米国ETF

米国債券ETF SPABとは?低コストで安定した分配金が魅力!

米国総合債券ETF SPABの株価やチャートの特徴について知りたいです。

他にも高利回り債権に連動するETFなど高配当なETFはありますが、これらに比べてSPABに投資するメリットは何でしょうか?配当実績についても知りたいです。

今回はこういった疑問を持つ方に向けて記事を書きました。

今回の記事の内容
  • SPAB:株価の基本データと特徴は?
  • SPABの発行元構成比と投資適格度別比率は?
  • SPABのチャートとリターンは?コロナからも完全回復!
  • SPABの配当実績と増配率は?

今回は、安定した値動きと分配金が魅力の米国総合債券ETF SPABについて特徴や株価の推移などを分析していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

自分は、米国株や米国ETFを中心に1500万円以上の資産を運用しています。これらの経験を踏まえて記事を書きました。

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SPABの株価と特徴とは?

債権ETFは、各社からいろんな商品がありますが、このSPABは米国の債券市場全体で構成されているETFといえるでしょう。

同じような債券ETFにバンガード社が販売しているBND、ブラックロック社が販売するAGGがありますが、このSPABはステート・ストリート社が販売しているものになります。

基本情報は以下のとおりです。

銘柄数 約6000
資産規模 $5,595 (百万米ドル)
配当率 2.38%
経費率 0.04%
設定日 2007年5月23日
ベンチマーク ブルームバーグ・バークレイズ米国総合指数
運用会社 State Street

(出典:State Street Corporation)

経費率は0.04%となっていて、非常に低い水準です。コストはほとんどかからないと言って良いですね。

ライバルETFのBND、AGGと同じ経費率となっています。

SPABの債権種別比率と投資適格度別比率は?

SPABの発行元構成比

SPABの発行元別構成比(2021年3月現在)は以下の表のとおりです。

債券種別 保有比率
国債 36.59%
モーゲージ債 26.19%
社債-一般事業 16.75%
社債-金融 8.48%
社債-公益事業 2.39%
商業不動産担保証券 2.17%
政府機関債 1.56%

(出典:State Street Corporation)

米国政府が発行している国債の比率が36%と高くなっていますね。次に住宅ローン債券であるモーゲージ債、それから社債と続きます。

分配金利回りが2%を超えているのは、社債の比率が高くなっているからですね。

SPABの投資適格度別比率

続いて投資適格度別比率です。

格付け 保有比率
Aaa 69.74%
Aa 3.32%
A 11.96%
Baa 14.96%
Below Baa 0,01%
無格付け 0.01%

(出典:State Street Corporation)

ほぼ全ての構成銘柄が信用格付けBaa以上の投資適格債で構成されています。

トリプルAの比率が高くなっていることもあり、信用度の高い債券が中心といえるでしょう。

SPABの株価の推移(パフォーマンス実績)

直近10年のトータルリターンの推移を示したのが以下のチャートとなります。

緑:SPAB  青:AGG 黄:BND

※https://etfreplay.com/より

SPABの10年間パフォーマンスは非常に安定していて、右肩上がりで推移しています。

BNDやAGGに比べると若干知名度が低いですが、パフォーマンスはほぼ同じですね。

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コロナショック時のSPABのパフォーマンスは?

コロナショックのあった2020年の株価推移を見るために直近2年のチャートで、詳細に見ていきましょう。

緑:SPAB  青:AGG 黄:BND

※https://etfreplay.com/より

コロナショックの際は株価が1ヶ月で5%程度下落していますね。しかしすぐに値を戻して上昇基調に戻っていますね。

債券ETFでも、コロナ拡大のような社会不安が高まると価格が下落するということです。

こうして、BND、AGG、SPABを比べると3銘柄ともパフォーマンスに差はほとんどありません。

経費率も同じですので、時価総額の多いAGG、BNDを選ぶか、SPABを選ぶかはもはや好みの問題ですね。

SPABのこれまでの配当実績は?

SPABの過去の分配金実績を見てみます。

ここ数年は安定した分配金となっていますね。

経費率は0.04%と非常に低い水準になっているので、100万円運用しても400円しか経費が掛からなため、ほとんどコストのかからない運用が可能です。

長期に持つことができて、毎月確実に配当を生み出すSPABは、資産形成に向いた債券ETFと言えそうです。

なお、債券ETFも安定配当を期待できますが、米国株に投資する魅力は高配当で長期間連続増配している個別銘柄が多いこと。

中には7%を超える銘柄や60年以上連続増配している銘柄も。おすすめの銘柄について以下の記事にまとめています。

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長期投資の視点からSPABをどのように活用するか

SPABの株価推移、リターンなどをみてきましたが、活用法として

・SPABの長期保有で安定的なインカムを期待

・SPABと株式と組み合わせて保有

ということです。クイックに見ていきましょう。

SPABの長期保有で安定的なインカムを期待

チャートを見てわかるとおり、SPABの値動きは安定しています。

SPABへの投資は大きな値上がり益を期待する者ではなく安定的なインカムを得る目的ということですね。

なので、

・運用資産が大きくなった

・会社を退職して給与収入がなくなった

などの場合は、値動きよりも安定したインカムを得たいという需要の方が大きくなります。

こういう場合に、無理に株式に投資をしないでSPABを保有して値動きを気にせずに定期的に分配金を受け取ると行った運用法はありだと思います。

株式と組み合わせて保有

SPAB単体でも悪くありませんが、株式と組み合わせて保有することにより、ポートフォリオ全体の値動きをマイルドにしつつ、より高いリターンを期待できます。

債券と株式は逆相関の関係ですから株式市場が軟調であった時には、債券市場に資金が集まり債券ETFであるSPABの価格は上がりやすくなります。

株式の方が長期的にみてリターンが高いですから、SPABに米国株式ETFであるVTIやVOOを組み合わせで保有することで、資産全体の値動きを抑えつつ長期的に高いリターンを狙えます。

「米国債券ETF SPAB」のまとめ

今回は、米国債券ETF SPABの特徴、株価の推移、分配金実績などについて見てきました。

債券ETFは値動きが非常に安定しており分配金もしっかりと支払われることから、株が下落する局面に備えて、資産の中に債券を組み込むことは有効な戦略です。

パフォーマンスや経費率、分配金利回りはBND、AGGを変わらないと言うこともあり、どれを選ぶかは好みの問題です。

最後に効率的に資産運用する情報を掲載しますので、参考にしてみてください。

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米国ETFに手間をかけずに自動運用する方法とは?

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