米国ETF

米国ETF VISとは?資本財セクターに投資!構成銘柄や配当は?

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米国の資本財セクターのETF VISの株価や配当、構成銘柄について知りたいです。

他にも高配当ETFやS&P500に連動するETFもありますが、これらに比べてVISに投資するメリットは何でしょうか?配当実績についても知りたいです。

今回はこういった疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容
  • VIS:株価の基本データと特徴は?
  • VISの構成銘柄とセクター比率は?
  • VISのチャートとリターンは?コロナからも完全回復!
  • VISの配当実績と増配率は?

今回は米国の資本財セクターのETF VISについて特徴や株価の推移などを分析していきます。ぜひ最後までご覧ください。

自分は、米国株や米国ETFを中心に1500万円以上の資産を運用しています。これらの経験を踏まえて記事を書きました。

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目次

VISの株価と特徴とは?

資本財セクターは、航空機、建設機械、設備など主に企業向けの商品やサービスを提供している企業で構成されています。その他には、鉄道会社などの消費者向けのサービスを提供している会社もあります。

なお、ジェレミー・シーゲル博士の書いた”株式投資の未来”によれば、1957~2003年の資本財セクターのトータルリターンは10.22%。S&P500の10.85%をわずかに下回っています。

基本データは以下のとおりです(2024年2月現在)。

銘柄数 395
株価52週レンジ 179.27 〜 232.23ドル
分配金利回り 1.03%
経費率 0.10%
設定日 2004年9月29日
運用会社 Vanguard

経費率は0.10%となっていて、高配当ETFのVYMが0.06%と比較すると割高感があります。

ただ分配金利回りが1.37%で、S&P500と比べるとそれぞれわずかに及ばない水準です。

VISの構成銘柄とセクター比率は?

VISの構成銘柄TOP10

構成銘柄上位10社(2021年12月31日現在)は以下の表のとおりです。

企業向け商品やサービスを提供している企業が多いこともあり、あまり日本では馴染みのない会社が多いですね。

組み入れ2位のユニオン・パシフィック鉄道は、米国最大規模の貨物鉄道会社。1862年設立の歴史ある企業。

組み入れ割合6位のボーイングは、日本でもおなじみですね。コロナショック前は組み入れ比率トップでしたが、コロナ拡大や航空機事故の影響で業績が悪化し株価が下落。その影響もあり時価総額が減少しています。

Top10には入っていませんが、構成銘柄のひとつスリーエムは、連続増配60年超えの超優良企業ですね。分析記事を書いていますので是非ご覧ください。

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VISのセクター比率

続いてセクター比率です。

No. サブセクター 構成比率
1 航空宇宙・防衛 16.50%
2 産業機械 11.70%
3 コングロマリット 11.40%
4 Railroads 8.30%
5 電気部品・設備 6.70%
6 航空貨物・物流サービス 6.40%
7 建設関連製品 6.10%
8 建設機械・大型トラック 5.90%
9 調査・コンサルティングサービス 5.00%
10 環境関連・ファシリティサービス 3.80%

まずセクター別比率ですが航空宇宙・防衛セクターがトップでも16.5%。ボーイングやロッキード・マーティンなどがこのセクターですね。

産業機械が11.70%と重厚長大な設備投資がかかる業種群で構成されているのが資本財セクターです。

参考URL:バンガード社公式HP

VISの株価の推移(パフォーマンス実績)は?

直近5年の株価推移を示したのが以下のチャートとなります。

赤:VIS  青:S&P500 

この時期のVISの5年間のパフォーマンスは約60%になります。

航空機産業など、新型コロナ拡大の影響を受けた企業が多くS&P500よりもパフォーマンスは低くなっていますね。

コロナショック時のVISのパフォーマンスは?

コロナショックのあった2020年のダメージと回復を見るために直近2年のチャートをもう少し詳細に見ていきましょう。

緑:VIS  青:VOO

S&P500に比べると回復が遅いですね。

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VISのこれまでの配当実績は?

VISの配当実績を見てみました。

配当利回りは1.03%とS&P500のETFのVOOの1.5%よりも低い水準です。

構成上位銘柄の配当利回りは2%台が多く、高配当銘柄が少ないことが原因かと考えられます。

なお、米国企業には配当利回り7%超えの銘柄や60年以上連続増配しているなど素晴らしい銘柄が米国にはたくさんあるんですね。以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

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「米国金融セクターETF VISの株価推移」まとめ

資本財セクターに属する企業は、企業向けの商品・サービスを生産しています。

企業は不況や経済見通しが暗くなると、設備投資を抑制することから、こうした財やサービスの需要も減少することになります。

なので、資本財セクターは、景気変動の影響を受けやすい景気敏感セクターなんですよね。

コロナ収束による景気回復、そして世界的な金融緩和もあり、2021年後半以降に米国の景気が回復。

これまでS&P500に比べて株価の回復が遅れている分、業績の回復や短期的な株価の上昇が期待できるかもしれません。

最後に米国ETFや米国株に賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

米国ETFに手間をかけずに自動運用する方法とは?

株式への資産運用が最もパフォーマンスが良いことは、過去のデータから明らかですが、コロナショックのように短期間で大暴落することも。

やはり資産運用の基本は米国株、日本株を保有しつつ、債券や金、不動産などに資産を分散して長期運用するというのが合理的な手法です。

自分でポートフォリオを作って運用するのも良いですが、WealthNavi(ウェルスナビ)を活用して長期投資すれば、ロボアドバイザーが世界中の市場の株、債券、金、不動産などの米国ETFに分散投資してくれます。

自分も活用していますが、口座にお金を振り込めば基本的に何もしなくても良いんですよね。特に投資初心者の方で、かつロボバイザーも初めて利用するような方には、WealthNaviが圧倒的におすすめです。

詳しくは以下の記事にまとめています。

https://leverage-investment.com/wealthnavi-profitable/

 

米国株や米国ETFに関連するお得情報を以下にまとめました。役に立つ情報満載です!ぜひご覧ください。

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