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アドビ(Adobe)の株価が大幅下落…ヤバい?今後の見通しや配当は?

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アドビ(ADBE)への投資を考えていますが、株価が大幅下落…Adobeの株価の今後の見通しや配当について知りたいです。

過去10年で株価は急騰しているようですが、アドビの株は買いですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • アドビ(ADBE)って何の会社?
  • Adobeの株価の推移(チャート)と特徴は?
  • アドビの配当金の推移は?
  • アドビの今後の予想は?成長期待で株は買いか?

投資歴20年のかいまるです。米国株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。

結論から言うとアドビ(ADBE)株は、

・クリエイター向けソフトの世界標準

・サブスク化で安定収益・利益率高

・企業のWeb広告・マーケティング需要の回復期待

ということもあり、安定的な成長を期待できる銘柄と言えます。

特にPhotoshopやPremium Proなどのプロのクリエイター向けソフトの評価は非常に高く、実質的な世界標準。サブスク化で継続的に課金できることが強みです。

2022に入って世界的な金融引き締めの影響もあり、株価は大きく下落。

一方、2023年に商用利用に特化した画像生成AI、「Adobe Firefly」のベータ版を公開。AI関連株として期待が高まり株価が短期的に上昇しています。

今回は、クリエイター向けソフトウェア開発の最大手である成長株アドビについて銘柄分析です。

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目次

アドビ(ADBE)ってどんな会社?

アドビ(Adobe、ADBEといえば、photoshop(フォトショップ)、PDFなどで知られる米国カリフォルニア・サンノゼに本社を置くコンピュータ・ソフトウェア会社です。

アドビはPDFを見るためのソフトを提供している会社とのイメージが強いかもですが、写真・映像・動画編集用のソフトウェアとして

PDF:書類をデジタル文書化

Photoshop:写真や画像編集ソフト

Premiere Pro動画編集ソフト

Illustrator:イラストや文字をデザイン・編集

を提供しています。特にプロのクリエイター向けに開発された画像・動画・イラストを編集するソフトウェアの評価は高く、編集のプロの間では圧倒的シェアとなっています。

もはやクリエイター業界の中での世界標準といえる地位を確立したといえるでしょう。

しかしアドビが大成功した理由は、単にこれらのソフトウェアの販売している会社ではないからです。

ソフトウェアの90%をクラウドで提供して、毎月又は毎年ユーザーから課金する、いわゆる”サブスクリプション(定額課金)”化することで継続的に売り上げが発生するビジネスモデルとなっています。

ソフトウェアを1回販売して終わりという売り切り型ではないため、業績がとても安定している企業といえます。

次に株価や最近の動向について見ていきます。

アドビ(ADBE)の株価の状況は?

では早速ですが、アドビ(ADBE)の株価の状況をみていきましょう。ここでは株価データと銘柄の特徴について取り上げます。

テスラの株価データ(2024年2月21日現在)を簡単にまとめました。

クリエイター向けソフトウェアで高い成長を誇っているということでPERが36倍超と、指標的には高いですね。ハイテク銘柄のAppleやMicrosoftで大体30倍程度ですから、将来の成長をかなり期待されているのでしょう。

アドビは、まだ成長に向けて投資を行うフェーズにある企業ということもあり配当は無配ですね。

なお、アドビは情報技術セクターの代表的なグロース銘柄ですが、エヌビディアやマイクロソフト、ペイパルも高成長企業の人気銘柄です。

アドビの株価の推移(チャート)は?

次にアドビの長期チャート(5年)を見ていきます。

以下が過去5年のチャートで、比較のためにS&P500も掲載しています。

赤:ADBE 水色:S&P500

アドビの株価は5年で3倍程度とS&P500と比べても大きく上昇しています。

S&P500もリーマン後のパフォーマンスは年率10%程度と決して悪くないにもかかわらず、アドビと比較してしまうとチャートはほとんど平らな状態です。

アドビがソフトウェアを定額課金したのは2012年から。そこから株価は5倍以上となっていて、高い事業成長により投資家からの人気もあるということです

また以下のチャートは2022年5月までの2年チャートです。さすがにコロナショックで暴落はしたものの、3ヶ月程度で暴落前の水準に戻しました。

2023年に入って、生成AI関連銘柄と見られるアドビの株価も短期的に上昇しています。商用利用に特化した画像生成AI、「Adobe Firefly」のベータ版を公開したことで期待が高まっているんですね。

赤:ADBE 水色:S&P500

編集のプロ向けソフトウェアの提供ということで、コロナ拡大の影響は他の業種に比べて受けにくいため株価はすぐに回復したんですね。

ただ2021年末ごろから徐々に金融引き締めが行う”テーパリング”が開始され、金利が上昇していることもあり、ハイテク株全体が短期的に下落傾向。

22年に入って政策金利が上昇しており、アドビも含めてハイテク株が大きく売られています。

このように銘柄の特徴がありますから、その違いを踏まえ投資先を検討することで投資の勝率を高めることにつながります。投資理論を知るための、おすすめの米国株投資本については、以下の記事にまとめていますのでぜひご覧下さい。

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アドビの配当実績は?

アドビはまだ成長のフェーズにある銘柄ということもあり、無配となっています。

経営陣も「配当を支払う予定はない」と発言していることもあり、今後も無配は続きそうです。

まあ、配当を期待して投資をする銘柄ではないということでしょう。

ただ米国株の魅力は、高配当や連続増配銘柄が多いことですね。配当利回り7%超えの銘柄や60年以上連続増配しているなど素晴らしい銘柄が米国にはたくさんあります。以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

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アドビの売上高や利益は?

次にアドビの業績をみていきます。

業績の推移は右肩上がり

以下のグラフは、売上高、営業利益、純利益の推移となっています。

売上高は2010〜14年にかけてほぼ横ばいで推移していましたが、2015年以降の伸びが著しく、平均の成長率は20%を超える水準です。

2013年、2014年ごろに利益が大きく落ち込み、営業利益率も10%程度に沈みましたが、これは2012年にソフトウェアの売り切り型のスタイルから月額に課金するサブスク化(定額課金)に事業転換したために一時的に業績が悪化したんですね。

このサブスクリプションの割合も2019年の段階で90%。営業利益率も30%程度にまで急速に回復したことから、事業転換は成功し、効率的にユーザーに対して課金できる仕組みを構築したといえるでしょう。

アドビの事業別売上高

ちなみにアドビの事業別売上高は、

◯デジタル・メディア事業:約70%
PDFやphotoshopなどのクリエイター向けソフトウェアを課金提供

◯デジタル・エクスペリエンス事業:約30%
Webマーケティング支援ツールの課金提供

となっています。

デジタル・メディア事業の柱はクリエイター向けのソフトウェアです。全体の収益の6割以上を叩き出していて、年間の成長率も20%程度と非常に高いものとなっています。

一方デジタル・エクスペリエンス事業の成長も2019年までは30%近くと極めて高い成長株でしたが、新型コロナ拡大に伴い顧客である企業の広告・マーケティング費用が激減。急速に成長が鈍化しています。

一方、2023年に入って、商用利用に特化した画像生成AI、「Adobe Firefly」のベータ版を公開。AI関連株として期待が高まっています。

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アドビの株価の予想は?10年後は?

主力のソフトウェア課金が新型コロナ拡大影響をほとんど受けないこともあり、アドビの業績も安定的で、株価上昇も続くのではと予想します。

理由をたんてきにいうと、

・クリエイター向けソフトの世界標準

・サブスク化で安定収益・利益率高

・企業のWeb広告・マーケティング需要も回復

ということ。

photoshopやPremium Proなど、クリエイター業界では既に世界標準化していて、しかもサブスク化で一度利用開始してもらえば継続的に課金できるというのが強みになっています。

コロナが拡大した状況下での2020年5−8月決算でも四半期ベースで過去最高の売り上げを計上するなど、収益性の高さは目を見張りますね。

2020年はWeb広告・マーケティング事業は減速して売上成長率が若干鈍化しましたが、2021年の業績を見ると、成長率は完全に新型コロナ前の水準に戻っています。

2022年の第3四半期決算も、収益は過去最高の44億3000万ドル。前年同期比13%増となっていて、株価は短期的に大きく下落していますが業績は堅調です。

向こう10年後には安定期に業績を伸ばすことはほぼ確実な状況ではあるので、アドビ株は今後も期待できそうです。

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日本株の売買手数料よりも、かなり割高な状態なんですよね。

その点、DMM株なら取引手数料ゼロで米国株を購入することが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

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アドビの株は買い時か?まとめ

今回はアドビ(ADBE)の銘柄分析ということで、株価の推移(チャート)や特徴、株は買いかについて述べてきました。

クリエイター向けソフトで世界標準となっているアドビ。売り切り型からクラウドによるサブスクリプション化で継続課金する形態に移管したことで、高成長を遂げています。

PDF、Photoshop、Premium Proなど、競合他社は多いものの、これらのソフトウェアは実質的な世界標準となっていて、今後も安定的な成長を期待できそうです。

最後に米国株やETFに賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

S&P500や米国株にレバレッジ取引

株価指数、外国株、金、原油…などなど。いろんな商品に気軽に投資ができるCFD。最大の魅力はFXのようにレバレッジをかけて取引できること。

特に株価指数CFDはレバレッジをかけたインデックス投資なので、長期的に高いリターンが期待できます。

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米国株式市場は長期的に右肩上がり。S&P500CFDやナスダックCFDを長期保有することで少ない資金でも大きなリターンが期待できます。

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なお米国株や資産運用に関連するお得な情報について、以下にまとめました。よろしければご覧いただければと思います。

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最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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