米国株

AT&Tまさかの増配ストップ…株価が下落?高配当銘柄の今後は?

通信銘柄で業績が安定している米国株AT&T(T)への投資を考えています。株価はかなり下落しているようですが…今後どうなりそうですか?

2021年配当の増配もストップしたようですが…AT&Tの株は買いですか?

今回は、このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • AT&T(T)って何の会社?
  • AT&Tの株価の特徴は?
  • AT&Tの配当金の推移は?
  • AT&Tの株は成長期待で買いか?

投資歴20年のかいまるです。米国株を中心に2,000万円以上の資産を運用していて、AT&T(T)も主力銘柄として保有中です。

結論から言うとAT&T株は、

・7%超えの高配当、35年連続増配実績

・通信事業からの安定的な収益

・メディア・コンテンツ事業の切り離し

ということもあり長期保有できる銘柄といえるでしょう。ただし2021年1Qの配当は前年同期と同じ額にすると発表がありました。

四半期ベースで増配がストップしたこともあり、かなりの衝撃を持って受け取られています。

ワーナー・メディアの巨額買収で有利子負債が日本円で20兆円近くあり経営を不安視する声もあり、経営陣は2021年は負債の圧縮に取り組む方針とのこと。

現在、AT&Tが力を入れているメディア事業も、既にNetflixやアマゾンプライムが圧倒的な地位を築いており、さらにAppleやDisneyが参入するなど、競争が極めて激しくなっています。

通信事業会社からメディア・コングロマリットへ。今回は、そんなAT&Tについて銘柄分析です。

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AT&T(T)ってどんな会社?

AT&Tは、米国の電気通信最大手。地域の固定通信事業から携帯電話・スマホなどの情報通信事業を手がけている超巨大企業ですね。日本でいえばNTTとNTTドコモを合わせたイメージです。

もともとAT&Tは、電話の発明者であるグラハム・ベルが設立した会社を母体としており、1885年に長距離電話事業を展開する会社として発足した会社です。

最近では電気通信事業だけではなく、2014年にディレクTVを、2016年にタイムワーナを買収するなど、通信だけじゃなくメディア事業にも力を入れています。通信サービスだけではなく、Netflixのような情報コンテンツの作成・供給を志向しています。

通信事業のライバル企業はベライゾンで、米国通信業界は今のところ2強状態ですね。2社に加えてTモバイルとスプリントの計4社で米国の通信事業は寡占されている状態です。

このベライゾンも米国Yahoo!の買収していて、インターネットのポータル事業にも進出しています。固定回線整備やスマホ普及も一巡しており、通信事業だけでは成長は限られるということでしょう。

米国の通信事業会社は、さらなる成長に向けて、自社の通信網を生かした事業の多角化を進めていることですね。

AT&Tの株価はイマイチですが、同業のベライゾンは業績が好調ということもあり株価は堅調です。

次に株価や最近の動向について見ていきます。

AT&Tの株価の状況は?

では早速ですが、AT&Tの株価の状況をみていきましょう。ここでは株価データと銘柄の特徴について取り上げます。

AT&Tの株価データ(2022年9月30日現在)を簡単にまとめました。

PERは5倍程度と過熱感は全くないですね。競合のベライゾンも10ぐらいです。通信は安定した業績ですが、高い成長は見込めないセクターです。

配当利回りはコロナショック以降の株安もあり5%台とかなり魅力的な水準となっています。

AT&Tの最近の動向とは?

AT&Tの最近の動向としては、通信事業会社からメディア・コングロマリットへ変貌を遂げつつあるということですね。

単なる通信サービるの提供だけでなく、通信網を生かしたデジタルコンテンツ提供、すなわちNetflixやAmazonプライムなどのように映画やドラマのコンテンツ配信に力を入れているということです。

その中心となっているのが、2018年に買収を完了したワーナー・メディア事業です。映画事業の「ワーナーブラザーズ(WB)」、ニュースメディア「CNN」、有料ケーブルテレビ放送局の「HBO」などのコンテンツで知られています。

他方、ワーナー買収は日本円で約9兆円。2018年末で20兆円近い有利子負債を抱えていて、経営上の大きなリスクとなっているのは間違いないですね。

Netflixやアマゾンプライムの牙城は強固で、最近ではAppleやDisneyも動画ストリーミングサービスに参入。

そして2020年5月に動画配信サービスである”HBOマックス”が米国でスタートしました。まだ2021年1月の段階で日本でのサービスは展開していないようですね。

そんな中、AT&Tは2021年5月、HBOやワーナーメディアを本業から分離してディスカバリー社と統合する計画を発表しました。映像メディア分野への進出を本格的に進めてきた事業戦略は大きな転機を迎えています。

AT&Tのコンテンツ利用者が思うほど増えていないこともあり、この方針で業績が回復することができるのか、見極めたいところです。

AT&Tの株価推移(チャート)は?

次にAT&Tの5年チャートをみていきましょう。

以下が、過去5年のチャートです。比較のためにS&P500と競合のベライゾン(VZ)も掲載しています。

赤:AT&T 水色:S&P500 緑:VZ

2017年、18年にかけてS&P500が絶好調だったにも関わらず、AT&Tの株価は大きく下落しているのがわかります。

9兆円で投資したワーナーメディアなどのエンターテイメント部門が振るわなかったことや20兆円近い有利子負債から、AT&Tが減配するんじゃ懸念もあって大きく売られたんですね。

2018年年末ってAT&Tの配当利回りが7%近くあったことと、減配懸念が和らいだこともあり、2019年に入って上昇転じています。

さらに、2019年夏に米国の有名なファンドであるエリオットマネジメントが、5G本命銘柄であるということで、今後大きな成長が見込めるということで32億ドルの巨額出資したという報道が伝わり、株価が大きく上昇しました。

以下は、コロナショックのあった2020年2〜3月以降の1年チャートです。

赤:AT&T 水色:S&P500 緑:VZ

AT&Tの株価は暴落後からほとんど回復していないですね。競合のVZが暴落前水準に戻しているのと対象的です。

チャートを見る限り、同じ通信事業の中ではVZの方が市場の評価が高いといえますね。

ただ通信株のAT&TとVZはS&P500に比べると、2021年に入ってパフォーマンスが大きく下回っていることがわかります。

なお、株式投資で勝率を高めるためには、しっかりとした投資理論を知ることから。以下の記事では、初心者向けのものから古典まで、おすすめの米国株投資本を紹介しています。

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AT&Tの配当実績は?

次に配当実績をみていきましょう。

以下の配当推移をみていただくとわかるとおり、配当金は綺麗な右肩上がりとなっています。

AT&Tは、

・連続増配35年

・配当利回り約8.2%

と言うことで、これはもうすごいなと思います。過去5年の増配率の平均値が1.6%なので、インフレ率よりも低いですね。

まあ、これだけの高配当株ですから増配率が低いのはしょうがないです。

2020年の増配金額っていうのは0.04ドルの増配で、過去10年を見てもこの増配金額でした。

2021年1Qの配当は増配ストップ

AT&Tは、2021年1Qの配当を1株あたり0.52ドルとすると発表しました。

この額は2020年1Qの配当金額と同額ということで、四半期ベースで増配がストップしたことになります。

AT&Tはこれまで2月支払の四半期配当で毎年配当を増やしてきましたんですよね。もちろん2Q以降に増配することもあるので、年間ベースで増配ストップとまでは言えませんが…

同社では”配当を現行水準に維持し、負債削減に焦点を当てるため、2021年は財務を柔軟にしたい”とも発表しているので、2021年の増配はちょっと難しいかもしれません。

配当金が魅力のAT&Tですが、米国株には他にも高配当でしかも連続増配を続けている企業が多くあります。中には7%を超える銘柄や60年以上連続増配している銘柄も。おすすめの銘柄について以下の記事にまとめています。

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AT&Tの売上高や利益は?

次にAT&Tの業績をみていきます。以下のグラフは、売上高、営業利益、純利益、営業利益率の推移となっています。

2020年12月期の純利益は赤字転落と業績が冴えないですね。

通信事業なので業績が安定していると思っていたんですが、割と営業利益が安定していなかったんですね。2011年ごろは営業利益率が10%程度に落ち込んでいます。

ディレクTVやワーナーメディアの買収効果もあり、2015年以降の売上高は大幅に増加してますね。営業利益率も最近は15%程度で安定しています。

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AT&Tの株は買いか?まとめ

今回は、AT&Tの銘柄分析ということで、株価の推移(チャート)や特徴、株は買いかについて述べてきました。

メディア事業への参入が注目されるAT&T。5%超えの高配当銘柄に加えて35年連続増配中という安定感を考えると、長期保有を全手に十分に買い値する銘柄と言えるでしょう。

20兆円近い巨額の有利子負債があるものの、本業ともいえる通信事業から今後も安定的な収益が期待できることから、それほど心配する必要はないと考えます。

他方、今後の株価が大きく伸びるかどうかについては、買収したワーナーメディアを中心としたメディア・コンテンツ事業の成否にかかっていると言えますね。

このメディア事業は、既に圧倒的地位を築いているNetflixやアマゾンプライムに加えて、ITの巨人Appleや娯楽の王様Disneyまで新規参入しており、競争の極めて激しい分野です。

今後、ディレクTVや巨額買収したワーナーメディアが、どのようにAT&Tの業績に寄与して行くかは注意深くみていくことが必要です。

最後に米国株やETFに賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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