プレナス(9945)は、業績悪化により「ほっともっと」を大量閉店したと聞きました。
株価も暴落していますが、これまでの株価の推移(チャート)と暴落の理由について知りたいです。株は買いですか?
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
- プレナス業績悪化で「ほっともっと」大量閉店
- プレナスの株価は?暴落でやばい?
- プレナスの株価が暴落している理由とは?
- プレナスの株は買いか?
投資歴20年のかいまるです。日本株を中心に1500万円以上の資産を運用しています。
ほっともっとを運営するプレナス。配当利回り3%超えで食事券がもらえる株主優待で人気でしたが、2019年に直営店舗190店の大量閉店を発表。
人件費・材料費の高騰で業績が悪化したことが要因だったんですよね。
プレナスといえば、持ち帰り弁当の「ほっともっと」のフランチャイズチェーンを展開していて、他にも
・定食処「やよい軒」
・しゃぶしゃぶと飲茶「MKレストラン」
などを運営しています。「ほっかほっか亭」とのフランチャイズ契約解消に伴って2008年に「ほっともっと」を創設。
今では持ち帰り弁当業界のトップブランド(海外を含め約3000店舗)となっています。
しかし、近年では業績が悪化していて「ほっともっと」の大量閉店が発表されるなど、勢いに陰りが見られますね。
今回は、そんなプレナスの株は買いか?銘柄を分析です。
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目次
プレナス(9945)業績悪化でほっともっと大量閉店
ほっともっとを運営するプレナスが、直営店190店舗を閉店することを発表しました。人件費の高騰により業績が悪化したことが原因です。
弁当店「ほっともっと」などを運営するプレナスは9日、ほっともっとの直営190店舗を9月以降に閉店すると発表した。閉店に伴う原状回復費用などが響き、2020年2月期の連結純損益は8億3000万円の赤字となる。
同社は直営店についてフランチャイズチェーン(FC)加盟店への移管を進めているが、人件費を含む店舗運営コストの上昇の影響で、移管が見込めない直営店については閉店することにした。その分を他店の営業強化に振り向けて経営資源の集中を進める。国内のほっともっとの店舗数は7月末で約2700店、直営店は約900店。
参考記事:「ほっともっと」直営190店舗を閉店へ(2019.8.10 日経新聞)
プレナスは1月にも2018年の業績を下方修正していて、利益も赤字になるなど最近の業績はパッとしません。ここに来て店舗閉鎖となると結構インパクトが大きいですよね。
外食産業は、人件費と材料費の高騰で業績を落としている企業が多いので「ほっともっと」や「やよい軒」を運営するプレナスも例外ではなかったということでしょう。
新型コロナ拡大による外出制限もあり、同業の吉野家やゼンショーなどの業績も厳しいです。
大量閉店のプレナス|株価の状況は?
ほっともっとを運営するプレナス。株価データを簡単にまとめました(2022年11月30日現在)。
21年は純利益も赤字となり配当金も減配に転落しました。
PERも25倍程度ということで、業績の悪化もあり、売上げに比べて株価が割高な水準であるということです。
ただ、食事券の優待を出している外食銘柄のPERは人気があることから高い傾向にあって、
- クリエイト・レストラン:29倍
- すかいらーく:35倍
- 吉野家:19倍
となっています。同業他社と比べてもプレナスの株価は必ずしも割高とは言えないですね。
プレナスの株価の推移(チャート)は?暴落はあるの?
次にプレナスの株価推移を見ていきますね。以下のチャートは過去10年の株価推移です。
株価はこの10年で全然上がってないですね。1,600円〜2,500円程度のレンジで推移していますね。
2014年ごろは2,500円程度あった株価は、2016年中ごろにかけて1,700円付近まで大幅に下落。
2017年頃には2,500円まで回復しましたが、2018年にかけて半年程度で1,700円程度まで株価が暴落していますね。
また直近半年の株価チャートは以下のとおり。
ワクチンの普及でコロナ収束期待もあり、21年に株価は2000円の大台を一時突破しましたが、新種のオミクロン株の流行もあり株価は短期的に下落傾向です。
22年に入っても景気の減速懸念もあり、株価は冴えない展開が進んでいます。
なお、株は値動きが荒くリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。
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プレナスの配当推移は?
配当金の推移は以下のとおり。
過去5年間60円と変わらずですね。増配を期待して投資をする銘柄ではないということです。
21年3月の配当は残念ながら30円となり減配してしまいましたが、コロナ収束が見込まれる22年3月期は業績回復を見込んでおり60円の配当に戻す計画です。
なお日本株の中にも減配せずに増配する”累進配当”を目指す方針の企業があります。それらの企業の中から高配当銘柄をまとめました。
ぜひご覧ください。
プレナスの株主優待は?
プレナスの株主優待は「ほっともっと」「やよい軒」「MKレストラン」各店で商品のご購入もしくは食事の際、一人につき、2枚までご利用いただける「株主お買物優待券」です。
2月末日現在の株主に1年以上継続して記載、または記録された株数に応じて「株主お買い物優待券」がもらえます。
もらえる枚数は、
◯100株以上1,000株未満保有
500円分の「株主お買物優待券」5枚(2,500円相当)
◯1,000株以上保有
500円分の「株主お買物優待券」10枚(5,000円相当)
となってますね。100株で2500円相当ということで、わりとお得な内容となってますね。
なお、株主優待目的で日本株に投資しようと思っても、どんな優待銘柄を買えば良いか迷うこともあるかと思います。
以下の記事では、優待銘柄を検討する際に役に立つおすすめ本3選と雑誌を紹介しています。ぜひご覧ください。
プレナスの株価が暴落している要因とは?
プレナスの株価が暴落してる要因は、何と言っても業績が悪化しているからです。ここでは、プレナスの業績についてクイックに見ていきます。
3期連続の赤字から回復
以下が過去5年の業績推移です。
純利益は2019年から3期連続の赤字でしたが、22年は純利益黒字転換でV字回復。
実際、2021年3〜11月決算を見てみると、ほっともっとの売上が堅調ということもあり、純利益が黒字に転換しています。
また、キャッシュフローは不採算店の閉鎖もあり、20年、21年はプラスに転換しています。新型コロナ拡大で経営は厳しい状況ですが、
ほっともっとの売り上げは堅調ですぐに経営破綻する状況ではないですね。
株価の暴落もあるけど、プレナスの株は買い?
高い配当利回りと株主優待は魅力的ですが、現在の業績を踏まえるとプレナスの株は買えないですね。
理由としては、
・純利益が赤字 → 減配
・株価は割高(高PER)
・株主優待の改悪もあり得る
・人件費・材料費高騰
ということ。
実はプレナスは業績見込みの修正を頻繁に行っていて、売り上げや利益予想が非常に甘いんですよね。
もちろん吉野家などの牛丼チェーンの業績が回復してきているので、今回の店舗閉鎖などによって利益が回復する可能性はありますが、人件費や材料費の高騰を補えるほどの効果は疑問です。
外食チェーンの売り上げは店舗数と客単価に依存するので、「ほっともっと」の大量閉店により確実に売り上げが落ちることになるからです。
なのでプレナス株の購入は、利益の黒字化が定着するか様子見で良いと思います。
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「プレナスの株価が暴落」まとめ
今回は、プレナスの株価が暴落した理由ということで、「ほっともっと」の店舗閉鎖、株価の推移(チャート)、株は買いかなどについて述べてきました。
ほっともっとの大量閉店や純利益の赤字など、プレナスは他の外食企業と同様に人件費と材料費の高騰に苦しんでいます。
現状、ほっともっとの売り上げは順調に伸びているものの、これらの費用を補えるほどの材料が見当たらないですね。
外食産業全体が業績不振ということもあり、しばらくは業績回復は難しいと予想されます。
いずれにせよ、プレナス株の購入は様子見ですね。
最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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