NTN(6472)の株価が下落しているようですが、なぜ安いんですかね?業績悪化がヤバいことになっている、潰れるなんて話もあるようですが…
株は買うべきか、今後の見通しを知りたいです。
そんな疑問を持つ方に向けて記事を書きました。
- NTNはどんな会社なの?
- 株価の状況や配当実績、株主優待は?
- 業績悪化でやばい?潰れるのか?
- NTNの株価推移は?なぜ安い?
- 今後の株は買い時か?
NTNの株価が長期的に低迷しています。要因としては、
・売り上げが減少傾向
・ベアリングの過当競争で利益率が低い
ですね。新型コロナ拡大により、自動車や産業機械の部品需要が急減したことで、NTNの業績は赤字転落。その後の回復も鈍いですね。
今回は、そんなNTN株に買うべきなのか?業績悪化でヤバいのか?潰れるのか?分析です。
ぜひ最後までご覧ください。
自分は、投資歴20年を超えており日本株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。これらの経験も踏まえて記事を書きました。
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目次
NTNはどんな会社なの?

NTNは、機械の動かしたり省エネルギー化に必要な「ベアリング」で国内最大手の精密機械メーカー。日本精工、ジェイテクトとともに日本のベアリング大手3社の一角です。
自動車、産業機械、建築機械などのベアリング(※回転を滑らかにする部品)や精密機器・複合材料商品の製造販売しています。
グローバルに事業を拡大していて、70年代には既に欧米での現地生産をスタート。アフリカやロシア、台湾、インドネシアなどの新興国にも事業を展開し、売り上げの70%、生産も50%以上を海外が占めています。
非常に地味な製品なので事業イメージがわかないかもですが、「世界を滑らかにする仕事。」や「なん(N)て(T)なめらか(N)」をキャッチコピーにしたCMを見たことがある方も多いかと思います。
NTNの株価の状況は?
では早速ですがの株価データ(2023年3月17日現在)を見て行きましょう。

株価の指標に関しては、パッと見た感じ”あまり良くないな”というのが率直な感想。PER14倍、配当利回り1.56%は指標的に割安水準です。
なお同じ製造業の半導体装置メーカー東京エレクトロンや半導体検査装置を製造するレーザーテックは業績絶好調の成長株として人気です。
株は買いか分析していますので、ぜひご覧ください。
NTNの配当実績や株主優待は?
続いて配当実績を見ていきましょう。以下がNTNの配当金の実績です。

19年まではしっかりと配当金も伸びていたのですが、業績低迷により21年は無配に転落…
22年も配当未定ですね。配当実績を見ると、インカムを期待して投資するタイプの銘柄ではないですね。
株主優待もありません…
なお日本株の中にも減配せずに増配する”累進配当”を目指す方針の企業があります。それらの企業の中から高配当銘柄をまとめました。
ぜひご覧ください。

次にNTNの株価推移と業績を見ていきましょう。
NTNの株価推移は?株価は急落?

続いてチャートを確認していきましょう。ベアリングで国内最大手のNTN。これまでの株価推移はどうなっているのでしょうか?
ここでは過去の長期チャートと短期チャートを見ていきます。
長期チャート
以下は過去のチャートです。2015年半ばをピークに株価は長期的に下落傾向です。

2016年以降、業績が悪化しており株価もかなり下落しています。
営業利益率も1%台となった年もあり、ベアリング自体が過当競争気味で利益が上がりづらいですね。
テクニカル的には200円あたりがサポートラインとなっており、2020年はこのラインで一旦反発しています。
短期チャート
以下がNTNの1年チャートです。短期的に株価は上昇傾向です。

新型コロナ拡大の影響で、2020年ごろ株価は急落。その後、景気回復期待でいったん反発しました。
22年に入って大きく円安が進んでいることもあり、株価は短期的に上昇傾向です。
このように短期的にも株価は大きく値動きしています。株はリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。
そういう方は1株価からの少額投資から初めてみてはどうでしょう?少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

次にNTNの業績を見ていきます。
NTNの業績はヤバい?潰れる?
続いてNTNの業績を見ていきます。
NTNの株価が下落していたのは業績が大幅に落ち込んでたからに他なりません。以下が過去10年の売上高、営業利益、純利益の推移です。


2017年以降、売り上げは減少傾向ですね。特に20年、21年と赤字転落しています。
20年は新型コロナ拡大の影響で国内外の工場の稼働率が低下。自動車や産業機械向けの幅広い製品の生産が落ち込みました。
機械設備に関連して290億円の減損損失を計上したことも影響しました。
23年は大きく業績が回復する見通しですが、景気減速懸念や原材料高が進んでおり、計画通りに売り上げが伸びるかは不透明です。
また、キャッシュフローについてもマイナスになる年もあり、財務的にも安定していないですね。

なお、NTNは精密機械ということで景気敏感株ですが、通信株や医薬品株は景気動向に業績が影響を受けづらいディフェンシブセクターとして人気です。
特徴をまとめていますので、ぜひご覧になってください。
NTN株は買い時?ヤバい?潰れる?

ベアリングなどの精密機器大手のNTN。業績が低迷しており株価も冴えない状況が続いています。
自分は景気動向に売り上げが影響を受けづらい銘柄が好みではあるのですが、NTN株は長期投資の観点からは様子見と考えています。
理由をたんてきに言えば、
・売り上げが減少傾向
・ベアリングの過当競争で利益率が低い
・株価は長期的に低迷
・21年は無配転落…
ということですね。
新型コロナ拡大の影響による自動車や産業機械需要の減少で、赤字に転落。コロナ収束期待が強い状況でも業績の回復は鈍いですね。
営業利益率は3〜6%程度…NTNの主力製品であるベアリングなどの機器の利益率がかなり低いということです。
ベアリングは世界的に過当競争に陥っていて利益が上げづらいんですね。
株価も長期的に低迷しています。

なので長期保有というよりは景気動向に敏感な精密機器のメーカーなので、株価も循環型ですね。短期的な値幅をとるトレードに向いた銘柄と言えそうです。
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「NTNの株価が下落…やばい?」まとめ
今回はNTNの株価分析ということで、株価の推移、配当実績や株主優待、今後の株は買いかなどについて述べてきました。
精密機器最大手のNTN。自動車や産業機械部品であるベアリング(軸受)で世界シェア4位の企業です。新型コロナ拡大による自動車や産業機械需要の落ち込みで業績は赤字転落。その後の回復も低迷しています。
世界的にベアリングのようの精密機器は過当競争で陥っており利益が上げづらいことも懸念材料です。
NTN株への投資は、体質が改善し利益率の改善が見込めるような状況になってからでも良いかと考えます。
最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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