ファーストリテイリング(9983)の株価が上昇していますが、なぜ高いかその理由を知りたいです。ユニクロの業績が好調なんですかね?
人気のアパレル小売株ですが、株は買いか、今後の見通しを知りたいです。
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
- ファーストリテイリング(9983)の株価の状況は?
- 配当と株主優待は?
- ファーストリテイリングの株価の推移はどうなる?
- ユニクロの業績は?
- 株は買い時?なぜ高いのか?
世界的なアパレル企業ファーストリテイリング。ユニクロやジーユーを傘下に持ち、低価格・高品質そして大量生産を武器に大きく成長しています。
機能性肌着「ヒートテック」「エアリズム」「ドライEX」、軽量ダウン衣料「ウルトラライトダウン」など、繊維メーカー東レと共同して、機能性素材の開発がファーストリテイリングの強みとなっています。
国内衣料品販売1位、世界アパレル製造小売3位。
国内事業の売り上げはすでに頭打ちですが、海外の売り上げはすでに総売上の50%を超えており、米国や中国、欧州や東南アジアなどで事業が大きく成長しています。堅調な業績を背景に最近の株価は高くなっているんですね。
今回は、そんなファーストリテイリングの株は買いなのか?分析です。
自分は、投資歴20年を超えており日本株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。これらの経験も踏まえて記事を書きました。
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目次
ファーストリテイリングはどんな会社なの?
ファーストリテイリングは、旗艦ブランド「ユニクロ」や低価格「ジーユー」などを中心に少品種・大量生産を武器に、衣料や靴を製造・販売する世界的なアパレル小売企業です。
ユニクロでは、グラフィックTシャツ、機能性肌着「ヒートテック」「エアリズム」、素材「エクストラファインメリノ」「フリース」、軽量ダウン衣料「ウルトラライトダウン」など多くのヒット商品を生み出しています。
2023年8月現在で、ユニクロ店舗(国内800店、海外1744店)、ジーユー店舗数480、グローバルブランド店舗数636を展開しています。
社名は英語で「素早く(提供する)」を意味する “Fast” と 「小売業」を意味する “Retailing” を組み合わせた造語。ファストフードのように素早く商品を提供できる小売業を目指して名付けられたんですね。
ユニクロは、企画・計画・生産・物流・販売までのプロセスを一貫して行うビジネスモデルで、他社には真似のできない独自商品を次々と開発しているんですね。
合繊メーカーとの協業で開発した画期的な素材や、高品質な天然素材を使用したベーシックなデザインのブランドとして、世界中でシェアを拡大しています。
世界のカジュアル衣料品の企業の中での売り上げはZARAを擁するインディテックス(スペイン)、H&M(スウェーデン)に次ぐ第3位、時価総額は世界1位。まさに日本を代表するアパレル企業と言って良いかと思います。
ファーストリテイリングの株価の状況は?
では早速ですがの株価データ(2024年1月9日現在)を見て行きましょう。
株価の指標に関しては、パッと見た感じ”ちょっと割高かな”というのが率直な感想。
配当利回りは1%程度と、日本株の平均よりもかなり低い水準。PERも34倍、PBRも6倍程度と、成長株ということもあり指標的には割高水準です。
なお、ファーストリテイリングの株価は長期的に上昇傾向ですが、ヒートテックなどの素材開発で提携している東レの株価も堅調です。
株は買い時か?記事をまとめていますので、ぜひご覧ください。
ファーストリテイリングの配当実績や株主優待は?
ユニクロやジーユーを傘下に持つファースト。配当額の過去推移は以下のとおりです。
配当金は右肩あがりで増配していますが、配当利回りは1%程度。平均よりもかなり低い水準です。
過去の配当性向をみると概ね30〜40%程度なので、余力は十分。ファーストリテイリングの配当方針を見ると、
将来のグループ事業の拡大や収益向上を図るための資金需要ならびに財務の健全性を考慮した上で、高配当を実施する方針
としていて、特に数値目標を設けておらず、事業の拡大を重視しているということかと思います。
配当性向を見ると、もう少し増配しても良いような気もしますが、現状は事業への投資を優先していて株主還元には積極的ではないようです。
なお日本株の中にも減配せずに増配する”累進配当”を目指す方針の企業があります。それらの企業の中から高配当銘柄をまとめました。
株主優待は…
株主優待は行っていません…残念です。
なお、株主優待目的で日本株に投資しようと思っても、どんな優待銘柄を買えば良いか迷うこともあるかと思います。
以下の記事では、優待銘柄を検討する際に役に立つおすすめ本3選と雑誌を紹介しています。ぜひご覧ください。
次に株価の推移と業績を見ていきましょう。
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株価の推移は?10年&短期チャート
続いてチャートを確認していきましょう。
世界的なアパレル企業であるファーストリテイリング。これまでの株価推移はどうなっているのでしょうか?
ここでは長期チャートと短期チャートを見ていきます。
長期チャート
以下は過去20年の長期チャートです。
株価は長期的に大きく上昇していますね。2010年に4500円程度だった株価が2023年には35,000円の大台を一時突破しています。
特にアベノミクス相場で日本株が上昇した2012年以降、ファーストリテイリングの株価も大きく上昇しています。
過去10年で株価7倍程度にまで上昇していますから、まずまずのパフォーマンスをいえるでしょう。
短期チャート
以下が1年チャートです。
グループ全体の売り上げが絶好調で2023年に3兆円を超える見通しです。業績が好調ということもあり短期的に株価は上昇しています。
特に海外事業が好調で、グループ全体のうち5割を超えるまでに成長しているんですね。
中国では、コロナ禍からの回復に加え、高い気温が続いたことで機能性の衣料品の販売が好調。その他、アメリカやヨーロッパ、それに東南アジアなどで業績が拡大しています。
このように短期的にも株価は大きく値動きしています。このように株はリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。
そういう方は1株からの少額投資から初めてみてはどうでしょう?少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。
次にファーストリテイリングの業績を見ていきます。
株価はなぜ高い?ファーストリテイリングの業績は?
続いてファーストリテイリングの業績を見ていきます。
ファーストリテイリングの株価が高いのは、業績が好調であるからに他なりません。やばいぐらい伸びてますね。
以下が過去10年の売上高、営業利益、純利益の推移です。
長期的に売上高は右肩あがりで伸びていますね。
新型コロナが拡大した2020年は、店舗閉鎖の影響などもあり減収減益となりましたが、その後は増収増益に転じています。
インフレの影響で資材費が高騰していますが、価格転嫁がうまくいっていて利益もしっかり伸びています。
キャッシュフローも問題なく出ているので、財務的には全く問題はないですね。
海外事業が絶好調
ファーストリテイリングが大きく成長している要因は、海外事業が好調であるからにほかなりません。
23年8月通期の国内ユニクロの売り上げ収益は9.9%増にとどまる一方、海外ユニクロは28.5%増と大きく伸びています。
ファースリテイリングの総売り上げの50%は海外事業の売り上げなんですね。
国内ユニクロ事業の店舗数は800店に対して、 海外ユニクロ事業は売上構成比は51.9%、すでに店舗数は1,634店となっています(23年8月現在)。
なお、ファーストリテイリングは業績が堅調な成長株ですが、同様に通信株や医薬品株は景気の動向に業績が影響を受けづらいディフェンシブセクターとして人気です。
特徴をまとめていますので、ぜひご覧になってください。
ファーストリテイリングの株は買い時?
世界的なアパレル企業ファーストリテイリング。株は買い時でしょうか?
自分は景気動向に売り上げが影響を受けづらい銘柄が好みではあるのですが、ファーストリテイリング株は長期投資の観点から買いを検討して良い銘柄と考えています。
理由をたんてきに言えば、
・海外事業が大きく伸びている
・インフレによる資材費や人件費の高騰を価格に転嫁
・繊維メーカー東レと共同で機能性素材を開発
・今後の成長期待
ということですね。
株価が高いという指摘もありますが、指標的に過熱感があるものの、成長株らしく売り上げが大きく伸びています。
急速な円安やインフレの影響による資材の調達コストが上昇する局面もありましたが、商品の値上げも並行して行っていて、コスト増を価格に転化できています。
ファーストリテイリングは、「エアリズム」「ヒートテック」など、他の企業が真似できないような機能的な衣服を展開。価格が上昇しても、それほど売り上げに影響が出ないんですね。
日本国内は人口減少や少子化の影響もあり、成長は限られますが、人口が今後も増える海外事業は絶好調ということもあり、今後の成長もかなり期待できます。
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「ファーストリテイリングの株価はなぜ高い」まとめ
今回はファーストリテイリングの株価分析ということで、株価の推移、配当実績や株主優待、今後の株は買いかなどについて述べてきました。
世界的なアパレル企業ファーストリテイリング。過去10年で業績も大きく成長しており、特に海外事業が大きく伸びています。
新型コロナ拡大による店舗閉鎖で、業績が悪化する局面もありましたが、21年以降、業績は回復。その後は、海外事業を中心に大きく事業売り上げが成長しています。
長期保有を前提とすれば、ファーストリテイリング株はは長期的にぜひとも欲しい銘柄ですね。
最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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