米国株

コカ・コーラの株価が下落…58年連続増配”配当王”の株は買い?

業績が安定している米国株コカ・コーラ(KO)への投資を考えています。これまでのKOの株価の推移や配当はどんな感じですか?

今後、コカ・コーラの株は買いですか?

今回は、このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • コカ・コーラ(KO)って何の会社?
  • コカ・コーラの株価の特徴は?
  • コカ・コーラの配当金の推移は?
  • コカ・コーラの株は成長期待で買いか?

投資歴20年のかいまるです。米国株を中心に1,500万円以上の資産を運用していて、コカ・コーラ(KO)も主力銘柄として保有中です。

結論から言うとコカ・コーラ株は、

・58年連続増配中の配当王

・圧倒的なブランド力とバフェット銘柄

・収益構造の転換が成功し業績改善

・ワクチン期待で2021年の株価は期待大

ということもあり安心して長期保有できる銘柄といえるでしょう。

業績鉄板のコカ・コーラも、先進国を中心に健康意識の高まりから砂糖入り清涼飲料水の売り上げが落ち込み、一時業績不安が指摘されていました。

しかし収益構造の改善を進め、2019年は営業利益率が大幅に上昇するなど再び成長軌道に乗りつつあるといえます。

他方、新型コロナ拡大による外出制限の影響で業績が一時的に悪化していることも確かです。

今回は、そんなコカ・コーラについて株は買いか?銘柄分析です。

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コカ・コーラ(KO)ってどんな会社?

日本でも知らない人はいないぐらい知名度の高いメーカーですが、簡単に説明したいと思います。

英語の名称は”The Coca-Coka Company”。世界最大の清涼飲料水メーカーということで、商品名となっているコカコーラは日本でも飲んだことのない人はいないぐらい有名ですよね。

コカコーラ以外にも、ダイエットコークやファンタ、スプライト、ミニッツメイドのようなブランドも展開しています。清涼飲料水の分野では日本でもおなじみペプシコと2強。

ただペプシコは、ブランド力はコカ・コーラに勝てないこともあり、清涼飲料水の分野ではコカコーラに勝てないので、ポテトチップスなどのスナック菓子に力を入れていますね。

(参考記事:スナック菓子が好調のベプシコは買いか?

創立1892年で、100年以上の歴史と200を超える国や地域に展開していて、世界中でコカコーラを販売している、グローバル巨大企業です。

コーラなどの清涼飲料水で圧倒的な強さを誇るコカ・コーラですが、最近では先進国を中心に健康志向が高まってきていて、砂糖の含有量が多い清涼飲料水を避ける動きが出ています。

そのような状況もあり、糖分ゼロの清涼飲料水に力を入れるのはもちろん、英国の大手コーヒーチェーンである英国のコスタコーヒーを買収するなど新たな事業にも進出しています。

コカ・コーラ(KO)の株価の状況は?

では早速ですが、コカ・コーラの株価の状況をみていきましょう。ここでは株価データと銘柄の特徴について取り上げます。

コカコーラの株価データ

コカ・コーラの株価データ(2021年10月25日現在)を簡単にまとめました。

コカ・コーラは生活必需品セクターのディフェンシブ銘柄ですが、S&P500に比べてPERが若干高いですかね。

圧倒的なブランド力で人気銘柄であるのと、あとで説明しますが収益構造の転換で利益が伸びていないこともありPERが高くなっています。

配当利回りは、コロナショック後の株価の回復が遅いこともあり約3%となっていますね。

コカ・コーラは業績が安定している生活必需品セクターの代表銘柄ですが、他にもP&Gやタバコ株のアルトリアも安定した業績で人気です。

コカ・コーラ株の特徴とは?

特徴を端的に言うと、

  1. 圧倒的ブランド力
  2. バフェット銘柄

と言うこと。クイックにみていきます。

①銘柄の特徴は圧倒的ブランド力

コカ・コーラの銘柄としての特徴を一言で言うならば”圧倒的ブランド力”ということですね。

日本でもコカ・コーラこと知らないない人というのはおそらくいないですよね。子供からお年寄りまでみんなが知っているブランド。このブランド力というのが、投資するにあたって重要なポイントとなります。

世界最大級のブランドコンサルティング会社のインターブランド社は、世界規模で事業展開を行う企業を対象としたブランドランキングを毎年発表しています。コカ・コーラは2013年にアップル社に1位を譲ったものの、13年間常に1位だったんですよね。

聞いたこともないようなメーカーが作った炭酸飲料と、コカコーラ社が製造販売している炭酸飲料どちらを選ぶか?おそらく多くの人は、口にはいる飲み物なので若干コカコーラ製品が割高だったとしても、コカコーラ社のものを選択する。

なので、同じような清涼飲料水メーカーと競合したとしても、ブランド力があるので売上が落ちずらいし、業績が安定化しやすいと言うことです。

ちなみに2020年の世界企業ブランドランキングのトップはアップル、そして2位はアマゾンとなっています。

②コカ・コーラの筆頭株主はバフェット

コカ・コーラは投資の神様と言われるウォーレン・バフェットが投資している銘柄として有名です。発行済株式数の約10%をバフェットが運営するバークシャーハサウェーが占めていますね。

バフェットは、少数銘柄への集中投資によって巨額の富を築いた投資家。このスタイルは今でも変わらずです。バフェットがコカ・コーラに目をつけたのは、まさにそのブランド力が他社の追従を許さないほどの圧倒的なものだったからです。

バフェットはIBMのように魅力のなくなった銘柄は容赦無く手放しますから、投資の神様が今でも大量保有する銘柄ということで、そのコカ・コーラの価値が色あせていないという裏付けにもなっていますね。

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コカ・コーラの株価推移(チャート)は?

次にコカ・コーラの5年チャートをみていきましょう。

以下が、過去5年のチャートです。比較のためにS&P500も掲載しています。

赤:KO 水色:S&P500

2016年からの5年間は米国株、特にS&P500は大型ハイテク銘柄の株価上昇もあり非常に調子が良くて、基本的に右肩上がりになっています。

それに対してコカコーラはそこまでではないかな、と言ったところです。2018年までは株価が下値を切り上げて、ゆっくりと値上がりはしていましたが微増。コカ・コーラでは収益構造の転換を進めていて、この時期の業績は減収していた影響もあります。

コロナショック前後のチャートを見てもコカコーラの株価回復は遅いです。

赤:KO 水色:S&P500 緑:PEP

競合のPEPがS&P500の株価推移と同じぐらいですので、それに比べてもコカコーラの株価は冴えないです。

新型コロナ感染拡大で飲食店での消費が減る傾向にあり外食産業向けの売り上げが減少していることが要因です。

ただ、S&P500の配当金利回りっていうのは2%ぐらいでコカコーラの方が配当利回りが高い。このチャートは配当金が含まれないものなので、実際のリターンはS&P500と縮まっています。

なお、チャートを見ると投資するタイミングが重要に見えますが、長期投資で肝心なのは銘柄の分散や積立を行うことです。株式投資で勝率を高めるためには、しっかりとした投資理論を身に着けることから。

以下の記事では、初心者向けのものから古典まで、おすすめの米国株投資本を紹介しています。

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”配当王”コカ・コーラの配当実績は?

次に過去20年間の配当実績をみていきましょう。以下の配当推移をみていただくとわかるとおり、配当金は綺麗な右肩上がりとなっています。

コカ・コーラは、

・2020年も0.04ドル増配

・連続増配58年

・配当利回り約3%

と言うことで、これはもうすごいなと思います。過去5年の増配率の平均値が4.45%なので、成熟企業であることを考えると全然悪くない数字。

これぐらいの増配率を維持しつつ58年連続増配っていうのは、やはりすごいなと思います。

とはいえ、2019、2020年の増配金額っていうのは0.04ドルしか増配してなくて、2015年、16、17、2018年が0.08ドルということを考えると、ちょっと苦しくなってきているのかなと行ったところです。

なお、連続増配銘柄として有名なコカ・コーラですが、米国株にはこの他に多くの高配当でしかも連続増配を続けている企業があります。中には7%を超える銘柄や60年以上連続増配している銘柄も。おすすめの銘柄について以下の記事にまとめています。

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コカ・コーラの売上高や利益は?

次にコカ・コーラの業績をみていきます。以下のグラフは、売上高、営業利益、純利益、営業利益率の推移となっています。

圧倒的なブランド力で業績鉄板と思われていたコカ・コーラですが、収益は2012年をピークに右肩下がりですね。

それはコカコーラ本社は、濃縮液を作る事業やマーケティングに集中し、清涼飲料水を製造する事業の縮小しているためなんですよね。ここらへんの詳細は、別の記事にまとめてますので関心のある方はぜひご覧ください。

参考記事 >> コカ・コーラの業績が悪化?その要因は?

2019年は収益構造の転換が奏功して、営業利益率が上昇するなど業績が改善。これに伴い、株価も大幅に上昇しています。

コロナの影響大…2020年7−9月は減収減益

コカコーラの2020年業績は新型コロナ拡大による飲食店の売り上げ減少により、悪化しています。

2020年7−9月売上高は前年同期比9%減の86億5200万ドルと、減収率は4~6月期(28%減)から大幅に縮小しているものの悪化しています。

地域別では7~9月期は主力の北米が2%減にとどまっているんですけどね。

新型コロナウイルスの感染拡大で飲食店での消費が減る傾向にあり外食産業向けは振るわないことが要因です。

純利益は33%減の17億3700万ドル。

なお、以下の記事にまとめてますがコカ・コーラのライバルであるペプシコは主力商品のスナック菓子の売り上げが堅調で業績は増収増益です。明暗くっきりです。

ペプシコの株価と配当は?スナック菓子が好調で今後の株は買い時?米国株のペプシコ(PEP)への投資を考えています。PEPの株価の見通しや予想を知りたいです。新型コロナ拡大の影響で株価は大きく下落したよ...

2021年に入って業績が回復

2021年4〜6月期の業績は、純利益が前年同期比48%増の26億4100万ドル(約2900億円)と大きく改善しました。

ワクチンの普及もあり外食需要が回復。売上高は42%増の101億2900万ドルと大幅に伸びていますね。

昨年は、感染拡大の影響で営業を休止した飲食店や娯楽施設などの外食需要が激減していたこともあり、その反動で業績はV字回復しています。

参考記事:米コカ・コーラの4~6月、純利益48%増 外食向け回復(日経新聞)

コカ・コーラの株は成長期待で買いか?

圧倒的なブランド力を有するコカ・コーラは、長期保有に向いた銘柄ですね。

2019年についてS&P500と遜色ないほど値上がりしましたが、コカ・コーラは生活必需品セクターで、不景気の時でも売り上げや配当金が落ちないディフェンシブ銘柄。

実績をみても58年連続増配で配当利回りも3%程度で悪くない。これにプラスして値上がり益も期待できるという銘柄といえます。

業績も営業利益率が上昇していて、収益構造の改善が進んでいることもあり、長期的に安心して保有できる銘柄といえますね。

新型コロナ拡大で飲食店向けの売り上げ悪化により業績は冴えないですが、2021年に入ってワクチン接種が広がり、外食向けを中心に売り上げが回復しています。

コカコーラの株価はPEPやS&P500に比べて出遅れていますが、2021年の株価回復も期待できるのではと考えます。

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DMM株で米国株の取引手数料0円! 評判と気になるデメリットとは?DMM株なら米国株の取引手数料がなんと無料! これまで日本株に比べて割高とのイメージのあった米国株取引手数料。この無料化は日本の証...

「コカ・コーラの株価・配当」まとめ

今回は、コカ・コーラの株価ということで、株価推移(チャート)と株は買いかについて述べてきました。

先進国を中心に健康意識が高まり、砂糖入り清涼飲料水の売り上げが伸びていませんが、ゼロシュガーコーラやエナジードリンクの販売、コーヒチェーンの買収などの取り組みを進めており業績は改善していますね。

圧倒的ブランド力と58年連続増配中。景気が悪化しても売り上げが落ちないコカ・コーラはまさに長期保有に向いた銘柄といえるでしょう。

最後に米国株やETFに賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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