化学株や素材株への投資を考えてますが、長期保有に向くのでしょうか?コロナショックもあり株価は下落傾向のようですが…
特徴や化学株・素材株でおすすめの銘柄についても知りたいです。
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
投資歴20年のかいまるです。総合化学メーカー大手の旭化成の株も含めて2000万円以上を運用しています。
- 総合化学メーカーの事業の特徴とは?
- 化学株・素材株の特徴は?長期保有に向くのか?
- 化学株・素材株のおすすめ銘柄4選!
自分の投資スタイルは、業績が安定していて高配当の銘柄を長期保有して配当金を再投資するもの。
その点からいくと、化学・素材株は”景気敏感セクター”に分類され業績が景気の動向に影響を受けやすく、必ずしも長期保有に向いた銘柄とは言えないですね。
他方、コロナ収束で景気回復の期待もあり、短期的に化学株・素材株の株価は上昇傾向なんですよね。
今回は、そんな化学株・素材株の特徴やおすすめ銘柄は何なのか分析です。
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目次
化学・素材メーカーの事業の特徴とは?
化学・素材業界は、樹脂やゴム、メガネからリチウム電池の材料、スマホ関連の電子部品材料、人工衛星の部品まで幅広く取り扱い、GDP比では自動車業界に肩を並べるほど大きな産業です。
生活に密着している業種にもかかわらず馴染みのある業種とは言えないと思いますが、化学・素材メーカーは”化学反応を利用して製品の生産を行う企業”と言えるでしょう。
化学・素材メーカーの上位企業は、総合化学メーカーなので、ゴムや樹脂などの基礎的な材料から各種製品の作成まで一貫した生産体制を築いています。
また、プラスチックなど石油を原料としている製品が多いことから、原油価格の影響を受けやすいといった特徴もありますね。
原油が下がれば在庫として抱えている製品の価格も下落するので在庫評価損が発生して業績が悪化するからです。
化学・素材株の特徴とは?長期保有に向くの?
ゴム・樹脂などの基礎的な化学素材から、5G機器や電子部品の材料にいたるまで一貫して生産する総合化学企業。
株の特徴としては、
- 世界経済の動向や景気に敏感
- 原油価格の影響を受けやすい
- 長期的に株価は横ばい傾向
ということ。詳細に見ていきます。
特徴①:世界経済の動向や景気に敏感
総合化学や素材メーカーは業績が景気に影響を受けやすい”景気敏感セクター”と言われています。
これは化学製品や素材は、物を作る材料になるので景気が悪くなれば生産活動に影響が出るため、景気敏感になるのはある意味でしょうがないですね。
最近で大きく株価に影響が出たのが、
・2015年の資源価格下落とチャイナショック
・2018年以降の米中貿易戦争、世界経済減速懸念
・2020年以降のコロナ拡大
・2022年の金融引き締め・金利上昇
ですね。特に2018年は中国の経済減速の影響もあり総合化学メーカーの株価が大きく下落しました。
特徴②:株価は長期的に横ばい傾向
化学・素材メーカーは景気の動向に業績が影響を受けやすいこともあり、株価は過去10年でほとんど上昇していません。
以下が三菱ケミカルHDの20年チャートです。直近だと2015年と2018年、そしてコロナ拡大に揺れた2020年に大きく株価を下げているのがわかります。
コロナ拡大の影響で総合化学メーカーの業績は軒並み悪化していて、三菱ケミカルHDや住友化学は減配に追い込まれました。
一方、2021年はワクチン接種の本格化によるコロナ収束で景気回復が期待される中、化学・素材株の株価は短期的に上昇傾向でした。
このように化学・素材メーカーは長期保有というよりは、景気が上向いてきたタイミングで投資を行い、利益が乗ったところで売却をするといったトレードに向いた銘柄と言えるでしょう。
なお、株は値動きが大きくリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。
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詳しくは以下の記事にまとめています。
次に化学株・素材株のおすすめ銘柄を見ていきましょう。
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化学株・素材株のおすすめ銘柄4選!
これまで総合化学メーカーの特徴を見てきましたが、おすすめの化学株・素材株4選をあげると、
- 三菱ケミカルHD
- 旭化成
- 住友化学
- 東レ
となります。どれも定番の銘柄ですが、特徴をクイックに見ていきます。
化学株・素材株おすすめ銘柄①:三菱ケミカルHD
総合化学メーカー最大手の三菱ケミカルHD。
三菱ケミカル、田辺三菱製薬、太陽日酸などを傘下に持つ持ち株会社で、売上高が1兆円を超える日本の総合化学メーカー首位の企業です。
ポリマーやプラスチック加工品などの化学製品、情報電子部品や高機能フィルムなどの機能商品などの商品を製造販売していますが、最近特に力を入れているのがリチウムイオン電池の材料です。
2018年以降、米中貿易摩擦や新型コロナ拡大で業績は厳しく、2021年は赤字転落見込み… 配当減配で良いところなしですが、新型コロナ収束で世界的な景気回復の期待が強いです
ただ、業績的には2020年が底との見方もできますので、新型コロナ収束による景気回復と共に三菱ケミカルの業績回復も期待できます。
化学株・素材株おすすめ銘柄②:旭化成
ヘーベルハウスブランドで住宅事業は絶好調の旭化成。以下のツイートのとおり短期的には株価は上昇しています。
総合化学大手の旭化成。
2018年以降、米中貿易摩擦やコロナ拡大の影響で業績が悪化。
ただ総合化学は景気敏感セクターで、コロナ収束による景気回復期待で短期的に株価は上昇傾向…
んーどうかな。21年も減収減益が予想されていて業績回復はまだ先ですね。自分は様子見です。https://t.co/NlLT9fQWEo— かいまる (@leverage_toushi) April 13, 2021
コロナ拡大で業績悪化してますが、1株あたり34円の配当で減配せずに踏ん張っています。
化学株・素材株おすすめ銘柄③:住友化学
総合化学大手の住友化学。
2018年から中国経済減速の影響で株価は大幅に下落してます。主力の化学事業は不調は続いてますが、2020年10〜12月の業績は純利益が前期比で2.9倍。
抗精神病薬「ラツーダ」の販売が北米で伸びるなど医薬品が好調で、半導体製造工程で使う洗浄関連材なども販売を増やした影響です。
21年3月期通期の業績予想は据え置きで、通期の減収減益予想は変わらずですが、景気回復期待で業績も上向きです。
化学株・素材株おすすめ銘柄④:東レ
東レは、繊維製品および人工皮革などの合成繊維や化学製品などの製造を行っている総合化学企業の最大手です。
株価の状況は以下のツイートのとおり。
東レの株価が下落傾向です。2018年で1100円台から750円程度まで下落。
理由としては
・2018年の営業利益の減少
・炭素繊維事業の不振
が上げられます。
炭素繊維事業に対する投資家の期待は極めて高いものの、原材料費高騰で利益率圧迫しています。東レ株の購入は、この事業の利益が回復するかですね。— かいまる (@leverage_toushi) August 22, 2019
ただ、景気回復期待もあり2020年後半あたりから株価は上昇傾向で700円を突破しています。
炭素繊維は航空機や自動車にも用いられている素材ということもあり、経済活動の正常化で素材需要の回復が見込まれます。
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「化学株・素材株はおすすめ?」まとめ
今回は、化学株・素材株はおすすめ?ということで、特徴とおすすめ銘柄4選を見ていきました。
化学株・素材株の特徴は、やはり材料や素材を売っていくという性質上、業績が世界経済の動向に影響を受けやすいということ。要するに景気敏感セクターということです。
そのため、長期保有を前提で投資するというよりは、景気が上向くタイミングで投資するといった手法が有効と言えます。
ワクチンの普及でコロナ収束が期待される中、経済活動正常化で景気回復が見込まれています。短期的に化学・素材株の株価が上昇しており、この傾向はしばらく続きそうです。
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