ソニー(6758)の株価がどこまで上がるか、今後の予想について知りたいです。
株価は過去最高値を更新しているようですが、買うべきですか?配当は少ないようですが実績と株主優待などについても知りたいです。
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
- ソニー(6758)の株価の状況は?新型コロナの影響は?
- ソニーの配当と株主優待は?
- ソニーの株価の推移(チャート)はどうなる?ここ10年間で過去最高値更新へ
- ソニーの株はどこまで上がる?今後の株価の予想は?
投資歴20年のかいまるです。日本株を中心に2000万円以上の資産を運用しています。
総合AV機器メーカーのソニー。エレキ分野に留まらず、エンタメ、ゲーム、金融など幅広い分野に進出しています。
2014年に1200億円の巨額赤字を計上しましたが、純利益9000億円超えのV字回復。最近の業績も絶好調で2021年12月にも株価は一時14000円を超えるなど過去最高値を更新しました。
業績の低迷もあり、2015年ごろの株価は停滞する時期もありましたが、好調な金融事業を下支えに本業のエレキ事業の業績も改善しています。
この勢いは今後も続くのか?
そこでこの記事では、ソニーの株価や業績の状況と、今後の株価が長期的に期待できるかなど、分析していきます。
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目次
ソニー(6758)はどんな会社なの?
ソニーといえば言わずと知れた日本を代表する総合AV機器メーカーですね。自分だけかもですが日本企業の中ではダントツでカッコいいイメージがあります
代表的な製品はウォークマン、プレイステーション、ビデオカメラのHandycam、パソコンのVAIO、AIBOなどなど。ほんの一例ですが、過去に大きく話題になり流行となった製品ばかりです。
ソニーは、家庭用の電化製品、ウォークマンなどの音楽製品、液晶ディスプレイなどのエレクトロニクス企業のイメージが強いかもですが、その業務は多種多様。
ソニーピクチャーズに代表されるエンターテイメント、CMOSイメージセンサーに代表される電子部品、さらにはソニー生命やソニー銀行などの金融業にまで多くの業界に参入するコングロマリットを形成しています。
しかし、そんなソニーも2000年代以降には、中国や台湾の隆盛、それにiPodやiTunesようするAppleに遅れを取ってしまい業績が著しく悪化、2014年には1200億円もの赤字となりました。
そんな圧倒的ブランド力を持つ世界のソニー。戦略さえ誤らなければ、強力なゲーム、音響、エンターテイメント部門を有するソニーは”Apple”になれたのではと指摘する専門家も多いです。結果論ですけどね…。
ソニーの株価の状況は?
では早速ですがの株価データ(2024年1月5日現在)を見て行きましょう。
PERの目安は13~15倍ぐらいですから18倍というのは多少高い水準ですね。
同業他者のPERと比較してみても
- パナソニック:11.7倍
- 日 立:14.7倍
- 三菱電機:13.3倍
となっていて、ソニーのPERは同業他社と比較しても高い水準となっています。
それほど株価に過熱感があるわけではないですが、ソニーは業績の回復で株価が過去最高値を更新しているということで、同業他社よりもPERは高めになっています。
ソニーの業績は急回復しましたが、日本の製造業は世界的に厳しい競争にさらされています。
ライバル企業の特徴や株価の見通しをまとめています。
ソニーの配当実績は?配当は少ない?
続いて配当実績を見ていきますね。以下がソニーの配当金の実績です。23年3月期は1株あたり75円の配当となっています。
2023年の配当性向は9.9%で配当利回りが0.6%程度となっていて、インカムは期待できないです。
配当利回りは非常に低いものの、2017年20円→2023年75円と3倍以上に増配しており、なかなかのパフォーマンスですね。
配当性向も赤字となった2015年以外は、過去5年で4%〜35%程度と余力はありますね。今のところ無理のない範囲と言えます。
ただ気になるのは、赤字におちいった2015年に無配転落していることですね。
主力が製造業ということもあり、アップルや台湾、中国のメーカーとの競争もあり、エレクトロニクス部門の売り上げが安定しないということ。
なので現在は業績が伸びて増配傾向ですが、過去の実績からは安定的な配当は期待できないということです。
なお日本株の中にも減配せずに増配する”累進配当”を目指す方針の企業があります。それらの企業の中から高配当銘柄をまとめました。
ぜひご覧ください。
ソニーの株主優待は?
配当利回りは低いものの最近は増配傾向のソニー。株主優待はどうなっているのでしょうか?やはり自社サービスや商品の優待が改悪されるリスクが少なくて良いですよね。
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なお、株主優待目的で日本株に投資しようと思っても、どんな優待銘柄を買えば良いか迷うこともあるかと思います。
以下の記事では、優待銘柄を検討する際に役に立つおすすめ本3選と雑誌を紹介しています。ぜひご覧ください。
次にソニーの株価推移と業績を見ていきましょう。
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ソニーの株価の推移は?10年で過去最高値更新か?
続いてチャートを確認していきましょう。総合AV機器メーカーのソニーですが、これまでの株価推移はどうなっているのでしょうか?
ここでは過去5年の長期チャートと短期チャートを見ていきます。
ソニーの5年チャート
以下は過去10年のチャートです。
このチャートを見るとソニーブランドの強さを感じますね。2021年末に15000円を一時突破、過去最高値を更新しています。
2014年に赤字転落するなど、業績が必ずしも良かったわけではありませんが、この10年間でしっかりと株価が伸びています。
2013年ごろまで1000円程度だった株価が、アベノミクスもあり2015年ごろに3800円程度の水準まで上昇しています。およそ2年半で約4倍と十分すぎるパフォーマンスです。
その後、上昇の反動もあり2016年にかけて株価は2200円程度まで下落。しかし2016年半ばごろから再び上昇し、その後は上昇基調となっています。
ソニーの1年短期チャート。最高値更新も…
以下がソニーの直近1年チャートです。
2020年1月に株価は8000円を超えて過去最高値を更新しましたが、新型コロナウイルス拡大による株式市場の暴落により、ソニーの株価も短期的に急落しました。
ただ、3月13日に5297円を付けた以降は、株価は反発していて21年12月に15000円の大台を一時突破しました。
2023年に入って日本の株式市場全体が好調ということもあり、ソニーの株価も短期的に上昇。13,000円の大台を突破しています。
世界のソニーですらコロナの影響で大幅下落。このように株はリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。そういう方は1株からの少額投資はどうでしょうか?
少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。
この反発局面はしばらく続くのか?次にソニーの業績を見ていきます。
ソニーの業績は?
続いてソニーの業績を見ていきます。以下が過去5年の売上高、営業利益、純利益の推移(単位:億円)。
2016年度にかけて売上高が減少するなど低迷期を迎えて、業績が本格的に回復してきたのは2017年に入ってから。
純利益が−1200億円から2018年度に9000億円にまで伸びているので圧倒的なV字回復ですね。この業績回復の主な要因は、
- プレイステーション4がバカ売れ
- イメージセンサー(CMOS)の需要増加
- ソニー銀行、ソニー生命などの金融部門が好調
ということですね。プレステ4のバカ売れは説明するまでもないですが、ソニーはカメラに搭載されているCMOSセンサーの市場シェア50%を握っているんですね。
スマホは高性能カメラを搭載するのがトレンドになっているので、ソニー製のCMOSセンサーの需要が伸びているんです。
今後スマホ需要だけではなく、自動運転技術や顔認識技術の需要が爆発的に伸びるのは間違いないですから、CMOSセンサーの需要増も固いですよね。
さらにソニーの資産額3分の2を占めるのが金融部門。ここがしっかりと稼いでくれるので、エレキ分野が赤字を垂れ流している状態でも技術開発を進めてV字回復できたということでしょう。
本業の不調を金融事業で挽回する。イオンやセブンアイ、楽天も同じような手法をとっています。
ちなみにキャッシュフローは問題なく出ているものの、投資にも資金を回しているのがわかります。
22年3月期の業績3度の上方修正
2021年以降もソニーの業績は絶好調ですね。
2022年3月期の本業のもうけを示す営業利益が前期比26%増の1兆2000億円になる見通しで、当初の予想を1600億円も上回ることになります。
音楽や映画、ゲームなどのサブスクを中心とする戦略が成功し、経営環境の変動に大きく左右されず、収益を安定して伸ばしています。
なおソニーは製造業ということで景気の動向に業績が左右される景気敏感株。商社株や銀行株も景気敏感株かつ高配当で人気です。
特徴をまとめていますので、ぜひご覧になってください。
株価が上昇傾向のソニー。株は買い時?
業績V字回復で株価が高値更新間近のソニー。株は買い時でしょうか?
金融セクターの業績が底堅く、CMOSセンサー需要の将来性もありますが自分ならソニー株は様子見ですね。
理由を端的にいうと、
・配当利回りが低い
・電子部品分野の競争が激しい
・株高は”ソニーブランド”というイメージ先行
・株価が高騰
ということ。すいません、ちょっと個人的な好みも入っているかもです。
金融分野でしっかり稼げているわりには配当利回りが低すぎですね。これは主力である電化製品などのエレクトロニクス部門の売り上げがあまりよくないからです。
今はCMOSなどのイメージセンサー需要が爆発的に伸びているので好調ですが、この分野って競争が激しいんですよね。
さらにプレステが好調のソニーですが、Google、Apple、FacebookなどのITの巨人が続々とクラウドを利用したゲーム市場に参入することを表明しています。
ソニーは、以下のツイートのとおりXboxなどのハード機器をもつマイクロソフトと組んで迎え撃つ体制を整えていますが、将来的に競争が激しくなるのは間違い無いですね。
これはソニーにとっては朗報かも。Google、Apple、FacebookなどのITの巨人が続々とクラウドを利用したゲーム市場に参入します。
Xboxやplaystationのゲーム専用機に強い両者が手を組んだと言うこと。MSはクラウドも強いですからね。
今年は、ゲーム業界が熱くなりそうです。
https://t.co/u3ko37m2E6— かいまる (@leverage_toushi) May 16, 2019
ただ、赤字で業績が良くない時期でも株価が上がり続けていました。
これは”ソニーブランド”強さという面もあるので、長期的にはソニーの株価は結構期待できると思います。
なので株価が一旦調整局面に入ったところで、ソニー株の購入は検討しようと思います。
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「ソニーの株価はどこまで上がる」まとめ
今回はソニーの株価分析ということで、株価の推移、配当実績や株主優待、今後の株は買いかなどについて述べてきました。
日本を代表する総合AV機器メーカーのソニー。その業務範囲は、エレクトロニクス分野に留まらずエンターテイメント、CMOSなどの電子部品、さらには金融事業など幅広い分野に進出しています。
一時赤字となった業績もV字回復が鮮明。金融事業が底堅く、スマホ搭載の高性能カメラや自動運転、顔認識技術の需要増によりCMOSセンサーの売り上げが爆発的に伸びています。
他方、株価は赤字決算で業績が悪かった時期も上がり続けていて、ソニーブランドの強さを感じます。PERも低く、株価の上昇基調はしばらく続くことが期待できそうです。
最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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