米国ETF

XSOEとは?構成銘柄は?非国有の高成長企業に投資!

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新興国の非国有企業で構成されるETF XSOEの株価やチャートの特徴について知りたいです。

他にも新興国ETFはありますが、非国有企業に限定している、このXSOEに投資するメリットは何でしょうか?配当実績についても知りたいです。

今回はこういった疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容
  • XSOE:株価の基本データと特徴は?
  • XSOEの構成銘柄とセクター比率は?
  • コロナショック時のXSOEのパフォーマンスは?
  • XSOEの配当実績は?

新興国非国有企業のETF XSOEについて特徴や株価の推移などを分析していきます。

最初に、XSOEの特徴をまとめると、

XSOEのポイント

・新興国市場の非国有企業で構成

・非国有企業の方が国有企業よりもパフォーマンスが高い

・過去のリターンはVWOやS&P500よりも高い 

ということ。これから新興国に分散して投資したいならオススメのETFです。

ぜひ最後までご覧ください。

自分は、米国株や米国ETFを中心に1500万円以上の資産を運用しています。これらの経験を踏まえて記事を書きました。

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目次

XSOEの株価と特徴とは?

新興国ETF XSOEとは、ウィズダム・ツリー社が販売しているETFで、中国、台湾、韓国、インドなどの新興国の国有企業を除く約500社で構成されています。

基本データは以下のとおりです(2023年11月現在)。

銘柄数 約520
資産規模 25.52 〜 30.08ドル
経費率 0.32 %
分配金利回り 1.23 %
設定日 2014年12月10日
運用会社 WisdomTree

経費率は0.32%となっています。

新興国株で人気のETFはバンガード社のVWOですが、このETFの経費率は0.1%ということもあり、XSOEは若干割高ですね。

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構成銘柄は500を超えていますが、このETFの最大の特徴は国有企業(政府の保有比率が20%を超えている企業)が構成銘柄から除かれていることです。

なので国有企業よりも、非国有企業の方がリターンが高いのかというのがポイント。

ちょっと見づらいですが、以下のグラフは、国有企業と非国有企業とのパフォーマンスの差を示したものとなっていますが、青の非国有企業の方がパフォーマンスが高いのがわかります。

XSOEの構成銘柄とセクター比率は?

XSOEの構成銘柄TOP10

構成銘柄上位10社(2022年9月20日現在)は以下の表のとおりです。

21年4月ごろまでは、中国でSNS事業を展開しているテンセントとEコマースのアリババが上位を閉めていましたが、中国企業の株価下落により構成比率が下がっていますね。
代わりに、台湾セミコンダクターや韓国のサムスンなど台湾、韓国の企業が構成比率1位、2位に入っています。

XSOEのセクター比率

続いてセクター比率です。

業種 組入比率
Information Technology 22.12%
Consumer Discretionery 22.09%
Communication Service 14.32%
Financials 12.14%
Materials 6.63%
Health Care 6.12%
Consumer Staples 5.97%
Industrials 4.31%
Energy 3.57%
Real Estate 1.77%
Utlities 0.57%
Telecommunication Services 0.07%

(出典:Wisdomtree.comより)

ITから、消費者向けの高成長企業、金融、素材、エネルギーなどバラエティに富んでいます。

新興国においては、勢いがあるのはITセクターということですね。

XSOEの株価の推移(パフォーマンス実績)

XSOEが設定された2014年からの6年のトータルリターンの推移を示したのが以下のチャートとなります。

赤:XSOE  青:S&P500  緑:VWO

この時期のXSOEの5年間のパフォーマンスは−12%。S&P500は50%程度で、2022年に入って新興国株の下落率が高いですね。

米国FRBによるテーパリングが開始される前の21年9月ごろまではS&P500と変わらないパフォーマンスでした。

また、国有企業が除かれている効果もあり、VWOよりも20年以降のパフォーマンスが高くなっています。

コロナショック時のパフォーマンス

2020年のコロナショックの影響と回復状況を見るために、2年チャートをもう少し詳細に見ていきましょう。

緑:XSOE  青:VWO  黄:VOO

短期で見てもXSOEのパフォーマンスが、VWOやS&P500ETF VOOを上回っていることがわかります。

特に、2020年後半から21年にかけては、中国の経済回復が早いこともありVOOをオーバーパフォームしています。

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XSOEのこれまでの配当実績は?

XSOEの過去の配当実績を見てみます。

分配金も年によってばらつきが大きいですね。

分配金利回りは1%程度ということもあり、インカムを期待して投資するタイプのETFではないと言えます。

なお、米国株の魅力は連続増配銘柄が多いことですね。個別銘柄の中にも素晴らしい銘柄が米国にはたくさんあります。以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

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「新興国株ETF XSOEとは?」のまとめ

今回は新興国ETF XSOEとは?ということで、その特徴と株価の推移、配当金の推移等について見てきました。

XSOEの特徴をまとめると、

・新興国市場の非国有企業で構成

・非国有企業の方が国有企業よりもパフォーマンスが高い

・過去のリターンはVWOよりも高い 

ということですね。

XSOEは経費率が若干高いということもあり、新興国株ETFということであれば主力はバンガード社のVWOで十分ですね。

一方、国有企業が構成銘柄から除外されていることもあり、台湾セミコンダクターやアリババ、テンセントのような高成長の非国有企業の比率が大きくなることから、今後もVWOよりもリターンが高くなることが期待できます。

要するに非効率な国有企業のが入っていないことで、新興国ETFの中ではより高いリターンが期待できるということです。

なので、経費率を気にしないのであれば、国有企業が含まれていないXSOEを有力な選択肢になり得ると考えます。

最後に米国ETFや米国株に賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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なお米国株や資産運用に関連するお得な情報について、以下にまとめました。よろしければご覧いただければと思います。

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最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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