でしょうか?配当実績についても知りたいです。

今回はこういった疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容
  • VDE:株価の基本データと特徴は?
  • VDEの構成銘柄とセクター比率は?
  • VDEのチャートとリターンは?コロナからも完全回復!
  • VDEの配当実績と増配率は?

今回は米国のエネルギーセクターのETF VDEについて特徴や株価の推移などを分析していきます。ぜひ最後までご覧ください。

自分は、米国株や米国ETFを中心に1500万円以上の資産を運用しています。これらの経験を踏まえて記事を書きました。

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目次

米国ETF VDEの株価と特徴とは?

米国ETF VDEは、バンガード社が提供するETFでエネルギーセクターの銘柄を組み入れたETFです。石油や天然ガスなどの資源・エネルギーなどに関連する企業で構成されています。

ちなみに、シーゲル博士の”株式投資の未来”によれば、1957~2003年のエネルギーセクターのトータルリターンは11.32%。S&P500の10.85%を上回っています。

基本データは以下のとおり(2024年2月22日現在)。

銘柄数 118
株価52週レンジ 104.17 〜 131.07ドル
配当率 3.25%
経費率 0.10%
設定日 2004年9月29日
運用会社 Vanguard

経費率は0.10%となっていて、S&P500ETFのVOOが0.03%、高配当ETFのVYMが0.06%と比較すると割高感があります。

ただ分配金利回りが3%を超えていて、S&P500に比べても非常に高いインカムが期待できますね。

一方、エネルギー関連企業は、石油・天然ガスの開発・精製・販売を手がけている企業ということもあり二酸化炭素などの温室効果ガスを排出するということで投資家から敬遠されています。

分配金利回りが高いということは、裏を返すと人気がないセクターということであり、資源高で短期的に株価は上昇しているものの、長期的には低迷しています。

ちなみに米国株は11のセクターに分類されます。おすすめのセクターは何か?記事をまとめていますので、ぜひご覧ください。

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VDEの構成銘柄とセクター比率は?

VDEの構成銘柄TOP10

構成銘柄上位10社(2024年1月31日現在)は以下の表のとおりです。

VDEのセクター比率

続いてセクター比率です。

No. サブセクター 構成比率
1 総合石油・ガス 42.70%
2 石油・ガス探査・開発 22.40%
3 石油・ガス貯蔵・輸送 12.10%
4 石油・ガス精製・販売 11.70%
5 石油・ガス装置・サービス 10.30%

セクター比率を見ると、完全に石油・ガス関連のサービスで占められているのがわかります。

参考URL:バンガード公式HP

VDEの株価の推移(パフォーマンス実績)

直近10年のトータルリターンを示したのが以下のチャートとなります。

赤:VDE 青:S&P500 

この時期のVDEの10年間のパフォーマンスは約−4.15%。分配金を含めればトータルリターンはプラスですね。

2015年くらいからの原油安の影響で、S&P500に比較して大きくアンダーパフォーマンスしています。成長性も限られる点も不人気の要因ですね。

エクソンモービルがダウから除外」の記事にも書きましたが、2020年8月にエクソンモービルがダウから除外されてIT企業が新たに追加されるなど、エネルギーセクターの米国経済に与える影響は低下しています。

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コロナショック後のVDEのパフォーマンスは?

コロナショックのあった2020年3月以降の2年間のチャートをもう少し詳細に見ていきましょう。

赤:VDE 青:S&P500

2020年の前半に原油価格先物がマイナスをつけるような激しい落ち込みがあったため、エネルギーセクターの株価は、コロナショックの際は50%近く暴落しました。

一方、2021年以降、コロナ収束による景気回復期待やロシアのウクライナ侵攻もあり資源価格が高騰。短期的にVDEの株価も上昇しています。

特に原油価格が上昇し続けてエクソン・モービルなどのエネルギー企業の株が買われています。

リターンは10年で年率4.5%程度

分配金を含めたリターンは10年で年率4%程度です(24年1月31日現在)。

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VDEのこれまでの配当実績は?

VDEの配当実績を見てみます。

2020年の分配金は低下したものの、21年以降は資源価格の高騰もありエネルギーセクター企業の業績が好調。分配金が伸びていますね。

新型コロナ拡大による外出制限や海外への渡航制限などにより、人の移動が激減したこともあり、エネルギー需要は低迷しました原油価格は直撃を受けました。

2015年以降の原油価格の低迷などもあり、減配の年も多くなってはいますが、リーマンショック時に減配していなかった点は評価できると思います。

米国ETF VDEの今後は?買い?

石油や天然ガスの採掘・精製・販売を中心としたエネルギーセクターが将来性があるかと問われると、ちょっと厳しいと言わざるを得ません。

石油などの化石燃料から、太陽光や風力などの再生可能エネルギーへの移行は今後、どんどん進むからです。ESG投資の流れは根強く、安定した配当は期待できても、値上がり益はしばらく期待しにくいと思われます。この傾向はコロナ収束でも変わらないですね。

一方で、石油関連企業も豊富な手元資金で再生可能エネルギーなどのクリーンエネルギーの研究開発を進めている企業もあります。

長期的には、そのような企業が、クリーンエネルギー事業を通じて収益や利益をあげていく可能性は十分にあるかと思います。

短期的には資源価格高騰で株価が上昇しているエネルギーセクターですが、長期的に高い成長が見込めるとは言い難いですね。

いずれにせよ、長期的にエネルギーセクターの株価大幅上昇は見込みづらいこともあり、VDEは高い分配金を期待して投資をするという使い方になります。

最後に米国ETFや米国株に賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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