最近話題のソーシャルレンディングを始めようと思うんだけど、大きな損失を出したりして失敗しないか心配…
大損は避けたいです。
投資歴20年のかいまるです。コツコツと投資してきて、今ではソーシャルレンディングも含めて運用資産は2000万円を超えています。
最近ソーシャルレンディングって利回りが高いこともあり、すごい人気になっていますよね。一部のファンドでは、応募開始からわずか数分で予定資金に到達して、募集終了になるものも。
一度投資してしまえば株やFXのように相場の動きを気にすることなく、あとはほったらかしで良いのがソーシャルレンディグの特徴。
ただ、利回りが通常の預金よりも高い投資である以上は、当然ながらリスクもあるんです。
リターンが高いぶん、損失がでることもあるということ。
そこで今回は「ソーシャルレンディングに失敗・大損する3つ理由と対策」ということを、わかりやすく解説します!!
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ソーシャルレンディングの中でも特に注目されているのがFunds。株のように値動きがないので相場の動きが気になりません。
銀行預金にほとんど利息がつかない中、投資先として有力な選択肢。年率1.5〜3%程度のリターンが期待できます!
なので、こんな方に特にオススメです。
- 日々の相場の動きを気にしないで投資したい
- 銀行の預金金利は低すぎて使えないと感じている
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目次
ソーシャルレンディングで失敗して大損する原因は?
ソーシャルレンディングの主なリスクには、以下の2つに集約されます。
- デフォルト(貸し倒れ)リスク
- 流動性(途中解約できない)リスク
初心者にとってソーシャルレンディングの敷居が高いのは、このリスクが見えづらいということなんですよね。
これらのリスクをクイックに解説します。
リスク①:デフォルト(貸し倒れ)リスク
大前提としてソーシャルレンディングは元本が保証されていないということ。銀行預金とは異なるんですね。
Fundsを運営しているクラウドポートによると、2018年1月25日時点における実績では、貸し倒れ率が1.47%となっています。
企業の事業に融資するということですから、何らかの理由で借り手が返済不可能に陥った場合、”デフォルト”となります。
デフォルトがおきると、投資したお金の一部または全額が返済されないため損失を被ることとなります。
なお、満期までに償還を行うことができず資金が戻ってくる期日が後ろ倒しになることもあるんだよね。具体的なトラブル事例は以下の記事にまとめています。
リスク②:流動性リスク(途中解約できない)
ソーシャルレンディングは、基本的に一度投資を行うと満期を迎えるまで資金を引き出すことはできません。
これは資金を借りている企業の返済遅延が起こった際も同様。原則、途中解約できないんですね。
売りたい時に時価で売ることができる株式やいつでも引き出せる銀行預金とは違うということです。
なお、自分は実際にソーシャルレンディングのFundsとクラウドバンクで運用を行なっています。
運用状況については以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
ソーシャルレンディングの失敗・大損の3つの理由?
ここでは失敗・大損してしまう可能性が高い3つの理由について解説します。
主な例としては、
- 1社に集中投資してしまう
- 利回りの高いファンドにばかり投資してしまう
- ハイリターンを期待しすぎる
ということだね。クイックに解説します。
失敗①:1社に集中投資してしまう
デフォルトするリスクを考えないで、ひとつの運営会社やひとつのファンドに集中投資してしまうのは危険ですね。
こういった集中投資をしてしまうと、その運営会社が返済不能やデフォルトにおちいった場合、投資資金の大半を失うことになります。
例えば2018年に、不動産特化型のソーシャルレンディング運営会社ラッキーバンクで、運用中の案件がほぼ一斉に返済遅延。
投資家に支払われる予定であった分配金は停止され、ラッキーバンクは元本の3割で担保を処分されるという事案が発生したんですよね。
不動産の担保を設定したいたにもかかわらず、実際の売却額が融資額に達しなかったりして、投資資金の70%を失ってしまったんだね。
これらのトラブル事例や対策については、以下の記事にまとめていますのでぜひご覧ください。
失敗②:利回りの高いファンドにばかり投資する
投資の基本としてリターンとリスクは比例するということ。
ソーシャルレンディングが高い利回りを実現できる理由は、リスクの高い投資だからということに他なりません。
創業から年数が浅いことや借入期間が短いなどの理由で、銀行から融資を受けられないといった事情があるから、借り手は高い分配金を出すんですね。
もちろん、運営会社は借り手企業が本当に返済できるかは厳しく審査しているし、担保や保証会社を設定するケースも多いです。
ただ、リターンが高く設定されているということは、デフォルトのリスクが高く、投資資金が毀損するリスクが高いからということを忘れちゃいけないね。
失敗③:ハイリターンを期待しすぎる
これは初心者にありがちですね。
ソーシャルレンディングの儲けは分配金によるインカムゲインによるもの。短期間でのハイリターンが期待できません。
株はFXは、価格変動による値幅を期待した取引をしたり、レバレッジをかけることで短期間で大きなリターンを狙うことができます。
しかしソーシャルレンディングでは高くとも利回り10%程度です。
元本が変わらないので大きな損失が出ない一方、短期間で大きな利益をゲットするような取引はできないということ。
安定運用に徹して、着実に利益を重ねていく投資であるということです。
ソーシャルレンディングで失敗・大損しないためには?
特別に難しいことをする必要はありませんが、
- 分散投資する
- リターンが高い案件はリスクも高いと考える
- まずは少額から複数の会社で始めてみる
ということですね。詳細に見ていきます。
対策①:分散投資する
まずは投資の基本中の基本である分散投資を行うことが大事。これは、ソーシャルレンディングにも当てはまります。
一つのファンドに50万円を投資して、その会社でほぼ全ての案件の返済遅延が起きてしまうと、最悪の場合には50万円全てを失うリスクもあるってことだね。
ラッキーバンクの場合、大規模な返済遅延が発生して、実際に担保を売却して投資家に返済できたお金は全体の3割のみ。
なので、1社に集中投資するのではなく、複数のソーシャルレンディング会社に投資することでリスク分散を図ることが重要ということです。
対策②:利回りが高いのはリスクが高いと考える
利回りの高さは、すなわちデフォルトのリスクが高いということ。借りる側としても返済金利が高ければ、それだけ返済のハードルが高くなるということですよね。
事業で思ったように利益が出ず、当初決められた金利を返済できなければ、担保などを処分して返済することになります。
一概には言えないですが、比較的利回りの低い案件は担保がしっかり設定されていたり、返済を保証する保証会社が間に入っているケースが多いです。
対策③:まずは少額から複数の会社で始めてみる
そうは言っても、最初のうちはどのファンドが良いのか判断することは難しいです。
なので複数の会社、そして複数のファンドに分散しつつ、少額から投資を始めてみるのがオススメです。
今では、ほとんどのファンドが1万円から投資できるし、Fundsの場合は1円から投資することが可能です。
手数料が無料なので、複数のソーシャルレンディングで口座を開設して金銭的な負担はゼロ。まずは経験を積むことが大事です。
安全性の高いと考えられる、おすすめのソーシャルレンディング会社をまとめました。ぜひご覧ください。
「ソーシャルレンディング失敗・大損しない」まとめ
今回はソーシャルレンディングで失敗・大損しないということで、リスク、失敗事例、デメリットなどについて述べてきました。
細かい点は置いておいて、失敗・大損しないためには、
- 分散投資する
- 利回りが高いのはリスクが高いからと考える
- まずは少額で複数の会社で始めてみる
ということ。
大前提として、ソーシャルレンディングは投資。どんな利回りが低い案件でもデフォルトのリスクは当然あります。
なので投資の基本である分散投資を行うことはもちろん、利回りが高い案件は、どうしてリターンが高いかを考えて投資すべきですね。
最後に、自分が実際に利用している中から、安全性や実績の点でおすすめできるソーシャルレンディングをまとめました。
ぜひ参考にしていただければと思います。
おすすめのソーシャルレンディング
詳細ページや公式ページへのリンクを貼っておきましたので、そちらも是非ご覧ください。
総合評価 | |
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安心度 | |
ファンドの種類 | |
期待利回り | 1.5〜6.0%中心 |
Fundsの大きな特徴は、投資家から集めた資金は上場企業などの大手企業に貸し付けるということです。
2019年現在で、Fundsが募集した資金を貸し付けるファンド運営企業は7社。一例をあげると東証1部上場のアイフルや東証2部上場のデュアルタップなど、ほとんどが上場しています。
これらの特徴は以下の記事にまとめています。
Fundsは2019年から営業を開始した大注目のソーシャルレンディング。
募集するファンドも本当に魅力的なものばかりなのですが、いかんせん人気が高すぎてすぐに募集がすぐに締め切りになってしまいます。
ただ、最近は案件も増えてきていることもあり、本当に注目です!
総合評価 | |
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安心度 | |
ファンドの種類 | |
期待利回り | 5.0〜7.0%中心 |
自分もクラウドバンクは主力のソーシャルレンディングとして活用してますが、ホームページが本当に洗練されていて、資産状況や収益状況が本当に見やすいですね。
募集画面も迷うことなく使うことができますね。ファンドの多くは「期間の短いファンド」という印象です。ただ、以下の募集中の案件を見てもわかるとおり、期間が短くても利回りは6%以上です。
自分は、クラウドバンクで実際に資産運用していて実績を公開しています。実際の運用はどんな感じか、イメージがつかみ易くなると思いますので是非ご覧ください。
他のソーシャルレンディングと比較しても募集されている投資案件が多いので、すぐに投資を開始することができます。
総合評価 | |
---|---|
安心度 | |
ファンドの種類 | |
期待利回り | 4.0〜6.0%中心 |
自分は、クラウドファンディングの中では担保をしっかりと設定している不動産型が安全性が高くおすすめできると考えています。
CREALの特徴は不動産投資に特化していること。なので比較的低いリスクの案件に投資できるので、手堅い運用ができます。年利回りは4%〜6%(税引き前)が中心。銀行に預金するよりもかなり高い利回りを期待できますね。
CREALは口座開設してしまえば1万円から不動産投資することが可能。物件調査や登記手続きなどの不動産売買の際の面倒な手続きは必要ありません。
詳しくは以下の記事で解説しています。
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自分はソーシャルレンディングを活用して投資しています。以下の記事を読んでいただけると、どんな感じがイメージがつかめると思います。
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