小松製作所(6301)の今後の株価はどうなるのか気になります。短期的にコマツの株は下落しているようですが、株は売り時ですか?
そんな疑問を持つ方に向けて記事を書きました。
- 小松製作所(6301)の株価の状況は?
- 小松製作所(コマツ)の配当実績は?
- コマツの株主優待は?
- コマツのチャートは?
- コマツの株は買い時?
世界2位の建設用重機のメーカーの小松製作所(コマツ)。建築工事で不可欠な建設用重機類は公共投資を背景に景気の影響を受けにくく、安定した株価推移が特徴でした。
一方、新型コロナ拡大で一変したのニューノーマルの世界においてもその常識は通用するのでしょうか。
今後のコマツの株価はどこまで上がるのでしょうか?配当はどうなるのか?
在宅勤務とリモート会議の急速な普及で、に人々の動きに大きな変化があった2020年。
これはコマツに追い風なのか、向かい風なのか、今、何が起きていて、今後どうなるのか。株価と業績について分析していきます。
自分は、投資歴20年を超えており日本株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。
今回は、これらの経験も踏まえて記事を書きました。
日本株の少額投資ならLINE証券です!
”株式投資してみたいけど、大金を投資するのは不安”
”資金が少ないので複数銘柄に投資できない”
LINEアプリから手軽に取引できるLINE証券なら1株の少額から日本株に投資できます。
- 1株からの少額投資
- コストが格安(日中ならスプレッド0.2%〜)
- 使い慣れたLINEアプリから、手軽に投資可能
- 初めて投資する20代〜30代に人気
今だけのキャンペーン中!クイズに答えて最大3株分の購入代金をタダでGetしてはいかがでしょうか?
▼今なら最高3株を無料Get▼
※最短3分で申し込み完了
目次
小松製作所(6301)はどんな会社?

小松製作所(コマツ)は、世界2位の総合建設機械メーカーで、油圧ショベル・ホイールローダー等の建設機械・車両(掘削機械、積込機械、整地・路盤用機械、運搬機械、運搬車両)、鉱山機械(坑内掘・露天掘)が主力です。
売上高の約9割は建設機械・車両そして産業機械となっています。建設機械の日本でのシェアは1位、世界でも米国キャタピラー社に次いで2位の規模を誇ります。
新型コロナウイルスの影響を受け、2020年、2021年度3月期の2か年連続でロックダウンの影響で、売上も利益も下がったが、まだ1,000億円以上の当期利益を保っています。
そして、2022年3月期には、過去最高益の2019年3月期に迫る回復を見せると予想されています。
小松製作所(コマツ)の株価の状況は?
コマツの株価は2018年の1月15日に最高値4475円を付けた後、コロナの世界的パンデミックで各国でロックダウンを行った影響からはさすがに逃れられず、売上、利益ともに2期連続後退を余儀なくされています。
しかし、2020年3月19日に1507円で、底打ちし、現在、下落と同じスピードで回復、反転中です。22年6月20日現在の株価データは以下のとおり。

自己資本比率は50%を超えていて、世界の機関投資家は放っておかない超優良安定成長株です。投資家やエコノミストからの評価は高いですね。
コマツの株価も短期的に好調ですが、電子部品の村田製作所や産業用ロボットを製造・販売するファナックの業績も好調です。
株は買い時か?記事をまとめていますので、ぜひご覧ください。
コマツの配当実績は?
続いて配当履歴を見ていきます。以下がコマツの配当金の実績です。

配当利回りは3%超えとまずまずの水準です。
たd、米中貿易摩擦の影響がでた2020年3月期、そして新型コロナ拡大による建機需要の低迷で業績が悪化した2021年3月期と、2年連続の減配に追い込まれています。
建設機械の売り上げは景気の動向に特に敏感なので、業績や配当が安定しないという点は覚えておいて良いですね。
なお日本株の中にも減配せずに増配する”累進配当”を目指す方針の企業があります。それらの企業の中から高配当銘柄をまとめました。

コマツの株主優待は?
コマツの株主優待は、“オリジナルミニチュア(非売品)”がもらえます。3年間の保有が条件となりますが、限定ミニチュアなので好評のようです。
2021年は100周年記念の感謝品として日本のブルドーザーの元祖G40 コマツ1型均土機のミニチュアが贈呈されました。

これまでの”ミニチュア”の履歴は以下のとおりです。
- PC30E-5 バッテリー駆動式ミニショベル
- アーティキュレートダンプトラック(2020年)
- フォークリフト(2019年)
- モーターグレーダー(2018年)
- 大型ダンプトラック(2017年)
- ホイールローダー(2016年)
- ICT油圧ショベル(2015年)
- ICTブルドーザー(2015年)
限定ミニチュアはもともと、自動車オーナー向けのサービスで一般的ですが、株主優待では珍しいですね。面白いアイデアです。
なお、株主優待目的で日本株に投資しようと思っても、どんな優待銘柄を買えば良いか迷うこともあるかと思います。
以下の記事では、優待銘柄を検討する際に役に立つおすすめ本3選と雑誌を紹介しています。ぜひご覧ください。

コマツの株価のチャートは?
チャートを確認していきましょう。これまでの株価推移はどうなっているのでしょうか?
ここでは過去10年の長期チャートと直近2年の短期チャートを見ていきます。
コマツの長期チャート
以下は過去10年のチャートです。景気敏感銘柄らしく、株価も循環型になっています。
2018年1月15日につけた4150円をピークに株価下落が始まり、新型コロナ拡大による緊急事態宣言で下落が加速していますね。
世界的な外出制限もあり、建設工事もままなりません。これは1メーカの努力では、どうにもなりません。
コマツの2年短期チャート
以下がコマツの2年短期チャートです。
2020年3月19日に半値以下の1500円で底打ちし、2021年3月18日にほぼ全戻しの3542円まで戻しています。
ワクチンの普及でコロナ収束は確実ですから、景気回復を見据えて建機需要が伸びていて、株価も短期的に上昇したんですね。
その後は、景気回復期待もありますが、原材料費が上昇していることもあり、株価も横ばい傾向です。
なお、株は値動きが大きい、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。そういう方は1株からの少額投資はどうでしょうか?
少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。

次にコマツの業績を見ていきます。
コマツの業績推移は?
過去10年の売上高、営業利益、純利益の推移は以下のとおりです。


米中貿易摩擦の影響や新型コロナ拡大の影響で2019年3月期をピークに業績が落ち込みました。
2020年の新型コロナによるロックダウンが世界中で起こり、在宅勤務・リモート会議の普及の影響で他の建設インフラ企業同様、売上高や利益も赤字転落。
一方、2022年3月期は、コロナ収束により工事・建設用建機の需要が戻ることが予想されることから、増収増益となりました。綺麗なV字回復です。
建築用建機の売り上げは景気の動向に影響を受けやすいことから、コマツは景気敏感株の代表的な銘柄ですね。
反対に通信株や医薬品株は景気の動向に業績が影響を受けづらいディフェンシブセクターとして人気です。
特徴をまとめていますので、ぜひご覧になってください。
コマツの今後の株価はどうなる?

感染者数の減少やワクチン接種開始が今後は好材料となり、公共需要が復活し、さらに上昇することが期待されますので、いつ株価がピークアウトするのか、難しいところです。
22年に入って金利上昇や金融緩和縮小の動きもあり、感染者数増加率の激減やワクチンの普及度合いで、株価はさらに大きく下落する可能性があります。
コマツの株価を歴史的に検証すると、できるだけ長期保有したくなります。
2002年の300円から2019年には2600円と8倍の水準となりました。1960年代は60円でしたので、その頃からは40倍になっております。
競争力があるかないかの判断は、営業利益率を見れば一目瞭然です。コマツの利益率は二桁以上あります。競争力に問題はありません。
営業利益率が二けたである限り、保有でよいのではないかと思います。
1,000円から小松製作所に少額投資
投資資金が少なくて複数の銘柄に投資なんてできない!
このような株初心者の方も多いと思います。特に若い世代のかたは、株式投資に多くの資金を回す余裕はないですよね。
そんな方に自信を持ってオススメできるのがPayPay証券なんです。日本株や米国株に1,000円の少額から取引することができます。
PayPay証券なら1000円から少額投資
PayPay証券は、トヨタ、花王、三菱商事、NTTなどの優良企業に1,000円の少額から投資できます。
少額からスマホで取引できるので”株式投資はちょっと難しそう”とか”まずは試しに株を始めたい”という方に良いかも。
- スマホアプリで簡単に少額投資
- 1,000円から日本や米国の大企業の株主になれる
- Apple、Amazonなどの米国株にも投資ができる
これを機会にPayPay証券に口座開設して、スマホアプリで株の少額投資を開始してみてはいかがでしょうか?
▼スマホで気軽に取引▼
※最短5分で申し込み完了
「コマツの今後の株価は?売り時?」まとめ
今回はコマツの株価の分析ということで、株価の推移、配当実績や株主優待、今後の株は売りかについて述べてきました。
過去も現在も未来もコマツの成長を支えるのは、都市開発のインフラです。
未来はどうでしょう。先進国も発展途上国も都市開発の需要は確実に伸びるはずです。
KOMATSU WAYが守られる限りだとだとコマツの株価の今後の展開は、これまでとまったく同じと想定します。
大きなボラティリティを伴いつつ、長期的に上昇していくことが期待できます。50年で40倍ぐらいが目処だとすると、もったいなくて、売れないですね。
野村證券の投資情報アプリで無料で情報収集
株式投資で良い成績をえるためには、個別銘柄の情報・分析はもちろん、政治・経済に関するニュースも日々チェックしていくことが不可欠。
”株式投資に興味があるけど株の情報収集って面倒くさい!”自分も含めて、そう思っている方、本当に多いと思います。
そんな方におすすめなのが、野村證券が提供する投資情報アプリです。
自分も使っていますが、無料サービスでも十分な情報を手軽にGetできるんですね。
野村證券の投資情報アプリで手軽に情報収集
アプリで投資に関する情報を手軽にGetするなら、野村證券の投資情報アプリ”FINTOS!”の無料ダウンロードが良いかもです。
機能①:質の高い情報をアプリでGet(無料)
→様々なメディアの投資に関する記事を野村證券が厳選して配信
機能②:気になる銘柄の情報もアプリでGet(無料)
→気になる銘柄をリストに登録して、必要な情報を手軽にチェック
機能③:野村證券のレポート(有料)
→野村證券独自のリサーチレポートをアプリでチェック
※有料プランの無料体験も!
関連記事・おすすめ記事
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
この記事を読まれた方は、以下に紹介する記事もご覧になっています。読まれている方に少しでも役に立つよう、資産運用に関連するトピックについて解説しています。ぜひご覧ください。
日本株のパフォーマンスは米国株に比べて悪いと言われている中、今度期待できる日本株はおすすめですをまとめました。

株初心者でも安心して投資できる業績鉄板の日本株銘柄をまとめました。新型コロナ拡大でも業績に期待できる銘柄です。是非ご覧ください。

好業績、高配当銘柄の代表格である商社株の特徴をまとめました。景気敏感株で配当が安定しないという印象でしたが、安定配当を志向している会社が多く長期投資に向いているといえますね。

こちらも、業績が安定していて高配当の銘柄の代表格である銀行株の特徴をまとめました。マイナス金利の影響で経営環境は厳しいものがありますが、株価の見通しはどのようなものでしょうか?

アップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、コカ・コーラ、マクドナルドなど米国には高い成長を続けるグローバル企業が多いです。米国株への投資を考えている方に向けて、買い方をまとめました。

ソーシャルレンディングの中でも特に注目されているのがFunds。株のように値動きがないので相場の動きが気になりません。
銀行預金にほとんど利息がつかない中、投資先として有力な選択肢。投資するファンドにもよりますがの年率1.5〜3%程度のリターンが期待できます!
なので、こんな方に特にオススメです。
- 日々の相場の動きを気にしないで投資したい
- 銀行の預金金利は低すぎて使えないと感じている
- 定期預金感覚で高い利回りを得たい
詳しくは以下をクリック!