日本マクドナルド(2702)の株価が下がらない理由を知りたいです。今後の株は買いですか?
最近の株価の推移(チャート)の状況や配当の実績についても知りたいです。
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
- 日本マクドナルド(2702)の株価は下がらない!株価の状況は?
- マクドナルドの配当と株主優待、株価の推移(チャート)は?
- マクドナルドの業績は?
- マクドナルドの株は買い時?
投資歴20年のかいまるです。日本株を中心に2000万円を超える資産を運用しています。
食事券として利用できる株主優待が人気の日本マクドナルド。もはや知らない日本人はいないほどのメジャーな外食チェーンですね。
銀座で1号店をオープンして以降、店舗数は爆発的に増え、日本全国の主要都市やショッピングモールには必ずと言って良いほど、店舗があります。
今回は、そんな日本マクドナルドの株価について分析です。
スマホアプリで手軽に米国株投資【PR】
”米国株投資してみたいけど、ちょっとハードルが高いな”
”米国株の情報を気軽にGetしたい!”
moomoo証券ならApple、Amazon、Microsoftなどの優良企業に無料のスマホアプリから投資できます。
”米国株投資はちょっと難しそう”とか”まずは試しに米国株を始めたい”という方に良いかも。
- 取扱銘柄は約7,000銘柄と豊富!
- 取引手数料は最低0ドルなので始めやすい!
- 米国株取引のお得なキャンペーン実施中!
- 初心者にも分かりやすい金融・投資情報が満載で投資に役立つ!
アプリダウンロードとメールアドレス登録だけでプロ級の米国株情報を無料で利用できます。
まずは、お試しでスマホアプリを利用してみてはいかがでしょうか?
\口座開設なし「無料」で使える神アプリ/
目次
日本マクドナルドの株価が下がらない!株価の状況は?
日本マクドナルドHD(2702)はハンバーガー、ポテト、ドリンクなどのファストフード店であるマクドナルドを運営する企業。
本社である米国マクドナルドからのライセンス契約ににより運営する”フランチャイズ企業”という位置づけで、2021年12月現在2942店舗を運営しています。
定番のハンバーガーやポテトの販売を行うとともに、期間限定メニュー(地域名産・公募・キャンペーン等)を継続的に展開していて人気となってますね。
最近では、新しいメニュー「夜マック」「朝マック」「マックの裏メニュー」を提供したり、宅配・デリバリーサービスにも力を入れています。
株価データ
そんな日本マクドナルドの株価データ(2023年9月7日現在)を簡単にまとめました。
パッと見た感じは、”あまり良くないな”というのが率直な印象です。
株価の指標的には配当利回りが0.75%と日本株の中ではかなり低い水準。配当金は長年30円で固定されており、あまり期待できないですね。
PERの目安は13~15倍ぐらいですから、30倍というのはかなり割高な水準。人気の優待銘柄ということもあり株価は高止まりしています。
一方、同業の外食優待株と比べて見ても、
- 吉野家:15倍
- すかいらーく:54倍
- ゼンショー:30倍
となっていて、日本マクドナルドのPERは取り立てて割高とは言えないですね。
なお、日本マクドナルドの業績は好調ですが、これら外食企業はコロナ拡大の中で苦戦しています。株は買いか分析していますので、ぜひご覧ください。
日本マクドナルドの配当と株主優待は?
配当は1株あたり30円程度
マクドナルドの配当金は1株あたり30円となっており、ここ10年間変わっていませんでしたが、2019年以降30円→33円→36円と増配傾向です。
ただ、株価がそれほど上昇していない中、配当利回りは0.7%とそれほど高くありません。株主への還元は配当ではなく株主優待で行うということですね。
米国本社の外資系企業らしい、割り切った株主還元方針ですね。
なお日本株の中にも減配せずに増配する”累進配当”を目指す方針の企業があります。それらの企業の中から高配当銘柄をまとめました。
ぜひご覧ください。
株主優待は4000円相当の食事券
もはや説明不要かもしれませんが、年2回マクドナルドで利用できる食事券がもらえます。
この優待目的で購入している個人投資家の方も多いのではないでしょうか。保有数に応じて、もらえる冊数が異なっていて、
・100株 … 1冊(年間2冊)
・300株 … 3冊(年間6冊)
・500株 … 5冊(年間10冊)
となっています。
食事券1冊あたり、バーガー類、サイドメニュー、飲み物の3種類の無料引換券のシートが6枚入っていますね。
なので、1枚あたり700円ぐらいと計算すれば、だいたい4,000円に相当するといったところでしょうか。かなりお得感がありますね。
この株主優待の使い方や、いつ頃届くのかなどの詳細については以下の記事にまとめています。
次に日本マクドナルドの株価推移と業績を見ていきましょう。
DMM株なら米国株取引手数料が0円!【PR】
DMM株では、米国株を手数料完全無料で取引することができます。
米国株の取引手数料は、日本株に比べてかなり割高…。
しかも大手ネット証券で横並びなんです。
少しでもコストを下げて米国株を取引したい…、日本株だけじゃなく米国株取引も始めたい…そんな方はDMM株が良いかもです。
DMM株は、他の証券会社に先駆けて米国株そして米国ETFの取引手数料が完全無料。
取引手数料0円でお得に米国株を取引をしてはいかがでしょうか?
▼口座開設・維持費無料!▼
5分で申し込み完了!
日本マクドナルドの株価の推移(チャート)は?
株価の5年推移が以下のチャートです。
食肉偽装問題で2,400円台まで大きく下げましたが、その後業績が回復したことを受け、2017年から株価が大幅に上がっていることが分かります。
ただ、2018年に株価が5,000円付近になったところで、伸び悩み横ばい傾向となっています。
コロナショック後の2021年7月ごろに6000円を超える場面もありましたが、米国のマクドナルド本社が株を大量に売却したため株価が下落。
その後、綺麗に5000円前後で推移しています。
参考記事:米マクドナルド、日本マクドナルド株を追加売却(日経新聞)
日本マクドナルドの株価が下がらない理由とは?
マクドナルドの株価が下がらない理由は、
- 株主優待が個人投資家に人気が高い
- 業績のV字回復
の2つですね。以下、クイックに見ていきます。
理由①:株主優待が個人投資家に人気が高い
以下が日本マクドナルドの株式保有割合を示したグラフです。
主な外国人保有者は、本社である米国マクドナルドということですね。
黄色部分の個人投資家の保有比率が40%を超えており、個人投資家が株価を支えいることがわかります。
理由②:業績のV字回復
日本マクドナルドの2018年12月期の決算は
・売 上 高:2,723億円(前年比:7.34%)
・営業利益: 250億円(前年比:32.4%)
となりました。前年比から大きく売り上げを伸ばしているのが分かります。ちょっと見づらいですが、純利益の推移が、以下のグラフです。
出所:日本マクドナルドHPより
2014年7月に発覚した鶏肉期限切れの問題をきっかけに、日本マクドナルドでは深刻な客離れが起きました。
2015年12月期まで2期連続で最終赤字に陥るなど経営不振が続きましたが、社長にカナダ出身のサラ・カサノバ氏が就任し、業績がV字回復しています。
その後の業績推移は以下のグラフとなっていますが、増収増益となっています。
22年1〜3月期の売上高も前年同期比11%増収と堅調な結果となっています。
この安定した業績こそが株価が下がらない大きな要因といえるでしょう。
日本マクドナルドの株は買いか?
優待目的でないのであれば、日本マクドナルド株の購入はオススメしないですね。理由としては、
・配当利回りの低さ
・米国本社という経営体制の懸念
・株価の高止まり懸念
です。以下詳細みていきますね。
配当利回りの低さ
日本株の配当金を再投資する方針をとっているので、保有する銘柄は高配当であるか優待利回りの高いものを選定しています。
その観点からみると、日本マクドナルドの配当利回りは0.7%で、ちょっと低いですね。業績が赤字の時でも配当は維持したので、立派と言えるかもしれませんけども。
食事券を1冊あたり4,000円と計算するとトータル利回りは2%程度になりますが、その他の外食銘柄と比べて低い印象です。
過去10年1株あたりの配当金は30円と変わらず、増配率がゼロなので、株主還元には消極的と言えます。
経営体制の懸念
経営形態の問題もありますね。
日本マクドナルドは米国に本社のフランチャイズとなっているため、売り上げからロイヤリティを支払う必要があります。また、フランチャイズなので、経営が日本国内に限られることから海外進出できないのもデメリットです。
日本は、少子高齢化で人口が減ることが確実ですから、日本市場の売り上げだけでは、中長期的に売り上げも頭打ちになる可能性が高いです。
さらに2021年には、株価が上昇したところで日本マクドナルドの株を米国本社が大量売却したこともあり株価が急落。
株価高止まりの下落懸念
優待銘柄は、個人投資家の人気が集まりやすく本来の企業価値よりも高く株価が評価されてしまいます。
2014年から2年連続の赤字を経て、業績が回復し、2017年当初に3000円程度だった株価も、1年で5000円を超えるレベルまで跳ね上がりました。
他方、2018年以降は、業績が良いものの株価が伸び悩んでおります。ちょっと高止まりしている感はありますね。
進化型ロボアドのパフォーマンスがすごい!【PR】
ロボアド投資して3年以上経過しますが、結局のところ米国ETFに分散投資をしてリバランスしているだけ。
手間を気にしなければ自分でもできるレベルなんですね。
その点、真の意味でプロレベルの金融理論を活用しているロボアドはROBOPROだけかと。 大胆な資産入れ替えで高リターンを維持しています。
”ROBOPRO” 進化型ロボアドの決定版!【PR】【PR】
AIで相場を先読みして大胆な銘柄入れ替えで好成績をたたき出している”ROBOPRO”。
他の従来型ロボアドとは機能が完全に一線を画しています。その特徴をまとめると、
- 高度な金融理論を用いた進化型ロボアドバイザー
- 短期の相場の動きを予測した運用を実施
- 従来型ロボアドバイザーより高パフォーマンス
というもの。リリースから約3年経過後の成績は+47.72%とTOPIXを圧倒。
好成績の秘密は、ROBOPROのAIが高度な金融モデルを用いて相場の状況を分析して運用を行っているところ。
そんな進化型ロボアドを活用しておまかせ運用するのも良いかもです。
▼今ならキャンペーン実施中▼
進化型ロボアドの決定版!【PR】
「マクドナルドの株価が下がらない理由」まとめ
今回は、マクドナルドの株価が下がらない理由ということで、株価の推移(チャート)、配当、優待などについて取り上げました。
優待目的で長期保有するのであれば、100株で4000円の食事券は魅力的であり、株価も底堅いですから、問題ないと思います。
他方、配当利回りも低く、増配率も10年間ゼロで株主還元に消極的。経営形態も米国本社のフランチャイズというのも気になるところですね。日本でのフランチャイズ経営で海外進出もできないので、長期的な成長も期待できないでしょう。
ちなみに、米国のマクドナルド本社は、日本だけではなく欧州やアジアなど世界でフランチャイズを展開しており、経営基盤は盤石です。配当についても、40年以上にわたり連続増配しており、株主重視の姿勢が鮮明です。
なので、自分だったら米国のマクドナルド本社の株を購入します。
クレカ投信積立でポイントGet【PR】
「資産運用しながらお得にポイントを貯めたい…」
せっかく投資するなら少しでもお得に運用したいですよね。そんな方は、ポイント還元率が業界Topクラスのマネックス証券がお得かも。
貯まったポイントはAmazonギフト券やdポイントに交換が可能です。
クレカ投信積立ならマネックス証券がお得!
- ポイント還元率は1.1%
- 積み立て可能な投信ならすべてクレカ決済ができる
- 特定口座、一般口座、一般NISA、つみたてNISAの口座が対象
- 上限は月5万円
とかなりお得な内容です。
▼口座開設・維持費無料!▼
※申し込みは最短1ページ。
スマホアプリで米国株投資【PR】
米国株に投資したいけど、ちょっと難しそう…
このような株初心者の方も多いと思います。
そんな方に自信を持ってオススメできるのがmoomoo証券なんです。米国株にスマホアプリで気軽に取引することができます。
スマホアプリで手軽に米国株投資【PR】
”米国株投資してみたいけど、ちょっとハードルが高いな”
”米国株の情報を気軽にGetしたい!”
moomoo証券ならApple、Amazon、Microsoftなどの優良企業に無料のスマホアプリから投資できます。
”米国株投資はちょっと難しそう”とか”まずは試しに米国株を始めたい”という方に良いかも。
- 取扱銘柄は約7,000銘柄と豊富!
- 取引手数料は最低0ドルなので始めやすい!
- 米国株取引のお得なキャンペーン実施中!
- 初心者にも分かりやすい金融・投資情報が満載で投資に役立つ!
アプリダウンロードとメールアドレス登録だけでプロ級の米国株情報を無料で利用できます。
まずは、お試しでスマホアプリを利用してみてはいかがでしょうか?
\口座開設なし「無料」で使える神アプリ/
関連記事・おすすめ記事
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
この記事を読まれた方は、以下に紹介する記事もご覧になっています。読まれている方に少しでも役に立つよう、資産運用に関連するトピックについて解説しています。ぜひご覧ください。
新型コロナウイルスの拡大によって日本経済に大きな打撃が走っています。外出自粛やインバウンド消失など、この状況下でおすすめの銘柄についてまとめました
株初心者でも安心して投資できる業績鉄板の日本株銘柄をまとめました。新型コロナ拡大でも業績に期待できる銘柄です。是非ご覧ください。
好業績、高配当銘柄の代表格である商社株の特徴をまとめました。景気敏感株で配当が安定しないという印象でしたが、安定配当を志向している会社が多く長期投資に向いているといえますね。
こちらも、業績が安定していて高配当の銘柄の代表格である銀行株の特徴をまとめました。マイナス金利の影響で経営環境は厳しいものがありますが、株価の見通しはどのようなものでしょうか?
アップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、コカ・コーラ、マクドナルドなど米国には高い成長を続けるグローバル企業が多いです。米国株への投資を考えている方に向けて、買い方をまとめました。
ソーシャルレンディングの中でも特に注目されているのがFunds。株のように値動きがないので相場の動きが気になりません。
銀行預金にほとんど利息がつかない中、投資先として有力な選択肢。投資するファンドにもよりますがの年率1.5〜3%程度のリターンが期待できます!
なので、こんな方に特にオススメです。
- 日々の相場の動きを気にしないで投資したい
- 銀行の預金金利は低すぎて使えないと感じている
- 定期預金感覚で高い利回りを得たい
詳しくは以下をクリック!