米国株

NYダウとは?構成銘柄や特徴は?わかりやすく解説! 

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米国株投資で良く目にする”NYダウ”とはなんですか?ダウ工業平均株価の利回り・構成銘柄や特徴など、わかりやすく解説してほしいです。

このような疑問を持つ方に向けて記事を買いています。

今回の記事でわかること
  • NYダウ(ダウ平均株価)とは何かわかりやすく解説
  • NYダウの利回り・パフォーマンスを紹介
  • NYダウの構成銘柄やセクター比率を説明
  • NYダウに連動する投資信託・ETFを紹介

投資歴20年のかいまるです。米国株や米国ETFを中心に1500万円以上の資産を運用しています。

世界で最も有名な株価指数の一つNYダウ。

日本の経済ニュースなどでも毎日の値動きが報道されることもあり、一度は聞いたことのある人が多いと思います。

その魅力や特徴をたんてきにまとめると

今回のポイント
  • NYダウとは、米国を代表する30の銘柄で構成された株価指数
  • 30銘柄の株価の単純平均で算出
  • 純粋に株価の高い銘柄の影響を受けやすいことが特徴
  • 長期的に年平均8%超えのリターン

ということ。最近ではNYダウに連動するETFや投資信託も数多く販売されて、日本の個人投資家の間でも人気となっています。

今回は、そんなNYダウとは何かについてわかりやすく解説していきます。NYダウに連動するおすすめETFや投資信託についても紹介しますよ!

ぜひ最後までご覧ください。

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目次

NYダウ(ダウ工業平均株価指数)とは?

日々のニュースの中で毎日のように聞くダウ工業平均株価。正式名称は「ダウ・ジョーンズ工業株価平均」(NYダウ)といいます。

米国を代表する30の銘柄で構成され100年以上の歴史を持つ最も古い米国株式市場の指数ですね。

構成銘柄は世界的なグローバル企業がほとんど。米国経済だけを反映したというより世界経済を反映させた指標と言えます。

NYダウはS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出・公表。5名の有識者で構成される指名委員会が成長性や流動性などを基準に主要セクターから満遍なく30銘柄の選定・入れ替えを判断しています。

直近だと2018年6月にNYダウ創設時から唯一残っていたGEを指数から除外。新たに、世界最大級のドラッグストアチェーンのWBA(ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス)を組み入れました。

さらに2020年9月にエクソンモービル(XOM)を同指数から除外し、新たにクラウドによるデータサービス大手セールスフォース・ドットコムに入れ替えると公表しました。

このように時代の流れに応じて構成銘柄の入れ替えを行うのもダウの大きな特徴と言えるでしょう。

NYダウの特徴とは?

NYダウ(ダウ工業平均株価)指数の特徴をまとめると

  1. 構成銘柄が少ない
  2. 指数は長期的に右肩上がり
  3. 構成銘柄の株価平均型

ということです。以下クイックに見ていきますね。

特徴その1:構成銘柄が少ない

NYダウの構成銘柄数は30。S&P500や日経平均はの500、225銘柄と比較すると構成銘柄は、明らかに少ないですね。

銘柄数が少ないということは1企業の株価が大幅に下がったりした時に、指数に与える影響が大きくなります。

なので投資家の中には、銘柄の分散効果が薄いという理由でS&P500を好む方も結構いますね。

特徴その2:指数は長期的に右肩上がり

NYダウが、なぜ投資家から絶大な人気を誇っているのか?

それは過去のパフォーマンスを見ると理由は明らかですね。以下が1992年からのNYダウの30年チャートです。

2000年代前半のITバブルの崩壊、2008年ごろのリーマンショックなどの大きな経済危機を乗り越えて株価は右肩上がりで最高値を更新し続けています。

2020年3月のコロナショックで1ヶ月で35%以上も暴落しましたが、すぐに株価が回復。2021年に入って31000ドルを突破するなど史上最高値を更新し続けています。

ちなみに日本の株価指数である日経平均株価は、1989年末に記録した史上最高値3万8915円をいまだに超えることができていないんですよね。

特徴その3:構成銘柄の株価平均型

NYダウは、構成されている30銘柄の株価の単純平均となっているという点が最大の特徴といえるでしょう。

ダウ”平均”株価というぐらいですので、NYダウ指数の算出は構成銘柄の平均値で計算されているんですね。以下が、その説明。

構成銘柄の株価の合計を「除数」で割って算出する株価平均型の指数です。構成銘柄の入替時・株式分割時など必要に応じて除数を調整し、指数の連続性を保つようにしています。

※SBI証券HPより

なので、簡単な式で表すと

・(銘柄1+銘柄2+・・+銘柄30)/除数

という計算式です。この除数は銘柄入れ替えがあった時などに見直されていて、2019年4月現在で

・0.14748071991788

となっています。小学生でも計算できますね。

ただ、指数としては非常にわかり易い反面、企業の規模とか関係なしに、株価が高い銘柄の構成比率が単純に大きくなるんですよね。

なので純粋に株価の高い銘柄の値上り・値下がりに影響を受けやすくなります。ここら辺が投資家の好き嫌いが別れる点となっているんですね。

以下の記事で解説したとおり、S&P500は加重平均型でアップルなどの時価総額が大きい銘柄の構成比率が大きくなるようになっています。ここがダウとの大きな違いですね。

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なお、このように個別銘柄やETFの特徴に応じて投資を行うこと、しっかりとした投資理論を身に着けることが勝率を高める上で重要です。

以下の記事では、初心者向けのものから古典まで、おすすめの米国株投資本を紹介しています。

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NYダウの構成銘柄とセクター比率は?

NYダウの構成銘柄

構成銘柄上位10社は以下の表のとおりです(2022年7月12日現在)。

日本でもおなじみの企業ばかりですね。時価総額の高いAppleが上位に入っていないんですね。

S&P500は、時価総額に加重平均されますのでAppleやマイクロソフトなどのIT企業が上位をしめることになりますが、NYダウは単純に株価の高い企業の順番で入っているということです。

2022年に入って、株価的にはやユナイテッドヘルス、ゴールドマンサックス、ホームデポ、マイクロソフトあたりが堅調ということですね。

NYダウのセクター比率

続いてセクター比率です。

資本財、情報技術、ヘルスケアがトップ3となっていますね。

NYダウは各セクターの代表企業で構成されていると言っても過言ではないので、ほぼ全てのセクターが入っているということです。

NYダウの株価の推移(チャート)とリターンは?

NYダウの長期チャートは先ほど見たとおりですが、再掲しておきます。ある意味米国市場そのものと同じ値動きですね。

リーマンショックのあった2009年ごろは大きく落ち込んでますが、その後は右肩上がり。米国市場の好調さをよく示しています。

ちなみにNYダウとS&P500、ナスダックの直近5年チャートを比較したのが以下の図です。

赤:ナスダック 青:NYダウ 緑:S&P500

22年に入って、金融引き締めの影響もあり株価が大きく下落していますね。過去5年チャートを見るとNYダウとS&P500のパフォーマンスは同じぐらいです。

米国の新興企業向け市場ナスダックのパフォーマンスの良さは別格。特徴やおすすめETF・投資信託をまとめていますので、ぜひご覧ください。

https://leverage-investment.com/2021/03/05/nasdaq-what/

NYダウETFのリターン

NYダウ指数は配当金が含まれていないので、NYダウETFのDIAのリターンを見ていきましょう。

配当金を含んだトータルリターンをは以下のとおりです。

1998年の設定以来のリターンは年率で約8%となっています。十分すぎるパフォーマンスですね。20年間の保有で資産が約4倍近くになる計算です。

米国市場恐るべし…です。

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DMM株の評判と気になるデメリットとは?米国株の取引手数料0円!DMM株なら米国株の取引手数料がなんと無料! これまで日本株に比べて割高とのイメージのあった米国株取引手数料。この無料化は日本の証...

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NYダウに連動するETFや投資信託とは?

ここではNYダウに連動している投資信託・ETFを紹介していきます。

NYダウへのインデックス投資は、過去の実績かから日本の株価指数に比べて高いリターンを継続的に得ることが期待できます。

①NYダウに連動する米国ETF

NYダウに連動する米国ETFは以下のとおり。

世界一有名な株価指数ともいえるNYダウですが、実は取り扱っている米国ETFはそれほど多くありません。経費率や取り扱い総額などを考慮すると、この1本ということになるでしょう。

経費率が0.16%で、NYダウに連動する米国ETFの中では、おそらく最も巨大で最も経費率が低い商品となります。

②NYダウに連動する東証ETF

東証にも”NYダウ・インデックス上場投信【1679】”のような商品が上場されていますが、取り扱い総額が小さく、板が薄いためあまりおすすめできません。

経費率が0.15%と割安なものの、板が薄いと実際に注文を出した時に想定外の価格で約定することもありえます。

こだわりがないのであれば米国ETFか投資信託が良いと思います。

③NYダウに連動する投資信託

NYダウに連動するインデックス投信はまだ少ないですね。

総じてETFよりも信託報酬などのコストが高くなりますが、その中でも特に信託報酬が低いおすすめの投資信託は以下のとおりです。

・iFree NYダウ・インデックス

信託報酬は0.2475%。他のNYダウに連動する投信(eMaxisなど)は総じて0.5%を超えていることからコスト的におすすめです。

米国ETFよりも割高ですが、投資信託は

  • 日本円で購入できる
  • 100円から積立投資ができる
  • つみたてNISAが利用できる

などのメリットがあります。米国ETFは日本円→米国ドルにしないとダメなので、為替手数料がかかるんですよね。

なので、米国の個別銘柄を購入しないのであれば、この投資信託にするのも一つ選択肢かと思います。

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「NYダウとは?わかりやすく解説」まとめ

今回は、NYダウとは?ということで構成銘柄や算出方法、おすすめの投資信託・米国ETFなどについて見てきました。

ポイントをまとめると

今回のポイント
  • NYダウとは、米国を代表する30の銘柄で構成された株価指数
  • 30銘柄の株価の単純平均で算出
  • 純粋に株価の高い銘柄の影響を受けやすいことが特徴
  • 長期的に年平均8%超えのリターン

ということです。

世界で最も有名な株価指数の一つともいえるNYダウ。米国だけでなく世界を代表する企業30銘柄で構成されていると言っても過言ではない思います。

長期的にはS&P500のリターンと大きな違いはありませんが、米国の超大型優良銘柄にまるっと投資をしたいということであれば、NYダウに連動する商品への投資は十分ありだと考えいます。

最後に米国ETFや米国株に賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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