米国ETF

PFFは高配当が魅力的!利回り5%近い優先株式ETFの特徴とは?

PFFは配当利回りの高いETFですけれども、株価の推移(チャート)や特徴はどうなっていますか?

S&P500などに連動するETFと比べて、PFFに投資するメリットは何ですか?配当実績についても知りたいです。

このような疑問を持つ方にむけて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • PFF:株価の基本データと特徴は?
  • PFFの構成銘柄とセクター比率は?
  • PFFの株価推移(チャート)とリターンは?
  • PFFの配当実績と増配率は?

PFFの株価やチャートに関して、以下のツイートをしました。

米国ETFのPFFはインカム目的の投資家に人気ですが、その特徴は、
・配当利回り5.6%と高配当
・平常時の値動きが安定
ということ。
株価の推移(チャート)はハイ・イールド債のETFと変わらないですね。
なので株式のETFというよりは、配当金の高い債券ETFの感覚で投資するのが良いと思います。

上記を掘り下げます。

自分は、20年以上投資を続けていて米国ETFも保有しています。今回は、この経験も踏まえ記事を書きました。

※米国株取引手数料0円の証券会社という選択

米国株の取引手数料は日本株に比べて実は割高…。できるだけコストをかけずに取引したいならDMM株が良いかも。DMM株は米国株そして米国ETFの取引手数料0円なので、お得に取引するのもありですね。

>> DMM株の無料申し込みはコチラ

PFF:株価の基本データは?

PFFは”iシェアーズ 優先株式&インカム証券 ETF”という名称で、米国の優先株式で構成される指数と同等の成果をあげることを目指したETFです。

PFFの株価基本データ
  • インデックス:ICE上場優先株式&ハイブリッド証券トランジションインデックス
  • 信 託 報 酬   : 0.46%
  • 配 当 利 回 り : 4.80%(過去12ヶ月)
  • 配 当 実 績   : 2.08ドル
  • ベータ値    : 0.68
  • 組 入 銘 柄 数 : 511銘柄
  • 設 定 日:2007年3月26日

このPFFは優先出資証券の集めたETFということですね。”優先出資証券”とは、

協同組織金融機関や特別目的会社(SPC)が自己資本の充実を図るため、投資家から広く出資を募る目的で発行される証券。普通出資者総会における「議決権」がない一方、「優先的配当」を受ける権利があるなど、株式会社における優先株に類似した権利を持つ。

※野村證券HPより

というもの。

小難しく書かれていますが、要は優先的に配当が得られるので配当利回りがよくなるけれども、議決権などは制限されるということ。

投資先の経営には関心はないので議決権はいらないから配当金を多くもらいたいという投資家にとっては、この優先出資証券に投資した方がメリットがあるということです。

日本だと伊藤園の優先株式が有名ですね。伊藤園の通常株よりも25%ほど多く配当金が支払われます。

日本市場では、この優先株式を設定している銘柄は伊藤園ぐらいしか聞きませんが、米国ではこれらの取引が盛んに行われているんですね。

PFFの特徴とは?

  1. 株式よりも値動きが大きくない
  2. 分配金利回りが高い
  3. 信託報酬がわりと高い 

特徴その1:株式よりも値動きが大きくない

優先出資証券の特徴として普通株式よりも値動きが大きくないという特徴があります。なのでこの優先出資証券の集合体であるPFFの値動き株式に比べて大きくありません。

S&P500をの値動きを比較したベータ値は0.68。このベータ値はS&P500の値動きを1としたものですから、PFFの値動きは7割程度ということです。

個別株のベータ値は景気敏感株などの高い銘柄で2から3以上のものもありますから、PFFの値動きは株式ほど大きくはないということ。

特徴その2:分配金利回りが高い

PFFに投資する一番の目的は配当金による安定インカムを得ることです。現時点で配当利回りは4.80%!日本の株式やETFではあまり見られないレベルの利回りです。

最近の株価は上昇傾向なので利回りが低下していますが、PFFを購入するタイミングによっては、5%超えの利回りを得ることもできます。

PFFも高配当ETFですが、米国株の魅力は連続増配銘柄が多いことですね。個別銘柄の中にも素晴らしい銘柄が米国にはたくさんあります。以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

【米国株】高配当の連続増配株に投資するメリットは?おすすめ8選!米国株は、高配当で連続増配している銘柄が多いと聞いていますが、これらの銘柄に投資するメリットは何ですか? 高配当の連続増配株でおす...

特徴その3:信託報酬がわりと高い

優先出資証券という特殊な商品を扱っているのでしょうがない面もありますが、信託報酬0.46%というのは米国ETFの中では比較的高めです。

なので長期投資を考えるときに、この信託報酬がリターンを押し下げてしまいます。

まあ日本のアクティブ型投信よりはずっと良心的なんですけどね・・・・。

PFFの構成銘柄とセクター比率

PFFの構成銘柄

構成銘柄上位10社は以下の表のとおりです(2021年1月15日現在)。総資産総額に占める上位10社の割合は12%程度となっています。

有名どころはバフェット銘柄のウェルスファーゴやバンカメ、Citiグループあたりですかね。金融セクターの割合が高いことがわかります。

PFFのセクター比率

続いてセクター比率です。

金融機関で構成銘柄の6割以上を占めているんですね。

リーマンショックの際には、S&P500以上に株価が値下がりしましたが、この構成比率だとしょうがないです。

PFFは金融銘柄を中心に構成されている点については、よく認識しておいた方が良いですね。

PFF:株価の推移(チャート)とリターンは?

PFFの長期チャート

以下はPFFが設定された2007年からのチャート(分配金込み)です。

このチャートを見てわかることは、

・金融危機だったリーマンショック時の落ち込みが半端ない

・コロナショック時も株価は急落

・平常時の株価は非常に安定している

ということですね。リーマンショック時は2007年からの1年程度で株価が、

・50ドル → 15.05ドル

と70%近く落ち込みました。

ただ、リーマンショック後は急速に株価が回復して35ドルから40ドルの間で10年近く推移しています。

さすがにコロナショックの時には株価も下落しましたが、平常時の安定した値動きこそが、PFF最大の特徴と言っても良いですね。

このチャートは配当金が含まれていませんから、株価は安定しつつ配当をがっちり受け取れるということです。

※ロボアドバイザーによる自動運用という選択

毎日が忙しくて資産運用にかける時間がない…。そんな方は口座にお金を振り込むだけでロボアドバイザーが自動運用するWealthNaviが便利かも。WealthNaviなら株式だけじゃなく債券や金、不動産にも自動で分散投資してくれます。

>> WealthNaviの無料申し込みはコチラ

S&P500と債券ETFとの比較

次にS&P500とハイイールド債を集めたETFであるHYGと比較します。そのチャートが以下です。

赤:PFF 水色:S&P500 緑:HYG

この比較でわかることは、

・PFFは債券ETFとほぼ同じ値動き

・リーマショック時の落ち込みが最も激しい

・リーマンショック後の回復が鈍い

ということです。PFFは株式ETFというよりは債券に近い性質のETFといえます。

またPFFは金融銘柄の比率が60%以上こともあり、リーマンショックなどの金融ショックに極めて弱いことがわかりますね。

このチャートには配当金が含まれていないので、実際のリターンはもう少しS&P500に近づくことになります。

PFFのリターン

じゃあ実際にどれくらい儲かるの?というのが気になるところですね。PFFの分配金も含めたトータルリターンは以下のとおりです。

10年で年率6%近いリターンでインカム目的に投資先としては十分なパフォーマンスですね。

ちょっと気になるのがインデックスとの乖離の大きさですね。0.5%以上劣後しています。ETFが優秀かどうかについては、乖離幅で評価されることになります。

なのでPFFは、優先株を取り扱うという特殊性があって仕方ない面はありますが、ETFとしては若干評価が低いといえます。

PFFの配当金がもらえるのはいつ?配当実績と増配率は?

安定した値動きで高い配当利回りが特徴のPFFですが、配当金は毎月振り込まれます

正確には年末年始の関係で1月は配当金は振り込まれず、12月に2回の振り込みですね。

またPFFが設定された2007年からの配当実績は以下のとおりです。

リーマンショックがあって以降は配当金が減少傾向でしたが、ここ4年程度は2.2ドル程度で安定しています。

過去の実績を見ると、他の債券ETFと同様に増配はあまり期待できないですね。

取引手数料ゼロで米国ETFを購入できる証券会社

PFFも含めて米国株や米国ETFへの投資を考えている方には”取引手数料ゼロ”のDMM株が圧倒的にお得でおすすめです。

米国株は、大手のネット証券であるSBI証券、楽天証券、マネックス証券で購入することが可能ですが、手数料は3社横並びで約定代金の0.45%(最大20ドル)。

日本株の売買手数料よりも、かなり割高な状態なんですよね。

その点、DMM株なら取引手数料ゼロで米国株を購入することが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

DMM株で米国株の取引手数料0円! 評判と気になるデメリットとは?DMM株なら米国株の取引手数料がなんと無料! これまで日本株に比べて割高とのイメージのあった米国株取引手数料。この無料化は日本の証...

「PFFの株価とチャート」まとめ

今回は、配当金の高い優先出資証券をまとめたETFであるPFFの株価とチャートということで、その特徴と株価の推移(チャート)、配当金の推移等について見てきました。

PFFは株価の値動きや配当利回りの高さから言って、株式ではなくハイ・イードル債券ETFに近い性質を持ちます。

優先株を取り扱い、金融銘柄が多いという性質上

・金融危機の際は株式より値下がりする

・信託報酬が高い

・インデックスとの乖離が大きい

というデメリットはありますが配当利回りが極めて高く、平常時の値動きは非常に安定しています。

なので純粋にインカム目的で利回りが出来るだけ高い商品に投資したいというのであれば、PFFは最適なETFの一つと言えます。

最後に米国ETFや米国株に賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

米国株に関する情報を効率よく収集するには?

日本ではアクセスしずらい米国株の情報を日本語で配信するモトリーフールメールアドレスを登録するだけで鮮度の高い情報が無料で送られてきます

自分も登録してみたところ、おなじみのバフェット銘柄に関する内容や、業績良好な医薬品株・機械株に関する内容などがタイムリーに送られてきます。モトリーフールの情報はエコノミスト誌のような海外メディアからも高い評価を受けているんですよね。

米国株の情報はどうしても乏しくなりがちなので、この機会に登録してみるとよいです。登録は無料です。

>> モトリーフール無料メルマガ登録はコチラ

なお、モトリーフールの特徴や無料メルマガのメリットについては以下の記事にまとめています。

モトリーフールが米国株の情報収集におすすめな理由?評判・口コミも紹介。米国株への投資を始めたけど、信頼できる情報をどこから集めたら良いですか?米国株の情報提供で有名なモトリーフールの評判を知りたいです。 ...

米国株に1000円の少額から投資するには?

「米国株に興味あるけど、ちょっと難しそう」とか「米国株を始めてみたいけれどお金がない…」という方は、One Tap BUY(ワンタップバイ)で1000円の少額から米国株を始めるのもありかと。

例えば、人気の米国銘柄Amazon。2020年11月20日現在の株価は3099ドルにまで上昇しているので株を購入するには30万円以上の資金が必要ということになります。

これだと資金の少ない方は、複数の銘柄に分散投資したい人にはちょっとハードルが高いですよね。

しかしOne Tap BUYなら1000円の少額から投資可能。専用アプリを利用すれば米国株の積立投資を行うこともできます。

自分も活用していますが、口座開設から買付まですべてスマホで完結するので本当に便利ですね。手軽に米国株投資を楽しむことができます。

詳しくは以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

1,000円から米国株に投資!PayPay証券の始め方や取扱銘柄は?米国株に投資したいのだけど、そんなにお金がないので少額から米国株を始める方法はないですか? PayPay証券(旧ワンタップバイ)が...

なお資産運用に役立つ情報について以下にまとめました。役に立つ情報ばかりですので、ぜひご覧ください!

関連記事・おすすめ記事

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

この記事を読まれた方は、以下に紹介する記事もご覧になっています。皆さんに少しでも役に立つよう、米国株や米国ETFに関連するトピックについて解説しています。ぜひご覧ください。

米国のハイテク銘柄にまるっと投資できるETFについてまとめました。GAFAMやVisa、NVIDIA、Netflixなど今後の成長に期待できる銘柄などで構成されるETF。ぜひご覧ください。

米国ハイテクETFでおすすめは?人気ETFを徹底比較(2021最新)米国株のハイテクETFの中でおすすめのものを知りたいです。色々なハイテクETFがありますが、それぞれの特徴はどんな感じですか? コ...

 

減配や業績悪化などの個別株リスクを回避したい場合は、高配当の米国株ETFに投資するという方法もあります。詳しくは以下の記事にまとめています。

米国の高配当ETFのおすすめランキング5選とは?デメリットも解説!米国の高配当ETFへの投資はどうですかね?メリットやデメリット、おすすめの高配当ETFランキングについても知りたいです。 このよう...

 

米国ETFの中で自分がおすすめするETFをまとめました。株価指数に連動するETFは、鉄板商品ですが長期的に見て大きなリターンが期待できます。

米国ETFでおすすめは?人気ETFを徹底比較(2020−2021年)米国ETFの中でおすすめのものを知りたいです。リターンや分配金利回りなどを比較すると、どのETFが良いんですかね? このような疑問...

 

米国ETFの中でおすすめのセクターETFについてまとめました。S&P500に比べてパフォーマンスの良いセクターもあるんですね。必見です。

米国 セクターETFに投資するメリットは?おすすめ3選を解説!米国のセクターETFの中でおすすめのものを知りたいです。セクター別に色々なETFが出ていますが、どのETFのパフォーマンスが良いのでしょ...

 

米国株といえばイノベーション力に優れたハイテク銘柄や新しいサービスで急成長している銘柄が多いことが特徴。その中で注目の成長銘柄をまとめました。

米国株の成長銘柄14選とは?2021年おすすめグロース株はこれだ!米国株の成長銘柄への投資を考えているんですが…。2021年おすすめのグロース株にはどんな銘柄がありますか? このような疑問を持つ方...

 

米国株を取引する際のおすすめ証券会社を比較してみました。横並びだった米国の売買手数料にも変化が出てきています。おすすめの証券会社はどこなのか解説しています。

米国株の手数料を徹底比較!おすすめ証券会社はどこ?(2021最新)最近、米国株の手数料の引き下げが行われているみたいだけど、これらを比較して見て、どこがオススメですか? できるだけ手数料の安いとこ...
ウェルスナビの自動運用でほったらかし投資が可能!
WealthNavi

ウェルスナビは「長期・積立・分散」の資産運用を全自動でお任せできる資産運用サービス。手数料は1%のみで、国際分散投資を自動運用します。

▼ロボアドバイザーの自動運用で、時間も手間もかかりません
投資の学習、投資商品の選定、資産配分、運用、リバランス、全てロボアドバイザーにおまかせ。

▼安全資産の債券や金にも投資
株が大幅に暴落した際には、安全資産の債券や金が上昇するのが一般的。リスク許容度に応じてより安全な運用も可能です。

▼国際分散投資を自動運用
約50カ国11,000銘柄以上に国際分散投資を行うことで、世界経済の成長を資産に取り入れます。

▼手数料は預かり資産の1%のみの中立な資産運用
手数料は預かり資産の1%のみ。

▼世界水準の金融アルゴリズムでポートフォリオを構築
ノーベル賞受賞の理論をベースとした世界の富裕層や機関投資家が利用する資産運用アルゴリズムで運用。

詳細は以下をクリック!

詳細ページ公式ページ