東レ(3402)の株価が下落している理由を知りたいです。炭素繊維事業は好調なのでは…。
これまでの株価の推移や今後の見通しについてはどうですか?株は買いですか?
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
- 東レ(3402)の株価が下落|株価の状況は?
- 東レの配当と株主優待は?
- 東レの株価の推移(チャート)は?
- 東レの株価が下落する理由とは?
- 東レの業績の見通しや株価を予想は?株は買い?
東レの株価が長期的に下落傾向です。新型コロナ拡大によって航空機の炭素繊維需要が激減した影響もありますが、2018年にも株価が1100円台から750円程度まで下落。
理由としては、ざっくりいうと
・2018年の営業利益の減少
・炭素繊維事業の不振
のためです。炭素繊維事業に対する投資家の期待は極めて高いものの、原材料費高騰もあり利益率圧迫しているんですね。
新型コロナ収束で航空機素材の需要が戻ることは確実な中、東レの株は買いなのかどうか分析です。ぜひご覧ください。
自分は、投資歴20年を超えており日本株を中心に 1,500万円以上の資産を運用しています。今回は、これらの経験も踏まえて記事を書きました。
スマホアプリで手軽に米国株投資【PR】
”米国株投資してみたいけど、ちょっとハードルが高いな”
”米国株の情報を気軽にGetしたい!”
moomoo証券ならApple、Amazon、Microsoftなどの優良企業に無料のスマホアプリから投資できます。
”米国株投資はちょっと難しそう”とか”まずは試しに米国株を始めたい”という方に良いかも。
- 取扱銘柄は約7,000銘柄と豊富!
- 取引手数料は最低0ドルなので始めやすい!
- 米国株取引のお得なキャンペーン実施中!
- 初心者にも分かりやすい金融・投資情報が満載で投資に役立つ!
アプリダウンロードとメールアドレス登録だけでプロ級の米国株情報を無料で利用できます。
まずは、お試しでスマホアプリを利用してみてはいかがでしょうか?
\口座開設なし「無料」で使える神アプリ/
目次
東レ(3402)は何の会社?
東レは、繊維製品および人工皮革などの合成繊維や化学製品などの製造を行っている総合化学企業の最大手です。
これらの繊維製品だけでなく、航空・宇宙用途などのエンジニアリング樹脂や高性能フィルムなどの産業用の材料も製造しています。
繊維製品だけでなく、バレーボールの名門として東レの名前を聞いたことのあるひとも多いのではないでしょうか。
東レの最近の躍進を支えてきたのが”炭素繊維”と呼ばれる繊維の製造で、軽くて強い素材であることからジェット旅客機ボーイング787の胴体・主翼・尾翼などにも用いられています。
ちなみに社名にあるレは化学繊維のレーヨンを意味する(旧社名:東洋レーヨン)していますが、東レは現在レーヨンの生産は行っていません。
東レ(3402)の株価が下落|株価の状況は?
東レの株価データ(2024年2月13日現在)を簡単にまとめました。
株価の指標的には可もなく不可もなくといったところですね。ちょっとROEが低いかな…。
PERの目安は13~15倍ぐらいですから、19倍というのは若干高い水準ですね。配当利回り2.6%は平均よりも高い水準です。
東レは炭素繊維の製造販売に強みを持っていますから成長期待で最近の株価はわりと好調です。
なお、東レのような化学・素材株は景気敏感なセクターとして知られています。特徴やおすすめ銘柄を以下の記事にまとめています。
ぜひご覧ください。
東レの配当実績と株主優待は?
以下が東レの配当実績です。
配当金は右肩上がりで5年連続増配中でしたがコロナ拡大による業績悪化で、2021年は減配…。
しかしコロナ収束で景気回復が期待される2022年3月期は16円に増配し、その後も増配傾向です。
なお、株主優待はありません。配当を中心に株主還元を行うということなのでしょう。残念です…。
なお、日本株に投資しようと思っても、どんな株主優待があるのか迷うことも…。以下の記事では、優待銘柄を検討する時に本当に役に立つ株主優待のおすすめ本3選とおすすめの雑誌を紹介しています。
次に東レの株価推移と業績を見ていきましょう。
DMM株なら米国株取引手数料が0円!【PR】
DMM株では、米国株を手数料完全無料で取引することができます。
米国株の取引手数料は、日本株に比べてかなり割高…。
しかも大手ネット証券で横並びなんです。
少しでもコストを下げて米国株を取引したい…、日本株だけじゃなく米国株取引も始めたい…そんな方はDMM株が良いかもです。
DMM株は、他の証券会社に先駆けて米国株そして米国ETFの取引手数料が完全無料。
取引手数料0円でお得に米国株を取引をしてはいかがでしょうか?
▼口座開設・維持費無料!▼
5分で申し込み完了!
東レの株価の推移(チャート)は?
次に東レの株価推移を見ていきますね。以下のチャートは過去の株価推移です。
この10年で株価はほとんど上がっていませんね。横ばい傾向といって良いと思います。
2014年後半に700円台だった株価は、2015年末ごろまでに1,100円程度まで上昇しました。その後2018年初頭まで900円から1,200円の範囲で株価は推移。
しかし2018年4月に1,000円を切ってからは下げ足が早まっており、下落傾向が続いていますね。
短期チャート
以下が東レの直近1年チャートですが、コロナショックにより株価が大幅に下落。サポートラインとなっていた700円を大きく割り込んで、一時400円にまで急落しました。
その後、株価は回復していますが700円程度で横ばい傾向ですね。チャート的には500円あたりが短期的なサポートラインとなっています。
新型コロナウイルス拡大の影響で、日経平均は1ヶ月程度で30%程度も下落しました。株式市場に上場しているほとんど全ての銘柄が大暴落でしたね。
このように、株はリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。
そういう方は1株価からの少額投資から初めてみてはどうでしょう?少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。
DMM株なら米国株取引手数料が0円!【PR】
DMM株では、米国株を手数料完全無料で取引することができます。
米国株の取引手数料は、日本株に比べてかなり割高…。
しかも大手ネット証券で横並びなんです。
少しでもコストを下げて米国株を取引したい…、日本株だけじゃなく米国株取引も始めたい…そんな方はDMM株が良いかもです。
DMM株は、他の証券会社に先駆けて米国株そして米国ETFの取引手数料が完全無料。
取引手数料0円でお得に米国株を取引をしてはいかがでしょうか?
▼口座開設・維持費無料!▼
5分で申し込み完了!
東レの株価が下落している理由とは?
東レの株価が下落している理由は、
- 売上高は上昇傾向も利益が不振
- 炭素繊維事業の不調
です。以下、クイックに見ていきます。
理由①:売上高は上昇傾向も利益が不振
売上高、営業利益、純利益の推移は以下のとおり。
これらの推移を見ると、
・売上高は2020年以降に落ち込み
・営業利益は2019年に減益するなど不調
・新型コロナ拡大による航空機需要減
・21年以降、インフレで利益圧迫
ということがわかりますね。
2019年3月期は全体の売上げが伸びたものの利益は減少。株価は1,100円台から800円台まで落ち込んでますから、この業績の悪化が嫌気されて株が売られたといえるでしょう。
キャッシュフローも2018年と2019年はマイナスになっていて、財務的にもかなり厳しい状況だったんですね。
22年3月期は景気回復で、東レの業績も回復する見込みですが、新型コロナの収束状況次第ですね。
理由②:炭素繊維事業の不振
東レの株価が2018年に大きく下落した理由の一つは炭素繊維事業の不振です。
2018年の売上高が上昇しているにもかかわらず利益が減少しているのは、原材料費の高騰などによって炭素繊維の利益率が急激に低下したためなんですよね。
以下が炭素繊維事業の営業利益ですが、2017年度(18年3月期)から1年で92億円減少しているのがわかります。
2018年初頭まで二桁台を維持してきた営業利益率も7%程度にまで落ち込んでいます。
炭素繊維事業の営業利益は東レ全体の20%に過ぎませんが、今後の成長が期待できることから投資家の期待が高い事業何ですよね。
旧来型の繊維事業自体はアジア諸国の追い上げもあり将来的には頭打ちになるのは目に見えているので、東レの将来は炭素繊維事業にかかっているといっても過言ではありません。
なお、東レは景気の動向に業績が左右される景気敏感銘柄ですが、反対に通信株や医薬品株は景気の動向に業績が影響を受けづらいディフェンシブセクターとして人気です。
特徴をまとめていますので、ぜひご覧になってください。
株価の下落で東レの株は買い?
現在の業績を踏まえると東レの株は少し様子を見た方が良いのでは、と考えます。
理由としては、
・売上高上昇傾向も利益回復は鈍い
・炭素繊維事業がイマイチ
・配当利回りもいまいち。株主優待がない
ということ。
東レの将来は炭素繊維事業次第ということを考えると、この事業の営業利益率が低下しているのは少し気がかりです。
炭素繊維の出荷量が年々増えていますが、他の企業との競争も激しくなることは十分に予想されます。
原材料費の高騰によって利益が圧迫されている現状、しばらくは炭素繊維事業の営業利益率の回復は難しいといえます。
新型コロナ拡大によって激減した航空機用炭素繊維の需要も回復していますが、まだ戻りは鈍いです。
もっとも軽くて強い炭素繊維の需要は今後ますます増加することは間違いありません。長期的には期待できる事業ですので、これらの利益率の回復を待って東レ株の購入を検討すべきと考えます。
進化型ロボアドのパフォーマンスがすごい!【PR】
ロボアド投資して3年以上経過しますが、結局のところ米国ETFに分散投資をしてリバランスしているだけ。
手間を気にしなければ自分でもできるレベルなんですね。
その点、真の意味でプロレベルの金融理論を活用しているロボアドはROBOPROだけかと。 大胆な資産入れ替えで高リターンを維持しています。
”ROBOPRO” 進化型ロボアドの決定版!【PR】【PR】
AIで相場を先読みして大胆な銘柄入れ替えで好成績をたたき出している”ROBOPRO”。
他の従来型ロボアドとは機能が完全に一線を画しています。その特徴をまとめると、
- 高度な金融理論を用いた進化型ロボアドバイザー
- 短期の相場の動きを予測した運用を実施
- 従来型ロボアドバイザーより高パフォーマンス
というもの。リリースから約3年経過後の成績は+47.72%とTOPIXを圧倒。
好成績の秘密は、ROBOPROのAIが高度な金融モデルを用いて相場の状況を分析して運用を行っているところ。
そんな進化型ロボアドを活用しておまかせ運用するのも良いかもです。
▼今ならキャンペーン実施中▼
進化型ロボアドの決定版!【PR】
「東レの株価が下落する理由」まとめ
今回は、東レの株価が下落する理由ということで、株価の推移(チャート)、配当実績や株主優待、株は買いかなどについて述べてきました。
東レの将来を支える炭素繊維事業。最近では原材料費の高騰で営業利益率が落ちてきているため、利益が減少→株安につながっているといえます。
炭素繊維の需要は今後も伸び続けることは間違い無いものの、他の企業との競争も激しくなることから東レが持つ炭素事業の優位性が今後も維持されるかも不透明です。
東レ株の購入は、炭素事業の回復が確認されてから検討することで問題ないかと考えます。
最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
クレカ投信積立でポイントGet【PR】
「資産運用しながらお得にポイントを貯めたい…」
せっかく投資するなら少しでもお得に運用したいですよね。そんな方は、ポイント還元率が業界Topクラスのマネックス証券がお得かも。
貯まったポイントはAmazonギフト券やdポイントに交換が可能です。
クレカ投信積立ならマネックス証券がお得!
- ポイント還元率は1.1%
- 積み立て可能な投信ならすべてクレカ決済ができる
- 特定口座、一般口座、一般NISA、つみたてNISAの口座が対象
- 上限は月5万円
とかなりお得な内容です。
▼口座開設・維持費無料!▼
※申し込みは最短1ページ。
スマホアプリで米国株投資【PR】
米国株に投資したいけど、ちょっと難しそう…
このような株初心者の方も多いと思います。
そんな方に自信を持ってオススメできるのがmoomoo証券なんです。米国株にスマホアプリで気軽に取引することができます。
スマホアプリで手軽に米国株投資【PR】
”米国株投資してみたいけど、ちょっとハードルが高いな”
”米国株の情報を気軽にGetしたい!”
moomoo証券ならApple、Amazon、Microsoftなどの優良企業に無料のスマホアプリから投資できます。
”米国株投資はちょっと難しそう”とか”まずは試しに米国株を始めたい”という方に良いかも。
- 取扱銘柄は約7,000銘柄と豊富!
- 取引手数料は最低0ドルなので始めやすい!
- 米国株取引のお得なキャンペーン実施中!
- 初心者にも分かりやすい金融・投資情報が満載で投資に役立つ!
アプリダウンロードとメールアドレス登録だけでプロ級の米国株情報を無料で利用できます。
まずは、お試しでスマホアプリを利用してみてはいかがでしょうか?
\口座開設なし「無料」で使える神アプリ/
関連記事・おすすめ記事
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
この記事を読まれた方は、以下に紹介する記事もご覧になっています。読まれている方に少しでも役に立つよう、資産運用に関連するトピックについて解説しています。ぜひご覧ください。
新型コロナウイルスの拡大によって日本経済に大きな打撃が走っています。外出自粛やインバウンド消失など、この状況下でおすすめの銘柄についてまとめました。
株初心者でも安心して投資できる業績鉄板の日本株銘柄をまとめました。新型コロナ拡大でも業績に期待できる銘柄です。是非ご覧ください。
好業績、高配当銘柄の代表格である商社株の特徴をまとめました。景気敏感株で配当が安定しないという印象でしたが、安定配当を志向している会社が多く長期投資に向いているといえますね。
こちらも、業績が安定していて高配当の銘柄の代表格である銀行株の特徴をまとめました。マイナス金利の影響で経営環境は厳しいものがありますが、株価の見通しはどのようなものでしょうか?
アップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、コカ・コーラ、マクドナルドなど米国には高い成長を続けるグローバル企業が多いです。米国株への投資を考えている方に向けて、買い方をまとめました。
ソーシャルレンディングの中でも特に注目されているのがFunds。株のように値動きがないので相場の動きが気になりません。
銀行預金にほとんど利息がつかない中、投資先として有力な選択肢。投資するファンドにもよりますがの年率1.5〜3%程度のリターンが期待できます!
なので、こんな方に特にオススメです。
- 日々の相場の動きを気にしないで投資したい
- 銀行の預金金利は低すぎて使えないと感じている
- 定期預金感覚で高い利回りを得たい
詳しくは以下をクリック!