米国ETF

米国ETF DHSとは?高配当株にまるっと投資!構成銘柄や評価は?

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米国株高配当ファンドのETF DHSについて知りたいです。

他にも高配当ETFやS&P500に連動するETFもありますが、これらに比べてDHSに投資するメリットは何でしょうか?配当実績についても知りたいです。

今回はこういった疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容
  • DHS:株価の基本データと特徴は?
  • DHSの構成銘柄とセクター比率は?
  • DHSのチャートとリターンは?コロナからも完全回復!
  • DHSの配当実績と増配率は?

今回は、米国株の高配当ETF DHSについて特徴や株価の推移などを分析していきます。

最近、証券会社間で激しい手数料の引き下げ競争が繰り広げられていますが、大手ネット証券においては一部の米国ETFの買付手数料が無料となっています。

マネックス証券では、このDHSの買付手数料が無料となっているんですね。

ぜひ最後までご覧ください。

自分は、米国株や米国ETFを中心に1500万円以上の資産を運用しています。これらの経験を踏まえて記事を書きました。

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目次

DHSの株価と特徴とは?

米国株高配当ETFは、各社からいろんな商品の取り扱いがありますが、このDHSはウィズダムツリー社が販売しているものになります。

米国の株式市場のうち、株式時価総額が2億ドル、1日の取引量が20万ドル以上など、一定程度の規模を持つ企業から、配当利回りが上位30%以上の企業を集めたETFです。

基本データは以下のとおりです(2023年12月5日現在)。

銘柄数 320
株価(52週) 73.48 〜 89.61ドル
分配金利回り 4.35%
経費率 0.38%
配当支払月 毎月
設定日 2006年6月16日
運用会社 Wisdom Tree Asset Management

(出典:Bloomberg.co.jp)

ファンドの規模は1500億円程度とバンガード社やブラックロック社が取り扱っているETFと比べると、かなり小さいですね。

経費率は0.38%となっていて、高配当ETFのVYMが0.06%と比較すると割高感があります。

一定程度の規模を持つ高配当銘柄で構成されるETFとなっていて、過去5年間のトータルリターンは年率8.5%程度とまずまずのパフォーマンスとなります。

ちなみに米国ETFで高配当のものには、HDVやSPYDも日本の投資家に人気が高いです。メジャーな高配当ETFをまとめました。

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DHSの構成銘柄とセクター比率は?

DHSの構成銘柄TOP10

構成銘柄上位10社(2023年9月1日現在)は以下の表のとおりです。

日本でも聞いたことのある企業ばかりで構成されています。原油高で業績絶好調のエクソン・モービルシェブロン、そしてコロナワクチンで業績好調のファイザーが上位です。

また、アルトリアフィリップモリスのタバコ銘柄だけで構成比率10%程度あるのが好き嫌いの分かれるところですね。

DHSの保有比率が企業の時価総額の大きさだけで決めているわけではありません。

株式時価総額が2億ドル、1日の取引量が20万ドル以上など、一定程度の規模を持つ企業から、配当利回りが上位30%以上の企業がベースとなりますが、

  • PERやPBR(株価の割安度を測る指標)
  • ROAやROE(収益性を測る指標)
  • 株価の推移
  • 配当利回り

などを考慮してウィズダムツリー社が銘柄を選定しています。リバランスは年1回。

時価総額以外の指標を考慮して保有比率を決めている点では、アクティブファンド的な色合いが強いETFとなります。

ちなみに構成銘柄を見ると、ほとんどの銘柄が配当利回り3%を超えています。配当という点では、この3%が一つの目安となっています。

DHSのセクター比率

続いてセクター比率です。

22年に入ってITなどのハイテクセクターのパフォーマンスが悪化していたこともあり、エネルギーや生活必需品、ヘルスケアの比率が高くなっています。

景気に左右されにくいディフェンシブな業種の中から高配当な企業がセレクトされています。これらセクターにマルっと投資するのもおすすめですね。

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DHSの株価の推移(パフォーマンス実績)

直近10年のトータルリターンの推移を示したのが以下のチャートとなります。

赤:DHS  青:S&P500 緑:VYM

この時期のDHSの5年間のパフォーマンスは約33%。

S&P500と比較するとイマイチですが、同じ高配当ETFのVYMと遜色ないぐらいです。

DHSの短期チャート?

2022年5月までの1年の短期チャートをもう少し詳細に見ていきましょう。

赤:DHS  青:S&P500 緑:VYM

22年に入って景気減速懸念や金融引き締めもありハイテクセクターの株価が大きく下落していることもあり、エネルギーセクターや生活必需品セクターの割合の高いDHSのパフォーマンスが良くなっています。

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DHSのこれまでの配当実績は?

DHSの過去の配当実績を見てみます。

分配金は若干上下していますが、高配当株ETFだけあって、リーマンショック以降は安定的に増加しています。

「米国株高配当ETF DHSの株価推移」まとめ

今回は、米国高配当ETF DHSの特徴、株価の推移、分配金実績などについて見てきました。

このDHSはウィズダムツリー社が提供するETFですが、マネックス証券で買付手数料が無料という点でお得感はあるものの、経費率0.38%と割高な点がマイナスポイントです。

ブラックロックのHDVやバンガードのVYMなど大手のETFと比較すると、経費率などに、体力の差が表れています。

高配当ETFを長期保有するのであれば、やはり、大きいファンドほど経費率が低くなる傾向があり、有利という結論にならざるをえないのが正直なところです。

最後に米国株やETFに賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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