すかいらーくの業績が新型コロナ拡大により悪化して、株主優待改悪されたようですが…廃止はあるんですかね。
優待変更の内容や最近の決算概要についても知りたいです。
このような懸念をもつ方に向けて記事を書きました。
- すかいらーく株主優待を改悪へ…
- 業績悪化による大幅減配。株主優待の廃止は?
- 株主優待がすかいらーくの経営を圧迫
遂にすかいらーくの株主優待内容の改悪が発表されました…。
結論としては、株主優待がすかいらーくの業績を圧迫ししていたこともあり、コロナ直撃で業績は悪化で株主優待の変更に追い込まれたということ。
そして通期大幅赤字見込みで2021年に200店舗閉店する方針も発表されました・・
今回はすかいらーくの優待内容改悪、そして廃止はあるのかを中心にみていきたいと思います。
自分は、投資歴20年を超えておりすかいらーくも含めて優待株を保有しています。今回の記事もこの経験を踏まえ書いています。
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目次
すかいらーく最終赤字見込みで200店閉店へ…

すかいらーくは2020年12月期通期が150億円の赤字になりそうだと発表しました。前期は94億円の黒字でしたから大幅な落ち込みです。
新型コロナ拡大による外出制限や在宅勤務の浸透などで来店客が落ち込んだことが要因。宅配や持ち帰りでも補えませんでした。
コスト削減に向けて21年末までに不採算店舗を中心に約200店を閉店。自分もよく利用している「ジョナサン」を中心に閉店するようです。
すかいらーく株主優待の改悪も既に発表…

ガストやバーミヤンなどのファミレスで利用可能な株主優待の食事券が人気のすかいらーく ですが、遂に優待内容の”改悪”も既に発表されています…
すかいらーくの株主優待は、毎年6月末と12月末時点の株主を対象に実施。内容は100株以上を保有する株主に、保有株数に応じて食事券として「株主優待カード」を年2回贈呈。

今回の株主優待”改悪”の内容は、
- 100株: 6,000円 → 4,000円
- 300株:20,000円 →10,000円
- 500株:33,000円 →16,000円
- 1000株:69,000円 →34,000円
というように優待カードで利用できる金額が引き下げられるもの。具体的には、

となります。
すかいらーくの発表によると、新型コロナウィルスの影響により不透明な経営環境が続く中、持続的成長の追求を優先事項とするため株主優待制度を変更した上で継続することにしたとのこと。
変更の時期は、2020年12月末の基準日に株主名簿に記載された株主を対象に上記変更が適用されます。
自分も優待目的で300株保有していることもあり、今回の決定は非常に残念ですね…
すかいらーくコロナ後決算で業績悪化で無配に…
配当金は2020年無配に転落
直近決算で優待は改悪も維持されましたが配当金は無配。
実は2019年2月14日に発表された2018年12月期決算発表の際にも既に減配が発表されていました。
決算内容も悪かったのですが、同時に大幅な減配が発表。配当利回り2%を超えていて悪くはなかったのですけれども…
21年12月は12円に復配しましたが、戻りは鈍いですね。
コロナショックの影響もあり株価も冴えないですね。優待改悪もあり株価は1600円を超えられず横ばい傾向ですね
このように、株はリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。
そういう方は1株価からの少額投資から初めてみてはどうでしょう?少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

株主優待がすかいらーくの経営を圧迫
これまでも優待内容を改悪する兆候はあったんですよね。
というのは株主優待がすかいらーくのけ経営を圧迫しているのは決算資料からもみて取れました。
例えば、2019年の第1四半期決算の資料に、株主優待使用額に関して以下のような資料が提示されています。

ポイントとしては、
・株主数は40万人前後で推移して、最近は減少傾向。
・優待使用額(右目盛り)の伸び率は鈍化している
・優待使用金額は四半期毎に約20億円程度。
ということ。なので、年間ベースでは80億円近くの売り上げに相当する額が、株主優待で使用されることになります。
ただし、これは利益も含んだ金額ベースなので、原価率を30%程度を仮定すれば、
- 20億円×30%=6億円(年間ベース⇒24億円)
程度が株主優待ですかいらーくが負担している金額ということになると考えられます。結構な負担金額ですね。
ようするに株主優待が業績悪化の要因になっているということです。
「すかいらーくの株主優待改悪へ?」まとめ
今回は、すかいらーくの株主優待の廃止はありえるのかということで、優待の改悪の内容やすかいらーくの株主優待の概要などについて見てきました。
新型コロナ拡大による外出制限の影響もありすかいらーくの業績が悪化。直近決算では上期配当無配としていました。
もともと、すかいらーくの決算資料にも株主優待が経営を圧迫していると指摘していたこともあり、優待内容の改悪に至ったということでしょう。
自分も優待目的ですかいらーく株300株保有していましたが、既に全て売却してしまいました。残念です…
ただ、すかいらーくは配当は無配にしても優待は維持しました。株主還元の中心は優待であることは間違い無いので、廃止する可能性は低いと考えます。
なお、資産運用に関連するお得な情報や役に立つ情報のページについて、以下にまとめました。よろしければご覧いただければと思います。
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