双日(2768)の株は今後買いですか?コロナ拡大による業績悪化で減配…やばい・危ないという声もあるようですが将来性はどうなんですかね。
5株→1株の株式併合もあったようですが、株価は株価の推移や配当、株主優待についても知りたいです。
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
- 双日(2768)の株は買い?株価の状況は?
- 双日の配当と株主優待は?
- 双日の株価の推移(チャート)はどうなる?
- 双日の株は長期保有目的で買い?
投資歴20年のかいまるです。日本株を中心に1,500万円以上の資産を運用しています。
総合商社の双日は、2004年ニチメン(日綿)と日商岩井との合併により設立。ともに「日」を頭文字とする商社2社が合併したことで「双日」という名前にしたんですね。
総資産は総合商社で7位ということなので、大手の一角を占める規模。大手商社の中でも非資源事業に注力している点に特徴があり、現在収益の7割以上を占めるまでになっています。
2023年に”投資の神様”バフェットが来日して商社株への投資を増やすと発言したことで、株価も短期的に上昇しています。
今回は、そんな双日について、株は長期保有に向くのかどうか、今後の株は買い時かどうかについてみていきます。
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目次
なぜ安い?双日(2768)の株価の状況は?
ニチメン株式会社と日商岩井株式会社が合併して、誕生した双日。総資産7位の総合商社として、様々な事業展開を行っています。
自動車、航空産業・情報本部、環境・産業インフラ、エネルギー、石炭・金属、化学など幅広く事業を展開しています。
国内民間航空機の代理店としてシェア1位ということもあり、航空産業事業が他の総合商社と比べて双日の強みと言われています。
基本データ
それでは、早速ですが株価データ(2024年3月1日現在)を見て行きましょう。
双日の株価データ
株価は500円以下と株価の安い”低位株”だったのですが、2021年10月1日に5株→1株の株式併合があり株価は5倍になってしまいました。
PERは8倍程度となっていて、日本企業の平均は13~15倍ぐらいですからというのはかなり割安な水準。
他の同業他者のPERと比較してみると、
- 三菱商事:6.4倍
- 住友商事:5.0倍
- 豊田通商:7.0倍
となっていて、双日のPERは他の総合商社と比較しても同じ程度の水準ですかね。
総合商社は売上高や営業利益は堅調ですが、大きなイノベーションや成長が見込めない成熟した業種ということもあり、利益に対して株価が低く推移しているのでしょう。
特に双日は商社株の中でも売上規模は7位と、それほど大きくないこともあり株価は割安な水準になっていると考えられます。
なお、双日のような商社株は景気や経済の動向に影響を受けやすい景気敏感株ですが、配当利回りの高く投資家からの人気も高いですね。
そんな商社株の特徴とおすすめ銘柄をまとめています。ぜひご覧ください。
双日の配当実績は?
続いて配当実績を見ていきますね。以下が双日の配当金の実績です。
やはりコロナショックの際の原油大幅安の影響で、資源の割合の高い双日の業績に与える影響は大きく、2021年3月期は85円→50円と大減配。
多くの商社が2015年の資源価格暴落の影響で減配している中でも、双日は2010年からの過去10年間1度も減配がありませんでした。この時期は累進配当を宣言している三菱商事でも減配していることを考えると立派な実績だったんですけどね…
ただ2022年3月期は原油などの資源価格が上昇していることもあり、業績回復で50円→106円への増配。業績が好調ということもあり23年3月も24円増配の130円を予定しています。
なお日本株の中にも減配せずに増配する”累進配当”を目指す方針の企業があります。それらの企業の中から高配当銘柄をまとめました。
株主優待は…
2010年から10年間減配のない双日。株主優待はどうなっているのでしょうか?
やはり自社サービスや商品の優待が改悪されるリスクが少なくて良いですよね。
しかし現在のところ、双日は株主優待を実施していません。残念です…。
他の総合商社も株主優待を実施しているところはないんですよね。株主還元は配当や自社株買いを中心に行うということなんでしょう。
次に双日の株価推移と業績推移を見ていきましょう。
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双日の株価の推移(チャート)は?
続いてチャートを確認していきましょう。ここでは過去10年の長期チャートと短期チャートを見ていきます。
双日の長期チャート
以下は過去5年のチャートです。
他の総合商社と同様、新型コロナウイルス拡大、いわゆる”コロナショック”の影響を受けて2020年に株価が大幅に下落しました。
・2019年12月:1815円
・2020年4月 :1120円
となっていて4ヶ月程度で40%近い下落と結構な下げ幅。商社の株価は、企業などに資源や食糧などを売るという業種ですから景気や社会情勢の動向に影響を受けやすいんですね。
短期的には株価の戻りが悪くて、2020年2月の新型コロナウイルスの拡大で株価が大きく下落していて、サポートラインだった1200円を一時割り込みました。
ただ、2021年以降、コロナ収束による経済活動の正常化で業績回復が期待できることから、双日の株価も上昇。暴落前の水準を回復しています。
双日の短期チャート
以下が直近1年間のチャートです。
2023年に”投資の神様”バフェットが来日して商社株への投資を増やすと発言したことで、株価も短期的に上昇しています。
このように株は値動きが荒くリスクが高い、コロナショックみたいな株価暴落が怖い…という方もいると思います。
そういう方は1株価からの少額投資から初めてみてはどうでしょう?少額投資でリスクを低く運用を行うことが可能です。詳しくは以下の記事にまとめています。
双日の業績は?
続いて双日の業績を見ていきます。以下が過去5年の売上高、営業利益、純利益の推移。
やはりコロナ拡大による資源価格下落の影響をもろに受けて、業績がかなり悪化しているのがわかります。
2017年には他の総合商社と同様に、中国経済の減速懸念から資源価格下落の影響を受けて業績は悪化。しかし双日の事業に占める資源割合が低いこともあり、その後の業績は回復して2018年3月期は過去最高利益となりました。
コロナ拡大によって20年、21年は減収減益と苦しい状況でしたが、22年3月期以降の業績はコロナ収束や資源高に伴い大きく改善しています。
ちなみに、商社業界では三菱商事や三井物産が業界首位と2位を長年占めていましたが、非資源分野に強い伊藤忠商事がエネルギー市況低迷の影響をそれほど受けなかったため、2015年度に業界首位に踊り出ました。
参考記事:業界に走る衝撃…伊藤忠が商社首位へ “岡藤流”の攻めで躍進、死角はあるか(Sankei BIz)
コロナ拡大後の業績や株価も伊藤忠商事は絶好調。非資源に強みを持つこともあり、資源価格に影響を受けずらい業績が魅力ということです。
なぜ安い?双日の株は長期保有で買い?
株価が割安な双日。株は買い時でしょうか?配当利回りも高く、業績も底堅くはありましたが自分なら双日は買わないですね。
理由をたんてきに言えば、
・コロナ拡大の影響で業績悪化で減配
・三菱商事の方が累進配当を宣言し増配する方針を明確化
ということ。
要は、投資するなら双日ではなく総合商社最大手の一つである三菱商事にするということです。
双日も三菱商事も、2015年ごろに業績が悪化しましたが、その後資源エネルギーから非資源分野へ業務の重心をずらし業績がV字回復しました。
ただ三菱商事の方が、減配しないで増配を目指す累進配当方針を明確化しており、配当金の伸びが良いですよね。
参考記事 >>三菱商事の株価が超期待できる理由とは?配当金の増配方針を宣言中⁉︎
今後の増配にも期待が持てます。新型コロナの影響で業績悪化が見込まれる中、コロナショック後も業績悪化にもかかわらず配当金を減配せずに、むしろ2円増配しました
なので、総合商社トップクラスの三菱商事の方が今後の配当金の伸びに安心感があることもあり、投資するなら三菱商事ですね。
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「双日の株価はなぜ安い?」まとめ
今回は双日の株価はなぜ安い?ということで、株価の推移、配当実績や株主優待、今後の株は買いかなどについて述べてきました。
日本を代表する総合商社である双日。資源エネルギー分野の市況の落ち込みにより苦戦していましたが、国内事業や非資源分野の強化により業績がV字回復しました。
他方、米中貿易摩擦や新型コロナ拡大の影響により業績は悪化、2020年は減配に追い込まれています。割安な商社株であることに加え売上が総合商社で7位ということもあり、株価は割安に放置されているということです。
コロナ収束による資源価格上昇期待もあり、今後の株価は期待できると思いますが、双日株の購入に当たっては、他の商社株と比較した上で検討したいところです。
最後に賢く株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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