楽天(4755)の今後の展望に興味があります。携帯通信事業の参入で、楽天の業績の将来性や株価は今後どうなると予想できますか?
楽天の今後の株価の見通しについて知りたいです。
今回は、このような疑問を持つ方に向けて記事を書きました。
- 楽天の今後の展望:1,141億円の赤字でどうなる?
- 楽天の事業の将来性は?
- 楽天の株価の推移(チャート)は?
- 楽天の業績はどうなる?将来性や今後の株価の見通しは?
自分は、楽天の業績や株価の将来性に関して、2019年に以下のツイートをしました。
”楽天市場”の苦戦が続く楽天ですが、5月に発表した’19年1Q決算は前期比で
・全体収益 +15.9%
・国内Eコマース事業 +13.3%
・金融事業 +22.1%
と堅調な内容。
楽天の将来的な成長は、Eコマース事業立直しと携帯通信事業次第なので、その成否は、もう少し様子を見る必要があると考えます。— かいまる (@leverage_toushi) 2019年7月14日
”楽天市場”の苦戦が続く楽天ですが、5月に発表した’19年1Q決算は前期比で
・全体収益 +15.9%
・国内Eコマース事業 +13.3%
・金融事業 +22.1%
と堅調な内容。
楽天の将来的な成長は、Eコマース事業立直しと携帯通信事業次第なので、その成否は、もう少し様子を見る必要があると考えます。
上記を深掘りします。
自分は20年以上投資経験があり、高配当銘柄である通信株も保有しています。今回は、この経験を踏まえて記事を書いています。
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目次
楽天の今後の展望:1,141億円の赤字で今後どうなる?
楽天の2020年12月通期の業績は、純利益が何と1141億円の赤字。これで2期連続の赤字となっていて予想以上に悪かったです。
- 対前年同期比で増収減益
- 純 利 益 :▲1,141億円(2期連続赤字)
- 営業収益: ▲938億円(赤字転落)
それにしても楽天ほどの大企業が2期連続赤字というのは驚きですね…。
業績悪化の要因は、2020年に本格参入したモバイル事業の赤字幅が拡大しているから。
本業のEコマースや金融事業は悪くありませんでしたが、モバイル事業の先行投資が大きな負担となっています。
楽天モバイル事業の収益化が道半ば…
楽天の業績がここまで悪化しているのは、鳴り物入りで参入した携帯事業の収益化が遅れていることに他なりません。
以下がモバイル事業の業績ですが、時間の経過と共に赤字幅が拡大しているのがわかります。
業績不振の要因は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手3社が軒並み携帯料金を下げた影響もあり、契約数が思うように伸びていないんですよね。
楽天は2021年に入って、データ無制限で月2980円の料金を4月から20ギガ(ギガは10億)バイト以下の場合、0~1980円に下げる新料金を発表するなど大手3社に対抗して更なる値下げを発表しています。
2021年2月時点で契約数は250万件。携帯事業の参入時に損益分岐点を700万件としていましたが…到達できるかどうか。
値下げ競争で携帯事業の収益化が遅れれば、資産売却など資金確保への取り組みは避けられないですね。
楽天の事業の将来性は?
ここでは、多岐にわたる楽天の事業に関して、最近の売上げと直近の株価推移を見ていきたいと思います。
楽天の事業は3本柱
楽天といえば1997年の創業以降に運営しているECサイト「楽天市場」が有名ですが、主要なものだけでも楽天銀行や楽天証券、楽天モバイルなど事業が非常に多岐にわたっています。
楽天では、事業形態を以下の様にざっくりと3区分に分類しています。
- インターネットセグメント : 楽天市場、楽天トラベルなど
- フィンテック(金融)セグメント : 楽天カード、楽天証券など
- モバイルセグメント : 楽天モバイルなど
モバイルセグメントは2019年から新たに設定されたもので、通信事業を収益の柱にしようとする楽天の意気込みが伺えますね。
以下が、最新のセグメント別の売り上げ比率です。
セグメント | 売上げ比率(2020年) |
---|---|
インターネット・セグメント | 約50% |
フィンテック・セグメント | 約35% |
モバイル・セグメント | 約15% |
本業の国内ECであるインターネットセグメントの「楽天市場」が売り上げの柱になっています。それ以外にもフィンテック(金融サービス)の売り上げ比率が大きいのがわかりますね。
楽天の売上げ推移と利益
以下は、楽天の年度別の売上げ推移ですが順調に右肩上がりですね。特に2018年は売上げが1兆円を超えて過去最高を記録しています。
売上げ自体は順調に伸びていますが、以下のセグメント別の営業利益推移を見てみると違った景色が見えてきます。
セグメント(億円) | 2018 | 2019 | 2020 |
---|---|---|---|
インターネット | 1,077 | 1072 | 401 |
フィンテック | 679 | 693 | 812 |
モバイル | ▲137 | ▲765 | ▲2,270 |
モバイル事業はおいておくにしても、フィンテック(金融)が順調に利益を伸ばしている一方、楽天市場を中心としたインターネットセグメントの利益が減少しているんですね。
楽天によると、
・新型コロナ拡大で楽天トラベルの予約低迷、キャンセル
・スポーツサービスの売り上げ減
が利益減の理由となっているようです。
他方、本業のEコマースは巣ごもり消費の拡大に伴うオンラインショッピングの需要増大で好調。
20年12月期の国内流通総額は4兆5000億円と2割増加しているですよね。国内EC事業の営業利益は581億円と13%伸びています。
現状はフィンテック事業が稼ぎ頭
クレジットカードや銀行、証券などのフィンテック事業の営業利益も812億円と17%上回わる上昇。
ネット中心の金融サービス、ポイント経済圏による囲い込みで利用者が増えているんですね。
楽天銀行は1000万口座突破、楽天カードは会員数は2100万と顧客基盤の厚みが増していて絶好調です。本業のEC分野よりも、金融サービスの方が利益率は高くなっています。
楽天の株価の推移(チャート)は?
楽天の株価推移を簡単にチェックしましょう。
以下が直近2年の株価推移(チャート)です。
2017年に携帯通信事業への参入を表明してから、株価が1000円割れの水準まで下落していましたが、その後回復。
国内および海外のEC事業が不調であることに加えて、携帯通信事業は、
・莫大な設備投資費用がかり、
・かつ競合3社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)の経営基盤は強固
であるため、将来の業績不安から投資家による大量の売りが出たんですね。2020年のコロナショックで再度株価が700円を切りましたが、1100円の水準まで戻しています。
楽天の株価の推移については、以下の記事に詳しくまとめていますので、よろしければどうぞ
楽天の今後の展望は?将来性や今後の見通しを分析
コロナショックから1200円を超えるレベルまで買い戻された楽天ですが、業績を見るとしばらく株価の上昇は期待できないかと考えます。
フィンテック事業の好調はしばらく続くでしょうが、
- 国内および海外EC事業の立て直し
- 携帯通信事業の苦戦
ということもあり、株価的には様子見の状態が続くのではないでしょうか?クイックに見ていきます。
理由①:将来的にEC事業の伸び鈍化
EC分野は、2020年のコロナ拡大による巣ごもり需要の増大で国内の売り上げが伸びていますが、海外事業は東南アジアから撤退するなど苦戦が続いています。
アジア、欧州のネット通販から続々撤退
楽天は16年6月8日、欧州のECモール事業を抜本的に見直すと発表した。英国とスペイン、オーストリアのインターネット通販サイトと事業拠点を8月末までに閉鎖し、欧州全体で100人前後を削減。今後はネット通販市場が大きいドイツとフランスに経営資源を集中するとした。
海外でのインターネット通販は、米アマゾン・ドット・コムに完敗した。アマゾンは各国で2割前後のシェアを持つが、楽天は1%以下にとどまる。
すでにアジアでは撤退した。16年3月、インドネシアとマレーシア、シンガポールで通販サイトを閉鎖。4月にタイでネット通販を手掛ける事業会社を売却した。中国からは12年に早々と撤退している。
出典:ビジネスジャーナル|楽天、アマゾンに完敗し海外事業撤退の嵐…「ガラパゴス化」加速、巨額減損の悪夢
国内ではアマゾンとの競合や物流コストの増、海外は東南アジアから撤退しています。EC事業の大きな成長は今後見込めないでしょう。
国内EC市場のシェアは、2017年実績で1位アマゾン:20.2%、2位楽天:20.1%、3位Yahoo:8.9%となっており、このシェアを拡大しつつ、コスト増をどう吸収していくかですね。
ちなみに海外ECは、巨人アマゾンですら地場のEC企業との競合で苦戦を強いられているところ。楽天の海外事業の苦戦は続くのではないでしょうか。
理由②:携帯通信事業の苦戦
楽天の長期的な株価が上がるか下がるかは、モバイル事業の成否が全てと言っても過言ではありません。
鳴り物入りで参入した携帯通信事業ですが、設備投資に莫大な資金が必要となり未だに収益化に至っていません。
当初の見込みでは、2025年までに設備投資費6000億円と表明していましたが、2021年末に30〜40%程度の増加することを公表しました。
もともと見積もりが甘いのではとの指摘もありましたが、これで1兆円近くの設備投資費用がかかる計算です。
注目された20GBで2,980円の料金プランも、ドコモやKDDIの相次ぐ値下げに対抗するため、20ギガ(ギガは10億)バイト以下の場合0~1980円に下げる新料金を発表。
2021年2月時点で契約数は250万件。携帯通信事業の参入時に損益分岐点を700万件としていましたが…到達するのはまだ時間がかかりそうです。
「楽天の今後の展望?将来性は?」まとめ
今回は、楽天の株価はどうなるのかということで、これまでの業績、株価の推移、最近の業績のプラス材料となっている要因をみてきました。
楽天は、「楽天市場」によるEコマース分野が収益の柱ですが、楽天カード、楽天銀行、楽天証券などの金融分野の利益の占める割合が大きくなってきています。
これら金融分野の業績は、楽天カードが国内シェアNo1となるなど、売上は非常に手堅いものがあります。
楽天の長期的な事業の将来性は、EC分野やフィンテック事業が好調なこともあり、携帯通信事業の成否にかかっているものと言えそうです。
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