米国株のバリュー株への投資ってどういう手法なんですか?探し方やおすすめの割安銘柄も知りたいです。
このような興味を持つ方に向けて記事を書いています。おすすめ銘柄もランキング形式で紹介しています!
- 米国株のバリュー株投資とは?
- バリュー株・割安株の探し方とは?
- 米国株のバリュー株おすすめ銘柄は(ランキング形式)
- 米国株のバリュー株に手軽に投資するには?
投資歴20年のかいまるです。米国株や米国ETFを中心に1500万円以上の資産を運用しています。
バリュー株の代表銘柄である、P&Gやジョンソンエンドジョンソンも保有して5年近くになりますね。安定的な配当を生み出してくれて、割安な時に仕込んだこともあり株価もしっかり上昇しています。
投資の神様バフェットも実践しているバリュー株投資。その魅力や特徴をたんてきにまとめると、
- バリュー株とは、企業の価値に比べ、株価が割安な銘柄
- 業績や財務状況が悪くないにもかかわらず株価が安い
- 安定業績で長期投資に向いている
- バリュー株の見つける主な指標はPER、PBR、配当利回り
- 短期的な株価上昇はあまり期待できない
ということです。
大型ハイテク銘柄などのグロース株に比べるとバリュー株は地味な銘柄が多いですが、業績鉄板の高配当銘柄が多いです。
リーマンショック以降、大きく上昇した大型グロース株ですが2022年以降、高配当バリュー株へ資金が移っています。23年は景気後退入り確実といわれる中、この傾向はしばらく続くことが予想されます。
長期的な視点で米国株に投資をしたいという方にはバリュー株投資はおすすめできると思います。
今回は、そんなバリュー株とは何かについてわかりやすく解説していきます。
おすすめ銘柄も紹介しますよ!ぜひ最後までご覧ください。
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目次
米国株のバリュー株投資とは?
バリュー株とは、企業の価値に比べ、株価が割安な銘柄のことです。本来の価値よりも株価が割安なままとなっている銘柄に投資をすることで、
・適正な株価が戻った際の値上がり益
・高配当銘柄への投資によるインカムゲイン
により利益を得るのが基本的な戦略となります。株価が低いということは、配当利回りも高い銘柄が多くなるということです。
割安に放置されていることもあり、成長銘柄に比べて株価の下落幅も小さいという特徴もあります。
”投資の神様”バフェットもバリュー株投資を実践していて、割安に放置される銘柄への集中投資で巨万の富を得たことでも有名です。
バフェットがCEOを務めるバークシャー・ハサウェーは2023年3月に割安株といわれる日本の5大商社(伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、丸紅、住友商事)の株式を8%程度にまで買い増すと発表して話題となりましたね。
企業の本質的な価値に注目
バリュー株への投資は、現在の株価と本来の価値とのギャップに着目することになります。
企業の業績や財務状況をチェックして、市場に適切に評価されていない銘柄とか、何らかの理由で短期的に割安に放置されている銘柄をいかに見つけるかがポイントとなります。
次に基本的なバリュー株のメリットとデメリット、見つけるための株価指標について見ていきます。
【米国株】バリュー株のおすすめ銘柄は?2024最新
ここでは米国株のバリュー株おすすめ銘柄をランキング形式で8つご紹介いたいします。
いずれも日本の投資家からも絶大な人気を誇る米国株を代表する銘柄です。
バリュー株①:ベライゾン(VZ)
ベライゾン(Verizon、VZ)は、米国に本社をおき、携帯事業やインターネット事業などを行っている大手通信会社ですね。日本でいえばNTTドコモやKDDIに相当する企業ということになります。
日本では同業のAT&Tの方が知名度があるかもですが、通信事業会社の中で唯一ダウ平均工業株価の30社にも採用されています。
業績安定の通信株で、7%近い配当利回りも人気の秘密です。
バリュー株②:P&G(PG)
P&G(Procter & Gamble、プロクター・アンド・ギャンブル)は、洗剤や化粧品などの一般消費財を製造販売する企業で、世界最大の一般消費財メーカーで、生活必需品セクターに分類されます。
・新型コロナの影響軽微
・世界最大の一般消費財を提供している企業の安心感
・強力なブランドを数多く抱えている
・不況に強い66年増配の業績鉄板
ということもあり、安心して長期保有できる銘柄ですね。配当利回りは2%台ですが、連続増配67年という鉄壁の業績を誇ります。
米国市場が、コロナ後絶好調ということもありPERは上昇していますが、大型ハイテク銘柄などの成長株に比べると株価は割安といえるでしょう。
おすすめ③:ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson、JNJ)は、薬などの医薬品、医療機器、リステリンやバンドエイドなどの日用品を製造している会社で、世界最大のヘルスケア企業ですね。
世界60カ国以上で事業を展開していて、日本でも例えば絆創膏の”バンドエイド”やオーラルケアの”リステリン”、コンタクトレンズの”アキュビュー”などのプランドが有名ですね。このような日用品の他に、医薬品や医療機器などを取り扱っています。
・新型コロナの影響軽微
・新型コロナのワクチン開発への期待感
・安定感のある事業構成
・60年以上連続増配を続ける業績鉄板
ということもあり、安心して長期保有できる銘柄といえます。配当利回りは3%程度ですが、61年連続増配の安定した業績を誇ります。
https://leverage-investment.com/jnj-stockprice-future/
おすすめ④:エクソン・モービル(XOM)
エクソンモービル(Exxon Mobil Corporation、XOM)といえば、石油や天然ガス事業などを手掛けるエネルギー企業。1999年にエクソン社がモービル社を吸収合併したことで誕生しました。いわゆる”石油メジャー”の一角です。
世界200ヵ国以上で事業を展開していて、世界中で石油や天然ガスなどの資源開発をしています。
エクソンモービルは、原油を採掘しているイメージが強いかもですが資源の探査・開発の上流から、石油・化学製品の製造・販売の下流まで一貫して事業を展開しています。
コロナショックで原油銘柄の業績が悪化する中、XOMの減配はありませんでした。
株価にもよりますが、配当利回りが概ね4%以上となっており魅力的な水準といえます。
バリュー株⑤:コカ・コーラ(KO)
日本でも知らない人はいないぐらい知名度の高いメーカーですが、簡単に説明したいと思います。
英語の名称は”The Coca-Coka Company”。世界最大の清涼飲料水メーカーということで、商品名となっているコカコーラは日本でも飲んだことのない人はいないぐらい有名ですよね。
コカコーラ以外にも、ダイエットコークやファンタ、スプライト、ミニッツメイドのようなブランドも展開しています。清涼飲料水の分野では日本でもおなじみですね。
・60年以上連続増配中の配当王
・圧倒的なブランド力とバフェット銘柄
・収益構造の転換が成功し業績改善
・コロナ収束で人の移動正常化
ということもあり安心して長期保有できる銘柄といえるでしょう。
コロナ拡大による外出制限で飲食店向けの清涼飲料水の売り上げが落ちていることもあり、株価の回復が遅れています。
おすすめ⑥:ペプシコ(PEP)
ペプシコ(PepsiCO、PEP)は、ペプシコーラで知られる食品飲料会社。世界200ヵ国に展開する多国籍企業でスイスのネスレ社に次ぐ世界第2位の売り上げを誇ります。
1965年にペプシコーラ社(Pepsi-Cola)と、スナック菓子で有名なフリトレー社が合併して設立。清涼飲料のトロピカーナやゲーターレード、スナック菓子のフリトレーなど20を超えるブランドを保有しています。
結論から言うとペプシコ(PEP)株は、
・新型コロナの影響軽微
・安定感のある食料飲料事業
・50年連続増配の業績鉄板
ということもあり、安心して長期保有できる銘柄といえます。配当利回りも3%前後で安定していますね。
一方、ブランド力ではライバルのコカ・コーラ(KO)に差を付けられているペプシコ。その事業の強みはなんなのかについては、以下の記事にまとめています。
おすすめ⑦:JPモルガン・チェース(JPM)
JPモルガン・チェース(J.P.Morgan Chase&Co、JPM)といえば、2000年に投資銀行のJPモルガンとチェース・マンハッタン銀行が合併して誕生したメガバンクです。
その業務も投資銀行、証券取引、資産運用、プライベート・バンキングなど多岐にわたっています。日本のメガバンクが傘下に証券会社やネット銀行などを保有しているイメージと近いですね。
マンハッタン銀行というのが1799年に設立されているので、200年を超える歴史を持ちます。多くの銀行や金融機関と合併・分割を繰り返して、今のJPモルガン・チェースがあります。
金融株は低PERで高配当ということもありバリュー株の代表セクターです。その中でも、JPMは、PERが低く配当利回りも3%台と魅力的な水準です。
バリュー株⑧:スリーエム(MMM)
スリーエム(Minnesota Mining Manufacturing、MMM)は、世界的大企業であり、取り扱うすべての分野において競争力が高い複合企業です。60年以上の増配を続けてきた株主重視の超優良企業です。
スリーエムという企業名を知らなくても、事務用品のPost it(ポストイット)やテープなどのScotch(スコッチ)は聞いたことのある方が多いと思います。
社名のスリーエム(3M)というのは、「Minnesota Mining Manufacturing」の略。直訳すると、”ミネソタ”の”鉱業”の”製造業”という意味です。
元々は鉱業を祖業とし、そこから派生し化学・電気・素材などに手を広げた会社となっています。その経営範囲は幅広く、製品は6万種類以上、特許も4万件以上保持しています。
60年以上もの間、連続で増配を続けていて、配当利回りも3%程度。バリュー株の代表的な銘柄といえるでしょう。
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続いてバリュー株投資のメリットとデメリットを見ていきましょう。
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バリュー株のメリットとデメリットとは?
ここでは、
- バリュー株のメリット
- バリュー株のデメリット
- 見つけるための株価指標
について見ていきます。
バリュー株のメリット
バリュー株は、業績や財務状況が悪くないにもかかわらず株価が安いということですから、安定業績で長期投資に向いた銘柄と言えるでしょう。
なので短期的な株価の上下落を気にする必要はないというのが大きなメリットです。
さらに、IT銘柄などの成長株と比較して株価の下落率が低いことが挙げられます。もともと割安に放置されているため、下落幅も限られるということです。
バリュー株のデメリット
割安に放置されているということは、バリュー株は不人気銘柄が多いともいえるため、短期的に株価が2倍、3倍に上昇することはないと言って良いでしょう。
短期で大きな利益を得ることは難しいということです。やはり、長期投資が前提となる点、投資スタイルによってはデメリットです。
大きな値上がり益を期待したいのであれば、やはり成長力の高いグロース銘柄への投資ということになると思います。
米国企業には新しいイノベーションを生み出す力のある成長株が多く存在しているんですね。
参考記事⏬
グロース銘柄の特徴と人気銘柄とは?
バリュー株を見つけるための指標
割安株を見つけるために活用する主な指標は、
・PER(株価収益率)
・PBR(株価純資産倍率)
・配当利回り・連続増配年数
の3つですね。
PERは企業の収益に対して株価が割安かどうかを判断するための指標です。今の株価が1株あたりの純利益の何倍になっているかを示しているんですね。
PERが低いほど株価が割安と判断できます。米国株の場合はPERが平均で20倍程度ということもあり、15倍以下というのが一つの目安といえます。
PBRは、企業の資産に対して株価が割安かどうかを判断するための指標で、今の株価が1株あたりの資産の何倍になっているかを示してます。1倍程度というのが一つの目安です。
配当利回りや連続増配年数は、2.5%以上で10年以上というのが一つの目安です。
米国株のバリュー株に投資するには?
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米国株のバリュー株のおすすめ銘柄は?
今回は、米国株のバリュー株おすすめ銘柄は?ということでバリュー株の特徴、見つけ方、おすすめの銘柄などについて見てきました。
ポイントをまとめると
- バリュー株とは、企業の価値に比べ、株価が割安な銘柄
- 業績や財務状況が悪くないにもかかわらず株価が安い
- 安定業績で長期投資に向いている
- バリュー株の見つける主な指標はPER、PBR、配当利回り
- 短期的な株価上昇はあまり期待できない
ということです。
大型ハイテク銘柄などのグロース株に比べるとバリュー株は地味な銘柄が多いですが、業績鉄板の高配当銘柄が多いです。
長期的な視点で米国株に投資をしたいという方にはバリュー株投資はおすすめできると思います。
最後に米国ETFや米国株に賢く投資するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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