シャープ(6753)の株価がなぜ下落するのか知りたいです。株価の推移はどんな感じですか?
ホンハイに買収されてから5年以上経過しますが、今後はどうなりそうですか?株は買い?配当や株主優待についても知りたいです。
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
- シャープ(6753)の株価が下落|株価の状況は?
- シャープの配当と株主優待は?
- シャープの株価の推移は?10年と短期チャート
- シャープの株価の今後は?下落する理由とは?
- シャープの業績の見通しや株価を予想は?今後の株は買い?
投資歴20年のかいまるです。日本株を中心に1千万円以上の資産を運用しています。
シャープの株価が長期的に低迷しています。
2018年の1年間だけで4000円台から1000円を切る水準と4分の1まで下落。台湾ホンハイの傘下に入り、利益プラ転しましたが米中貿易摩擦の影響で再び売上高が減少しています。
コロナショック後の2021年に入って、景気回復期待もあり株価は短期的に上昇しましたが、その後失速。上昇前の水準に戻っています。
株価の値動き的には投機水準でもはや小型株のレベル。かつての面影は全くない状況です。
今回は、そんなシャープについて株は買いなのか見てきます。
ぜひ最後までご覧ください。
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目次
シャープの事業内容と鴻海(ホンハイ)よる買収とは?
シャープ(SHARP)は日本を代表する製造メーカーです。
液晶テレビ、携帯電話などの映像・通信機器をはじめ、洗濯機、冷蔵庫などの白物家電、太陽光パネルなどを製造・販売している大企業ですね。
シャープといえば液晶テレビと言って過言ではないでしょう。2001年に製造・販売を開始した液晶テレビ「AQUOS」が世界的に大ヒット。
しかし台湾のメーカーや韓国サムスンと競合が激しくなり、経営状況が悪化。
2016年に台湾のメーカーである鴻海(ホンハイ)に買収され同社の子会社となりました。
結果的に、液晶の製造に経営資源を集中しすぎたことがアダとなったんですね。
その経緯は以下のとおり。
液晶パネルの三重・亀山工場や大阪・堺工場などへの過剰投資が響き、2012年3月期から2期連続巨額赤字。堺工場を台湾・鴻海グループと共同運営にし、3000人規模の人員削減実施。
リストラ効果で13年度黒字浮上したが、液晶の競争きつく、14年度も赤字。銀行監督下で事業再編を迫られたが、16年8月、台湾の鴻海(ホンハイ)による買収完了で債務超過解消。
※四季報より抜粋
シャープといえば液晶というぐらい技術力を誇る日本を代表するメーカーです。
そのシャープの株価や業績の推移について見ていきます。
シャープの株価が下落|株価の状況は?
シャープの株価データを簡単にまとめました(23年12月15日現在)。
23年3月は業績悪化により無配転落…。PER 60倍超えとなっていて、指標的にはかなり割高な水準です。
以前は、PERが10倍程度の水準でしたが業績の悪化もあり、かなり高くなっています。
ちなみにPERの目安は13~15倍程度と言われていますが、同じ製造業のパナソニックや日立などの製造業もこの程度の水準です。
シャープの配当実績と株主優待は?
以下がシャープの配当金の実績です。2013年から無配となっていましたが、2018年から配当金が復活しています。
何とか20円の水準をキープしてきましたが、最近の業績悪化により2020年3月の配当金は2円の減配となりました。しかし21年は30円に、22年も40円に増配しました。
コロナの影響を乗り越えて、このまま増配傾向を維持して欲しかったのですが、23年は業績悪化により無配に転落…残念ですね。
なお、シャープの株主優待はありません。今は株主還元よりも業績回復に力を入れたいということなのでしょう。残念です…。
次にシャープの株価推移と業績を見ていきましょう。
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シャープの株価の推移は?長期と短期チャート
次にシャープのチャートを見ていきますね。以下は過去5年のチャートです。
この5年で株価は大幅に下落していますね。およそ5分の1の水準まで株価は下がっています。
株価にインパクトを与えた要因簡単にまとめると、
・2013年まで:液晶製造工場への過剰投資で巨額赤字
・2013年半ば:ホンハイによる経営支援
・2016年まで:経営不振により株価大幅下落
ということ。
液晶テレビ「AQUOS」の爆発的な大ヒットで2010年ごろまでの株価は絶好調。その後の経営不振、台湾メーカーによる買収で大幅に株価が下落したということですね。
次に、シャープの直近1年チャートを見てみましょう。
2017年にはホンハイによる買収により株価が4,000円を超える水準まで急上昇しましたが、その後失速していますね。
短期的には株価はまったく上がっていないですね。2020年に入って新型コロナ拡大の影響もあり1600円から1200円まで急落。
2021年に景気回復期待で株価は2000円を超える水準まで上昇しましたが、業績の回復が遅れていることもあり株価は1000円程度の水準ですね。
日本を代表する製造メーカーであるシャープ。液晶製造の技術力では世界トップレベルと言っても過言ではありません。
なぜ株価がこれほど下落するのか、以下詳細にみていきます。
シャープの株価が下落する理由とは?
シャープの株価が下落するのは、
- 利益改善も2018年以降売上げ減少傾向
- 長期低迷の理由は液晶パネル工場への過剰投資
です。以下、クイックに見ていきます。
下落要因①:利益改善も業績は横ばい傾向
売上高、営業利益、純利益の推移は以下のとおり。
ホンハイの傘下に入った2016年を境に業績が急回復しているものの、2018年以降業績が伸び悩んでいますね。
2016年3月期の営業利益は1,600億円の赤字と巨額なものでしたが、ホンハイの子会社となった翌年には600億円を超える黒字転換。
その後、順調に業績回復が進んでいましたが米中貿易摩擦によるアップルの売上げ不振の影響を受けて、iPhoneの液晶を供給しているシャープの売上げも悪化してしまいました。
2018年の株価が大幅下落したのは、この影響によるものです。
2018年の1年間だけで株価は4分の1まで落ち込むわけですから、シャープの株価は非常に値動きが荒い銘柄といえますね。
2023年3月期決算で2608億円もの最終赤字を計上…直接的な原因は2022年6月に“再”連結化した液晶パネル製造会社、堺ディスプレイプロダクト(SDP)の業績不振と言われています。
下落要因②:長期低迷は液晶工場への過剰投資
2010年以降のシャープの長期低迷の原因は、三重亀山や大阪堺の液晶パネル工場への過剰投資による経営の悪化ですよね。
この当時、韓国、中国、台湾メーカーでも液晶パネルの供給体制が整備されつつあって、供給過剰になる懸念はあったんですよね。
そのような状況でもシャープは大阪の堺工場に4,000億円を超える巨額投資を断行。2014年、2015年の利益は巨額赤字となっていますよね。
結果論ですけど、この経営判断の誤りがシャープの長期低迷を招いたということですね。
なお、シャープは配当利回りが低いですが、商社株や銀行株の業績は安定していて高配当の人気セクターです。
特徴をまとめていますので、ぜひご覧ください。
株価が下がるシャープの株は買い?
シャープ株の購入は様子を見た方が良いと考えます。株価もしばらく低迷するのでは無いでしょうか。
理由としては、
・売上高が減少傾向
・株価の値動きが非常に荒い
ということ。
米中貿易摩擦の影響とはいえ、売上高が再び減少に転じたのは気になるところですね。直近の決算でも業績を下方修正するなど改善の見込みが立っていない模様です。
さらにシャープの株価は値動きが荒く、
・2009年からの10年で株価は10分の1以下
・2018年の1年で株価は4分の1以下
となっていて、小型株並みのボラティリティです。長期投資の観点からは全く買えない銘柄ですね。
製造メーカーの売上げは、景気に敏感なので世界経済の景気後退懸念がある中、シャープ株は様子見ということで問題ないと考えます。
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「シャープの株価の今後」まとめ
今回は、シャープの株価が下落ということで、株価の推移(チャート)、配当実績や株主優待、今後の株は買いかなどについて述べてきました。
2016年にホンハイの傘下に入ったことにより急速に業績が改善。しかし米中の貿易摩擦の影響により、その状況に陰りが見えています。
2018年の1年間だけで株価が4分の1になるなど、株価の値動き的には日本を代表する巨大メーカーであった面影はありません。
値動きが荒いので、短期の値幅を狙ったトレード(投機)には向いているかもですが、長期投資には全く向かない銘柄といえますね。
知名度は抜群で人気の銘柄ですが、”投資”という観点で見れば手を出さないほうが良いと考えます。
最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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