米国株

クラフトハインツの株価と今後の見通しは?バフェット銘柄も業績低迷…

クラフトハインツ(KHC)の業績が悪いと聞いたけれど、株価の推移と今後の見通しや将来性はどうですか?

株は買い時ですか?

このような疑問を持つ方を対象に記事を書きました。

今回の記事の内容
  • コロナショックでクラフトハインツ(KHC)の株価急落!
  • クラフトハインツって何の会社?
  • クラフトハインツの株価の推移(チャート)と特徴は?
  • クラフトハインツの配当金の推移は?
  • クラフトハインツの今後の予想は?株は買い時か?

投資歴20年のかいまるです。米国株を中心に1500万円以上の資産を運用しています。

バフェットが大株主となっているクラフトハインツ。しかし2015年の合併以降、業績が低迷し配当も大幅減配となるなどもあり、低調な株価が続いています。

結論から言うとクラフトハインツ(KHC)株は、

・生活必需品銘柄のわりに業績が不安定

・消費者の加工食品離れ

・ブランド価値低下

ということもあり、長期的な業績は低迷するのではと予想します。コロナ拡大による巣ごもり需要で業績は回復傾向なんですけどね…

今回は、ケチャップやチーズなどの食料品最大手の一つクラフトハインツについて銘柄分析です。

DMM株なら米国株取引手数料が0円!

DMM株では、米国株を手数料完全無料で取引することができます。

【DMM 株】口座開設

米国株の取引手数料は、日本株に比べて実は割高…。

しかも大手ネット証券で横並びなんです。

少しでもコストを下げて米国株を取引したい…、そんな方はDMM株が良いかもです。

DMM株は、他の証券会社に先駆けて米国株そして米国ETFの取引手数料が完全無料

取引手数料0円でお得に米国株を取引をしてはいかがでしょうか?

口座開設・維持費無料!
DMM株
公式HPはコチラ

5分で申し込み完了!

コロナショックでクラフトハインツの株価急落!

新型コロナウイルスの拡大による、経済への影響によって世界同時株安が進行。いわゆる”コロナショック”により米国株式市場も大暴落となり、ダウ平均株価も2週間程度で37%も下落する異常事態となりました。

そのような状況の中、以下のチャートのようにクラフトハインツ(KHC)の株価も大きく下落。

2月11日の直近高値からわずか1ヶ月程度で

・2月11日:30.01ドル

・3月12日:20.06ドル(33.2%

となり、30%近いの急落となりました。この期間におけるダウ平均株価の下落幅は35%程度なので、他の多くの銘柄と同様にコロナショックによる下落幅が大きかったといえます。

ただ株価は3月12日の安値をつけてから反発していて、6月の段階で30ドル超えと暴落前の水準に戻しています。

新型コロナが拡大したとしても、食料品の需要は底堅いということなんだと思います。

新型コロナ拡大によって、ボーイングやデルタ航空などセクターによっては経営危機に陥る企業も出ている中、インテルの業績や株価は堅調といえます。

クラフトハインツ(KHC)ってどんな会社?

クラフトハインツ(The Kraft Heinz Company、KHCといえば、食料品を製造・販売する大手加工食品メーカーで、生活必需品セクターに属する企業です。

2015年にチーズなどの乳製品に強みを持つクラフト社とケチャップなどの調味料に強みを持つハインツ社が合併して誕生しました。

それぞれが100年以上の歴史を持った大きな食品会社でしたが、合併により世界第5位の食品メーカーとなりました。主にケチャップ、チーズ、調味料、缶詰、コーヒーや加工食品などを取り扱っています。

この合併は、2013年に”投資の神様”バフェットがCEOをつとめるバークシャー・ハサウェイと、投資会社3Gキャピタルがハインツ社を半分ずつ出資する形で買収。この投資会社2社が主導して、2015年にクラフト・フーズとの合併が実現しました。

いまだにバークシャー ・ハサウェーが大株主になっていることもあり、市場ではクラフトハインツはバフェット銘柄として見られています。

次に株価や最近の動向について見ていきます。

クラフトハインツ(KHC)の株価の状況は?

では早速ですが、クラフトハインツの株価の状況をみていきましょう。ここでは株価データと銘柄の特徴について取り上げます。

クラフトハインツの株価データ(2021年4月8日現在)を簡単にまとめました。

クラフトハインツの株価
  • 株価:   40.81ドル
  • PER:    15.89倍
  • 配当金:  1.60ドル
  • 配当利回り:3.94%

大きな成長が見込めない食料品メーカーということもありPERが15倍台と、それほど高くないですね。ただ配当利回りもほぼ4%と生活必需品セクターの中では高い水準といえるでしょう。

もっとも、あとで解説しますが2018年の業績悪化や減配により株価が大幅に下落した影響もあり配当利回りが高くなっている面もあります。

クラフトハインツ(KHC)の株価推移とは?

次にクラフトハインツの長期チャート(10年)を見ていきます。以下が過去10年のチャートで、比較のためにS&P500も掲載しています。

合併以降のクラフトハインツの株価は大きく下落を続けているのがわかります。

2018年の決算で大規模の減損処理を行い、営業利益と純利益が大幅に減少したこともあり、50ドル台だった株価も30ドル台にまで大きく下落していて、低迷が続いています。

またコロナショック前後の2年チャートは以下のとおりとなっています。

赤:KHC 水色:S&P500

コロナショック後の株価はS&P500と比べて回復が遅いですね。

外出制限があったとしても、食料品の需要は底堅いですが、ハイテク銘柄が含まれるS&P500の方がパフォーマンスが良いということでしょう。

このように銘柄の特徴には違いがありますから、その違いを踏まえ投資先を検討することで投資の勝率を高めることにつながります。投資理論を知るための、おすすめの米国株投資本については、以下の記事にまとめていますのでぜひご覧下さい。

米国株の投資本でおすすめの10冊は?150冊から厳選!初心者向けも米国株に関する投資本でおすすめなのは何ですか?全部購入すると結構お金がかかりますよね。何かお得な方法はありますか? このような疑問...

クラフトハインツの配当実績は?

次にクラフトハインツの配当実績をみていきましょう。以下が合併後の5年間の実績となっていますが、配当金がほとんど伸びていないですね。

配当利回りは5%超えと高配当銘柄であることは間違いないのですが、業績が低迷していて2019年は大きく減配。食料品銘柄は業績鉄板のはずなんですけどね。

やはり米国株の魅力は、連続増配銘柄が多いことですね。KHCも高配当銘柄ですが、他にも素晴らしい銘柄が米国にはたくさんあります。以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

【米国株】高配当の連続増配株に投資するメリットは?おすすめ8選!米国株は、高配当で連続増配している銘柄が多いと聞いていますが、これらの銘柄に投資するメリットは何ですか? 高配当の連続増配株でおす...

クラフトハインツの売上高や利益は?

次にクラフトハインツの業績をみていきます。以下のグラフは、売上高、営業利益、純利益、営業利益率の推移となっています。

クラフト・ハインツは、2015年7月に統合しているので合併後の業績は2016年以降となりますが、売上高や営業利益は減少傾向であることがわかります。

ここ最近、消費者の食習慣がオーガニックブランドや生鮮食品を好む傾向があり、加工食品を敬遠する動きが加速しています。

加工食品を中心としたクラフトハインツのブランドも苦戦が強いられていて、2018年には159億ドルもの減損処理を迫られるなど業績が悪化。純利益が赤字になっているのは、この減損の影響を受けたものですね。

ちなみにこの減損の発表と同時に、36%の大幅減配も発表。加えて会計処理の粉飾決算疑惑により、米国証券取引委員会(SEC)に関連書類を提出したことが明らかになったことから、翌日の株価は前日比‐27.46%の大暴落となりました。

クラフトハインツは、バフェット銘柄で高配当ということもあり、個人投資家に人気が高い銘柄。影響を受けた個人投資家も多かったと思います。

2020年10〜12月業績は増収増益

クラフトハインツの2020年第4四半期の決算は増収増益と市場予想を大きく上回りました。

・売上高:69億39百万ドル(前年同期比6.2%増)

・純利益:10億32百万ドル(同468%増)

売上高は前年同期から6%増の69.39億ドルで、市場予想平均の68.2億ドルを上回りました。

コロナ拡大による巣ごもり需要で、食料品の売り上げが好調だった影響によるものです。

クラフトハインツの株価の予想は?

新型コロナ拡大による外出制限などで、クラフトハインツの業績は一時的に回復していますが、低調な株価は今後も続くと予想します。

理由をたんてきにいうと、

・生活必需品銘柄のわりに業績が不安定

・消費者の加工食品離れ

・ブランド価値低下

ということ。

食品株は、不況時にも売り上げが落ちないため、減配リスクが低く、株価も比較的安定していると言われていました。生活必需品株でかつバフェット銘柄、配当も高いということで人気の銘柄ですが、2019年にあっけなく減配。

ハインツのケチャップは有名で全米で知らない者はいないほど。しかし、最近の軟調な株価推移や業績の悪化による配当の減配を見ると、どんな有名企業でもその価値を保ち続けることは難しいということです。

クラフトハインツだけじゃなく食品メーカーは、消費者の嗜好変化やアマゾンなどのe-コマースの進展により、業績の悪化が続いています。

最近では、インターネット広告を活用した地元企業やプライベートブランドの売れ行きが良く、大手有名ブランドの業績を悪化させています。以前の様に有名メーカーがテレビなどで大量の広告を流し、圧倒的な地位を築けたという状況は大きく変わっているのです。

バフェット銘柄のクラフトハインツも長期的な業績低迷は続くものと予想します。

米国株の取引手数料が無料の証券会社

クラフトハインツも含めて米国株への投資を考えている方には”取引手数料ゼロ”のDMM株が圧倒的にお得でおすすめです。

米国株は、大手のネット証券であるSBI証券、楽天証券、マネックス証券で購入することが可能ですが、手数料は3社横並びで約定代金の0.45%(最大20ドル)。

日本株の売買手数料よりも、かなり割高な状態なんですよね。

その点、DMM株なら取引手数料ゼロで米国株を購入することが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

DMM株で米国株の取引手数料0円! 評判と気になるデメリットとは?DMM株なら米国株の取引手数料がなんと無料! これまで日本株に比べて割高とのイメージのあった米国株取引手数料。この無料化は日本の証...

「クラフトハインツの株価」まとめ

今回は、クラフトハインツの決算・株価下落について取り上げるとともに、今後の株価の見通しについて述べてきました。

食料品銘柄は、生活必需品ということもあり不況時にも業績の落ちないディフェンシブ銘柄と見られてきました。

しかし消費者の嗜好変化やインターネットなどのデジタル化の進展で、産業構造が大きく変化し、食品や小売りなどの一部大手企業の業績が低迷しています。

この傾向は当面は続くと考えられることから、加工食品大手のクラフトハインツの業績低迷はしばらく続くものと考えます。

最後に米国株やETFに賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

米国株に関する情報を効率よく収集するには?

日本ではアクセスしずらい米国株の情報を日本語で配信するモトリーフールメールアドレスを登録するだけで鮮度の高い情報が無料で送られてきます

自分も登録してみたところ、おなじみのバフェット銘柄に関する内容や、業績良好な医薬品株・機械株に関する内容などがタイムリーに送られてきます。モトリーフールの情報はエコノミスト誌のような海外メディアからも高い評価を受けているんですよね。

米国株の情報はどうしても乏しくなりがちなので、この機会に登録してみるとよいです。登録は無料です。

>> モトリーフール無料メルマガ登録はコチラ

なお、モトリーフールの特徴や無料メルマガのメリットについては以下の記事にまとめています。

モトリーフールが米国株の情報収集におすすめな理由?評判・口コミも紹介。米国株への投資を始めたけど、信頼できる情報をどこから集めたら良いですか?米国株の情報提供で有名なモトリーフールの評判を知りたいです。 ...

米国株に1000円の少額から投資するには?

「米国株に興味あるけど、ちょっと難しそう」とか「米国株を始めてみたいけれどお金がない…」という方はPayPay証券で1000円の少額から米国株を始めるのもありかと。

例えば、人気の米国銘柄Amazon。2021年2月24日現在の株価は3159ドルにまで上昇しているので株を購入するには30万円以上の資金が必要ということになります。

これだと資金の少ない方は、複数の銘柄に分散投資したい人にはちょっとハードルが高いですよね。

しかしPayPay証券なら1000円の少額から投資可能。専用アプリを利用すれば米国株の積立投資を行うこともできます。

自分も活用していますが、口座開設から買付まですべてスマホで完結するので本当に便利ですね。手軽に米国株投資を楽しむことができます。

詳しくは以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

1,000円から米国株に投資!PayPay証券の始め方や取扱銘柄は?米国株に投資したいのだけど、そんなにお金がないので少額から米国株を始める方法はないですか? PayPay証券(旧ワンタップバイ)が...

>> PayPay証券の公式ページはコチラ

なお米国株や資産運用に関連するお得な情報について、以下にまとめました。よろしければご覧いただければと思います。

関連記事・おすすめ記事

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

この記事を読まれた方は、以下に紹介する記事もご覧になっています。皆さんに少しでも役に立つよう、米国株の個別銘柄に関連するトピックについて解説しています。ぜひご覧ください。

巨大ハイテク企業のGAFA+Microsoft。5社で時価総額は、既に東証一部を超えで株価も絶好調です。それぞれの業績や株価の推移をまとめました。

GAFA+Microsoftの株価が爆上げ中!投資すべき?買い時?最近GAFAという言葉をよく聞きますがこれって何ですか?株価が急上昇しているようですが…。 そんなGAFAやMicrosoftに投...

 

米国株といえばイノベーション力に優れたハイテク銘柄や新しいサービスで急成長している銘柄が多いことが特徴です。今後の業績も期待できる米国のグロース銘柄をまとめました。

米国株の成長銘柄14選とは?2021年おすすめグロース株はこれだ!米国株の成長銘柄への投資を考えているんですが…。2021年おすすめのグロース株にはどんな銘柄がありますか? このような疑問を持つ方...

 

カード決済で圧倒的なシェアを誇るビザ(VISA)の銘柄分析です。営業利益率が驚異の60%超えとなるなど業績鉄板。強さの秘密に迫ります。

ビザ(VISA)の株価と今後の見通しは?キャッシュレス化本命銘柄!米国株のビザ(V)への投資を考えています。VISAの株価の今後の見通しや予想を知りたいです。新型コロナ拡大の影響で業績は悪化しているよう...

 

洗剤や化粧品などの一般消費財で世界最大の売り上げを誇るP&Gの銘柄分析です。63年連続増配など業績鉄板。今後の株価の見込みについて分析です。

P&G(PG)の株価と今後の見通しは?新型コロナ拡大後も業績堅調!米国株のP&G(PG)への投資を考えています。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の株価の見通しや予想を知りたいです...

 

ヘルスケア最大手のJNJの銘柄分析です。コロナ拡大でも医薬品や日用品の売り上げ好調で、58年連続の増配を発表。今後の株価の見込みについて分析です。

ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)の株価が急落!治験中断で今後は?米国株のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)への投資を考えています。JNJの株価の見通しや予想を知りたいです。 新型コロナワク...

 

高配当・連続増配の定番中の定番、コカ・コーラの銘柄分析です。業績鉄板のコカ・コーラも2012年以降の売り上げが大幅に落ち込んでいます。その理由について分析です。

コカ・コーラの株価が下落…58年連続増配”配当王”の株は買い?業績が安定している米国株コカ・コーラ(KO)への投資を考えています。これまでのKOの株価の推移や配当はどんな感じですか? コカ・コ...

 

米国のグロース銘柄の象徴”アマゾン”。しかし、アジア地域でのEC事業展開は苦戦が続いており、また期待されているクラウド事業も世界シェア首位の座から陥落。今後の見通しについてまとめました。

アマゾンの株価の見通しは?10年後の業績はベゾスCEO退任で厳しい?アマゾン(Amazon)の今後の株価見通しについて知りたいです。インターネット通販がメインですけど、クラウド事業も絶好調ですよね。 ...

 

米国株を取引するにあたり、日本株に比べて割高な手数料が気になるところです。主要ネット証券会社の手数料を比較。オススメの証券会社はどこか?

米国株の手数料を徹底比較!おすすめ証券会社はどこ?(2021最新)最近、米国株の手数料の引き下げが行われているみたいだけど、これらを比較して見て、どこがオススメですか? できるだけ手数料の安いとこ...