リクルート(6098)の株価が下落しているようですが、その理由を知りたいです。なぜ業績が悪化しているんですかね?
リクルートは安定の銘柄ですが、株は買いか、今後の見通しを知りたいです。
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
- リクルート(6098)の株価の状況は?
- 配当と株主優待は?
- リクルートの株価の推移はどうなる?
- リクルートの株は買い時?株価は上がる?今後の株価の予想は?
情報メディアや人材派遣の最大手リクルート。米国Indeedなどの外国企業・メディアの買収によって、ここ数年で売り上げが大きく成長しています。
特に海外の人材派遣関連事業は絶好調ということもあり、22年通期業績は増収増益と好調な内容でした。
一方、株価はロシアのウクライナ侵攻や米国の金融政策転換の影響もあり、22年に入って大きく下落しています。
今回は、そんなリクルート株に投資して大丈夫なのか?株は買いなのか?分析です。
ぜひ最後までご覧ください。
自分は、投資歴20年を超えており日本株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。これらの経験も踏まえて記事を書きました。
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目次
リクルート(6098)はどんな会社なの?

リクルートは、求人広告、人材派遣、販売促進などの事業を世界的に手がけるグローバル企業で、これらのサービスを世界60カ国以上で展開しています。
社員全員が参加できる新事業コンペが導入されていて、自由に事業を起こす社風もあり就職先としても人気の企業。出版する情報誌から”フリーター””就職氷河期””ガテン系”などの流行語も生まれています。
あまり知られていませんが、2013年に求人サイトを手がけるIndeed社を1000億円で買収したり、米国求人サイト「Glasssdoor」を運営するなど、海外売上比率が40%を超えているんですね。
他にも2015年飲食店オンライン予約大手の独クアンドゥー社を買収(271億円)、欧州美容予約サービス最大手の英ホットスプリング社を買収(210億円)するなど海外の情報メディアを積極的に買収しています。
国内のメディア関連の事業だと不動産「SUUMO」、結婚「ゼクシィ」、就職「リクナビ」などで情報提供していて、掲載企業からの広告が収入源となっています。
また人材派遣関連の事業では、「スタッフサービス」「リクルートスタッフィング」など。

これらの事業は、CMやメディアなどでも大々的に広告されていることもあり、一度は利用されたことのある方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな情報メディアや人材派遣サービスを世界的に展開するリクルートを取り上げます。
リクルートの株価の状況は?
では早速ですがの株価データ(2022年11月14日現在)を見て行きましょう。

株価の指標に関しては、パッと見た感じ”わりと良いな”というのが率直な感想。
株価は5000円程度ということで、100株単位だと50万円程度の資金が必要…LINE証券で1株からの少額投資するのもありかと思います。
参考記事⏬
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配当利回りは0.4%程度で、ほとんど期待できないですね。PERも27倍程度で業績が成長しているということで株価に若干過熱感がありますね。
情報メディアや人材派遣事業を世界的に展開していることもあり、リクルートの成長への期待は高いということです。
なお、情報メディアという点では医療関係者に医薬品情報などを提供するエムスリーも業績が急成長している、人気グロース銘柄です。
株は買い時か?記事をまとめていますので、ぜひご覧ください。
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配当実績や株主優待は?

リクルートの配当額の過去推移は以下のとおりです。

配当金は順調に伸びていたものの20年の新型コロナ拡大による業績の落ち込みにより減配に追い込まれています。
一方、配当性向をみると25%程度で余力十分。22年業績は大きく改善していますが、配当金予定額はそれほど増配していないですね。
リクルートの配当方針を見ると、
当社は、株主に対する利益還元をキャピタルアロケーションの重要な施策の一つとして認識し、中長期的な資金需要・財務状況の見通しを踏まえつつ、安定的な配当を継続的に行うよう努めていきます。
としていて、特に数値目標は設定していないようです。業績次第で判断するということですね。
なお日本株の中にも減配せずに増配する”累進配当”を目指す方針の企業があります。それらの企業の中から高配当銘柄をまとめました。

株主優待は…
リクルートは残念ながら株主優待を実施していません。
なお、株主優待目的で日本株に投資しようと思っても、どんな優待銘柄を買えば良いか迷うこともあるかと思います。
以下の記事では、優待銘柄を検討する際に役に立つおすすめ本3選と雑誌を紹介しています。ぜひご覧ください。

次にリクルートの株価推移と業績を見ていきましょう。
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リクルートの株価推移は?長期&短期チャート
続いてチャートを確認していきましょう。情報メディアや人材派遣の最大手リクルート。これまでの株価推移はどうなっているのでしょうか?
ここでは過去5年の長期チャートと短期チャートを見ていきます。
長期チャート
以下は過去の長期チャートです。

過去10年で株価は大きく上昇していますね。2015年に1800円程度だった株価が21年末には8,000円を一時突破しています。
コロナショックのあった20年2月以降も大きく株価は上昇しています。
短期チャート
以下が1年チャートです。

株価は短期的に大きく落ち込んでますね。21年末に8000円程度あった株価は、ウクライナ危機もあり22年に5000円を割り込んでいます。
21年末ごろから世界的な金融引き締めもあり、グロース銘柄を中心に株価が大きく下落しているんですね。
このように短期的にも株価は大きく値動きしています。株はリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。
そういう方は1株価からの少額投資から初めてみてはどうでしょう?少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

次にリクルートの業績を見ていきます。
なぜ株価が下落?リクルートの業績は?
続いてリクルートの業績を見ていきます。
リクルートの株価が下落しているのは、業績が停滞しているからに他なりません。以下が過去10年の売上高、営業利益、純利益の推移です。


21年3月期に売上高と営業利益が減収減益となっています。21年半ばごろからの株価下落の要因ですね。
新型コロナ拡大で、国内の宿泊や飲食予約サイトなどの情報メディアの利用が落ち込んだことが影響しました。
一方、米国などでは雇用環境の改善が続いており、求人検索サイト「インディード」の利用が好調。コロナ収束で情報メディアの利用も回復しており22年業績は改善しています。
また、キャッシュフローは問題なく出ているので、すぐに経営破綻するような状況ではないです。財務的に問題はないですね。

なお、リクルートは業績が堅調な銘柄ですが、通信株や医薬品株も景気動向に業績が影響を受けづらいディフェンシブセクターとして人気です。
特徴をまとめていますので、ぜひご覧になってください。
リクルートの株は買い時?
新型コロナ拡大により、業績や株価が大きく影響を受けたリクルート。株は買い時でしょうか?
自分は景気動向に売り上げが影響を受けづらい銘柄が好みではあるのですが、リクルート株は長期投資の観点からは買いを検討してもよいと考えています。
理由をたんてきに言えば、
・積極的なM&A
・国内だけじゃなく世界に事業展開
・海外事業が好調・高成長
ということですね。
求人情報などのメディアが中心だったリクルートですが、人材派遣サービスに事業を拡大。米国のIndeedやオランダのUSG Peopleなど海外の企業・メディアを積極的に買収して、高い成長を維持しています。
新型コロナ収束期待もあり、国内の宿泊や飲食関係の情報メディアの業績も回復。日本国内だけじゃなく海外事業が絶好調で、22年は通期予想を上方修正しています。
今後、新型コロナ収束により人の移動が本格的に回復することが確実な中、リクルートの業績や株価も長期的に期待できると考えます。
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「リクルートの株価が下落」まとめ
今回はリクルートの株価分析ということで、株価の推移、配当実績や株主優待、今後の株は買いかなどについて述べてきました。
情報メディアや人材派遣事業の最大手リクルート。積極的な外国企業・メディアの買収による、ここ数年で売り上げが大きく成長しています。
特に海外の人材派遣関連事業は絶好調ということもあり、22年は通期業績を上方修正。
新型コロナ収束で人の動きが本格的に戻ることは確実。飲食系や旅行系などの情報メディアを展開するリクルート株はかなり期待できると考えます。
最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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