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リートETF XLREとは?配当や構成銘柄は?不動産セクターに投資!2024最新

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S&P500の不動産セクターETF XLREの株価やチャートの特徴について知りたいです。

他にも高配当リートのETFはありますが、これらに比べてXLREに投資するメリットは何でしょうか?配当実績についても知りたいです。

今回はこういった疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容
  • XLRE:株価の基本データと特徴は?
  • XLREの構成銘柄とセクター比率は?
  • XLREはコロナ・ショックで激変!
  • XLREの配当実績は?

S&P不動産セクターのETF XLREについて特徴や株価の推移などを分析していきます。

安定した配当が人気のリートETFで、S&P500に採用されている銘柄で構成されているというところに特徴があります。

日本にいながら米国の不動産に投資するのはハードルが高いので、株や債券に加えて分散投資先の一つとして魅力的。

ぜひ最後までご覧ください。

自分は、米国株や米国ETFを中心に1500万円以上の資産を運用しています。これらの経験を踏まえて記事を書きました。

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目次

XLREの株価と特徴とは?

リートETFの不動産セレクト・セクター SPDRファンド XLREは、S&P500の不動産セクターにまるっと投資できるETFで、ステートストリート社が販売しているものになります。

基本データは以下のとおり(2024年4月現在)

銘柄数 30
株価(52週) 31.99 〜 40.75ドル
資産規模 $5,420 (百万米ドル)
分配金利回り 3.72%
経費率 0.10%
設定日 2015年10月7日
運用会社 State Street

(出典:Bloomberg.co.jp, ssga.com)

連動する対象となる指数は、不動産セレクト・セクター指数と呼ばれるもので、不動産管理・開発およびREIT(モーゲージREITを除く)の業種に属する企業から構成されています。

リートだけじゃなく、一部ですが日本で言えば三井不動産は三菱地所のような不動産開発事業を展開する企業も含まれるということです。

経費率は0.10%となっていて、同じリートETFのIYRが0.42%と比較すると割安感があります。

高配当REIT中心のETFですので、直近の配当利回りは約3%ありますので、インカムも十分といえます。

なお、他にもIYR、RWRも人気のリートETFです。特徴を以下の記事で比較しています。

どれに投資すべきか必見です。

XLREの構成銘柄とセクター比率は?

XLREの構成銘柄TOP10

構成銘柄上位10社(2024年4月18日現在)は以下の表のとおりです。

構成銘柄2位のアメリカンタワーは、携帯電話通信用の電波塔を所有・運営するリートです。日本ではあまり馴染みのないリートですが、AT&Tなどの通信事業者に電波塔をリースしています。

S&P500のセクターは11種類ありますが、XLREは不動産セクターを構成する採用銘柄のすべてを網羅しています。

米国の主要なリートが網羅されていると言ってよいでしょう。

XLREのセクター比率

続いてセクター比率です。

業種 組入比率
REIT 97.08%
不動産管理・開発 2.92%

(2023年2月時点)

不動産REITがほぼ全体を占めております。

参考URL:ステートストリート社公式HP

XLREの株価の推移(パフォーマンス実績)

直近5年の株価推移を示したのが以下のチャートとなります。

参考にS&P500のチャートも掲載しています。

赤:XLRE  青:S&P500

S&P500よりもパフォーマンスは低いですが、XLREの5年間のパフォーマンスは約1.2倍程度になっています。

分配金利回りが3%以上あることを考えると、わりと悪くないかなと思います。

コロナショックの落ち込みは激しく、2分の1まで急激に縮小して、20年3月以降、急速に回復し、21年半ばに暴落時の価値まで戻してきたところです。

ちなみに、今回比較したS&P500の特徴については、以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧になってください。

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コロナショック時のXLREのパフォーマンスは?

コロナショック前後のパフォーマンスを見るために、直近2年のチャートを見ていきましょう。

赤:XLRE  青:S&P500

XLREもコロナショックで大きく株価が下落していることがわかります。経済危機などの株価が暴落するような状況になるとリートも大きく売られるということですね。

不動産自体が景気敏感セクターですから、リーマンショックやコロナショックなどがあると値動きが激しくなり、株価も大きく下落してしまいます。

株価の回復もS&P500に比べると遅いですね。

コロナ拡大による外出制限により、ショッピングセンターやオフィスビルに人が完全に戻っていないという状況下では、株価の戻りも鈍いということです。

XLREのこれまでの配当実績は?

XLREの過去の配当実績を見てみます。

過去9年間の分配金となっていますが、安定して支払われているのがわかります。REITセクターは配当利回りが高いことに特徴があります。

コロナショックでの株価下落が下落しても、年間配当金はコンスタントに3%以上を保っています。

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XLREは買いか?

自分は米国リートETFの中であれば、このXLREは非常に優れた商品かと思います。

というのは、S&P500に採用されているリート銘柄なので、大規模で財務的にも問題ない銘柄で構成されているということだからです。

しかも経費率が0.10%ということなので、IYRよりもコスト的に優れています。

日本にいながら米国の不動産に投資するのはハードルが高いので、株や債券に加えて分散投資先の一つとして魅力的かと考えます。

なお、人気のリートETF IYR、RWR、XLREの特徴を以下の記事で比較しています。どれに投資すべきか必見です。

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「S&P不動産セクターETF XLRE」のまとめ

今回は、S&P500の不動産セクターにまるっと投資できるETF XLREの特徴、株価の推移、分配金実績などについて見てきました。

XLRE1本で米国の主要リート全てに分散投資することができます。経費率も0.10%と他のリートETFよりも優れていますね。

日本にいながら海外不動産投資をするのは難易度が高いです。その点、XLREは経費率も低く、分散投資の一つとして大変有望な投資対象といえると思います。

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