電源開発(J-POWER)の株価が下落しているようですが、なぜ安いんですかね?業績がヤバいことになっている、潰れるなんて話もあるようですが…
J-POWER株は買うべきか、将来性や今後の見通しを知りたいです。
そんな疑問を持つ方に向けて記事を書きました。
- 電源開発はどんな会社なの?
- 株価の状況や配当実績、株主優待は?
- 業績悪化でやばい?潰れるのか?
- 電源開発の株価推移は?なぜ安い?
- 今後の株は買い時か?
電源開発(J-POWER)の株価が長期的に低迷しています。要因としては、
・大間原発の稼働が延期
・脱炭素の高まり、電力の自由化
・石炭価格の上昇
ですね。
公益事業ということで電源開発の業績は底堅いものの、脱炭素・カーボンニュートラルの流れや電力の自由化もあり株価は冴えない状況が続いています。
電源開発の電源構成の40%は石炭火力なんですよね。
今回は、そんな電源開発株に買うべきなのか?業績悪化でヤバいのか?潰れるのか?分析です。
ぜひ最後までご覧ください。
自分は、投資歴20年を超えており日本株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。これらの経験も踏まえて記事を書きました。
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目次
電源開発(J-POWER)はどんな会社なの?
電源開発は日本最大の卸電気事業会社で通称J-POWER。電力発電事業として保有している発電所や再生可能エネルギー発電所(地熱・風力・バイオマス)から電力会社10社へ電気を供給しています。
国内の発電所数は約100カ所となっていて、北海道から沖縄まで、水力発電は日本の全水力発電設備の20%の規模、石炭火力発電は国内最大の設備を保有していて、風力発電は国内事業者第2位の規模なんですね
取り組みは若干遅れ気味かもですが、CO2を出さない水素製造や再生可能エネルギーなどの脱炭素化も推進しています。
その他、電力周辺関連事業として電力設備の設計・施工・点検・補修、石炭の輸入、バイオマス燃料の調達・製造などを行なっています。
日本国内だけではなく海外でも事業展開していてアメリカ・中国など7ヶ国で発電事業を営んでいます。
電源開発の株価の状況は?
では早速ですがの株価データ(2022年12月2日現在)を見て行きましょう。

株価の指標に関しては、パッと見た感じ”まずまずかな”というのが率直な感想。
配当利回りも4%近くということで、電力インフラ企業らしい高配当銘柄となっています。
電力会社は資源高もあり不調ですが、関西電力や中国電力の業績も厳しいですね。株は買いか分析していますので、ぜひご覧ください。
J-POWERの配当実績や株主優待は?
続いて配当実績を見ていきましょう。以下が電源開発(J-POWER)の配当金の実績です。

18年3月に5円増配したものの、その後は75円が続いていますね。
23年も80円の予定で配当利回りは4%程度。業績安定のインフラ企業らしい安定配当ですが、増配はあまり期待できないですね。
なお、株主優待はありませんが、株主を対象にした施設見学会などが行われています。
なお日本株の中にも減配せずに増配する”累進配当”を目指す方針の企業があります。それらの企業の中から高配当銘柄をまとめました。
ぜひご覧ください。

電源開発の株価推移は?株価は急落?

続いてチャートを確認していきましょう。電気事業開発の最大手電源開発。これまでの株価推移はどうなっているのでしょうか?
ここでは過去10年の長期チャートと短期チャートを見ていきます。
長期10年チャート
以下は過去10年のチャートです。2015年半ばをピークに株価は長期的に下落傾向です。

2016年以降、業績が悪化しており株価もかなり下落しています。
大間原発の稼働が遅れていること、電力自由化、石炭火力の比率が40%超えと高く世界的な脱炭素化の流れに反している点など、株価にマイナス要因が多いですね。
短期チャート
以下が電源開発の2年チャートです。短期的に株価は上昇傾向です。

新型コロナ拡大の影響で、2020年ごろ株価は急落。その後、景気回復期待でいったん反発したものの、しばらくは下落傾向が続きました。
一方、22年に入って電力需給の逼迫状況を背景とした電力価格の上昇もあり、株価も短期的に上昇しています。
このように短期的にも株価は大きく値動きしています。株はリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。
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次に電源開発の業績を見ていきます。
電源開発の業績はヤバい?潰れる?
続いて電源開発(J-POWER)の業績を見ていきます。
以下が過去10年の売上高、営業利益、純利益の推移です。公益事業ということもあり、業績は底堅いですね。


2018年以降、売り上げは伸びているものの営業利益は減少傾向ですね。
大間原発の稼働延期や20年以降も資源価格の上昇もあり業績の回復が遅れています。21年以降、資源価格の上昇もあり売上高は増収となっています。
電力価格も高騰しており、電源開発の利益もしっかりと伸びています。
また、キャッシュフローについて公益事業を行なっていることもあり、財務状況については、わりと安定しています。

なお、電源開発は公益株で業績は底堅いですが、通信株や医薬品株は景気動向に業績が影響を受けづらいディフェンシブセクターとして人気です。
特徴をまとめていますので、ぜひご覧になってください。
電源開発株は買い時?ヤバい?潰れる?

電力インフラ最大手の電源開発。業績が低迷しており株価も冴えない状況が続いています。
自分は景気動向に売り上げが影響を受けづらい銘柄が好みではあるのですが、電源開発株はインカム期待の長期投資の観点からは買いを検討しても良いと考えています。
理由をたんてきに言えば、
・電力需要の高まり
・公益事業で経営破綻の可能性は低い
・株価は長期的に低迷も高配当
ということですね。
そもそも公益株は株価の短期的な値上がりを期待するような銘柄ではなく、長期的な安定した配当を期待して投資するものです。
少なくとも電力需要がなくなることはないので、普通に考えれば経営破綻する可能性はほとんどないと言って良いかと思います。
石炭火力の比率が高いものの、資源高により電力不足の懸念が高まる中、電力確保の重要性は高まっているんですね。
株価は長期的に低迷していますのが、配当利回りも高くなってきました。

電力事業ということで業績が底堅いこともあり、インカム目的で長期保有するのであれば投資はありかと考えます。
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「電源開発の株価が下落…やばい?」まとめ
今回は電源開発(J-POWER)の株価分析ということで、株価の推移、配当実績や株主優待、今後の株は買いかなどについて述べてきました。
電力インフラ最大手の電源開発。業績が低迷しており株価も冴えない状況が続いています。
他方、公益株は株価の短期的な値上がりを期待するような銘柄ではなく、長期的な安定した配当を期待して投資するもの。配当利回りは4%超えと魅力的な水準です。
少なくとも電力需要がなくなることはないので、普通に考えれば経営破綻する可能性はほとんどないと言って良いかと思います。
公益銘柄らしい高いインカムを期待しつつ長期保有する。電源開発株はそんな銘柄といえそうです。
最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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