米国株

アルファベット(グーグル)の株価・配当と今後の見通しは?株は買い?

米国株のアルファベット(GOOGL)への投資を考えています。グーグルの株価の見通しや予想を知りたいです。新型コロナ拡大の影響で広告収入が落ちたようですが…。

株価の推移や配当ってどんな感じですか?アルファベットの株は買いですか?

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

今回の記事の内容
  • コロナショックでアルファベット(GOOGL)の株価急落!
  • アルファベット(グーグル)って何の会社?
  • アルファベットの配当金は?
  • アルファベットの株価の推移(チャート)と特徴は?
  • アルファベット(グーグル)の今後の予想は?成長期待で株は買いか?

投資歴20年のかいまるです。米国株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。

アルファベットといえば検索エンジンのグーグルの親会社であり、You TubeやスマホOSのAndroidなど利用者が世界中で10億人を超えるサービスを展開しています。

新型コロナ拡大で企業からの広告収入の一時的に減少しましたが、外出制限でグーグル検索やYou Tube利用は逆に増えています。

2020年4−6月は企業からの広告収入の減少で減収減益となりましたが、その後の業績はクラウド需要の増加や企業の広告需要の回復もあり、力強く伸びているんですね。

最近では自動運転技術や量子コンピューターなどの新たな収益源となる事業にも力を入れていることもあり、長期的な成長も期待大の銘柄です。

今回は、そんなアルファベットについて銘柄分析です。ぜひ最後までご覧ください。

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コロナショックでアルファベットの株価急落!

新型コロナウイルスの拡大による、経済への影響によって世界同時株安が進行。いわゆる”コロナショック”により米国株式市場も大暴落となり、ダウ平均株価も2週間程度で37%も下落する異常事態となりました。

そのような状況の中、以下のチャートのようにのグーグルの親会社であるアルファベットの株価も大きく下落。

2月19日の直近高値からわずか1ヶ月程度で

・2月19日:1,524ドル

・3月17日:1,054ドル(−30.8%

となり、30%以上の急落となりました。

株価は3月23日にの安値を付けてから一旦反発しており4月の段階で1200ドル台まで回復しています。

グーグルのようなITセクターは新型コロナウイルス拡大の影響が、他の石油、自動車、外食、製造業などに比べげ限定的と言われていることもあり、株価も底堅い状況です。

コロナショックのあった2020年2月からの1年チャートを、S&P500と比較すると以下のようになっています。

赤:GOOGL 水色:S&P500

企業の広告収入の減少で4−6月業績が減収減益となったこともあり、株価はS&P500と同じ程度の伸び。MicrosoftやAppleに比べると株価の上昇ペースが鈍いですね。

新型コロナ拡大によって、初の減収減益となったアルファベットですが、今後に期待できるのでしょうか。

以下、アルファベットの会社概要、株価の状況、業績などを見ていきます。

アルファベット(グーグル)ってどんな会社?

アルファベット(Alphabet)は、2015年に設立されたグーグル及び他のグループ会社の親会社(持株会社)です。グーグル(Google)は、世界最大の検索エンジン”Google”を運営している会社。世界シェアは80%を超えて圧倒的ですね。

このブログをご覧になっている方で、Googleを利用したことのない人はいないでしょう。

ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが1998年にグーグルを共同で創業。今でもアルファベット株の16%を保有しています。アルファベット設立の過程で創業者のラリー・ペイジはアルファベットのCEOに就任し、代わりにサンダー・ピチャイがGoogleのCEOに就任。

検索エンジン”Google”が圧倒的な知名度を有していますが、これ以外にも様々なサービスを提供しています。

主要なものだけでも、

グーグルの主なサービス
  • Google(検索エンジン)
  • YouTube(動画配信サービス)
  • アンドロイド(スマホ用OS)
  • Chrome(Webブラウザ)
  • Google Play(コンテンツ配信)
  • G-mail(メールサービス)
  • Google Map

などで、これらのサービスは全て無料で利用者がそれぞれ10億人を超えています。とにかく利用者を増やしてネット広告収入で利益を上げていくビジネスモデルです。

後述するように売り上げの85%は広告収入となっていますが、最近ではグーグル広告以外の収益源となる事業の開発に力を入れています。

例えば、アルファベットの傘下には自動運転開発会社のウェイモや、アンチエイジングのCalico、量子技術コンピューターのXなど先端技術を開発する企業がひしめいていて、成果を上げつつあります。

また、最近では、クラウド上でビデオゲームのプラットフォームとしてStadia(スタディア)を2019年に公開。ゲーム機を必要としないで楽しめるということが売りとなっています。

今回は、ITセクターのガリバーであるアルファベットの株価や今後の動向などについて見ていきます。

アルファベット(GOOGL)の株価の状況は?

では早速ですが、グーグルの親会社アルファベットの株価の状況をみていきましょう。ここでは株価データと銘柄の特徴について取り上げます。

アルファベットの株価データ(2021年8月10日現在)を簡単にまとめました。

PERは、ITのグロース銘柄ということを考えるとそれほど高くないといえるのでは。

米国株の平均レベルよりは高いですが、競合のフェイスブックが26倍程度なので、同じ位ですね。株価がコロナショック以降に右肩あがりで上昇しているわりには、そんなに高い数値にはなっていません。

配当金を出していませんが、今は株主還元よりも成長に力を入れているということでしょう。

アルファベットの株価も絶好調ですが、同じ大型ハイテク銘柄のGAFAM(アップル、アマゾン、フェイスブック、マイクロソフト)の株価もコロナショック以降、右肩上がりで上昇しています。

アルファベットの株価の推移(チャート)は?

次にアルファベットの長期チャート(10年)を見ていきます。以下が過去10年のチャートで、比較のためにS&P500も掲載しています。

赤:GOOG 水色:S&P500

コロナショックでアルファベットの株価が大幅下落しましたが、10年間で株価は約11倍になっており、S&P500と比べても圧倒的に大きく伸びていることがわかります。長期的には綺麗な右肩上がりで、文句なしのパフォーマンスだと思います。

ただし、各国政府は、膨大な個人情報を独占するアルファベットを含む巨大IT企業に対して、個人情報保護の強化や独占禁止法適用など厳しい措置を実施しています。

今後は個人情報保護やセキュリティ対策、各国政府からの制裁金対応などにコストがかかるため、これまでのような高い成長は難しいかもしれません。

グーグルの短期(1年)チャート

コロナショックで大幅下落したグーグルの株価も企業の広告需要の回復もあり2020年8月下旬には暴落前水準を回復。

短期的にもグーグルの株価は右肩あがりで上昇しています。

GOOG Alphabet Inc. daily Stock Chart

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アルファベットの配当金は?

アルファベットは得られた利益を新規事業に投資しているのと、株主還元は自社株買いを中心に行っていることから、配当金を出していません。

まだ企業は成長フェーズにあるということですね。

ちなみに米国株の魅力は高配当でかつ連続増配を続けている個別銘柄が多いことです。お宝銘柄を保有し続けるのも投資の醍醐味ですね。おすすめの銘柄について以下の記事にまとめています。

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アルファベットの売上高や利益は?

次にアルファベットの業績をみていきます。以下のグラフは、売上高、営業利益、純利益、営業利益率の推移となっています。

インターネットやスマートフォンの普及とともに検索エンジンの利用者が爆発的に増加し続けていることもあり、業績も右肩上がりの急成長となっています。特に最近では、2006年に買収したYou Tube利用者の増加が著しいですね。

利用者の大半が欧米ということもあり、チャイナショックのあった2016年ごろでも業績への影響は全くないですね。各国政府による個人情報保護強化が行われているものの、インターネットやYou Tubeなどの利用者が増えているうちは売り上げは伸び続けるということでしょう。

ちなみにアルファベットの売り上げの内訳は以下の通りとなっていて、グーグル検索した際の企業広告による収入が7割りを占めています。

You Tubeやブログなどのグーグル以外の広告収入は14.6%ですので、アルファベットの売り上げの85%は広告収入となります。広告以外の収入は、クロムブックなどのノートパソコンやスマホやスピーカーの売り上げによるもの。

なので、現在アルファベットが力を入れている自動運転や量子コンピューターなどの新規事業の売り上げは1%にも満たない状況です。

今後、個人情報保護などの情報セキュリティに対する利用者や各国政府からの要求も厳しくなり、その対応にもコストがかかることから、短期的な業績はわりと厳しいものになると考えられます。

なお、株式投資で勝率を高めるためには、しっかりとした投資理論を身に着けることから。以下の記事では、初心者向けのものから古典まで、おすすめの米国株投資本を紹介しています。

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アルファベットの2021年4〜6月決算の結果は?

アルファベットの4〜6月期(2Q)の決算概要をまとめると、

となっています。

Alphabetの売上高は、前年同期比62%増の618億8000万ドル、純利益は166%増(約2.7倍)の185億2500万ドルで過去最高を更新。

以下がセグメント別の売り上げとなっていますが、主力の広告全体が69%増だった他、巣ごもり需要でYouTube広告は83%増、クラウドサービスのGoogle Cloudは54%増と好調でした。

グーグルが次の主力事業として育てようとしているYoutubeとGoogleクラウド事業の収益は、

・YouTube :38億ドル→70億ドル

・Google クラウド:30億ドル→46億ドル

と増収となっていて、成長が加速していることが確認できます。

コロナ拡大によって昨年の4−6の業績は軟調だった反動もありますが、2021年4−6月期はアナリストの予想を大きく超える業績となっています。

コロナショック以前よりもGoogle広告も絶好調で売上も利益も成長が加速。YoutubeやGoogleクラウドも事業の柱として成長してきました。

なおグーグルの過去の決算も含めて業績の概要については以下の記事にまとめています。Youtubeの売り上げもふくめ広告収入はどうだったのか?ぜひご覧ください。

https://leverage-investment.com/2021/04/29/googl-performance-2020/

アルファベットの株価の予想は?

アルファベットの株価は、長期的にはこれまで同様に大きく成長すると予想します。

アルファベットの売り上げ85%は広告収入ですが、コロナ拡大による行動制限があっても企業のWeb広告需要は堅調で、業績が絶好調だからです。

外出や移動制限があったとしても、グーグルの検索需要やYou Tubeなどのサービス利用者は減らず、むしろ増えでいるんですね

他にも、自動運転のウェイモや量子コンピューターなどの事業実用化が間近に迫っていることもあり、これらが次の収益源になることが期待されています。

なのでアルファベット株は、長期的にはかなり期待できるものと考えます。

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アルファベット(グーグル)の株は買いか?まとめ

今回は、アルファベットの銘柄分析ということで、株価の推移(チャート)や特徴、株は買いかについて述べてきました。

グーグルやYou Tubeが絶好調のアルファベット。新型コロナ拡大による行動制限があっても検索需要やYouTubeの利用は逆に増加しています。

ワクチン普及によるコロナ収束が見えてくれば、企業の広告需要も増え、さらなる株価の上昇は期待できると思います。

ゲームプラットフォームのStadiaや自動運転技術、量子コンピューターなどの次世代技術の事業化は間もなくであり、近い将来新たな収益源になることが予想されます。アルファベットは、長期的に期待できる銘柄と考えます。

最後に米国株やETFに賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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