東京丸の内での不動産事業で有名な、三菱地所(8802)の株価は低迷しているんですか?
三菱グループの総合不動産の銘柄ですが、チャート、配当の実績や株主優待、今後の予想について知りたいです。
このような興味を持たれている方に向けて記事を書いています。
- 三菱地所(8802)はどんな会社?
- 三菱地所の株価の状況は?
- 三菱地所の配当実績と株主優待は?
- 三菱地所の株価の推移(チャート)は?10年&短期チャート
- 三菱地所の業績推移は?
- 株価が上昇傾向の三菱地所。株は買い時?
総合不動産の最大手の一つ三菱地所。
- ビル(オフィスビル開発、所有ビルの賃貸・運営・管理)
- 生活産業不動産(商業施設や物流施設の開発・賃貸)
- 住宅(分譲マンション・戸建住宅、開発・仲介)
の各事業がコア事業になります。
新型コロナ拡大により人の流れが大きく変わりました。テレワークの浸透により、今後企業が郊外に本社を構える動きが加速するかもしれません。
都心のオフィス・住宅の需要に今後影響がでてくるのも考慮する必要がありますね。
今回は、実力の割に安い値段に放置されている三菱地所について株価と業績を分析していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
自分は、投資歴20年を超えており日本株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。
今回は、これらの経験も踏まえて記事を書きました。
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目次
三菱地所(8802)はどんな会社?

三菱地所株式会社は、三菱グループの不動産ディベロッパーになります。
- 東京駅近くの丸ビルや新丸ビル等の巨大オフィスビルの運営を担う三菱地所プロパティネジメント
- 住宅事業を担う三菱地所レジデンス
- 設計事業を担う三菱地所設計
などの事業を展開しています。
TOPIX Core30の構成銘柄の1つでもあります。そんな三菱地所、現在の社員数は899名、連結で9,439人。
株の状況や株価推移はどうなのか、見ていきます。
三菱地所(8802)の株価の状況は?
では早速ですが三菱地所の株価データを見て行きましょう(2022年4月22日現在)。

PERが15.9倍は少し平均より高いぐらいですね。取引単位は100株なので、20万円弱で三菱地所の株を所有することが可能です。
配当利回りは1.96%。平均よりもちょっと低い水準で、不動産銘柄の割には、物足りない印象です。
なお、建設・住宅事業を手がけている積水ハウスや大和ハウスも業績が底堅いです。株は買いか分析していますので、ぜひご覧ください。
三菱地所の配当実績は?
続いて配当実績を詳しく見ていきます。以下が三菱地所の配当金の実績です。

今期の配当金は36円の予想で配当利回りは1.96%です。不動産事業を手がけているわりには、配当利回りはあまり高いとはいえません。
日本の平均配当利回りが1~2%なのでほぼ日本の株の、平均的な利回りです。
21年はコロナの影響で残念ながら減配となってしまいましたが、昨季まで7期連続増配銘柄でしたので今後に期待ですね。
なお日本株の中にも減配せずに増配する”累進配当”を目指す方針の企業があります。それらの企業の中から高配当銘柄をまとめました。

三菱地所の株主優待は?
さて配当利回りは若干低い三菱地所。株主優待はどうなっているのでしょうか?
やはり自社サービスや商品の優待が改悪されるリスクが少なくて良いですよね。
しかし現在のところ、
三菱地所は株主優待を実施していません。残念です…。
不動産事業ということもあり、自社製品を優待に活用しづらいということですかね。
なお、株主優待目的で日本株に投資しようと思っても、どんな優待銘柄を買えば良いか迷うこともあるかと思います。
以下の記事では、優待銘柄を検討する際に役に立つおすすめ本3選と雑誌を紹介しています。ぜひご覧ください。

三菱地所の株価の推移は?10年&短期チャート
続いてチャートを確認していきましょう。ここでは過去10年の長期チャートと短期チャートを見ていきます。
三菱地所の長期チャート
以下は過去10年のチャートです。
月足を見てみると三菱地所の株価が2013年からじりじり株価を下げています。長期的には下落傾向ですね。
三菱地所の2年短期チャート
以下が三菱地所の2年短期チャートです。
20年3月、コロナショックで株価は1ヶ月で30%以上下落しました。株価も22年に入っても暴落前水準に戻っていません。2000円の壁は厚いですね。
不動産業界に対して全般的に、さすがの三菱地所にも逆風となっているようです。
なお、株は値動きが荒くリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。
そういう方は1株価からの少額投資から初めてみてはどうでしょう?少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

三菱地所の業績推移は?
過去5年の売上高、営業利益、純利益の推移は以下のとおり。


コロナの影響を受けた2021年期は別にして、売上高は綺麗な右肩上がりになっていました。
業績は2020年き過去最高益を連続で更新。やはり不動産事業は手堅く稼げるということでしょう。
今後、テレワークの浸透や5Gの普及により企業お都心離れも予想される中、業績のV字回復となるのか注目です。
銘柄分析にはマネックス証券の銘柄スカウターが秀逸!
今回の記事は、マネックス証券の銘柄スカウターを用いて分析を行いました。主な特徴をまとめると、
- 過去10年間の売上高や利益を通期並びに四半期毎にグラフ化
- キャッシュフロー等の財務指標も過去10年分グラフ化
- PER・PBR・配当利回りといった指標の過去推移を可視化
- 業績ニュースや適時開示を一覧表示
- 複数銘柄を一覧で比較可能
ということです。
正直言って、これだけの機能を無料で利用できるのは驚きだし、他の主要証券会社と比較しても明らかに優れています。
自分も、とあるサイトの有料情報を活用していたこともありますが、それと比較しても銘柄スカウターの機能の方が使いやすいです。
この銘柄スカウター。マネックス証券に口座を開設していれば無料で活用できるんですよね。
詳細は以下の記事にまとめています。ぜひご覧ください。

「三菱地所の株価は低迷する理由」まとめ

今回の記事の三菱地所の株価が低迷する理由ということで、株価の基本データ、配当、チャートなどを見てきました。
今回の記事の三菱地所の株価見通しのまとめは
- 業績は過去最高益を連続で更新もコロナで減益予想
- コロナ前は連続増配銘柄
- ROEは業界の中で高めの8%超え
ということ。新型コロナ拡大の影響もありますが不動産事業の業績は底堅く、長期的にはオススメ株できる株だと思います。
業績は過去最高益を連続で更新し続けるぐらい好調でしたが、新型コロナ拡大の影響が長期化していることもあり、都心離れや人の流れの変化が不安要素ですね。
22年以降はコロナ収束が本格化し、人の移動がコロナ前の水準に戻るかどうか、要注目です。
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最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
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