TOTOの株価が下落しているようですが、理由は何ですか?資材価格の高騰もあり業績が厳しいようですが…
TOTO株は買うべきか、将来性や今後の見通しを知りたいです。
そんな疑問を持つ方に向けて記事を書きました。
- TOTOはどんな会社なの?
- 株価の状況や配当実績、株主優待は?
- 業績悪化でやばい?潰れるのか?
- TOTOの株価推移は?なぜ安い?
- 今後の株は買い時か?
TOTOの株価が短期的に下落しています。要因としては、
・新型コロナ拡大によるリフォーム需要が一巡
・資材価格の高騰、円安
ですね。
新型コロナ拡大で、在宅時間の増加や衛生意識が高まったことにより、水洗設備などのリフォーム需要が堅調でしたが、これも一巡しています。
また22年に入って、資材価格の高騰や円安が収益を圧迫しているのも、TOTOにとってはマイナス要因です。
一方、北米や中国などの海外事業がしっかりと伸びていることもあり、国内事業は人口減で成長が頭打ちということもあり、長期的には期待できる銘柄かと思います。
今回は、そんなTOTO株に買うべきなのか?なぜ株価は下落しているのか?株は買いか?分析です。
ぜひ最後までご覧ください。
自分は、投資歴20年を超えており日本株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。これらの経験も踏まえて記事を書きました。
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目次
TOTOはどんな会社なの?

TOTOといえば、水まわりの住宅設備メーカー最大手です。システムトイレ「ウォシュレット」、衛生陶器(便器・洗面器・手洗器)、ユニットバス、キッチンシステム、洗面化粧台、水洗金具などを製造・販売しています。
日本では、トイレや洗面器などの衛生陶器で約6割のシェアを占めていて国内トップです。一般の家庭に普及しているユニットバスはTOTOが最初に開発したものです。

TOTOは、節水や耐久性、使いやすさを実現する技術力が高さに定評があります。一方、住宅着工件数は人口減で長期的に減少傾向であり、かつ老後不安などでリフォーム件数が減少していることから、アジアや欧米への販売を強化しています。
新型コロナ拡大で多くの企業が業績悪化する中、衛生意識の高まりから温水洗浄便座「ウォシュレット」が米国や中国などの海外で拡大したことで、業績は好調です。
TOTOの株価の状況は?
では早速ですがの株価データ(2022年6月23日現在)を見て行きましょう。

株価の指標に関しては、パッと見た感じ”わりと悪くないな”というのが率直な感想。
配当は2.3%程度で、日本株の平均水準です。PERも17倍程度ですが、短期的に株価は下落していることもあり、それほど過熱感はありません。
株価は4290円程度ということで、100株単位だと43万円の資金が必要です…PayPay証券で1000円からの少額投資するのもありかと思います。
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住宅設備のTOTOは、トイレやキッチンなどの需要がなくなることはないため業績が安定していますが、住宅メーカー最大手の積水ハウスや大和ハウスも堅調です。
株は買いか分析していますので、ぜひご覧ください。
TOTOの配当実績や株主優待は?

続いて配当実績を見ていきましょう。以下がTOTOの配当金の実績です。

配当金はしっかりと増配傾向です。2014年に46円程度だった配当金が、2023年に100円(予定)と2倍以上にまで伸びています。
配当利回りは2.4%程度となっていて、日本株の平均よりは若干高い四旬。配当性向は40%程度ということもあり、まだ余力はあるかと思います。
なお日本株の中にも減配せずに増配する”累進配当”を目指す方針の企業があります。それらの企業の中から高配当銘柄をまとめました。
ぜひご覧ください。

株主優待はカタログギフト
TOTOの株主優待は、お米や自社商品の中から1品目選べるカタログギフトです。
以下から1点を選択
◯TOTO水環境基金助成団体への寄付
◯お手入れらくらくセット
◯トイレ川柳集(トイレットペーパー4ロール)
◯TOTOカレンダー
◯そぼろセット
◯人吉球磨茶 清水(100g)
◯奈良県明日香村産ヒノヒカリ白米(2kg)
◯特別限定醸造 にごりワイン遅摘み(赤)
◯球磨焼酎 山河
なお、株主優待目的で日本株に投資しようと思っても、どんな優待銘柄を買えば良いか迷うこともあるかと思います。
優待銘柄を検討する際に役に立つ本3選と雑誌を紹介しています。優待に関する情報は、これで十分です。

TOTOの株価推移は?下落する理由とは?
続いてチャートを確認していきましょう。これまでの株価推移はどうなっているのでしょうか?
ここでは過去10年の長期チャートと短期チャートを見ていきます。
長期10年チャート
以下は過去10年のチャートです。長期的にはしっかりと株価が伸びていますね。
2013年頃に2000円前後だった株価は、2022年6月の段階で4000円程度となっています。短期的に下落傾向ですが、4000円がサポートラインとなっています。
国内事業に関しては、新型コロナ拡大により在宅時間が増加していることから、リフォーム事業が堅調。長年赤字を続けていたキッチン・洗面事業が21年に初めて黒字化しました。
短期チャート
以下がTOTOの2年チャートです。
21年3月期をピークに、短期的には株価が下落傾向です。円安による調達コストの上昇やゼロ・コロナ政策を実施している中国経済が失速していることが要因と考えられます。
このように短期的にも株価は大きく値動きしています。株はリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。
そういう方は1株価からの少額投資から初めてみてはどうでしょう?少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

次にTOTOの業績を見ていきます。
TOTOの業績はヤバい?
続いてTOTOの業績を見ていきます。以下が過去10年の売上高、営業利益、純利益の推移です。


住宅設備最大手のTOTOブランドということもあり、業績はわりと堅調かと思います。特に売上高はしっかりと成長していますね。
21年、22年は大きく業績が伸びていますが、新型コロナ拡大により一部商品の供給が滞ったものの、衛生意識の高まりで自動水栓やリフォーム事業などの売り上げが伸びています。
ただ、短期的には資材価格の高騰や円安の影響もあり、23年3月期の業績見通しは厳しいものとなっています。
一方、海外の売り上げ比率は25%程度ですが、しっかりと売り上げが伸びているのがわかります。

人口減で国内事業の成長は限定的ですから、TOTOの今後の業績は海外事業次第と言えそうです。
なお、TOTOの業績は安定的ですが、通信株や医薬品株も景気動向に業績が影響を受けづらいディフェンシブセクターとして人気です。
特徴をまとめていますので、ぜひご覧になってください。
TOTO株は買い時?ヤバい?
住設最大手のTOTO。円安や資材価格の高騰の影響もあり短期的に株価が下落傾向です。
自分は景気動向に売り上げが影響を受けづらい銘柄が好みではあるのですが、TOTO株は業績の向上が見込みづらいことから長期投資の観点からは買いを検討しても良いと考えています。
理由をたんてきに言えば、
・業績が堅調
・北米や中国などの海外事業が好調
・新型コロナ拡大によるリフォーム需要の高まり
ということですね。
短期的には新型コロナ拡大によって、在宅時間が長くなっていることから、水洗設備などのリフォーム需要が堅調です。
株価は長期的にしっかりと伸びています。

住宅設備ということで需要がなくなることがありませんから業績が底堅いとも言えます。しかし、日本国内においては人口減ということもあり、売り上げ成長が頭打ちなのは確実。
今後の株価については、停滞している海外事業次第とも言えそうです。
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「TOTOの株価が下落…なぜ安い?」まとめ
今回はTOTOの株価分析ということで、株価の推移、配当実績や株主優待、今後の株は買いかなどについて述べてきました。
住宅設備最大手のTOTO。長期的に株価はしっかりと伸びていますが、短期的には資材価格の高騰や円安もあり株価は下落傾向です。
一方、新型コロナ拡大により在宅時間が増えていることから、リフォーム需要が堅調で売り上げが伸びています。
日本国内の市場は、人口減で頭打ちということもあり、TOTOの今後の成長は海外事業次第と言えるでしょう。
最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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