資生堂(4911)の株価はどこまで下がる感じですか?新型コロナ直撃で株価は下落しているようですが…そろそろ買い時かな?
配当の実績や株主優待、今後の予想や見通しについても知りたいです。
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
- 資生堂の株価はどこまで上がる|資生堂(4911)の株価の状況は?
- 資生堂の配当と株主優待は?
- 資生堂の株価の推移(チャート)は?
- 資生堂の株価は上がる?今後の株価の予想は?
投資歴20年のかいまるです。日本株を中心に1500万円以上の資産を運用しています。
資生堂は、言わずと知れた日本市場のシェアNo1化粧品メーカーで世界でも第5位の規模。世界の約120カ国・地域で事業を展開していて、海外売り上げ比率が5割を超えるグローバル企業です。
インバウンド需要が旺盛だった2019年の業績は、中国事業などの海外事業の業績が伸びたこともあり、通期の純利益はプラス19.8%の増益となりました。
一方、2020年以降は、新型コロナ拡大による外出制限や海外訪日客の渡航制限により、資生堂の業績も大きく悪化、株価も短期的に急落しています。
今回は、そんな資生堂の株価の推移や、銘柄の特徴、株は買いかなどについて見ていきます。
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目次
資生堂(4911)はどんな会社?

資生堂は、言わずと知れた化粧品の製造・販売を行っている会社ですね。ヘアケア商品、医薬品、健康食品などの製造販売も手がけています。
”マキアージュ”や”エリクシール”など多くのブランドを展開。大々的にCMなどの広告を流しているので、資生堂のブランドを見ない日はないぐらいです。
最近では女性用だけでなく”UNO”のような男性用化粧品にも力を入れていていますね。

日本の化粧品市場のシェアNo1!世界でも第5位の規模。
世界の約120カ国・地域で事業を展開していて、海外売り上げ比率が5割を超えるグローバル企業です。
以下、資生堂の株価の推移や業績、今後の予想などを見ていきたいと思います。
資生堂の株価の状況は?
では早速ですが資生堂の株価データ(2022年5月19日現在)を見て行きましょう。

株価の指標は、全体的にまずまずですね。配当利回りが1.94%と日本株の中では平均水準です。
PERの目安は13~15倍ぐらいですから46倍というのはかなり割高な水準。コーセーなどの他の化粧品銘柄もわりとPERが高い傾向があるんですよね。
新型コロナで業績がイマイチですが、大々的なCM広告で知名度抜群。グローバルに事業を展開していることもあり、株も人気化しやすいということです。
なお、コロナ拡大による移動制限でインバウンド喪失…化粧品株は厳しいですね。そんな化粧品株の特徴をまとめました。
ぜひご覧ください。

資生堂の配当実績は?

続いて配当実績を見ていきますね。以下が資生堂の配当金の実績です。

しばらくの間20円で変わらずですが、2017年以降は増配傾向ですね。
資生堂の配当利回りは低いですが、2016年から3年で配当金が3倍!かなりのハイペースで増配していました。
しかし新型コロナ拡大によって業績が悪化…2020年12月期は20円減配に追い込まれ配当金は1株あたり40円となっています。
直近5年間の配当性向が23%〜35%程度と、無理をしない範囲で配当を実施しています。
資生堂の配当方針を見ると、
直接的な利益還元と中長期的な株価上昇による「株式トータルリターンの実現」を目指しています。この考え方に基づき、持続的な成長のための戦略投資を最優先とし、企業価値の最大化を目指す一方で、資本コストを意識しながら投下資本効率を高め、中長期的に配当の増加と株価上昇につなげていくことを基本方針
としています。
実は2013年に50円→20円に減配しているんですよね。
なので無理に配当を実施するより、会社の成長に軸足を置いているということです。
なお日本株の中にも減配せずに増配する”累進配当”を目指す方針の企業があります。それらの企業の中から高配当銘柄をまとめました。
ぜひご覧ください。

資生堂の株主優待は?
さて配当利回りは若干低いものの、かなりのハイペースで増配を重ねている資生堂。株主優待はどうなっているのでしょうか?
やはり自社サービスや商品の優待が改悪されるリスクが少なくて良いですよね。資生堂の株主優待は、株式100株以上を1年超えで保有している人が対象となっていて、
・権利月:年1回(12月)
・優待品: 100株以上…自社製品
1000株以上…自社製品
となっています。
参照:資生堂HP 株主優待
資生堂の製品から好みの商品が選択するタイプ。1000株以上の保有で内容がグレードアップします。

ただ、優待をもらうには1年以上保有する必要がありますね。なのでクロス取引で株主優待をゲットすることはできないということです。
資生堂の株価の推移(チャート)は?

続いてチャートを確認していきましょう。
化粧品業界で日本No1の資生堂ですが、これまでの株価推移はどうなっているのでしょうか?
ここでは過去10年の長期チャートと短期チャートを見ていきます。
資生堂の長期チャート
以下は過去10年のチャートです。
2015年以降の株価上昇が凄まじいですが、2018年以降は横ばい傾向です。長期的には調整局面と言って良いと思います。
2015年1月に1700円程度だった株価が、2018年6月に8500円程度の水準まで上昇していますね。
3年半足らずで株価5倍程度ですから十分すぎるパフォーマンスですね。他方、やはり2020年に入ってから、新型コロナウイルス拡大による業績悪化もあり、株価が6000円台にまで低下していますね。
資生堂の2年短期チャート
以下が2年短期チャートです。
新型コロナウイルス拡大の影響による外出自粛・渡航制限などによって2020年前半に大きく下落した株価も一旦回復。
2020年のコロナショックの際は
・2020年1月16日:9250円
・2020年3月17日:5243円
となっていてわずか2ヶ月で4000円以上も下落していますね。40%以上の下落ですから短期的には調整局面に入りました。
外国人旅行客の旺盛なインバウンド需要による業績好調だった資生堂も、新型コロナ拡大による渡航制限による渡航制限が続いていて、株価は短期的に大きく調整していますね。
このように株はリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。そういう方は1株からの少額投資はどうでしょうか?
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資生堂の株価が下落している理由は?
資生堂の株価が下落している理由は、
・新型コロナ拡大で業績悪化
・21年業績回復も今後の見通し不透明
ということ。クイックに見ていきます。
理由①:新型コロナ拡大で業績悪化…
過去10年の売上高、営業利益、純利益の推移は以下のとおり。


2020年12月期は純利益が赤字に転落するなど、業績悪化が凄まじいですね。
新型コロナの影響が出る前の2019年までは、売上高および営業利益ともに順調に増収増益を重ねていました。
純利益をみてみると、2017年に減益となりましたが、2018年には3倍近くに急上昇しています。旺盛なインバウンド需要背景とした業績が好調だったんですね。
理由②:21年の業績回復も…今後不透明
20年はコロナ拡大で業績悪化に苦しんだ資生堂ですが、コロナ収束による景気回復期待で21年の業績は回復しています。
営業利益の状況は以下のとおりです。前の期に比べて大きく改善していますね。

一方、2021年末から新種のオミクロン株が世界中を流行するなど、世界的にコロナ収束時期は未だ見えてこないですね。
株価が短期的に下落傾向なのも、それが要因となっています。
資生堂の株価はどこまで下がる?チャートから分析

好調な業績を背景に長期的には株価が上昇している資生堂。この株価はどこまで下がるのでしょうか?
もちろん、新型コロナの影響によりしばらくは業績が低迷すると考えられますが、拡大の収束とともに化粧品需要も戻ると考えられます。
資生堂のチャート的には、2019年と2020年のコロナショックの際に6000円を付けたのちに株価が急反発しています。チャート的には下値の目途は6000円がサポートラインとなっています。
すでに2回跳ね返しているし、コロナショックでもこのラインは割らなかったことまり、結構強固なラインといえますね。
逆に6000円のラインを明確に下回ると、チャート的には一段安を目指して株価は推移するものと予想します。
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「資生堂の株価はどこまで上がる」まとめ
今回は資生堂の株価はどこまで上がるということで、株価の推移、配当実績や株主優待、チャート分析などについて述べてきました。
資生堂は、インバウンド需要や中国事業が好調なこともあり、業績は絶好調。株価も大きく上昇していました。しかし、新型コロナ拡大によるインバウンド需要の消滅により業績が悪化、株価も大きく下落しています。
他方、資生堂の事業は、人口が減っていく日本市場だけじゃなく、売り上げの半分以上は海外市場。特に中国事業の伸びが、資生堂の成長を支えています。
途上国の経済発展を考えると、短期的には調整局面も、長期的には資生堂の業績や株価に期待が持てるといえます。
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