米国株

インテルの株価が急落!半導体生産遅れ・業績悪化で今後の見通しは?

米国株のインテル(INTC)への投資を考えています。Intelの株価の見通しや予想を知りたいです。

次世代半導体の生産遅れやデータセンター事業の業績が悪化しているようですが…。株価の推移やチャートの特徴はどんな感じですか? インテルの株は買いですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • インテル(INTC)の株価急落!その要因は?
  • インテル(Intel)って何の会社?
  • インテルの株価の推移(チャート)と特徴は?
  • インテルの配当金の推移は?
  • インテルの今後の予想は?成長期待で株は買いか?

投資歴20年のかいまるです。米国株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。

結論から言うとインテル(INTC)株は、

・次世代半導体の生産遅れ

・データセンター向け半導体事業の業績悪化

ということもあり、当面インテル株の購入は様子を見た方が無難と考えます。

特に圧倒的地位を築いた主力のパソコン向け半導体事業だけではなく、データセンター向け半導体やIot事業などの新規事業が成長していて将来性があると思っていましたが…。

これらが発表された翌日のインテル株価は10%以上も急落。投資家の失望売りにつながっています。

今回は、そんな株価が急落している米国の半導体事業最大手のインテルについて銘柄分析です。

ぜひ最後までご覧ください。

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2020年4〜6月期、7〜9月期決算後に株価が急落…

コロナショックのあった3月だけじゃなく、四半期決算のあった7月と10月にも株価が10%以上も急落しています。

この要因としては、

4−6月決算の際に次世代半導体(7nmプロセス半導体)の製造が、当初の予定よりも1年程度遅れることを発表

7−9月決算で成長が期待されたデータセンター向けCPUの売り上げ減。純利益も29%減益

というもの。

成長が期待されている次世代型半導体製造延期やデータセンター向けCPUの失速と、中長期的にインテルの業績に大きな影響を及ぼす内容で、投資家の失望売りにつながったということです。

データセンター向けCPUについて、インテルは「コロナに伴う景気低迷の影響を受けた」と説明してるものの、米アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)などとの競争の影響もかなり大きいと見られています。、

参考記事:インテルの7~9月、29%減益 半導体も景気減速免れず(日経新聞)

以下、インテルの会社概要、株価の状況、業績などを見ていきます。

インテルってどんな会社?

インテル(Intel、INTCといえば、パソコンの頭脳にあたるCPU(中央演算装置)の製造で知られる米国の大手半導体メーカーですね。

”インテル入っている”のCMでもおなじみで、CoreやCeleronシリーズなどWindowsやApple製のパソコンの多くに搭載されているので日本でもおなじみのメーカーです。

自分の学生時代だと、インテル製CPUといえば、486やPentiumシリーズでした。WindowsとIntel搭載パソコンが市場を席巻して、”ウィンテル”パソコンと言われてましたね。

この時期のCPUの性能向上は本当に早かったので、パソコンを買い替えずにCPUだけを取り替えてました。

パソコン市場ではボロ勝ちだったインテルですが、スマホ市場では、クアルコム社やアーム社にシェアを奪われ一時業績が伸び悩みました。「マイクロソフト(MSFT)の業績は?」でも書いたんですが、マイクロソフトもスマホのOSをグーグルのアンドロイドとアップルに奪われて、業績が低迷してるんですよね。

そんなこともあって、インテルはスマホ半導体事業から完全撤退し、最近ではサーバーなどのコンピュータ装置やデータセンターなどの事業に力を入れています。特にデータセンター向けの半導体では圧倒的なシェアを占めているんですね。

今後、5Gの普及にあわせて家電や自動車など、あらゆるものがネットに繋がる時代になります。それらに搭載されるCPUなどのプロセッサやデータセンターの需要は、今後ますます伸びると予想されています。

次に株価や最近の動向について見ていきます。

インテル(INTC)の株価の状況は?

では早速ですが、インテル(Intel)の株価の状況をみていきましょう。ここでは株価データと銘柄の特徴について取り上げます。

インテルの株価データ(2021年8月16日現在)を簡単にまとめました。

成長セクターのIT銘柄のわりにはPERが11倍台と、それほど高くないですね。配当利回りも2%超えと情報技術セクターの中では高い水準。

CPUやデータセンター事業は手堅く収益をあげることができるものの、将来的に大きな成長は期待できないということなんでしょうね。そういう意味では、すでにインテルの事業は成熟化しているのかもしれません。

なお、情報技術セクターにはグロース銘柄が多く含まれていて、配当金を出していない銘柄が多いですがアップル、IBMあたりは、インテル同様に配当にも力を入れてます。

インテルの株価の推移(チャート)は?

次にインテルの長期チャート(10年)を見ていきます。以下が過去10年のチャートで、比較のためにS&P500も掲載しています。

赤:INTC 水色:S&P500

インテルの株価の下値は切りあがっていて、10年で右肩上がりで成長しています。

株価の伸びはS&P500と同じ位。配当利回りが2%から3%台前半の水準で推移していることを考えると、十分なパフォーマンスといえるでしょう。ただ、GAFAMなどのハイテク銘柄と比較すると、ちょっとリターンは劣りますね。

また以下のチャートは2020年のチャートです。

赤:INTC 水色:S&P500

2020年に株価は3回急落しているのがわかります。

コロナショックのあった3月、次世代半導体の生産遅れを発表した7月、そしてデータセンター向け半導体事業の業績悪化を発表した10月です。

こうして見ると下落幅が非常に大きいですね。コロナショックはしょうがないとはいえ、インテルの将来性に不安を感じる投資家が多いということ。

このように銘柄の特徴には違いがありますから、その違いを踏まえ投資先を検討することで投資の勝率を高めることにつながります。投資理論を知るための、おすすめの米国株投資本については、以下の記事にまとめていますのでぜひご覧下さい。

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インテルの配当実績は?

次にインテルの配当実績をみていきましょう。以下が過去20年間の実績となっていて、綺麗な右肩上がりです。

配当金は10年で2倍以上にまで上昇。配当金を出すようになった1992年以降に減配はありません。2014年の配当が前年同になってしまいましたが、この年は100億ドル以上もの自社株買いを行っているんですね。

増配率は過去5年平均で6.77%。リーマンショックの際でもしっかり増配していて、株主還元にかなり力を入れていることがわかります。

やはり米国株の魅力は、連続増配銘柄が多いことですね。VZも高配当・連続増配銘柄ですが、他にも素晴らしい銘柄が米国にはたくさんあります。以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

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インテルの売上高や利益は?

次にインテルの業績をみていきます。以下のグラフは、売上高、営業利益、純利益、営業利益率の推移となっています。

売上高はスマホ事業の苦戦で2011〜2014年ごろに伸び悩んでいますが、おおむね右肩上がりで推移しているのがわかります。また営業利益率も20〜30%超えで安定しています。

ただ近年は営業利益、純利益の伸びが鈍化しているのがわかります。

インテルの事業別の収益内訳は、ざっくりと

事業内訳

  • パソコン向け半導体事業:50%
  • データセンター向け事業:30%
  • IoT:5%
  • 不揮発性メモリ:6%

となっていて、やはり主力のパソコン向け事業が大きな割合を占めているのがわかります。しかし、売上高はほぼ横ばい状態で、ほとんど伸びていないんですよね。

AppleなどがMac製品のCPUをIntel製から自社開発のものに切り替えるなど、Intel離れが進んでいる影響です。

大きく成長しているのが、データセンター向け事業でインテルが今後力を入れていくと発表している事業の1つです。

データセンターはIT機器を設置する専用施設ですが、そこに格納されているコンピュータの半導体を製造しているんですね。スマホやクラウドの普及に伴ってデータセンターの需要は拡大。年率で売上高が10%以上成長しています。

その他IoTや不揮発性メモリ事業なども、事業割合は高くありませんが年率10から20%程度成長しています。

これまでのインテルの業績を牽引したのは間違いなくパソコン向け半導体ですが、今後の成長事業をIoTやデータセンター、フラッシュメモリーとしていて、今後はパソコン以外の事業に軸足を移していくようです。

2021年4〜6月決算も減収減益

インテルの2021年4~6月期決算は、売上高が前年同期比微減の196億3100万ドル(約2兆1000億円)、純利益が1%減の50億6100万ドルでした。

新型コロナ拡大によるテレワークや遠隔授業の普及などもあり、パソコン向けが好調を維持しましたが、データセンター向けが伸び悩みました。

この決算を受けてインテル株は下落して、6%以上急落する場面もありました。絶好調が続く半導体業界でインテルは完全に出遅れており、業績改善の兆しはまだ見えないですね。

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インテルの株価の予想は?

コロナショック後のインテル株が下落している要因は、

・次世代半導体の生産遅れ

・データセンター向けCPU事業の業績悪化

ということ。これらは中長期的にインテルの業績に大きな影響を及ぼす可能性が高いこともあり、しばらくインテル株は様子見が良いのではと考えます。

自分は外出規制がある状況下、テレワークや遠隔授業によりコンピュータやデータセンターの需要増大は確実と思っていました。

しかしインテルの業績を見るとパソコン向け半導体は好調も、コロナ拡大の影響でデータセンター向けの需要がイマイチ伸びていないようです。

ライバルのAMDやNVIDIAなどの業績が順調な分、インテルの不調が際立ちますね。(参考:NVIDIA株は買いか?

いずにせよ、成長が期待されるデータセンターやIot分野の業績悪化が一時的なものなのか見極める必要があります。

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インテルの株は買いか?まとめ

今回は、インテル(INTC)の銘柄分析ということで、株価の推移(チャート)や特徴、株は買いかについて述べてきました。

米国の半導体事業最大手のインテル。パソコン向け半導体事業で圧倒的な地位を築き上げたインテルですが、スマホ事業は他社にシェアを奪われ撤退。

利幅の薄いパソコン事業からの転換がうまく進んでいて、業績は右肩上がりでしたが、新型コロナ拡大を受けてデータセンター事業などの分野の成長に陰りが見えています。

これが一時的なものか、中朝的的なものかよく見極める必要があります。

最後に米国株やETFに賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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